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ザビーネ ざまぁする
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余程気を張っていたのか、朝までぐっすりと客室の寝台で眠り続けた。
目覚めると、程なくマリーさんがお世話してくれて、髪を整え家からロイが揃えてくれた制服を着る。
キャロラインさん達は随分夜更かしをしたそうで、もう少し寝かせておくとの事だった。それで、申し訳なかったが、持ち歩くノートの一枚に、礼を書いてことづけ、学園へ向かった。
今朝もよく晴れている。
マリーさんの手で、泣きはらした痕跡も残さず手当てがなされ、髪は艶やかに側面を編み、後ろで巻き下ろして、華やかに仕上げてくれた。
物凄い優秀な侍女だ。
「今日のお嬢様は、完璧です。背筋を伸ばして、いってらっしゃいませ」
そんな風に励まして送り出してくれる。シャロンは久しぶりに晴れやかな気持ちで登校した。
「あら、マルグリット様、ご機嫌よう、今日は授業をおさぼりなさらないの?」
「婚約おめでとうございますう。昨日はびっくりしましたわ」
いつもなら、昨日のシャロンなら、その言葉通りに受け取らずに、正しく嫌味に変換していただろう。
けれど、今朝は、なんだか晴れやかだ。
「ありがとうございます。昨日は調べ物をしていて。今日は真面目に頑張りますわ」
そう返すと、同級生は、若干うろたえたが
「そ、そうでございますか。
ご婚約されたせいか、何だか今日は髪型といい、お可愛らしい雰囲気ですこと。流石あのローラン様のご婚約者ですわあー」
と応じた。
これにもシャロンはにっこり微笑んで
「ええ。よろしゅうございましょう?
昨夜はジュゼッペ様とご一緒でしたので、あの方の侍女が整えて下さいましたの」
と、すらすら答えた。
それなりに毒を含んだつもりの級友だったらしいが、いまのシャロンには通じない。
「ジュゼッペ。あの、四年生の」
「はい。お泊りさせていただきました」
……あ・の・ジュゼッペ…
乙女通信代表
四年生の首席
教師も生徒会も一目おく……
「何だあ?婚約したら色気づいたのか?」
教室に入ってきた男子が、軽口を叩く。
「余裕だな、数学も言語学も出席しないで図書館に逃げ込んでたって話だな」
「いやいや必死でしょ。巻き髪なんかしちゃって、婚約者に逃げられないように、ってか」
いつも通りに悪ふざけをわざと大声で言う。しかも、面と向かってではなく、自分たちの会話として、だ。シャロンが態度を正せば、
え?君の事だなんて、一言も言ってないよね
などと揶揄うに違いない。
(やっぱり私……)
分かっている。あの男子達はシャロンに首席をとり続けられて、苦々しく思っている。女如きに負け続ける事に我慢がならないのだ。
それでも、揶揄されると、心が軋む。
女子からもクスクスと忍び笑いが漏れている。
その時、
「おっはよー!シャロンちゃん!」
の声に、教室の同級生が、ザワッとした。
教室の内窓をからりと開けて、
豊かな黒髪、切れ長の黒目、象牙の肌の美女が、
しゅたっ!と、手を挙げて上半身を乗り出して来たからだ。
「まあ、ザビーネ様 昨日はどうも」
「ザビーネ!呼び捨てにしてって言ったじゃなあい。でも!私はちゃん付けよっ!」
(五年生のライグラス男爵令嬢よ)
(美人の変人ですわ)
美人の変人。言い得て妙だ。
思わずクスリと笑ったのは、昨夜の彼女を思い出してしまったからだ。
「そうそう!」
手を叩いてザビーネが喜ぶ。
「シャロンちゃんには笑顔が似合う!下らないやっかみしか言えない野郎やひがみ女子なんて、気にしなーい♡」
「何?」
「何ですって?」
周りの空気が緊張する。
「あらあ、だあって!」
ザビーネはズケズケと続ける。
「どんなにやっかんでも、シャロンちゃんはあの色男の婚約者に収まったんだものー。
ローランにお相手にもしていただけないからって、嫉妬は醜いわあ~」
「だ、誰が嫉妬なんて!」
「そ。それは何より。意地の悪い女なんて、男はよっぽどの美貌じゃなかったら、よろめかないでしょうからねえー。それに」
ザビーネは口元を持っていたノートでわざとらしく隠して、低い声で
「ローランも、どう思われるかしらあ?玉の輿のお相手に嫌味ったらしい級友なんて。お相手をサゲられたら、ローランも自分をサゲられたと感じられるでしょうねえー」
と、ニタリと言った。
女子は絶句である。
「そ、そんなつもりは」
「無くてもある事になるのよ。
この私がひとこと伝えれば」
ひい、という喉で殺した悲鳴が漏れる。
「あー、それからお勉強で凹まされてる男子」
「何だと?!」
「馬鹿ねえー。
シャロンちゃんはお育ちがいいからあんた達を責めなかったけど、さっきのはアウトよ?
名門マルグリット伯爵の嫡子たるシャロンちゃんは、行く行くあんた達子爵や騎士爵の身分じゃ、対等には話せないかたよ?
それをタメ口の悪口ですもの!
いいのかしらあ~」
「貴様!」
「お前だとて、男爵ではないか!
女のくせに!」
「ふふ。女を舐めてもらっちゃ困るわね。いい事?」
ザビーネは、貴様呼ばわりに指をさして、
「あんた達が頑張って官吏や騎士になったとして、どこまで出世できるかしら?
シャロンちゃんは、伯爵領の領主様よ。いいえ、もしあんた達のように王宮に勤めれば、家柄からも、あんた達よりずっと位のある役職に就くわ。つまり」
ザビーネは、酷薄な冷たい美貌で、蔑む。
「……どんなに足掻いても、シャロンちゃんには到底敵わない」
「ば、馬鹿にするな!」
真っ赤になって怒り、内窓に向かってくる男子生徒に、ザビーネはぱしっと白手袋を投げた。
「馬鹿にされたくなかったら、自分の身の上わきまえて、社交とは何か把握した振る舞いをなさい。
いいわよ?受け取ったら決闘よ?
私には、代理でおもしろがって命をかける猛者が数人いるけど?」
ザビーネの残忍な笑みは、はったりでない事を表すかの様だ。
…本気だ。この美人の変人は、本気でマルグリットを貶めた同級生に怒っている。
そして多分。
この美貌で籠絡されている学生がいるのも、本当だろう。
ぐ、ぐ、ぐ、と動けずに唸る男子生徒を尻目に
すっ、と、手袋を拾う動きがあった。
びくっ、と生徒たちはたじろぐ。
……シャロンだ。
「汚れますわよ、ザビーネ」
シャロンに手袋を手渡され、ころっと表情をザビーネは変える。
「や、やた!呼び捨て!……くう。
も一回!」
「ザビーネ。ありがとう」
「朝からくるーっ!」
悶えて捩れる美人に、やはり変人だと三年生達は思う。しかし、あの凶暴な殺気が消えて、一同はほっとした。
「あ!キャリーから伝言があったんだった!謝罪文ができたから見て頂きたいって。お昼、みんなでいただきましょう、ねっ」
「ありがとうございます」
「良かった。じゃ!お昼に!」
来た時と同じく、あっと言う間にザビーネは去っていく。
「たすか、った……」
男子生徒が尻餅をついた。
残された三年生達は、にこにこして席につくシャロンを見遣りつつ、
(謝る?
どう言って?
いじめてごめんなさいって……
許してもらえなかったら?
やべ、家に知られたらお前、大変だぞ
そうよ、伯爵令嬢よ
だからよ!)
と、ひそひそ算段していた。
そんな声に、シャロンは頓着とんちゃくしない。
今目の前で繰り広げたザビーネの、
美しく、気高く、恐れを抱くほどの迫力を思い返していた。
そして、
その様な行動を他でもないシャロンの名誉のために取ってくれた事に、震える程、嬉しい気持ちで一杯になっていた。
目覚めると、程なくマリーさんがお世話してくれて、髪を整え家からロイが揃えてくれた制服を着る。
キャロラインさん達は随分夜更かしをしたそうで、もう少し寝かせておくとの事だった。それで、申し訳なかったが、持ち歩くノートの一枚に、礼を書いてことづけ、学園へ向かった。
今朝もよく晴れている。
マリーさんの手で、泣きはらした痕跡も残さず手当てがなされ、髪は艶やかに側面を編み、後ろで巻き下ろして、華やかに仕上げてくれた。
物凄い優秀な侍女だ。
「今日のお嬢様は、完璧です。背筋を伸ばして、いってらっしゃいませ」
そんな風に励まして送り出してくれる。シャロンは久しぶりに晴れやかな気持ちで登校した。
「あら、マルグリット様、ご機嫌よう、今日は授業をおさぼりなさらないの?」
「婚約おめでとうございますう。昨日はびっくりしましたわ」
いつもなら、昨日のシャロンなら、その言葉通りに受け取らずに、正しく嫌味に変換していただろう。
けれど、今朝は、なんだか晴れやかだ。
「ありがとうございます。昨日は調べ物をしていて。今日は真面目に頑張りますわ」
そう返すと、同級生は、若干うろたえたが
「そ、そうでございますか。
ご婚約されたせいか、何だか今日は髪型といい、お可愛らしい雰囲気ですこと。流石あのローラン様のご婚約者ですわあー」
と応じた。
これにもシャロンはにっこり微笑んで
「ええ。よろしゅうございましょう?
昨夜はジュゼッペ様とご一緒でしたので、あの方の侍女が整えて下さいましたの」
と、すらすら答えた。
それなりに毒を含んだつもりの級友だったらしいが、いまのシャロンには通じない。
「ジュゼッペ。あの、四年生の」
「はい。お泊りさせていただきました」
……あ・の・ジュゼッペ…
乙女通信代表
四年生の首席
教師も生徒会も一目おく……
「何だあ?婚約したら色気づいたのか?」
教室に入ってきた男子が、軽口を叩く。
「余裕だな、数学も言語学も出席しないで図書館に逃げ込んでたって話だな」
「いやいや必死でしょ。巻き髪なんかしちゃって、婚約者に逃げられないように、ってか」
いつも通りに悪ふざけをわざと大声で言う。しかも、面と向かってではなく、自分たちの会話として、だ。シャロンが態度を正せば、
え?君の事だなんて、一言も言ってないよね
などと揶揄うに違いない。
(やっぱり私……)
分かっている。あの男子達はシャロンに首席をとり続けられて、苦々しく思っている。女如きに負け続ける事に我慢がならないのだ。
それでも、揶揄されると、心が軋む。
女子からもクスクスと忍び笑いが漏れている。
その時、
「おっはよー!シャロンちゃん!」
の声に、教室の同級生が、ザワッとした。
教室の内窓をからりと開けて、
豊かな黒髪、切れ長の黒目、象牙の肌の美女が、
しゅたっ!と、手を挙げて上半身を乗り出して来たからだ。
「まあ、ザビーネ様 昨日はどうも」
「ザビーネ!呼び捨てにしてって言ったじゃなあい。でも!私はちゃん付けよっ!」
(五年生のライグラス男爵令嬢よ)
(美人の変人ですわ)
美人の変人。言い得て妙だ。
思わずクスリと笑ったのは、昨夜の彼女を思い出してしまったからだ。
「そうそう!」
手を叩いてザビーネが喜ぶ。
「シャロンちゃんには笑顔が似合う!下らないやっかみしか言えない野郎やひがみ女子なんて、気にしなーい♡」
「何?」
「何ですって?」
周りの空気が緊張する。
「あらあ、だあって!」
ザビーネはズケズケと続ける。
「どんなにやっかんでも、シャロンちゃんはあの色男の婚約者に収まったんだものー。
ローランにお相手にもしていただけないからって、嫉妬は醜いわあ~」
「だ、誰が嫉妬なんて!」
「そ。それは何より。意地の悪い女なんて、男はよっぽどの美貌じゃなかったら、よろめかないでしょうからねえー。それに」
ザビーネは口元を持っていたノートでわざとらしく隠して、低い声で
「ローランも、どう思われるかしらあ?玉の輿のお相手に嫌味ったらしい級友なんて。お相手をサゲられたら、ローランも自分をサゲられたと感じられるでしょうねえー」
と、ニタリと言った。
女子は絶句である。
「そ、そんなつもりは」
「無くてもある事になるのよ。
この私がひとこと伝えれば」
ひい、という喉で殺した悲鳴が漏れる。
「あー、それからお勉強で凹まされてる男子」
「何だと?!」
「馬鹿ねえー。
シャロンちゃんはお育ちがいいからあんた達を責めなかったけど、さっきのはアウトよ?
名門マルグリット伯爵の嫡子たるシャロンちゃんは、行く行くあんた達子爵や騎士爵の身分じゃ、対等には話せないかたよ?
それをタメ口の悪口ですもの!
いいのかしらあ~」
「貴様!」
「お前だとて、男爵ではないか!
女のくせに!」
「ふふ。女を舐めてもらっちゃ困るわね。いい事?」
ザビーネは、貴様呼ばわりに指をさして、
「あんた達が頑張って官吏や騎士になったとして、どこまで出世できるかしら?
シャロンちゃんは、伯爵領の領主様よ。いいえ、もしあんた達のように王宮に勤めれば、家柄からも、あんた達よりずっと位のある役職に就くわ。つまり」
ザビーネは、酷薄な冷たい美貌で、蔑む。
「……どんなに足掻いても、シャロンちゃんには到底敵わない」
「ば、馬鹿にするな!」
真っ赤になって怒り、内窓に向かってくる男子生徒に、ザビーネはぱしっと白手袋を投げた。
「馬鹿にされたくなかったら、自分の身の上わきまえて、社交とは何か把握した振る舞いをなさい。
いいわよ?受け取ったら決闘よ?
私には、代理でおもしろがって命をかける猛者が数人いるけど?」
ザビーネの残忍な笑みは、はったりでない事を表すかの様だ。
…本気だ。この美人の変人は、本気でマルグリットを貶めた同級生に怒っている。
そして多分。
この美貌で籠絡されている学生がいるのも、本当だろう。
ぐ、ぐ、ぐ、と動けずに唸る男子生徒を尻目に
すっ、と、手袋を拾う動きがあった。
びくっ、と生徒たちはたじろぐ。
……シャロンだ。
「汚れますわよ、ザビーネ」
シャロンに手袋を手渡され、ころっと表情をザビーネは変える。
「や、やた!呼び捨て!……くう。
も一回!」
「ザビーネ。ありがとう」
「朝からくるーっ!」
悶えて捩れる美人に、やはり変人だと三年生達は思う。しかし、あの凶暴な殺気が消えて、一同はほっとした。
「あ!キャリーから伝言があったんだった!謝罪文ができたから見て頂きたいって。お昼、みんなでいただきましょう、ねっ」
「ありがとうございます」
「良かった。じゃ!お昼に!」
来た時と同じく、あっと言う間にザビーネは去っていく。
「たすか、った……」
男子生徒が尻餅をついた。
残された三年生達は、にこにこして席につくシャロンを見遣りつつ、
(謝る?
どう言って?
いじめてごめんなさいって……
許してもらえなかったら?
やべ、家に知られたらお前、大変だぞ
そうよ、伯爵令嬢よ
だからよ!)
と、ひそひそ算段していた。
そんな声に、シャロンは頓着とんちゃくしない。
今目の前で繰り広げたザビーネの、
美しく、気高く、恐れを抱くほどの迫力を思い返していた。
そして、
その様な行動を他でもないシャロンの名誉のために取ってくれた事に、震える程、嬉しい気持ちで一杯になっていた。
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