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過去話 ケンタside
挫折(5)
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俺はアルバイトで生計を立てていた。
特に人と接しない配送業や工場勤務など、そういった職場を選んでいた。
もちろん、プールに入って水泳をすることは一切ない生活だった。
そんな時、俺を訪ねてきた人物がいた。
大学の頃の知人の一人だった。
今はとあるスポーツクラブに所属しており、競泳界では名の知れた選手になっていた。
そんな彼が俺に言った一言。
「俺と一発ヤってくれたら、仕事を紹介してやる」
俺はその一言に激昂した。
「ふざけるな!お前もゲイなんだな!俺はゲイという生き物が大嫌いなんだ!」
しかし、知人は一歩も引かなかった。
「そんなお前も立派なゲイだろう!ゲイだからこうやって人と会うことを避けている。いつまでも避けていたら、お前の人生はどうなっちゃうの?うちのスポーツクラブに来いよ?」
「いくら頼まれても身体を売るなんてできる訳ないだろ!」
「違うんだ・・・俺のことを掘ってもらいたいんだ・・・。俺はゲイじゃないと思ってる。だけど・・・ケツに興味があるんだ・・・」
俺は競泳チームのジャージを着た知人に土下座までされた。
日本の競泳界を背負うトップスイマーが、ケツを掘ってもらいたさに土下座をする。なんとも惨めな光景だった。
しかし、俺のSスイッチを入れるには十分だった。
特に人と接しない配送業や工場勤務など、そういった職場を選んでいた。
もちろん、プールに入って水泳をすることは一切ない生活だった。
そんな時、俺を訪ねてきた人物がいた。
大学の頃の知人の一人だった。
今はとあるスポーツクラブに所属しており、競泳界では名の知れた選手になっていた。
そんな彼が俺に言った一言。
「俺と一発ヤってくれたら、仕事を紹介してやる」
俺はその一言に激昂した。
「ふざけるな!お前もゲイなんだな!俺はゲイという生き物が大嫌いなんだ!」
しかし、知人は一歩も引かなかった。
「そんなお前も立派なゲイだろう!ゲイだからこうやって人と会うことを避けている。いつまでも避けていたら、お前の人生はどうなっちゃうの?うちのスポーツクラブに来いよ?」
「いくら頼まれても身体を売るなんてできる訳ないだろ!」
「違うんだ・・・俺のことを掘ってもらいたいんだ・・・。俺はゲイじゃないと思ってる。だけど・・・ケツに興味があるんだ・・・」
俺は競泳チームのジャージを着た知人に土下座までされた。
日本の競泳界を背負うトップスイマーが、ケツを掘ってもらいたさに土下座をする。なんとも惨めな光景だった。
しかし、俺のSスイッチを入れるには十分だった。
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