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第一章 《英雄(不本意)の誕生編》
第25話 渦巻く悪意
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《三人称視点》
勇者エルザが《神命の理》のメンバーを一掃した、その数時間後。
時分はすっかり夜。
人目につかない路地裏にて、二人の陰が佇んでいた。
一人は、黒いローブに身を包んだ老齢の男だ。
やせぎすの身体に、白い髪と顎髭。だが、目には思わずぞっとするほどの鋭さがあり、まだまだ現役であることを窺わせる。
そしてもう一人は、ラマンダルス王立英雄学校の制服に身を包んだ、黒い短髪の大柄な少年だった。
そんな二人の元へ、新たな陰が訪れる。
そいつが纏うローブは、老齢の男と同じ闇より黒い色で、胸元に血のように赤黒いバラの花と、中心に黄金の剣が突き立った紋章が刺繍されたものだった。
その紋章は、外道魔法組織、《神命の理》のものである。
新たに訪れた陰は、二人の前で膝を突くと低い声で淡々と告げた。
「――報告します。先刻、魔力増幅の魔法薬を運搬していたE部隊が、勇者エルザと接触。撃破されました。運んでいた物資も全て回収された模様です」
「うむ、芳しくないな」
それを聞いた初老の男が、顎髭を撫でながら呟いた。
彼の名はニムルス=ウェールゼン。
《神命の理》に所属する古参メンバーである。長年、諜報員をまとめる役目を担っている、幹部職だった。
それが証拠に、彼の着ているローブには、金の刺繍が施されている。
「大事な情報は盗まれていないだろうな?」
「はい。盗まれて困る資料は、運んでおりませんでした」
「ならばよい。下がれ」
「は」
短く礼をして、陰は闇の中へと消えていく。
それを見送ったニムルスは、深々とため息をついた。
「やれやれ。勇者エルザにも困ったものだ。元々は、我々が手中に収めていたものを。余計なことに勘付きおってからに」
「その言い方だと、過去には俺達の配下にいたみたいに聞こえるな」
ふと、制服を着た少年が声を発した。
その少年は、バルダだった。リクスにやられた後目を覚ましたバルダが、今この場所にいる。
そう――彼は、外道魔法組織の構成員だったのだ。
「その通りだよ、バルダくん。元々は、目的のために聖剣の力を100%引き出せるようになるまで、こちらで監督・訓練をさせる手はずだったんだが、無能の上司が失敗したからな。まだ未熟な段階で我々の行動に少なからず勘付いたらしい。お陰で、あの勇者を捕まえなければならない手間が増えた」
ニムルスは忌々しげに吐き捨てる。
「あんたの言い分じゃあ、あのエルザって勇者が聖剣の力を使いこなせるようになるのを待っていたみたいだが……ヤツはもう100%を引き出せるのか?」
バルダは、上司であるニムルスにも臆せず問いかける。
ニムルスはそれに気にした様子も無く「ああ」と頷いた。
「今のエルザを捉えることができれば、理論上我等の計画は完成する。が……問題はどう捕まえるかだ。聖剣の力を100%使いこなす勇者を生きて捉えるなど、難易度が凄まじいからな」
「罠に嵌めるのは?」
「もちろん、それがベストだ。完璧な形で罠を発動できれば、勇者とて封じ込めることはできる。だが……そう易々と罠にかかってくれるとは思えんのだ」
ニムルスは肩をすくめて見せる。
強いからこそ勇者は勇者なのだ。
彼女を罠に嵌めるのも、簡単なことではない。それこそ、彼女の明確な弱点を突いて冷静な判断力でも奪わない限りは。
「問題ありません。既にそのための準備は進めています」
そのとき、二人の背後から声がかかった。
思わず振り向いた二人の目に、フードを目深に被った男が現れる。
フードのせいで顔は見えないが、纏ったオーラは尋常では無いほどの覇気を秘めている。
《神命の理》でも上位に位置する人間なのは明らかだ。
「! こ、これはこれは、《指揮者》様、お待ちしていました」
とたん、ニムルスはどこか焦ったようにしつつも、恭しく片膝を突く。まるで、聞かれたくないことを聞かれたのではないかと、苦虫をかみ潰したような表情で。
その様子に一歩遅れて、バルダさえも同じ姿勢を取った。
《指揮者》。
《神命の理》にいる中で、このような二つ名を持つのはトップである《神命》と、その直系の大幹部5人だけ。
つまり、この男はそれほど高位の存在なのだ。
「して。今日我々を呼び出されたのは、どのようなご用件で」
《指揮者》はニムルスの言葉に満足そうに頷いたあと、話を切り出した。
「今の勇者エルザを捉えるのは一筋縄ではいかない。しかし……彼女には唯一の肉親がいる。出来の悪い弟がね。幸い彼女は、弟を溺愛しているようです。これを利用しない手はない」
「確かに……私も、教師棟の窓からここにいるバルダとの戦いの様子を見ておりました。その後のサリィ嬢との戦いも。正直、そこまで実力はないかと」
ニムルスは、《指揮者》の発言に同意する。
「彼には底知れない何かを感じなくもないが……それでもそこまで脅威では無いと私も判断しています。彼を捕らえて、本命の勇者をおびき寄せる餌にすればいい。……できますね、バルダさん」
不意に《指揮者》はバルダに視線を向ける。
「もちろん。あの野郎、次こそは必ず潰してやる」
バルダは、憎しみの籠もった声で言う。
「ええ、そのいきです。それと……あなたの勝利を確実にするため、私から細やかなプレゼントを贈りましょう」
ニムルスは、懐から小瓶を取り出し、バルダに手渡した。
中には青い玉のようなものが数粒入っている。
「これは?」
「禁忌の魔法薬……力増加です。これを飲めば一時的に全ての力が5倍以上に増加する。あなたは紙一重で負けたのでしょう? であれば、上級魔法にすら耐えられなかった男など恐るるに足りません」
校舎から様子を見ていたニムルスはまだしも、《指揮者》はまるで戦いを見ていたように詳細な状況を示しつつ、そう説明した。
「ありがたく使わせてもらうぜ。それと、《指揮者》様。リクスの他に、もう一人潰したいヤツがいるんだが」
「誰です?」
「サリィだ。あの女、俺が気を失ってる時に「あの程度の輩」だの「チンピラもどき」だの、散々俺をバカにしていたようだからな。あの女は泣かせてやらなきゃ気が済まねぇんだよ」
バルダは憎しみの籠もった声でそう言った。
それに対し、《指揮者》は「好きにしなさい」と言うだけだった。
「恩に着るぜ。これであの女を徹底的に壊してやらぁ」
下卑た笑みを浮かべ、バルダは低く嗤わらう。
「では私はこれで。襲う際のメンバー選びや場所は好きにするといい」
そう告げて、《指揮者》は立ち去ろうとする。が、背を向けたところで足を止めた。
「あ、そうそう。ニムルスくん」
「は! なんでありましょうか」
「私が来る前、私の悪口言っていた気がしたけど……」
「っ!」
瞬間、辺りの温度が数度下がった気がした。
額に冷や汗を流しガクガクと震えるニムルス。周囲の空気が氷点下を振り切るまでの錯覚に囚われた後、不意に空気が弛緩した。
「まあ、聞かなかったことにしておきますよ」
そう言って、今度こそ《指揮者》は立ち去っていく。
その後ろ姿を見送ったニムルス達は、しばらく動けなかった。
勇者エルザが《神命の理》のメンバーを一掃した、その数時間後。
時分はすっかり夜。
人目につかない路地裏にて、二人の陰が佇んでいた。
一人は、黒いローブに身を包んだ老齢の男だ。
やせぎすの身体に、白い髪と顎髭。だが、目には思わずぞっとするほどの鋭さがあり、まだまだ現役であることを窺わせる。
そしてもう一人は、ラマンダルス王立英雄学校の制服に身を包んだ、黒い短髪の大柄な少年だった。
そんな二人の元へ、新たな陰が訪れる。
そいつが纏うローブは、老齢の男と同じ闇より黒い色で、胸元に血のように赤黒いバラの花と、中心に黄金の剣が突き立った紋章が刺繍されたものだった。
その紋章は、外道魔法組織、《神命の理》のものである。
新たに訪れた陰は、二人の前で膝を突くと低い声で淡々と告げた。
「――報告します。先刻、魔力増幅の魔法薬を運搬していたE部隊が、勇者エルザと接触。撃破されました。運んでいた物資も全て回収された模様です」
「うむ、芳しくないな」
それを聞いた初老の男が、顎髭を撫でながら呟いた。
彼の名はニムルス=ウェールゼン。
《神命の理》に所属する古参メンバーである。長年、諜報員をまとめる役目を担っている、幹部職だった。
それが証拠に、彼の着ているローブには、金の刺繍が施されている。
「大事な情報は盗まれていないだろうな?」
「はい。盗まれて困る資料は、運んでおりませんでした」
「ならばよい。下がれ」
「は」
短く礼をして、陰は闇の中へと消えていく。
それを見送ったニムルスは、深々とため息をついた。
「やれやれ。勇者エルザにも困ったものだ。元々は、我々が手中に収めていたものを。余計なことに勘付きおってからに」
「その言い方だと、過去には俺達の配下にいたみたいに聞こえるな」
ふと、制服を着た少年が声を発した。
その少年は、バルダだった。リクスにやられた後目を覚ましたバルダが、今この場所にいる。
そう――彼は、外道魔法組織の構成員だったのだ。
「その通りだよ、バルダくん。元々は、目的のために聖剣の力を100%引き出せるようになるまで、こちらで監督・訓練をさせる手はずだったんだが、無能の上司が失敗したからな。まだ未熟な段階で我々の行動に少なからず勘付いたらしい。お陰で、あの勇者を捕まえなければならない手間が増えた」
ニムルスは忌々しげに吐き捨てる。
「あんたの言い分じゃあ、あのエルザって勇者が聖剣の力を使いこなせるようになるのを待っていたみたいだが……ヤツはもう100%を引き出せるのか?」
バルダは、上司であるニムルスにも臆せず問いかける。
ニムルスはそれに気にした様子も無く「ああ」と頷いた。
「今のエルザを捉えることができれば、理論上我等の計画は完成する。が……問題はどう捕まえるかだ。聖剣の力を100%使いこなす勇者を生きて捉えるなど、難易度が凄まじいからな」
「罠に嵌めるのは?」
「もちろん、それがベストだ。完璧な形で罠を発動できれば、勇者とて封じ込めることはできる。だが……そう易々と罠にかかってくれるとは思えんのだ」
ニムルスは肩をすくめて見せる。
強いからこそ勇者は勇者なのだ。
彼女を罠に嵌めるのも、簡単なことではない。それこそ、彼女の明確な弱点を突いて冷静な判断力でも奪わない限りは。
「問題ありません。既にそのための準備は進めています」
そのとき、二人の背後から声がかかった。
思わず振り向いた二人の目に、フードを目深に被った男が現れる。
フードのせいで顔は見えないが、纏ったオーラは尋常では無いほどの覇気を秘めている。
《神命の理》でも上位に位置する人間なのは明らかだ。
「! こ、これはこれは、《指揮者》様、お待ちしていました」
とたん、ニムルスはどこか焦ったようにしつつも、恭しく片膝を突く。まるで、聞かれたくないことを聞かれたのではないかと、苦虫をかみ潰したような表情で。
その様子に一歩遅れて、バルダさえも同じ姿勢を取った。
《指揮者》。
《神命の理》にいる中で、このような二つ名を持つのはトップである《神命》と、その直系の大幹部5人だけ。
つまり、この男はそれほど高位の存在なのだ。
「して。今日我々を呼び出されたのは、どのようなご用件で」
《指揮者》はニムルスの言葉に満足そうに頷いたあと、話を切り出した。
「今の勇者エルザを捉えるのは一筋縄ではいかない。しかし……彼女には唯一の肉親がいる。出来の悪い弟がね。幸い彼女は、弟を溺愛しているようです。これを利用しない手はない」
「確かに……私も、教師棟の窓からここにいるバルダとの戦いの様子を見ておりました。その後のサリィ嬢との戦いも。正直、そこまで実力はないかと」
ニムルスは、《指揮者》の発言に同意する。
「彼には底知れない何かを感じなくもないが……それでもそこまで脅威では無いと私も判断しています。彼を捕らえて、本命の勇者をおびき寄せる餌にすればいい。……できますね、バルダさん」
不意に《指揮者》はバルダに視線を向ける。
「もちろん。あの野郎、次こそは必ず潰してやる」
バルダは、憎しみの籠もった声で言う。
「ええ、そのいきです。それと……あなたの勝利を確実にするため、私から細やかなプレゼントを贈りましょう」
ニムルスは、懐から小瓶を取り出し、バルダに手渡した。
中には青い玉のようなものが数粒入っている。
「これは?」
「禁忌の魔法薬……力増加です。これを飲めば一時的に全ての力が5倍以上に増加する。あなたは紙一重で負けたのでしょう? であれば、上級魔法にすら耐えられなかった男など恐るるに足りません」
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「ありがたく使わせてもらうぜ。それと、《指揮者》様。リクスの他に、もう一人潰したいヤツがいるんだが」
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「サリィだ。あの女、俺が気を失ってる時に「あの程度の輩」だの「チンピラもどき」だの、散々俺をバカにしていたようだからな。あの女は泣かせてやらなきゃ気が済まねぇんだよ」
バルダは憎しみの籠もった声でそう言った。
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下卑た笑みを浮かべ、バルダは低く嗤わらう。
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そう告げて、《指揮者》は立ち去ろうとする。が、背を向けたところで足を止めた。
「あ、そうそう。ニムルスくん」
「は! なんでありましょうか」
「私が来る前、私の悪口言っていた気がしたけど……」
「っ!」
瞬間、辺りの温度が数度下がった気がした。
額に冷や汗を流しガクガクと震えるニムルス。周囲の空気が氷点下を振り切るまでの錯覚に囚われた後、不意に空気が弛緩した。
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