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第二章 《選抜魔剣術大会》編
第69話 エキシビション・マッチ
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え? 何?
英雄になってもまだ、期待外れと思わせて退学できないか画策してたのか? だって?
当たり前だ。俺のニート生活は、何者にも縛られないことを信条とする。
当然、学校になど束縛されてはならないのだ。
が、戦々恐々とする俺とは裏腹にヨウとクレメアは不敵に笑い、「逃げるなよ」と言って、先に会場へ向かった。
噂、というのはものすごい勢いで伝播するものらしい。
食堂にいた数百人がこの話を聞いていたが、やがて興奮したように騒ぎながら大移動を開始した。
間もなく学校中に噂が広がるだろう。
その流れから抜けだし、俺はゆっくりと闘技場へ向かう。
考えるのは、今後の動きだ。
序列3位と4位か。
考えてみれば、《選抜魔剣術大会》に出場する候補者だった2人だ。
それなりに強い人間だろうとは思っていたが、少なくともあの台風女先輩より実力は上ということだろう。
そんな相手を2人同時に相手して、勝ってしまったら後々面倒くさい。
かといって……
「わざと負けたら、手を抜いたって思われるもんなぁ」
勲章を得てしまったことで、俺に対する期待は「勇者の弟」という今までのものよりも、格段に跳ね上がっているんだろう。
それは予測ではなく、実際に肌で感じていることだ。
知らない生徒に避けられたりしているからな、うん。
別に悲しくなんかないぞ? ほんとだぞ? ほんとだからな??
とにかく、皆が俺=強いと、皆が知ってしまっている状態なのだ。
下手に手を抜いたらすぐにバレる。
しかし――負けて得られるであろう利益の高さが、俺の目の前でちらついている。
勝って得られる恩恵は、あの先輩方に今後付きまとわれないことだけ。
しかし、上手く負ければ、「なあんだ。勇者の実力ってそんなものか。まあでも、序列上位を二人も相手にしてるからね、無理もないか」的な感じで、期待を僅かに下げることには繋がる。
もちろん、それだけで退学に繋がるとは思えないから、雀の涙ほどの効果でしかないが、塵も積もれば山となる。ゲームのレベル上げと同じで、地道な努力が大事なのだ。
そして、最大の効果は、俺が《選抜魔剣術大会》に出ることに疑問と疑惑を持つ人を生み出せることだ。
元々の候補者に負けたとなれば、俺が出場を辞退するための口実になり得る。
元々「ロータス勲章」を持っているから突っぱねられる可能性もあるが、出たくもない大会に出なくて済むチャンスは、今後そう巡ってこない。
ならば、ここで仕掛けるとしよう。
そう思いつつ、俺は円形闘技場へ赴いた。
――
午後一時半。
プログラムにある、昼食後の空白の時間。
その内容を知った観客席が盛り上がっているのが、まだステージへ向かう通路にいるのに、ビリビリと伝わってくる。
「間もなく開始します、本第二闘技場で行われるエキシビション・マッチ! 今回の特別試合はビッグな挑戦者達がぶつかりあいます! Aサイドからは三年Sクラス所属、学内序列3位! 《狂戦士》の異名を持つ剛剣の使い手、ヨウ=バーサク&序列4位! 絶え間ない斬撃を放つ《流星》のクレメア=サテライト!」
おぉおおおおおお! という歓声が、通路の先から響いてくる。
うわぁ……盛り上がってんなぁ。
まったく、何がそんなに楽しみなんだか。エキシビション・マッチなんてご大層なものじゃない。
これはただのくだらない喧嘩だというのに。
「続いてBサイドからは、本校における超新星! 勇者の弟ということで、当初から話題になっていましたが、編入試験の一件で三年の間ではちょっとした人気者。さらにテロを鎮圧した先の一件で、《英雄》と呼ぶに相応しい活躍を見せてくれた、一年Sクラス、リクス=サーマル!」
うぉおおおおお! という歓声が上がり、俺はしずしずと舞台へ上がる。
ステージに上がった俺は、思わず「げぇ~」と呟いた。
周囲の客席は、満員。
それどころか、座りきれない人達が階段の辺りで立って応援している始末。
なんなら、ステージ下に溢れている観客までいる。
「うぉおおい。明らかに定員オーバーなんですが」
もう一度言うけど、これただの喧嘩だよ? 定食代500円+αのための。
それなのにこんな観客が集まるって、なんなんだよ。
俺ははぁ、とため息をつきつつ、どう立ち回ろうか煮詰めていく。
「嬉しいぜ。大観衆の中でテメェをぶっ潰せるなんてよぉ」
「……(う~ん、負けるにしても、手を抜いたのがバレちゃいけないよな)」
「速攻でテメェをミンチにして、片付けてやるぜ」
「……(とりあえず、防戦一方で、戦いをギリギリまで引き伸ばすか。その上で負ければ文句も出ないだろ)」
「テメェなんぞ、一ひねりで……っておい! さっきから無視してんじゃねぇぞコラァ!!」
「あん?」
いきなりヨウが大声を上げたので、俺は思わずそっちを見た。
そういえば何か言っていた気もするが、考え事していて聞いてない。
「あ、ごめん聞いてなかった。もっかい言って」
「て、テメェ……いい性格してんじゃねぇか」
「ちっ。ほんっとにムカつくんだけど、コイツ」
ヨウとクレメアの眉が、ひくひくと動く。
目が血走っている辺り、最初から本気で飛ばしてくるようだ。
「さてと。じゃあ……やるか」
俺は、少しばかり気を引き締める。
客観的に実力を推し量って、俺の方が二人より強い……と思う。
俺の考えでは、序列1位の姉さんと、2位のエレン先輩の間には開きがあり、エレン先輩とこの2人の間にはさらに大きな開きがある。
かといって、舐めてかかるつもりはない。
格下とわかりきっていたバルダも、なんかよくわかんない薬でパワーアップしたのだ。
切り札は、相手に隠しているからこその切り札。
ジャイアント・キリングなんて話は、この世界では珍しくもないらしい。
だから……負けるために、そこそこ10%くらいの本気で挑むことにしよう、うん。
舐めてかかるつもりはないと言いながら、頑張るつもりもない俺であった。
そんな中、遂に。
「それでは――エキシビション・マッチ開幕。試合開始です!」
実況の女子生徒の高らかな宣言と共に、観客席から洪水のような歓声が沸いた。
英雄になってもまだ、期待外れと思わせて退学できないか画策してたのか? だって?
当たり前だ。俺のニート生活は、何者にも縛られないことを信条とする。
当然、学校になど束縛されてはならないのだ。
が、戦々恐々とする俺とは裏腹にヨウとクレメアは不敵に笑い、「逃げるなよ」と言って、先に会場へ向かった。
噂、というのはものすごい勢いで伝播するものらしい。
食堂にいた数百人がこの話を聞いていたが、やがて興奮したように騒ぎながら大移動を開始した。
間もなく学校中に噂が広がるだろう。
その流れから抜けだし、俺はゆっくりと闘技場へ向かう。
考えるのは、今後の動きだ。
序列3位と4位か。
考えてみれば、《選抜魔剣術大会》に出場する候補者だった2人だ。
それなりに強い人間だろうとは思っていたが、少なくともあの台風女先輩より実力は上ということだろう。
そんな相手を2人同時に相手して、勝ってしまったら後々面倒くさい。
かといって……
「わざと負けたら、手を抜いたって思われるもんなぁ」
勲章を得てしまったことで、俺に対する期待は「勇者の弟」という今までのものよりも、格段に跳ね上がっているんだろう。
それは予測ではなく、実際に肌で感じていることだ。
知らない生徒に避けられたりしているからな、うん。
別に悲しくなんかないぞ? ほんとだぞ? ほんとだからな??
とにかく、皆が俺=強いと、皆が知ってしまっている状態なのだ。
下手に手を抜いたらすぐにバレる。
しかし――負けて得られるであろう利益の高さが、俺の目の前でちらついている。
勝って得られる恩恵は、あの先輩方に今後付きまとわれないことだけ。
しかし、上手く負ければ、「なあんだ。勇者の実力ってそんなものか。まあでも、序列上位を二人も相手にしてるからね、無理もないか」的な感じで、期待を僅かに下げることには繋がる。
もちろん、それだけで退学に繋がるとは思えないから、雀の涙ほどの効果でしかないが、塵も積もれば山となる。ゲームのレベル上げと同じで、地道な努力が大事なのだ。
そして、最大の効果は、俺が《選抜魔剣術大会》に出ることに疑問と疑惑を持つ人を生み出せることだ。
元々の候補者に負けたとなれば、俺が出場を辞退するための口実になり得る。
元々「ロータス勲章」を持っているから突っぱねられる可能性もあるが、出たくもない大会に出なくて済むチャンスは、今後そう巡ってこない。
ならば、ここで仕掛けるとしよう。
そう思いつつ、俺は円形闘技場へ赴いた。
――
午後一時半。
プログラムにある、昼食後の空白の時間。
その内容を知った観客席が盛り上がっているのが、まだステージへ向かう通路にいるのに、ビリビリと伝わってくる。
「間もなく開始します、本第二闘技場で行われるエキシビション・マッチ! 今回の特別試合はビッグな挑戦者達がぶつかりあいます! Aサイドからは三年Sクラス所属、学内序列3位! 《狂戦士》の異名を持つ剛剣の使い手、ヨウ=バーサク&序列4位! 絶え間ない斬撃を放つ《流星》のクレメア=サテライト!」
おぉおおおおおお! という歓声が、通路の先から響いてくる。
うわぁ……盛り上がってんなぁ。
まったく、何がそんなに楽しみなんだか。エキシビション・マッチなんてご大層なものじゃない。
これはただのくだらない喧嘩だというのに。
「続いてBサイドからは、本校における超新星! 勇者の弟ということで、当初から話題になっていましたが、編入試験の一件で三年の間ではちょっとした人気者。さらにテロを鎮圧した先の一件で、《英雄》と呼ぶに相応しい活躍を見せてくれた、一年Sクラス、リクス=サーマル!」
うぉおおおおお! という歓声が上がり、俺はしずしずと舞台へ上がる。
ステージに上がった俺は、思わず「げぇ~」と呟いた。
周囲の客席は、満員。
それどころか、座りきれない人達が階段の辺りで立って応援している始末。
なんなら、ステージ下に溢れている観客までいる。
「うぉおおい。明らかに定員オーバーなんですが」
もう一度言うけど、これただの喧嘩だよ? 定食代500円+αのための。
それなのにこんな観客が集まるって、なんなんだよ。
俺ははぁ、とため息をつきつつ、どう立ち回ろうか煮詰めていく。
「嬉しいぜ。大観衆の中でテメェをぶっ潰せるなんてよぉ」
「……(う~ん、負けるにしても、手を抜いたのがバレちゃいけないよな)」
「速攻でテメェをミンチにして、片付けてやるぜ」
「……(とりあえず、防戦一方で、戦いをギリギリまで引き伸ばすか。その上で負ければ文句も出ないだろ)」
「テメェなんぞ、一ひねりで……っておい! さっきから無視してんじゃねぇぞコラァ!!」
「あん?」
いきなりヨウが大声を上げたので、俺は思わずそっちを見た。
そういえば何か言っていた気もするが、考え事していて聞いてない。
「あ、ごめん聞いてなかった。もっかい言って」
「て、テメェ……いい性格してんじゃねぇか」
「ちっ。ほんっとにムカつくんだけど、コイツ」
ヨウとクレメアの眉が、ひくひくと動く。
目が血走っている辺り、最初から本気で飛ばしてくるようだ。
「さてと。じゃあ……やるか」
俺は、少しばかり気を引き締める。
客観的に実力を推し量って、俺の方が二人より強い……と思う。
俺の考えでは、序列1位の姉さんと、2位のエレン先輩の間には開きがあり、エレン先輩とこの2人の間にはさらに大きな開きがある。
かといって、舐めてかかるつもりはない。
格下とわかりきっていたバルダも、なんかよくわかんない薬でパワーアップしたのだ。
切り札は、相手に隠しているからこその切り札。
ジャイアント・キリングなんて話は、この世界では珍しくもないらしい。
だから……負けるために、そこそこ10%くらいの本気で挑むことにしよう、うん。
舐めてかかるつもりはないと言いながら、頑張るつもりもない俺であった。
そんな中、遂に。
「それでは――エキシビション・マッチ開幕。試合開始です!」
実況の女子生徒の高らかな宣言と共に、観客席から洪水のような歓声が沸いた。
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