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楓side:クリスマスの企み②
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(※多分、まだ続きます!メリークリスマス!! 性的な言葉が多少含まれます。苦手な方はご注意下さい。)
『その表情が、なによりも好きだ。』
そう面と向かって真澄に言ったら、どんな顔を見せてくれるんだろう。
不安そうに揺れる黒い瞳から涙がこぼれそうなのを見て、口角が緩みそうになったのを引き締めた。
「クリスマスに空き巣に入られるなんて災難だったね。」
自分のしたことをまるっきり他人事のように話す。
しらを切ることは子供の頃から慣れっこだ。
「一人じゃ、食べきれないから真澄が来てくれて助かったよ。」
手編みのマフラーと同じ、紺色のダッフルコートを着たまま、俺の家の玄関で固まっている真澄の肩に触れる。
真澄の好きな色が寒色なのは母親の影響だ。でもそれだと本当に好きとは言えないかもしれない。
真澄は真澄の母親の着せ替え人形みたいだ。いつだって身に付けているのは母親が選んだものばかり。
息子も息子だが、母親も母親だ。
この親子は自立というものができてない。
母の重くるしい愛から俺が助けてやらなくてはいけない。
そんなことを思いながら、いつの間にかダッフルコートのボタンに手が伸びていた。
ボタンを一つずつ外していく。
たったそれだけの行動なのに、脱がせているというだけで胸がバクバクと早鐘を打った。
料理とともにテーブルに並んだ、二つのマグカップ。
そこには満たんに注がれたホットミルク。
真澄が来る前に、真澄の悲しがる表情を想像して自慰をしたが、ホットミルクにあれを混ぜるなんてことはしてない。
そんなことをしたら真澄を手を出そうとしてた小児性愛者どもと一緒になってしまう。
自慰で耐える俺の好意は可愛くて健気なものだ。
『その表情が、なによりも好きだ。』
そう面と向かって真澄に言ったら、どんな顔を見せてくれるんだろう。
不安そうに揺れる黒い瞳から涙がこぼれそうなのを見て、口角が緩みそうになったのを引き締めた。
「クリスマスに空き巣に入られるなんて災難だったね。」
自分のしたことをまるっきり他人事のように話す。
しらを切ることは子供の頃から慣れっこだ。
「一人じゃ、食べきれないから真澄が来てくれて助かったよ。」
手編みのマフラーと同じ、紺色のダッフルコートを着たまま、俺の家の玄関で固まっている真澄の肩に触れる。
真澄の好きな色が寒色なのは母親の影響だ。でもそれだと本当に好きとは言えないかもしれない。
真澄は真澄の母親の着せ替え人形みたいだ。いつだって身に付けているのは母親が選んだものばかり。
息子も息子だが、母親も母親だ。
この親子は自立というものができてない。
母の重くるしい愛から俺が助けてやらなくてはいけない。
そんなことを思いながら、いつの間にかダッフルコートのボタンに手が伸びていた。
ボタンを一つずつ外していく。
たったそれだけの行動なのに、脱がせているというだけで胸がバクバクと早鐘を打った。
料理とともにテーブルに並んだ、二つのマグカップ。
そこには満たんに注がれたホットミルク。
真澄が来る前に、真澄の悲しがる表情を想像して自慰をしたが、ホットミルクにあれを混ぜるなんてことはしてない。
そんなことをしたら真澄を手を出そうとしてた小児性愛者どもと一緒になってしまう。
自慰で耐える俺の好意は可愛くて健気なものだ。
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