16 / 35
前編
空虚の果てに※R18
しおりを挟む
(※露骨な性描写、性暴力が含まれます。苦手な方はご注意下さい。)
どれくらい経ったんだろう。
時間の感覚がもうない。
縛られていた腕は既に解放されているのに、逃げるという意思さえ働かなかった。
三好の趣味なのか、忘れているだけなのかは分からなかったが、目隠しだけはされていて体のバランスを崩す度に皮肉なことに三好の腕に支えられた。
「ん゛っ…、ふぅ、…っ、ぐぅ…、っ…」
いつの間にか体勢が変わり、後ろから中を激しく突き上げられる。
何度か吐き出された精子が潤滑剤となって、そこは三好の性器をすんなりと受け入れている。
裂けた皮膚の痛みだけが、混濁した意識をなんとか現実に繋ぎ止めていた。
「だらしねぇ、オスだな。無理矢理、ケツに突っ込まれてんのにおっ勃てやがって。」
その言葉が耳に届き、自分の体が悦びを示していたことに気づく。
心と体が完全に切り離されていた。
心は空っぽで何も感じないのに、反応してしまう体はまるで他人のもののようで、三好の言葉も本当に俺に向けられたものなのか分からなくなる。
無骨な手が尻たぶを掴み、左右に広げる。
ごぽりと窄みの隙間から精液が垂れ落ち、太ももを伝うのを感じた。
「天羽専用の穴じゃ、なくなったな。お前、みさかえなく気持ちよくなって恥ずかしくねぇの?」
何度目か分からない蔑みの言葉に影響されて、胸を痛めることも嫌悪感を抱くこともなかった。
ただ無限の空虚感だけが心に広がっていた。
初めての拒絶の言葉もなんの意味も持たずに呆気なく踏み躙られ、自分の無力さから感情を持つこともとっくに放棄してしまっていた。
「んっとに、お前は人を苛つかせる天才だな。マジで関心するわ。」
呆れ笑いと怒りが滲んだ三好の声が聞こえた後、喉元にざらついたものが触れる。
「ぐっ…、ゔぅ…っ!!」
次の瞬間、自分の口から聞いたこともない潰れた声が飛び出した。
喉を圧迫されるその感覚に、先ほどまで手を縛っていた縄で首を絞められていることを認識する。
反射的に首元に手を持っていき、必死に縄に爪を立てる。
体全体に力が入り、中の三好のものを強く締め付けた。
「はは、こりゃいいわ。スゲー気分いい。」
三好の熱い息が首筋にかかる。
さらに、三好は遊ぶように俺の首を締める縄に力を込める。
「あ゛っ……くっ、ぐ……ぁ……っ、」
酸素が全く吸えず、頭が朦朧としていく。指先は痙攣し、膝はガクガクと震え始めた。
「やっぱり、お前みたいな無口で、反応薄いつまんねーやつにはこうするのが一番だよな。」
そう言うと、三好は背後から俺の顎を掴み、顔を無理矢理自分の方へと向けさせて目隠しを外した。
さっきまでの無感情はどこかに消え去り、ぼろぼろと涙をこぼし恐怖で怯えた瞳で見つめる俺に、三好は愛想のいい笑顔を浮かべる。
「そうそう、それだよ。早川にはそういう表情が一番似合ってるんだって。俺が保証してやるよ。」
教室で他のクラスメートに向けるような人当たりのいい声色で言うと、ようやく俺の首元から縄を外した。
どれくらい経ったんだろう。
時間の感覚がもうない。
縛られていた腕は既に解放されているのに、逃げるという意思さえ働かなかった。
三好の趣味なのか、忘れているだけなのかは分からなかったが、目隠しだけはされていて体のバランスを崩す度に皮肉なことに三好の腕に支えられた。
「ん゛っ…、ふぅ、…っ、ぐぅ…、っ…」
いつの間にか体勢が変わり、後ろから中を激しく突き上げられる。
何度か吐き出された精子が潤滑剤となって、そこは三好の性器をすんなりと受け入れている。
裂けた皮膚の痛みだけが、混濁した意識をなんとか現実に繋ぎ止めていた。
「だらしねぇ、オスだな。無理矢理、ケツに突っ込まれてんのにおっ勃てやがって。」
その言葉が耳に届き、自分の体が悦びを示していたことに気づく。
心と体が完全に切り離されていた。
心は空っぽで何も感じないのに、反応してしまう体はまるで他人のもののようで、三好の言葉も本当に俺に向けられたものなのか分からなくなる。
無骨な手が尻たぶを掴み、左右に広げる。
ごぽりと窄みの隙間から精液が垂れ落ち、太ももを伝うのを感じた。
「天羽専用の穴じゃ、なくなったな。お前、みさかえなく気持ちよくなって恥ずかしくねぇの?」
何度目か分からない蔑みの言葉に影響されて、胸を痛めることも嫌悪感を抱くこともなかった。
ただ無限の空虚感だけが心に広がっていた。
初めての拒絶の言葉もなんの意味も持たずに呆気なく踏み躙られ、自分の無力さから感情を持つこともとっくに放棄してしまっていた。
「んっとに、お前は人を苛つかせる天才だな。マジで関心するわ。」
呆れ笑いと怒りが滲んだ三好の声が聞こえた後、喉元にざらついたものが触れる。
「ぐっ…、ゔぅ…っ!!」
次の瞬間、自分の口から聞いたこともない潰れた声が飛び出した。
喉を圧迫されるその感覚に、先ほどまで手を縛っていた縄で首を絞められていることを認識する。
反射的に首元に手を持っていき、必死に縄に爪を立てる。
体全体に力が入り、中の三好のものを強く締め付けた。
「はは、こりゃいいわ。スゲー気分いい。」
三好の熱い息が首筋にかかる。
さらに、三好は遊ぶように俺の首を締める縄に力を込める。
「あ゛っ……くっ、ぐ……ぁ……っ、」
酸素が全く吸えず、頭が朦朧としていく。指先は痙攣し、膝はガクガクと震え始めた。
「やっぱり、お前みたいな無口で、反応薄いつまんねーやつにはこうするのが一番だよな。」
そう言うと、三好は背後から俺の顎を掴み、顔を無理矢理自分の方へと向けさせて目隠しを外した。
さっきまでの無感情はどこかに消え去り、ぼろぼろと涙をこぼし恐怖で怯えた瞳で見つめる俺に、三好は愛想のいい笑顔を浮かべる。
「そうそう、それだよ。早川にはそういう表情が一番似合ってるんだって。俺が保証してやるよ。」
教室で他のクラスメートに向けるような人当たりのいい声色で言うと、ようやく俺の首元から縄を外した。
14
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
氷の檻に閉じ込められた月~兄上のすべては、私のもの~
春野ふぶき
BL
『兄上は私のものだ。魂も、肉体も。永遠に―—』
アーヴェント侯爵家の長男ライカは、妾腹として正妻に虐げられ続けてきた。
唯一の救いは、次期当主を目される異母弟カイエンの存在。
美しく聡明で、氷の騎士と呼ばれる彼だけは、常にライカの味方だった。
だが、その愛情は兄を守るものではなく、深く歪んだ執着だった。
母を排除し、兄を囲い込み、逃げれば鎖で捕らえる。
そしてついに、ライカの心身は限界に追い詰められていく。
——カイエンが下す「最後の選択」とは。
ふたりが辿る結末は、幸福か、それとも狂気の果てか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる