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次は……
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警察官たちが僕の家の中をウロウロと、調べ回っている。
そんな中、僕のお母さんからの電話を受けたお父さんが、出張先から急いで帰ってきた。
「宏美、一体どーゆー事なんだ?」
家に戻ってくるとすぐ、お母さんの肩をつかみ、僕のお父さんがお母さんに聞く。
「ーー京一郎は……?!一体何があったんだ!?」
お母さんは、お父さんの質問に対して、僕の体が見つかった場所を指さしている。
「あなた~~」
お母さんが突然泣き崩れた。
震える声で、お母さんが分かる範囲での説明をする。……と言っても、今分かっている事はかくれんぼ中に、僕が殺された。と言う事くらいだ。
「わからない……わからないの……子供たちでかくれんぼしてたら、我が子の京一郎がこんな姿になっていて、今、警察の人が原因を調べてくれているの」
僕のお父さんとお母さんが、そんな話しをしていると、幸雄くんが壁を見つめて小さな声で、話し始める。
「ーーどうして京一郎くんは、こんな姿になってしまったの?!」
突然、幸雄くんがそんな事を話し始めた事で、裕太くんが心配そうに話しかけた。
「おい、幸雄くん……誰に話しかけてるんだ?!」
幸雄くんが裕太くんの耳もとで、何かを囁いている。裕太くんの耳もとで何を言っているのか、僕には聞こえなかった。
「ーーえ?何だって?!」
幸雄くんの言葉に裕太くんが大声を上げる。
「ーー主がそう言っているのか?!」
裕太くんが小さな声で言う。
「そうなんだ」
幸雄くんがそう言った後で、突然、大きな叫び声を上げた。
「ーーうわぁぁぁぁ」
「おい、幸雄ーーどうしたんだ?」
隣にいた裕太くんが、幸雄の肩を抱いて続けて声をかける。
「幸雄……幸雄……シッカリしろ……幸雄」
裕太くんがくり返し、幸雄くんに呼びかけていたら、幸雄くんの声が突然いつもより低い地響きのような声に変わった……。
僕には、幸雄くんの体の中に、主と名乗った男の子がスーッと入っていったのが見えた。
幸雄くんの体は今、主に乗り移られているんだろう。
「どうしたの?!幸雄くん……」
僕のお母さんが聞いた。すると、幸雄くんが僕のお母さんに言った……。
「ーーツギはオマエだ」
次の瞬間、この家にいるみんなが言葉を失い、僕の変わり果てた姿を呆然と見つめていた。
終わり。
そんな中、僕のお母さんからの電話を受けたお父さんが、出張先から急いで帰ってきた。
「宏美、一体どーゆー事なんだ?」
家に戻ってくるとすぐ、お母さんの肩をつかみ、僕のお父さんがお母さんに聞く。
「ーー京一郎は……?!一体何があったんだ!?」
お母さんは、お父さんの質問に対して、僕の体が見つかった場所を指さしている。
「あなた~~」
お母さんが突然泣き崩れた。
震える声で、お母さんが分かる範囲での説明をする。……と言っても、今分かっている事はかくれんぼ中に、僕が殺された。と言う事くらいだ。
「わからない……わからないの……子供たちでかくれんぼしてたら、我が子の京一郎がこんな姿になっていて、今、警察の人が原因を調べてくれているの」
僕のお父さんとお母さんが、そんな話しをしていると、幸雄くんが壁を見つめて小さな声で、話し始める。
「ーーどうして京一郎くんは、こんな姿になってしまったの?!」
突然、幸雄くんがそんな事を話し始めた事で、裕太くんが心配そうに話しかけた。
「おい、幸雄くん……誰に話しかけてるんだ?!」
幸雄くんが裕太くんの耳もとで、何かを囁いている。裕太くんの耳もとで何を言っているのか、僕には聞こえなかった。
「ーーえ?何だって?!」
幸雄くんの言葉に裕太くんが大声を上げる。
「ーー主がそう言っているのか?!」
裕太くんが小さな声で言う。
「そうなんだ」
幸雄くんがそう言った後で、突然、大きな叫び声を上げた。
「ーーうわぁぁぁぁ」
「おい、幸雄ーーどうしたんだ?」
隣にいた裕太くんが、幸雄の肩を抱いて続けて声をかける。
「幸雄……幸雄……シッカリしろ……幸雄」
裕太くんがくり返し、幸雄くんに呼びかけていたら、幸雄くんの声が突然いつもより低い地響きのような声に変わった……。
僕には、幸雄くんの体の中に、主と名乗った男の子がスーッと入っていったのが見えた。
幸雄くんの体は今、主に乗り移られているんだろう。
「どうしたの?!幸雄くん……」
僕のお母さんが聞いた。すると、幸雄くんが僕のお母さんに言った……。
「ーーツギはオマエだ」
次の瞬間、この家にいるみんなが言葉を失い、僕の変わり果てた姿を呆然と見つめていた。
終わり。
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