24 / 39
取調室
しおりを挟む
通されたのは、取調室と書かれた部屋だ。
そこは六畳程度の小部屋だった。
クリーム色に近い壁に、四隅が染められていて、小さな机が二つ。
入り口あたりで壁側に1つ。その正面に座り、パソコンを打つ若い男。
修一が座らされた席には、警察官のその男は背中を向けている状態になるだろう。
部屋の中央に1つ。
机が設置されていて、背中側の彼に近い方におじさん刑事が腰かける。
そして俺は、おじさん刑事の正面に座らされた。。
ーーそれで、あなたがやったんですか?
物腰、柔らかな口調でおじさん刑事が言った。
「ーーち......違う!!俺はやってない」
「犯人のみなさんは、大抵同じような事を言うんですよ!」
「ーー証拠は??...証拠はあるんですか??」
ないはずだ。
だってあの時、気がついたのは彼が呻いていたからだ。。
それに、俺は凶器にも触れていないはずだし、残っているとしたら足跡くらい。。
「ーー今、全力で調べていますよ!」
顔色1つ変えず、睨むようにこっちを見て、おじさん刑事が呟いた。
「ーー1つ、質問があるんです。。」
そこは六畳程度の小部屋だった。
クリーム色に近い壁に、四隅が染められていて、小さな机が二つ。
入り口あたりで壁側に1つ。その正面に座り、パソコンを打つ若い男。
修一が座らされた席には、警察官のその男は背中を向けている状態になるだろう。
部屋の中央に1つ。
机が設置されていて、背中側の彼に近い方におじさん刑事が腰かける。
そして俺は、おじさん刑事の正面に座らされた。。
ーーそれで、あなたがやったんですか?
物腰、柔らかな口調でおじさん刑事が言った。
「ーーち......違う!!俺はやってない」
「犯人のみなさんは、大抵同じような事を言うんですよ!」
「ーー証拠は??...証拠はあるんですか??」
ないはずだ。
だってあの時、気がついたのは彼が呻いていたからだ。。
それに、俺は凶器にも触れていないはずだし、残っているとしたら足跡くらい。。
「ーー今、全力で調べていますよ!」
顔色1つ変えず、睨むようにこっちを見て、おじさん刑事が呟いた。
「ーー1つ、質問があるんです。。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる