こんなのどーでしょー?(笑)一応、これにて完結。時間があったので完結させちゃいました😊

みゆたろ

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来客

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主任。
警察の中では中間クラスの立場に立っている男に、刑事の一人が耳打ちした。

「主任、彼女は例の事件の犯人だと言われている人物の一人ですよ!」と。

主任と呼ばれる刑事は小さく頷いてから、彼女の相談を聞いた。

「お名前は?」

「花邑楓と言います。この人を探して欲しいんです」

「この方とあなたはどういった関係でーー?」

「双子の妹なんです」


「彼女の名前は?」

そう聞かれて、咄嗟に名前が思い付かなかった。
突然黙りこくる楓の姿に違和感を感じたのだろう。
もう一人の刑事に、何やら耳打ちしている。

「はい」

若い風貌の刑事は大きな返事を一つして、すぐさまその部屋を出ていった。
そして、若い刑事の彼は市役所へと向かった。

ーージュウミンヒョウだ。

警察手帳を見せ、市の職員に言った。
写真を見せ、名前を記入してから言う。

「この女性の家族構成を知りたい」
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