奇跡

みゆたろ

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ミケとツカサ

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昔からおばあちゃん子だった私は、ツカサと付き合い始めたばかりの頃、両親に紹介するよりも早くおばあちゃんのところに、ツカサを連れていった。

おばあちゃんの住んでいる町はド田舎で、バスも一時間に1本走ってればいいくらいの場所だ。
子供の頃はおばあちゃんの家に遊びに行くと海が近いからと、よく潮干狩りに連れていってもらった。

ツカサと二人で遊びに行ったのは、ツカサが行方不明になるちょっと前の事だった。

「ーー幸せにしてあげてね」

おばあちゃんは、うっすらと目に涙を溜めてその一言を呟いた。

「ーー任せてください」

ツカサはそう言っていたはずだ。

「約束ですよ!」

「はい」

ツカサとおばあちゃんは、そんなやり取りをしていた。私はその話し声を聞きながら、足元に纏わりついてくるミケと遊んだ。

ミケは私だけじゃなく、ツカサにも纏わりついている。

私と同じで、ツカサも動物好きなのが、わかったんだろう。
ミケはそれほど警戒もせず、ツカサの匂いを嗅いでは離れてを繰り返している。

ミケもツカサに興味津々な様子だった。
ツカサもミケをじゃらしたりして、遊んでいる。

今では懐かしい思い出だ。

なのにーーウソつき!いなくなったじゃん!なんて、もう言えるはずもないだろう。

ミケとツカサが出会った次の日。
彼は行方不明になった。
今ではツカサが行方不明になってから七年が経ち、彼の遺体もようやく見つかった。
認めたくはないけど、私もそろそろ本当に彼の死を認めなければならないだろう。

ーーおやすみ、ツカサ。帰ってきてくれてありがとう。
ーーゆっくり休んで。
ーーまた会おうね!

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みんなの感想(1件)

2021.08.24 ユーザー名の登録がありません

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2021.08.24 みゆたろ

わぁ😍初めての事で嬉しいです😆ありがとうございます😍

まだ始めたばかりで、書くのはともかく読みに行ったりする方法がわからないのですが、ゆっくり慣れていけたらと思います😀

どうぞよろしくお願いします🙇⤵️

解除

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