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危機
その一
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『オクトゴーヌ』の緊急事態を知った川瀬は、着の身着のままペンションに向かう。オーナー堀江と小野坂は患者に付き添って病院におり、夜勤は根田一人であった。
自身が提供した料理を食べた患者から食中毒ウイルスが出た……その事実にいても立ってもいられず、翌日の仕事に備えるにしても睡魔が一向に襲ってこない。
深夜徒歩十分ほどかけてペンションに到着すると、手持ちの合鍵で事務所入口を解錠する。事務所を経由して厨房に入ると、冷蔵庫を勢い良く開けた。
「どうされたんです? 義さん」
物音に気付いた根田が厨房を覗いている。
「今日のサンプル、どこ?」
「えっ? 入ってませんか?」
先輩の言葉につられて根田も冷蔵庫に近付いた。
「無いんだよ、知らない?」
「分からないです、今日は冷蔵庫触ってませんので」
根田はカフェの様子を気に掛けながらもサンプル探しを手伝う。
「緊急事態で忘れてしまったんでしょうか?」
「ならどうして調理器具は片付いてるの?」
「それは引き継ぎでボクが片付けました。気付かなかったボクにも責任はありますが、智さんが忘れるなんて珍しいですね」
「そう……」
「でも困りましたね、肝心な今日のサンプルが無いって……義さん?」
川瀬は後輩の話が終わらぬうちに厨房を飛び出した。その足で『離れ』に向かい、勝手口を解錠して台所に入る。こっちかも知れないと冷蔵庫を開け、中の食材を棄てるように放り出して探し物に執着していた。
「ぎゃあーっ!」
背後から悲鳴が聞こえてきて反射的に振り返ると、パジャマ姿の雪路が怯えた表情でへたり込んでいる。
「どうしたのユキちゃん? 僕だよ」
川瀬は悲鳴に内心びくびくしながらも、怪しい者ではないと言わんばかりに取り繕った。
「えっ? 義さんなん?」
彼女は知った声に多少安心した様子だったが、視力が悪く裸眼状態であるため恐怖心はまだ抜け切れていない。
「ユキっ! どないしたんやっ!」
部屋の外の騒動に気付いた嶺山と浜島も台所に駆け付けた。
「悲鳴聞こえたけど何事なん?」
二人は台所の惨劇に唖然としていた。三階の部屋で眠っていた義藤も遅ればせながら何何? と嶺山の隣に立った。
「どしたのユキちゃん? ってか何してんすか?」
義藤は雪路と川瀬を交互に見る。
「君には関係無いでしょ」
「いや関係あるやろ、お前ここの食材腐らす気か?」
嶺山は床に撒き散らされた食材を指差した。その言葉に我に返った川瀬は慌ててそれらを冷蔵庫に仕舞い直す。
「僕らの食べる分はゴミ扱いなん?」
「……」
「こんな夜中に何してはんの?」
雪路は兄の支えでようやく立ち上がったが、事の状況はよく分かっていなかった。
「ちょっと探し物をね」
「何をや? お前今ここの住民ちゃうやんか」
「それは……」
川瀬は同じ有資格者を前にして、本当の目的が言えず口ごもる。
「それヤヴァいやつっすよね?」
どう言い訳しようか思案している間に義藤が口を開いた。
「隠蔽バレたら口頭注意じゃ済まなくなるっすよ」
「えっ? どういうこと?」
雪路はちんぷんかんぷんといった風だが、嶺山と浜島は互いの顔を見合わせる。
「そういや『オクトゴーヌ』って毎日サンプル取り置きしてたよな?」
「サンプルの提出は強制やないから無くても咎められはせんけども」
「けど隠蔽とか改ざんそのものが保健所にバレたら印象悪くなるっすよ」
未成年でありながら大人顔負けのことを言い始めた義藤に、川瀬は心の中で舌打ちをした。
「せやな。自主的な改善と営業自粛は避けられんからな。それ無視したらサイトで公表されるで」
「実際それで閉店に追い込まれる店も年に何件かはあるからなぁ。仕入伝票まで隠蔽したら即アウトやん」
川瀬が最も懸念しているのは、必要以上に真面目に対応しそうなオーナーのせいで営業自粛を多めに取って自身の仕事が減らされることであった。生活のためそれは避けたいというのが隠し持った本音である。
「いずれにせよ検査は素直に応じとけ、後が怖い」
「必要なら私らも検査受けるから」
雪路は川瀬を慮ってそう言ったが、それをあざ笑うかのようにまさかと言った。
「探し物はサンプルじゃないよ、夜分お邪魔しちゃったね」
川瀬は冷蔵庫の食材を全て元に戻してから『離れ』を出て行く。
「ほな何しに来たん? 今深夜二時やぞ」
浜島はため息を吐いて頭を掻く。この一件で眠気が吹き飛んでしまった四人は、ダイニングに入ってお茶を飲むことにした。
不運にも食中毒患者となってしまった女性宿泊客の症状は深夜帯のうちに快方に向かい、付き添っていた堀江と小野坂は恐縮するほどに感謝された。自分たちが提供した料理が原因の可能性があるにも関わらず、彼女は親身になって応対してくれたのが嬉しかったと笑顔を見せた。
保健所の立入検査に応じられるよう二人はペンションに戻り、事前に保健所から連絡を受けた後翌朝早朝検査に応じた。職員による指導を受けてから必要提出物とサンプルを提出し、検便も済ませてまだ来ぬ川瀬を待っている状態だ。
「それにしても予想ドンピシャやったな」
昨夜サンプルを預かっていた悌が堀江を見て笑った。
「杞憂に終わってほしかったけどな」
堀江が寂しそうな表情を見せたのでさすがに表情を引き締める。前日小野坂は普段通りサンプルを取り置きしており、その直後に宿泊客が緊急搬送される事態となった。
そのことを従業員全員に知らせた際、このところすっかり信頼を失っている川瀬の行動が読めない堀江が根田に指示を出し、悌の個人部屋にある小型冷蔵庫にサンプルを移動させておいたのだった。
「けどしょうがねぇよ、サンプルは任意だけどあるものは提出しておいた方がいい」
「ハイ、その方が検査も早く終わるじゃないですか」
そんな話をしていると、憔悴しきった川瀬がようやく『オクトゴーヌ』に出勤した。
「おはよう義君、検便お願いな」
「はい……」
数分待って全ての検便が終わり、保健所の職員は速やかにペンションを出て行った。
「今日からしばらく自粛やな、今日明日ご予約のお客様は何とか別んとこに変更はできてるけど……」
「検査結果が出るまでは安心できませんから。どれくらい見ときます?」
「ちょっと長めに一週間見とこか。まずはその期間にご予約頂いている方の振替と事態の公表は今日中に終わらせよ」
堀江の指示で川瀬以外のメンバーは予約客対応に向けて動き出す。
「仁っち~、結果出るまでオレたちあんま外うろつかない方がいいよね?」
「せやなぁ、陽性反応の可能性はまだ否定できひんから」
「悌っちと智っちはどうすんの?」
「ここにいるしかねぇだろうな」
身重の妻のことを考えると、現状で自宅に戻る方が危険といえた。
「ですよね、夢子さんに何かあったら危険が伴いますもんね」
根田も鵜飼家に迷惑はかけられないとここに留まるつもりでいる。
「ほなベッド貸しますよ」
「いえお気遣いなく」
「ソファーで十分だ」
二人は悌の親切をやんわりと断っていた。坂道商店街を含めた近隣の宿泊施設に事情を説明したところ、昨年の恩返しとTホテルが営業自粛であぶれてしまった予約客の受け入れに名乗り出た。そのお陰で予約客が旅先で路頭に迷うことは無くなり、大仕事を終えてほっとしたが川瀬はその場からいなくなっていた。
自身が提供した料理を食べた患者から食中毒ウイルスが出た……その事実にいても立ってもいられず、翌日の仕事に備えるにしても睡魔が一向に襲ってこない。
深夜徒歩十分ほどかけてペンションに到着すると、手持ちの合鍵で事務所入口を解錠する。事務所を経由して厨房に入ると、冷蔵庫を勢い良く開けた。
「どうされたんです? 義さん」
物音に気付いた根田が厨房を覗いている。
「今日のサンプル、どこ?」
「えっ? 入ってませんか?」
先輩の言葉につられて根田も冷蔵庫に近付いた。
「無いんだよ、知らない?」
「分からないです、今日は冷蔵庫触ってませんので」
根田はカフェの様子を気に掛けながらもサンプル探しを手伝う。
「緊急事態で忘れてしまったんでしょうか?」
「ならどうして調理器具は片付いてるの?」
「それは引き継ぎでボクが片付けました。気付かなかったボクにも責任はありますが、智さんが忘れるなんて珍しいですね」
「そう……」
「でも困りましたね、肝心な今日のサンプルが無いって……義さん?」
川瀬は後輩の話が終わらぬうちに厨房を飛び出した。その足で『離れ』に向かい、勝手口を解錠して台所に入る。こっちかも知れないと冷蔵庫を開け、中の食材を棄てるように放り出して探し物に執着していた。
「ぎゃあーっ!」
背後から悲鳴が聞こえてきて反射的に振り返ると、パジャマ姿の雪路が怯えた表情でへたり込んでいる。
「どうしたのユキちゃん? 僕だよ」
川瀬は悲鳴に内心びくびくしながらも、怪しい者ではないと言わんばかりに取り繕った。
「えっ? 義さんなん?」
彼女は知った声に多少安心した様子だったが、視力が悪く裸眼状態であるため恐怖心はまだ抜け切れていない。
「ユキっ! どないしたんやっ!」
部屋の外の騒動に気付いた嶺山と浜島も台所に駆け付けた。
「悲鳴聞こえたけど何事なん?」
二人は台所の惨劇に唖然としていた。三階の部屋で眠っていた義藤も遅ればせながら何何? と嶺山の隣に立った。
「どしたのユキちゃん? ってか何してんすか?」
義藤は雪路と川瀬を交互に見る。
「君には関係無いでしょ」
「いや関係あるやろ、お前ここの食材腐らす気か?」
嶺山は床に撒き散らされた食材を指差した。その言葉に我に返った川瀬は慌ててそれらを冷蔵庫に仕舞い直す。
「僕らの食べる分はゴミ扱いなん?」
「……」
「こんな夜中に何してはんの?」
雪路は兄の支えでようやく立ち上がったが、事の状況はよく分かっていなかった。
「ちょっと探し物をね」
「何をや? お前今ここの住民ちゃうやんか」
「それは……」
川瀬は同じ有資格者を前にして、本当の目的が言えず口ごもる。
「それヤヴァいやつっすよね?」
どう言い訳しようか思案している間に義藤が口を開いた。
「隠蔽バレたら口頭注意じゃ済まなくなるっすよ」
「えっ? どういうこと?」
雪路はちんぷんかんぷんといった風だが、嶺山と浜島は互いの顔を見合わせる。
「そういや『オクトゴーヌ』って毎日サンプル取り置きしてたよな?」
「サンプルの提出は強制やないから無くても咎められはせんけども」
「けど隠蔽とか改ざんそのものが保健所にバレたら印象悪くなるっすよ」
未成年でありながら大人顔負けのことを言い始めた義藤に、川瀬は心の中で舌打ちをした。
「せやな。自主的な改善と営業自粛は避けられんからな。それ無視したらサイトで公表されるで」
「実際それで閉店に追い込まれる店も年に何件かはあるからなぁ。仕入伝票まで隠蔽したら即アウトやん」
川瀬が最も懸念しているのは、必要以上に真面目に対応しそうなオーナーのせいで営業自粛を多めに取って自身の仕事が減らされることであった。生活のためそれは避けたいというのが隠し持った本音である。
「いずれにせよ検査は素直に応じとけ、後が怖い」
「必要なら私らも検査受けるから」
雪路は川瀬を慮ってそう言ったが、それをあざ笑うかのようにまさかと言った。
「探し物はサンプルじゃないよ、夜分お邪魔しちゃったね」
川瀬は冷蔵庫の食材を全て元に戻してから『離れ』を出て行く。
「ほな何しに来たん? 今深夜二時やぞ」
浜島はため息を吐いて頭を掻く。この一件で眠気が吹き飛んでしまった四人は、ダイニングに入ってお茶を飲むことにした。
不運にも食中毒患者となってしまった女性宿泊客の症状は深夜帯のうちに快方に向かい、付き添っていた堀江と小野坂は恐縮するほどに感謝された。自分たちが提供した料理が原因の可能性があるにも関わらず、彼女は親身になって応対してくれたのが嬉しかったと笑顔を見せた。
保健所の立入検査に応じられるよう二人はペンションに戻り、事前に保健所から連絡を受けた後翌朝早朝検査に応じた。職員による指導を受けてから必要提出物とサンプルを提出し、検便も済ませてまだ来ぬ川瀬を待っている状態だ。
「それにしても予想ドンピシャやったな」
昨夜サンプルを預かっていた悌が堀江を見て笑った。
「杞憂に終わってほしかったけどな」
堀江が寂しそうな表情を見せたのでさすがに表情を引き締める。前日小野坂は普段通りサンプルを取り置きしており、その直後に宿泊客が緊急搬送される事態となった。
そのことを従業員全員に知らせた際、このところすっかり信頼を失っている川瀬の行動が読めない堀江が根田に指示を出し、悌の個人部屋にある小型冷蔵庫にサンプルを移動させておいたのだった。
「けどしょうがねぇよ、サンプルは任意だけどあるものは提出しておいた方がいい」
「ハイ、その方が検査も早く終わるじゃないですか」
そんな話をしていると、憔悴しきった川瀬がようやく『オクトゴーヌ』に出勤した。
「おはよう義君、検便お願いな」
「はい……」
数分待って全ての検便が終わり、保健所の職員は速やかにペンションを出て行った。
「今日からしばらく自粛やな、今日明日ご予約のお客様は何とか別んとこに変更はできてるけど……」
「検査結果が出るまでは安心できませんから。どれくらい見ときます?」
「ちょっと長めに一週間見とこか。まずはその期間にご予約頂いている方の振替と事態の公表は今日中に終わらせよ」
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「せやなぁ、陽性反応の可能性はまだ否定できひんから」
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「ここにいるしかねぇだろうな」
身重の妻のことを考えると、現状で自宅に戻る方が危険といえた。
「ですよね、夢子さんに何かあったら危険が伴いますもんね」
根田も鵜飼家に迷惑はかけられないとここに留まるつもりでいる。
「ほなベッド貸しますよ」
「いえお気遣いなく」
「ソファーで十分だ」
二人は悌の親切をやんわりと断っていた。坂道商店街を含めた近隣の宿泊施設に事情を説明したところ、昨年の恩返しとTホテルが営業自粛であぶれてしまった予約客の受け入れに名乗り出た。そのお陰で予約客が旅先で路頭に迷うことは無くなり、大仕事を終えてほっとしたが川瀬はその場からいなくなっていた。
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