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揺さぶり
その二
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「初めまして、この度担当を務めさせて頂く稲城桜南と申します」
夢子が外出してほどなく、シッター会社『バンビカリーノ』のベビーシッター二名が時間通り小野坂家を訪ねてきた。担当者となる稲城桜南は見た目二十代前半と若く、健康的な小麦色の肌に明るい髪色の女性で一見派手そうに見える。しかし声と名前で昨夜対話した相手と分かり不安は無かった。もう一名は彼女の上司で、初回の面談のために同行したと言った。
「本日はお父さんだけですか?」
「えぇ、すみません」
「構いませんよ。逆だと普通ですから」
上司である女性は別段気にするでもなく笑顔でそう答えた。二人は普段の状態などを訊ね、小野坂が答えていくという形で面談は進む。稲城は設問以外にも積極的に小野坂に話しかけ、少しでも早く信頼関係を築こうとしていた。その姿勢に好感を持った小野坂も、人見知りながら彼女に心を開こうとできる限りの受け答えをする。
その後上司は面談を終えると別の業務に向かうため小野坂家をあとにし、早速稲城とのマンツーマンで母親学習が始まった。彼女は多少方言混じりであったが明快な口調で声の通りが良く、小野坂はこれまで参加したどのセミナーよりも脳と心を刺激した。話の流れで稲城は春に大学を卒業したばかりの二十三歳と分かり、既に二歳の子供がいると言った。
「結婚はしちょらんとじゃけどね、婚約中に彼は事故で亡くなったんです」
「えっ?」
「山登りが趣味で、出先で登山中に噴火が起こって逃げ遅れてしもたんです」
「そうですか……ご愁傷様です」
これが彼女の強さか……学生結婚を決めて大学在学中から母となり、育児と学業の両立を図ってきた稲城が眩しく見えた。
「ピーク過ぎたんで今は楽しかど、息子は日に日に彼に似てきて産んで良かったて思います。ウチ両家ん両親が仲良かんで、入れ替わりでこっちに来てくれてめちゃくちゃ助かっちょっります」
稲城はそう言って笑顔を向け、しんどいのは今だけですよと付け加えた。
「可能な限りんサポートをさせて頂きます、真夜中でも早朝でも構いもはんで何かあったやいつでん連絡ください」
「ありがとうございます、その時は宜しくお願いします」
小野坂の中で育児への不安が少しばかり解け、何日か振りの笑顔を見せた。それから時間の許す限りつばさを交えた実技学習を行い、妻が当てにならない以上一人でこなせるよう必死にノウハウを学んでいく。もちろん一朝一夕とはいかないが、この出会いが娘を育て上げる愛情と覚悟を深めることとなった。
夕方五時頃になって夢子が帰宅したところで、稲城は追い出される形で業務を終え会社に戻っていった。小野坂にとってはしばらく振りの楽しいひと時を奪われたという虚無感が残ったが、そこに浸ってもいられずつばさが眠っている間に夕飯の支度をしている。
「ねぇ智、さっきの方がシッターさん?」
「そうだけど」
「何だかチャラそうな子ね、若いだけが取り柄って感じ」
稲城の見た目を蔑むような口振りに小野坂は苛つきを覚える。
「そうでも無かったけど」
「身長があるからスタイルはまぁまぁね、でも育児経験はあるのかしら?」
「有ろうが無かろうが関係無いだろ? 資格の要る仕事なんだからさ」
ここでは彼女が子持ちであることを敢えて言わずにおく。それを言ったところで今度はヤンママだのやり手だのと小馬鹿にした返事を予測したからだ。
「担当の方代えてもらえないのかしら? 何だか嫌だわあの子」
「俺は彼女でいいけど。ってか基本は顔合わせないんだから、ちゃんとしてくれるんなら誰でも良くないか?」
「……」
夫の冷たい返答に夢子は寂しさを覚え、出掛けた疲れを落とすため一人先に風呂へ入っていった。小野坂はそんな妻にため息を吐き、この夫婦生活に何の意味があるのかとふと考えてしまう。
「その割につばさのことは見ないんだな」
小野坂は母の愛情をもらえない娘を不憫に感じ、ならば自分が二倍以上愛そうと心に誓った。
それから二週間ほどで育児休暇を終えた小野坂は約一ヶ月ぶりに職場復帰を果たす。久し振りに入った『離れ』内はかなり様変わりし、ちょっとした託児所状態になっていた。
「どうしたんだよ? これ」
小野坂の出勤に気付いた義藤が嬉しそうに駆け寄る。
「凄いっしょ智っち、仁っちが中心になってカスタマイズしたんだぜ。こうしたら子連れ出勤できんじゃん、それに今は正っちとか孝っちも呼んで子供同士の交流もできんだぞー」
「マジかよ?」
小野坂は堀江の心意気に目頭が熱くなった。この日はシッターとして稲城を呼んでいるため、つばさは彼女と自宅にいる。
「おはよう智君、『アウローラ』さん住居兼店舗が完成したから退去しはったんや。悌君が戻ってきてるけど、ちょっと寂しなったから知り合いにここ開放することにしてん」
「凄いことするな仁」
小野坂は若きオーナーの手腕に舌を巻いた。
「今度娘連れてくるよ」
「うん、気に入ってくれるとええんやけど。あとな、古いけど尼崎さんからベビーベッド譲り受けてるんや。良かったら使って」
「あぁ……ありがとう」
小野坂は変化した内装を興味津々に眺め、ここに再就職して良かったと改めて思う。結婚式まで挙げてもらいながら妻との関係は冷めきっている……それを考えると、同時に申し訳無い気持ちも湧き上がってきた。
夢子と上手くやる方法も模索した方が……そう思いながら深夜帯に仕事を終えて玄関を開けると、つばさが火の付いたような泣き声を上げている。何事なんだ? 慌てて靴を脱ぎ捨てて中に入るとソファーに放置された状態の娘が視線に止まる。
「つばさっ!」
小野坂は疲れも吹っ飛んでソファーに駆け寄る。見たところ外傷は見受けられず、どうやら脱糞したようだった。この泣き声で一向に起きる気配の無い妻の図太さに呆れながらも、稲城の指導で今やすっかり慣れた手付きでおむつを取り替える。
そう言えば稲城は……日付は変わっているので引き上げていて当然なのだが、この感じだとまたも夢子に追い払われた可能性がありそうだ。
今度電話で謝っておこう……ついでに健康状態を見ようとおむつに付着した排泄物を見ると、まだ離乳食を始めていないのに白っぽい固形物が含まれていた。
「何でだよ?」
ミルクがちゃんと溶けてなかったのか? それともよくあることなのか? 仕事明けで疲れ切った脳では考えが及ばず、幸いかかり付けの私立病院は夜間診療があるので取り敢えず電話してみる。
『ちょべっと検査させてけれ』
状態の説明をするとそう返事されたので、小野坂はど深夜にぐずるつばさを連れて病院に駆け込んだ。指示があった通り使用済みのおむつを見せると、想像しなかった言葉が待っていた。
「離乳食にしたって早すぎんべ、パスタ食わしちゃなんね」
「パスタぁ?」
医師の言葉に小野坂は驚きを隠せない。何でだ? 彼はこの二日ほどの献立を思い返したが、パスタ料理を作った記憶は無い。この日は稲城がいたはずなので、いくら何でもパスタなど食べさせないはずだ。
それから医師から尋問のように問い質されて彼自身への疑いは晴れたものの、それにすっかり疲弊して診察が終わると何となく寄り道をしたくなって人工島に立ち寄った。
「キャハハッ」
十一月に入るとほぼ冬と言っていいくらいの寒さになるのだが、つばさは初めて見る夜の景色にはしゃいでいた。先ほどまで具合が悪いと泣いていたのにゲンキンなものだ……そう思いながらも、やはり我が子の笑顔は何物にも変えがたい宝物のように感じられた。
「俺この笑顔が見たいんだな」
小野坂は疲れなど気にならず娘に向け笑いかけた。しばらくこうしていようと港の灯りをぼんやり眺めていると、ケータイが震え出して着信を報せる。ったく何だよ……そう思って履歴を見ると稲城からだったので、慌てて通話ボタンを押し本体を耳に当てた。
『夜分にすみません、稲城です』
心無しか彼女の声に焦りを感じた。
「どうなさったんですか?」
小野坂は娘をあやしながら訊ねる。
『今日はすみませんでした、本当であればご帰宅までお待ちしちょたかったとですが……』
稲城は早くに切り上げた理由を話し始めた。
夢子が外出してほどなく、シッター会社『バンビカリーノ』のベビーシッター二名が時間通り小野坂家を訪ねてきた。担当者となる稲城桜南は見た目二十代前半と若く、健康的な小麦色の肌に明るい髪色の女性で一見派手そうに見える。しかし声と名前で昨夜対話した相手と分かり不安は無かった。もう一名は彼女の上司で、初回の面談のために同行したと言った。
「本日はお父さんだけですか?」
「えぇ、すみません」
「構いませんよ。逆だと普通ですから」
上司である女性は別段気にするでもなく笑顔でそう答えた。二人は普段の状態などを訊ね、小野坂が答えていくという形で面談は進む。稲城は設問以外にも積極的に小野坂に話しかけ、少しでも早く信頼関係を築こうとしていた。その姿勢に好感を持った小野坂も、人見知りながら彼女に心を開こうとできる限りの受け答えをする。
その後上司は面談を終えると別の業務に向かうため小野坂家をあとにし、早速稲城とのマンツーマンで母親学習が始まった。彼女は多少方言混じりであったが明快な口調で声の通りが良く、小野坂はこれまで参加したどのセミナーよりも脳と心を刺激した。話の流れで稲城は春に大学を卒業したばかりの二十三歳と分かり、既に二歳の子供がいると言った。
「結婚はしちょらんとじゃけどね、婚約中に彼は事故で亡くなったんです」
「えっ?」
「山登りが趣味で、出先で登山中に噴火が起こって逃げ遅れてしもたんです」
「そうですか……ご愁傷様です」
これが彼女の強さか……学生結婚を決めて大学在学中から母となり、育児と学業の両立を図ってきた稲城が眩しく見えた。
「ピーク過ぎたんで今は楽しかど、息子は日に日に彼に似てきて産んで良かったて思います。ウチ両家ん両親が仲良かんで、入れ替わりでこっちに来てくれてめちゃくちゃ助かっちょっります」
稲城はそう言って笑顔を向け、しんどいのは今だけですよと付け加えた。
「可能な限りんサポートをさせて頂きます、真夜中でも早朝でも構いもはんで何かあったやいつでん連絡ください」
「ありがとうございます、その時は宜しくお願いします」
小野坂の中で育児への不安が少しばかり解け、何日か振りの笑顔を見せた。それから時間の許す限りつばさを交えた実技学習を行い、妻が当てにならない以上一人でこなせるよう必死にノウハウを学んでいく。もちろん一朝一夕とはいかないが、この出会いが娘を育て上げる愛情と覚悟を深めることとなった。
夕方五時頃になって夢子が帰宅したところで、稲城は追い出される形で業務を終え会社に戻っていった。小野坂にとってはしばらく振りの楽しいひと時を奪われたという虚無感が残ったが、そこに浸ってもいられずつばさが眠っている間に夕飯の支度をしている。
「ねぇ智、さっきの方がシッターさん?」
「そうだけど」
「何だかチャラそうな子ね、若いだけが取り柄って感じ」
稲城の見た目を蔑むような口振りに小野坂は苛つきを覚える。
「そうでも無かったけど」
「身長があるからスタイルはまぁまぁね、でも育児経験はあるのかしら?」
「有ろうが無かろうが関係無いだろ? 資格の要る仕事なんだからさ」
ここでは彼女が子持ちであることを敢えて言わずにおく。それを言ったところで今度はヤンママだのやり手だのと小馬鹿にした返事を予測したからだ。
「担当の方代えてもらえないのかしら? 何だか嫌だわあの子」
「俺は彼女でいいけど。ってか基本は顔合わせないんだから、ちゃんとしてくれるんなら誰でも良くないか?」
「……」
夫の冷たい返答に夢子は寂しさを覚え、出掛けた疲れを落とすため一人先に風呂へ入っていった。小野坂はそんな妻にため息を吐き、この夫婦生活に何の意味があるのかとふと考えてしまう。
「その割につばさのことは見ないんだな」
小野坂は母の愛情をもらえない娘を不憫に感じ、ならば自分が二倍以上愛そうと心に誓った。
それから二週間ほどで育児休暇を終えた小野坂は約一ヶ月ぶりに職場復帰を果たす。久し振りに入った『離れ』内はかなり様変わりし、ちょっとした託児所状態になっていた。
「どうしたんだよ? これ」
小野坂の出勤に気付いた義藤が嬉しそうに駆け寄る。
「凄いっしょ智っち、仁っちが中心になってカスタマイズしたんだぜ。こうしたら子連れ出勤できんじゃん、それに今は正っちとか孝っちも呼んで子供同士の交流もできんだぞー」
「マジかよ?」
小野坂は堀江の心意気に目頭が熱くなった。この日はシッターとして稲城を呼んでいるため、つばさは彼女と自宅にいる。
「おはよう智君、『アウローラ』さん住居兼店舗が完成したから退去しはったんや。悌君が戻ってきてるけど、ちょっと寂しなったから知り合いにここ開放することにしてん」
「凄いことするな仁」
小野坂は若きオーナーの手腕に舌を巻いた。
「今度娘連れてくるよ」
「うん、気に入ってくれるとええんやけど。あとな、古いけど尼崎さんからベビーベッド譲り受けてるんや。良かったら使って」
「あぁ……ありがとう」
小野坂は変化した内装を興味津々に眺め、ここに再就職して良かったと改めて思う。結婚式まで挙げてもらいながら妻との関係は冷めきっている……それを考えると、同時に申し訳無い気持ちも湧き上がってきた。
夢子と上手くやる方法も模索した方が……そう思いながら深夜帯に仕事を終えて玄関を開けると、つばさが火の付いたような泣き声を上げている。何事なんだ? 慌てて靴を脱ぎ捨てて中に入るとソファーに放置された状態の娘が視線に止まる。
「つばさっ!」
小野坂は疲れも吹っ飛んでソファーに駆け寄る。見たところ外傷は見受けられず、どうやら脱糞したようだった。この泣き声で一向に起きる気配の無い妻の図太さに呆れながらも、稲城の指導で今やすっかり慣れた手付きでおむつを取り替える。
そう言えば稲城は……日付は変わっているので引き上げていて当然なのだが、この感じだとまたも夢子に追い払われた可能性がありそうだ。
今度電話で謝っておこう……ついでに健康状態を見ようとおむつに付着した排泄物を見ると、まだ離乳食を始めていないのに白っぽい固形物が含まれていた。
「何でだよ?」
ミルクがちゃんと溶けてなかったのか? それともよくあることなのか? 仕事明けで疲れ切った脳では考えが及ばず、幸いかかり付けの私立病院は夜間診療があるので取り敢えず電話してみる。
『ちょべっと検査させてけれ』
状態の説明をするとそう返事されたので、小野坂はど深夜にぐずるつばさを連れて病院に駆け込んだ。指示があった通り使用済みのおむつを見せると、想像しなかった言葉が待っていた。
「離乳食にしたって早すぎんべ、パスタ食わしちゃなんね」
「パスタぁ?」
医師の言葉に小野坂は驚きを隠せない。何でだ? 彼はこの二日ほどの献立を思い返したが、パスタ料理を作った記憶は無い。この日は稲城がいたはずなので、いくら何でもパスタなど食べさせないはずだ。
それから医師から尋問のように問い質されて彼自身への疑いは晴れたものの、それにすっかり疲弊して診察が終わると何となく寄り道をしたくなって人工島に立ち寄った。
「キャハハッ」
十一月に入るとほぼ冬と言っていいくらいの寒さになるのだが、つばさは初めて見る夜の景色にはしゃいでいた。先ほどまで具合が悪いと泣いていたのにゲンキンなものだ……そう思いながらも、やはり我が子の笑顔は何物にも変えがたい宝物のように感じられた。
「俺この笑顔が見たいんだな」
小野坂は疲れなど気にならず娘に向け笑いかけた。しばらくこうしていようと港の灯りをぼんやり眺めていると、ケータイが震え出して着信を報せる。ったく何だよ……そう思って履歴を見ると稲城からだったので、慌てて通話ボタンを押し本体を耳に当てた。
『夜分にすみません、稲城です』
心無しか彼女の声に焦りを感じた。
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