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小学生編
しあわせ図鑑 50
瑞樹が盛り付けたサラダを、そっとテーブルに置く。
その美しい横顔を、つい目で追ってしまう。
この可愛くて綺麗で凛々しい男が、俺の恋人なんだ。
胸の奥が、誇らしくなる。
瑞樹は、ただ甘いとか可愛いとかだけの存在じゃない。最近は特に、芯の強さや落ち着いた気品まで備えるようになった。
ちゃんと自分の足で立って、人に向き合い、丁寧に心を込められる男だ。
その優しさと強さのバランスが、本当にいい。
……また惚れ直したよ、と胸の内で呟く。
「おっ……」
ふと視界の端で光るものがあり、瑞樹の左手に視線が吸い寄せられる。
きめ細かくて細いのに、しっかりと骨ばった男の手。その薬指に、俺とお揃いのプラチナのリングが静かに輝いている。
指輪をしてくれてる。
それだけのことで、胸の奥がじんと熱くなる。
同性同士のリングなんて、まだ世間では当たり前ではない。
余計な詮索されるのは面倒だ。
だから俺たちは普段は、家に置いて出かけることにした。
だけど、この旅行中は……
瑞樹は、当たり前のように、ずっとつけてくれている。
もちろん俺の指にも、同じものがある。
瑞樹が「つけたい」と思ってくれる。その気持ちと事実が嬉しいのさ!
「瑞樹は旅行では指輪をしてくれるんだよな」
おっと、つい口に出てしまった。
瑞樹は恥ずかしそうに目元を染めながらも、俺から目をそらさずに答える。
「あっ、はい、今回はプライベートなので……」
その姿を見て思う。
瑞樹はもう守られてばかりの男じゃない。
俺と肩を並べて歩く男になったと。
「似合う! もちろん俺もしているさ!」
俺は瑞樹の左手にそっと自分の手を重ねた。
骨が少し浮き出た、あたたかい男の手。
頼りなく見えて、実はきっと誰よりも強い手。
あの時の傷跡が残っている手だけど、瑞樹はもう気にしていない。
その強さごと、愛しい。
気づけば自然な流れで、瑞樹の柔らかな頬にキスをしていた。軽く触れただけなのに、瑞樹はびくっとして顔を真っ赤にする。
「ちょ、宗吾さん……!」
ああ、本当に。こういうところが、たまらなく可愛くて愛しいんだ。男のくせに、なんて言葉は俺には一度も浮かばない。むしろ男だからこそ、こんな素直な反応をする瑞樹が好きだ。照れながらも俺を拒まないのが、嬉しくてたまらない。
その時、芽生が爆弾を落とす。
「パパとお兄ちゃんはね、いっつも仲良しで、ギューとか、ちゅーとかするんだ!」
はははっ、流石俺の息子だ。
瑞樹はさらに真っ赤になり、俺は思わず笑みを浮かべた。
それが事実だからな。
ここは瑞樹の実家だ。
胸を張って「家族です」と言える場所だ。
芽生が自然に俺たちの関係を受け入れてくれているのも嬉しかった。
義父さんもお義母さんも笑ってくれる。
その輪の中に、俺も自然にいる。
この家で、家族の一員として肩の力を抜いていられることが嬉しい。
瑞樹が自分に自信を持てるようになったからか。俺も、前よりずっとこの家に馴染めている。
瑞樹は男で、俺も男だ。俺たちは同性で愛し合っている。この関係を当たり前に受け入れてくれる場所がる。
それがこんなにも温かいことを、しみじみと感じる。
瑞樹、大好きだ。
愛している。
胸の奥でそっと呟きながら、瑞樹の横顔をもう一度見つめた。
その美しい横顔を、つい目で追ってしまう。
この可愛くて綺麗で凛々しい男が、俺の恋人なんだ。
胸の奥が、誇らしくなる。
瑞樹は、ただ甘いとか可愛いとかだけの存在じゃない。最近は特に、芯の強さや落ち着いた気品まで備えるようになった。
ちゃんと自分の足で立って、人に向き合い、丁寧に心を込められる男だ。
その優しさと強さのバランスが、本当にいい。
……また惚れ直したよ、と胸の内で呟く。
「おっ……」
ふと視界の端で光るものがあり、瑞樹の左手に視線が吸い寄せられる。
きめ細かくて細いのに、しっかりと骨ばった男の手。その薬指に、俺とお揃いのプラチナのリングが静かに輝いている。
指輪をしてくれてる。
それだけのことで、胸の奥がじんと熱くなる。
同性同士のリングなんて、まだ世間では当たり前ではない。
余計な詮索されるのは面倒だ。
だから俺たちは普段は、家に置いて出かけることにした。
だけど、この旅行中は……
瑞樹は、当たり前のように、ずっとつけてくれている。
もちろん俺の指にも、同じものがある。
瑞樹が「つけたい」と思ってくれる。その気持ちと事実が嬉しいのさ!
「瑞樹は旅行では指輪をしてくれるんだよな」
おっと、つい口に出てしまった。
瑞樹は恥ずかしそうに目元を染めながらも、俺から目をそらさずに答える。
「あっ、はい、今回はプライベートなので……」
その姿を見て思う。
瑞樹はもう守られてばかりの男じゃない。
俺と肩を並べて歩く男になったと。
「似合う! もちろん俺もしているさ!」
俺は瑞樹の左手にそっと自分の手を重ねた。
骨が少し浮き出た、あたたかい男の手。
頼りなく見えて、実はきっと誰よりも強い手。
あの時の傷跡が残っている手だけど、瑞樹はもう気にしていない。
その強さごと、愛しい。
気づけば自然な流れで、瑞樹の柔らかな頬にキスをしていた。軽く触れただけなのに、瑞樹はびくっとして顔を真っ赤にする。
「ちょ、宗吾さん……!」
ああ、本当に。こういうところが、たまらなく可愛くて愛しいんだ。男のくせに、なんて言葉は俺には一度も浮かばない。むしろ男だからこそ、こんな素直な反応をする瑞樹が好きだ。照れながらも俺を拒まないのが、嬉しくてたまらない。
その時、芽生が爆弾を落とす。
「パパとお兄ちゃんはね、いっつも仲良しで、ギューとか、ちゅーとかするんだ!」
はははっ、流石俺の息子だ。
瑞樹はさらに真っ赤になり、俺は思わず笑みを浮かべた。
それが事実だからな。
ここは瑞樹の実家だ。
胸を張って「家族です」と言える場所だ。
芽生が自然に俺たちの関係を受け入れてくれているのも嬉しかった。
義父さんもお義母さんも笑ってくれる。
その輪の中に、俺も自然にいる。
この家で、家族の一員として肩の力を抜いていられることが嬉しい。
瑞樹が自分に自信を持てるようになったからか。俺も、前よりずっとこの家に馴染めている。
瑞樹は男で、俺も男だ。俺たちは同性で愛し合っている。この関係を当たり前に受け入れてくれる場所がる。
それがこんなにも温かいことを、しみじみと感じる。
瑞樹、大好きだ。
愛している。
胸の奥でそっと呟きながら、瑞樹の横顔をもう一度見つめた。
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