588 / 1,865
成就編
気持ちも新たに 14
しおりを挟む
「あけまして……おおめでとうございましゅ!」
「くすっ、明けましておめでとう。芽生くん」
「芽生、あけましておめでとう」
時計を見ると、もう10時だった。流石におせちにまでは手が回らず、事前にデパートに注文したものだが、ちゃぶ台風こたつの上は、正月らしい雰囲気となっていた。
「ボク……ねぼうしちゃって、ごめんなちゃい……」
まだ眠そうで舌足らずになっている芽生がぺこんと頭を下げた。寝起きは、まだ三歳児みたいだな。
「いいんだよ。お兄ちゃんも寝坊したから」
「そうなんだ~! あっ、パパは?」
「ん? パパはいつだって元気さ!」
力こぶを作ってみせると、芽生の目がキラキラと輝いた!
「パパは、やっぱりすごいね」
昨日は炬燵からの流れで、瑞樹を二日続けて抱いた。
自分でも意識してなかったが、去年の1月、2月は、瑞樹と会えない空白の日々だったので、言いようのない不安が押し寄せ、いつになく感傷的になっていたようだ。
瑞樹は全部分かってくれて、裸のまま両手を広げて俺を迎えてくれた。身体の全てを明け渡してくれた。優しい強さを身につけた君に、どこまでも甘えてしまった。
なんとなく気恥ずかしく、瑞樹をちらっと見ると、彼も同じ気持ちなのか、目元を染めつつ……こちらは見ずに芽生とばかり話している。
(なぁ、こっちを見ろよ)
必死に目で訴えるが、耳を赤くするだけで、じれったい。ならば……と、こたつ布団の中で、君の左手を掴んだ。
相変わらず細い手首だな。
「え……っ」
「どうしたの? お兄ちゃん」
「ん。いやなんでもないよ。め、芽生くん、黒豆を食べる?」
「うん。お兄ちゃん、とって~」
お? ポーカーフェイスか。ならばこれはどうだ?
俺も意地が悪い。
更に潜らせた手を動かして……綺麗に膝を揃えている太腿に手を伸ばした。
「あっ……宗吾さん! 黒豆が転がってしまいます」
瑞樹が困惑した表情を浮かべると、芽生がパッと、こたつ布団をめくった。うわっ、よせよせ! 俺は慌てて太腿に触れていた手を離したが、見つかってしまったようだ。
「あーパパーいけないんだ! 見えないと思って、お兄ちゃんにいじわるしたら、ボクがゆるさないよー。ボクはお兄ちゃんのキシさんなんだから」
「芽生、厳しいな」
「もうぅ……お兄ちゃん、こんなパパだけど、ことしもよろしくおねがいします」
やれやれ、息子にフォローされるなんて面目ない。
「くすっ、芽生くん、大丈夫だよ。こんなパパだけど、僕は芽生くんのパパが大好きだよ」
おぉ! 瑞樹は優しいな、あまり俺を甘やかさないでくれよ。
「わぁ、うれしいよ。ボクのパパのこと、スキって、うれしいな」
「あ、つい勢いで……」
瑞樹は恥ずかしそうに、黒豆を口に放り込んだ。
すると、絶妙のタイミングでインターホンが鳴った。
「宅配便だな」
「どこからでしょう?」
届いた宅配便は冷凍便だった。
「お! 函館からだぞ」
「広樹兄さんからです」
大きな発泡スチロールの箱を開けると、立派な蟹がドーンっと入っていた。
「朝市の蟹です。すごい……こんな丸ごと」
「瑞樹、すぐに電話しないと」
「そうですね。新年の挨拶をします」
****
函館。
「ねぇヒロくん、そろそろ蟹、東京に着いたんじゃないかな」
「あぁ、きっともうすぐ電話がかかってくるぜ」
「ヒロくん、嬉しそうな顔をしているわね」
「ん? いや、その靴下が暖かくてな」
「ふふっ、話がかみ合ってないわよ。いいわよ、隠さないで。ブラコンは許すって言ったでしょう」
「みっちゃん、ありがとう! 座っていてくれ。俺が運ぶから」
昨日までの慌ただしさが嘘のように静かな朝だ。花市場も休みに入り、うちの店も正月3日間は休みだ。久しぶりの連休と正月気分で、ホッとしている。
「母さんも座っていてくれよ」
「まぁ、広樹は働き者になったわね」
「元からだぜ!」
家族のために靴下を贈ってくれた瑞樹に、俺も何か返したくて、朝市で蟹を買ったのだ。瑞樹はいくらも好きだったが、蟹も好きだったから。いつも遠慮して細い足ばかり選ぶから、俺が早業で剥いた蟹の身を皿にドバッとのせてやると、びっくりしていたよな。
東京では、なかなか丸ごとの旨い蟹は売っていないだろう? 家族で正月に食べて欲しくて、奮発してデカいのを選んだぜ。
スーパーで買ってきた蒲鉾を切ってお重に並べていると、電話が鳴った。
「お! きっと瑞樹だな」
いそいそと出ると、また潤だった。(おっと、または失礼か。潤も大事な弟だ)
「兄貴、明けましておめでとう」
「おうっ」
クリスマスに続いて、今度は正月の挨拶もしてくるなんて、どういう風の吹き回しだ? こちらに居る時は、店の手伝いもしないで友達と大晦日の夜から遊び歩いていたのに。
「おめでとう。そっちでひとりの年越しはどうだった? 寂しくないか」
「最初は寂しいかもと思ったんだけど、ちょっと楽しい企画を練っていたら、ワクワクして忙しいんだ」
「何だ?」
「うん、実は来月瑞樹たちがこっちに旅行に来てくれるんだ。それで準備していてさ」
「え! 瑞樹がそっちに? 軽井沢……って、その、大丈夫なのか」
「……あぁ、誘ったのはオレだけど、瑞樹ものってくれてさ……今度は楽しい思い出を沢山作って欲しくて、企画を練っている最中」
「確かに、そうだが」
軽井沢といえば、あの忌々しい事件を思い出す。あの土地に瑞樹自ら行こうと思うなんて……あいつまた無理してないだろうな。あー、つい心配になってしまう。
「潤、くれぐれも頼むよ」
「分かっているよ。で、オレのスノボ、部屋にあるだろ? ウェアと一緒に送ってくれないかな」
「あー、あれか。部屋を占領していたから助かるよ」
「カッコいい所を見せるには、やっぱ自分のボードがないとな」
「了解。瑞樹のはどうするんだ?」
あ、そうだ。瑞樹のスキーウェアなんてなかった。いつもオレのを貸してやっていたから、ぶかぶかなのを着ていたんだった。可哀想なことをしたな。
「それは大丈夫。実はいろいろ手助けしてしてくれる人が職場にいて、瑞樹たちのは一式借りられそうなんだ。あ、母さんいる?」
「母さん、潤だよ」
「まぁ! 潤、あけましておめでとう。風邪、引いていない?」
そうか、瑞樹……軽井沢に行くのか。
瑞樹は、今年は羽ばたくつもりだ。
羽を休ませていた鳥が、大空高く飛ぶように。
自由に――!
「くすっ、明けましておめでとう。芽生くん」
「芽生、あけましておめでとう」
時計を見ると、もう10時だった。流石におせちにまでは手が回らず、事前にデパートに注文したものだが、ちゃぶ台風こたつの上は、正月らしい雰囲気となっていた。
「ボク……ねぼうしちゃって、ごめんなちゃい……」
まだ眠そうで舌足らずになっている芽生がぺこんと頭を下げた。寝起きは、まだ三歳児みたいだな。
「いいんだよ。お兄ちゃんも寝坊したから」
「そうなんだ~! あっ、パパは?」
「ん? パパはいつだって元気さ!」
力こぶを作ってみせると、芽生の目がキラキラと輝いた!
「パパは、やっぱりすごいね」
昨日は炬燵からの流れで、瑞樹を二日続けて抱いた。
自分でも意識してなかったが、去年の1月、2月は、瑞樹と会えない空白の日々だったので、言いようのない不安が押し寄せ、いつになく感傷的になっていたようだ。
瑞樹は全部分かってくれて、裸のまま両手を広げて俺を迎えてくれた。身体の全てを明け渡してくれた。優しい強さを身につけた君に、どこまでも甘えてしまった。
なんとなく気恥ずかしく、瑞樹をちらっと見ると、彼も同じ気持ちなのか、目元を染めつつ……こちらは見ずに芽生とばかり話している。
(なぁ、こっちを見ろよ)
必死に目で訴えるが、耳を赤くするだけで、じれったい。ならば……と、こたつ布団の中で、君の左手を掴んだ。
相変わらず細い手首だな。
「え……っ」
「どうしたの? お兄ちゃん」
「ん。いやなんでもないよ。め、芽生くん、黒豆を食べる?」
「うん。お兄ちゃん、とって~」
お? ポーカーフェイスか。ならばこれはどうだ?
俺も意地が悪い。
更に潜らせた手を動かして……綺麗に膝を揃えている太腿に手を伸ばした。
「あっ……宗吾さん! 黒豆が転がってしまいます」
瑞樹が困惑した表情を浮かべると、芽生がパッと、こたつ布団をめくった。うわっ、よせよせ! 俺は慌てて太腿に触れていた手を離したが、見つかってしまったようだ。
「あーパパーいけないんだ! 見えないと思って、お兄ちゃんにいじわるしたら、ボクがゆるさないよー。ボクはお兄ちゃんのキシさんなんだから」
「芽生、厳しいな」
「もうぅ……お兄ちゃん、こんなパパだけど、ことしもよろしくおねがいします」
やれやれ、息子にフォローされるなんて面目ない。
「くすっ、芽生くん、大丈夫だよ。こんなパパだけど、僕は芽生くんのパパが大好きだよ」
おぉ! 瑞樹は優しいな、あまり俺を甘やかさないでくれよ。
「わぁ、うれしいよ。ボクのパパのこと、スキって、うれしいな」
「あ、つい勢いで……」
瑞樹は恥ずかしそうに、黒豆を口に放り込んだ。
すると、絶妙のタイミングでインターホンが鳴った。
「宅配便だな」
「どこからでしょう?」
届いた宅配便は冷凍便だった。
「お! 函館からだぞ」
「広樹兄さんからです」
大きな発泡スチロールの箱を開けると、立派な蟹がドーンっと入っていた。
「朝市の蟹です。すごい……こんな丸ごと」
「瑞樹、すぐに電話しないと」
「そうですね。新年の挨拶をします」
****
函館。
「ねぇヒロくん、そろそろ蟹、東京に着いたんじゃないかな」
「あぁ、きっともうすぐ電話がかかってくるぜ」
「ヒロくん、嬉しそうな顔をしているわね」
「ん? いや、その靴下が暖かくてな」
「ふふっ、話がかみ合ってないわよ。いいわよ、隠さないで。ブラコンは許すって言ったでしょう」
「みっちゃん、ありがとう! 座っていてくれ。俺が運ぶから」
昨日までの慌ただしさが嘘のように静かな朝だ。花市場も休みに入り、うちの店も正月3日間は休みだ。久しぶりの連休と正月気分で、ホッとしている。
「母さんも座っていてくれよ」
「まぁ、広樹は働き者になったわね」
「元からだぜ!」
家族のために靴下を贈ってくれた瑞樹に、俺も何か返したくて、朝市で蟹を買ったのだ。瑞樹はいくらも好きだったが、蟹も好きだったから。いつも遠慮して細い足ばかり選ぶから、俺が早業で剥いた蟹の身を皿にドバッとのせてやると、びっくりしていたよな。
東京では、なかなか丸ごとの旨い蟹は売っていないだろう? 家族で正月に食べて欲しくて、奮発してデカいのを選んだぜ。
スーパーで買ってきた蒲鉾を切ってお重に並べていると、電話が鳴った。
「お! きっと瑞樹だな」
いそいそと出ると、また潤だった。(おっと、または失礼か。潤も大事な弟だ)
「兄貴、明けましておめでとう」
「おうっ」
クリスマスに続いて、今度は正月の挨拶もしてくるなんて、どういう風の吹き回しだ? こちらに居る時は、店の手伝いもしないで友達と大晦日の夜から遊び歩いていたのに。
「おめでとう。そっちでひとりの年越しはどうだった? 寂しくないか」
「最初は寂しいかもと思ったんだけど、ちょっと楽しい企画を練っていたら、ワクワクして忙しいんだ」
「何だ?」
「うん、実は来月瑞樹たちがこっちに旅行に来てくれるんだ。それで準備していてさ」
「え! 瑞樹がそっちに? 軽井沢……って、その、大丈夫なのか」
「……あぁ、誘ったのはオレだけど、瑞樹ものってくれてさ……今度は楽しい思い出を沢山作って欲しくて、企画を練っている最中」
「確かに、そうだが」
軽井沢といえば、あの忌々しい事件を思い出す。あの土地に瑞樹自ら行こうと思うなんて……あいつまた無理してないだろうな。あー、つい心配になってしまう。
「潤、くれぐれも頼むよ」
「分かっているよ。で、オレのスノボ、部屋にあるだろ? ウェアと一緒に送ってくれないかな」
「あー、あれか。部屋を占領していたから助かるよ」
「カッコいい所を見せるには、やっぱ自分のボードがないとな」
「了解。瑞樹のはどうするんだ?」
あ、そうだ。瑞樹のスキーウェアなんてなかった。いつもオレのを貸してやっていたから、ぶかぶかなのを着ていたんだった。可哀想なことをしたな。
「それは大丈夫。実はいろいろ手助けしてしてくれる人が職場にいて、瑞樹たちのは一式借りられそうなんだ。あ、母さんいる?」
「母さん、潤だよ」
「まぁ! 潤、あけましておめでとう。風邪、引いていない?」
そうか、瑞樹……軽井沢に行くのか。
瑞樹は、今年は羽ばたくつもりだ。
羽を休ませていた鳥が、大空高く飛ぶように。
自由に――!
11
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
キミと2回目の恋をしよう
なの
BL
ある日、誤解から恋人とすれ違ってしまった。
彼は俺がいない間に荷物をまとめて出てってしまっていたが、俺はそれに気づかずにいつも通り家に帰ると彼はもうすでにいなかった。どこに行ったのか連絡をしたが連絡が取れなかった。
彼のお母さんから彼が病院に運ばれたと連絡があった。
「どこかに旅行だったの?」
傷だらけのスーツケースが彼の寝ている病室の隅に置いてあって俺はお母さんにその場しのぎの嘘をついた。
彼との誤解を解こうと思っていたのに目が覚めたら彼は今までの全ての記憶を失っていた。これは神さまがくれたチャンスだと思った。
彼の荷物を元通りにして共同生活を再開させたが…
彼の記憶は戻るのか?2人の共同生活の行方は?
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
僕の幸せは
春夏
BL
【完結しました】
【エールいただきました。ありがとうございます】
【たくさんの“いいね”ありがとうございます】
【たくさんの方々に読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!】
恋人に捨てられた悠の心情。
話は別れから始まります。全編が悠の視点です。
生まれ変わりは嫌われ者
青ムギ
BL
無数の矢が俺の体に突き刺さる。
「ケイラ…っ!!」
王子(グレン)の悲痛な声に胸が痛む。口から大量の血が噴きその場に倒れ込む。意識が朦朧とする中、王子に最後の別れを告げる。
「グレン……。愛してる。」
「あぁ。俺も愛してるケイラ。」
壊れ物を大切に包み込むような動作のキス。
━━━━━━━━━━━━━━━
あの時のグレン王子はとても優しく、名前を持たなかった俺にかっこいい名前をつけてくれた。いっぱい話しをしてくれた。一緒に寝たりもした。
なのにー、
運命というのは時に残酷なものだ。
俺は王子を……グレンを愛しているのに、貴方は俺を嫌い他の人を見ている。
一途に慕い続けてきたこの気持ちは諦めきれない。
★表紙のイラストは、Picrew様の[見上げる男子]ぐんま様からお借りしました。ありがとうございます!
【bl】砕かれた誇り
perari
BL
アルファの幼馴染と淫らに絡んだあと、彼は医者を呼んで、私の印を消させた。
「来月結婚するんだ。君に誤解はさせたくない。」
「あいつは嫉妬深い。泣かせるわけにはいかない。」
「君ももう年頃の残り物のオメガだろ? 俺の印をつけたまま、他のアルファとお見合いするなんてありえない。」
彼は冷たく、けれどどこか薄情な笑みを浮かべながら、一枚の小切手を私に投げ渡す。
「長い間、俺に従ってきたんだから、君を傷つけたりはしない。」
「結婚の日には招待状を送る。必ず来て、席につけよ。」
---
いくつかのコメントを拝見し、大変申し訳なく思っております。
私は現在日本語を勉強しており、この文章はAI作品ではありませんが、
一部に翻訳ソフトを使用しています。
もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、
本当にありがたく思います。
【完結】言えない言葉
未希かずは(Miki)
BL
双子の弟・水瀬碧依は、明るい兄・翼と比べられ、自信がない引っ込み思案な大学生。
同じゼミの気さくで眩しい如月大和に密かに恋するが、話しかける勇気はない。
ある日、碧依は兄になりすまし、本屋のバイトで大和に近づく大胆な計画を立てる。
兄の笑顔で大和と心を通わせる碧依だが、嘘の自分に葛藤し……。
すれ違いを経て本当の想いを伝える、切なく甘い青春BLストーリー。
第1回青春BLカップ参加作品です。
1章 「出会い」が長くなってしまったので、前後編に分けました。
2章、3章も長くなってしまって、分けました。碧依の恋心を丁寧に書き直しました。(2025/9/2 18:40)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる