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小学生編
HAPPY SUMMER CAMP!⑬
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「わぁ、いっくん上手に出来たのね!」
「ママぁ~、 いっくんね、パパ……すきなの!」
「あらあら、またもや熱烈な告白ね」
「えへへ、パパ、しゅーぱーまんなんだよ。いっくん、ねんねしているあいだに、つくってくれたの」
「え? いっくん途中でまた寝ちゃったの?」
オレは菫さんといっくんの会話を、気恥ずかしい思いで聞いていた。
ずっと建築現場と庭師という男所帯で仕事をしてきたから、こんなに、のどかで甘い時間にまだ不慣れだ。でも、オレ……本当はこういう世界が大好きだったんだ。
男っぽい顔つきで、性格も強めで……
いつの間にか踏み入れてはいけない聖域のように感じていた。
勝手に疎外感を受けて兄さんを虐めたり……派手に遊んで母さんや兄さんに心配をかけて馬鹿だったな。
自分で自分の首を絞めていた。
好きならば、自分から足を踏み入れれば良かったのに。
「潤くん、いっくん、大変だったでしょう」
「振り返ったら、突然芝生で寝ていて驚いたよ」
「子供ってね、突然電池が切れちゃうのよね。いっくん、芝生は特に弱いの」
「分かる気がする。でも眠くなっていたのすぐに気付けなかったな」
「大丈夫よ。一緒に見ていこう。私も毎日驚くことばかりよ。この先は潤くんのお陰で、いっくんの世界も大きく広がっていきそう。そこは……きっと私だけでは見せてあげられなかった世界なんだわ」
菫さんの言葉って大好きだ。
菫さんは、兄さんと似ている部分がある。お互いに大切な人を失った経験があるからなのか、一言一言が清らかだ。
「オレ……菫さんと結婚して良かった」
「潤くん……う、嬉しいけど……みんな見てるわ」
今度は菫さんが真っ赤になっている。
「ほぅほぅ、潤くんのところは熱々の新婚さんなんだな。これは負けていられない!」
流さんの鼻息が荒くなると、傍にいた翠さんが静かに制す。
「流……場所をわきまえて」
「へーい」
「潤くんと菫さん、おめでとーございます!」
「へ?」
脳天気な声は、小坊主の小森くん。あんこをほっぺにつけて、俺たちに差し出したのは小豆の山。
「このあんこでウェディングケーキつくりましょうか、それとも枕にしますか」
「……」
真の甘党とはこのことを言うのか……
「こもりん、いやいや普通のデザートの方が絶対いいって」
「そうですか」
「そうだよ」
「はい! じゃあ菅野くんの言うとおりにしますね」
ふぅ……素直なのが取り柄のようだ。
「潤、ピザが冷めちゃうぞ。さぁ乾杯だ!」
結局宗吾さんが、最後は仕切ってまとめてくれる。
焼き立てピザに缶ビールで乾杯。
ビールの泡が弾けると、夏も弾けた。
「おいちいー!」
「いっくんのピザとボクのピザ、こうかんしよう」
「いいでしゅよー いっくんのぴしゃはね、おほしさまとおつきさまのかけらがはいっているんでしゅよ」
「すごいね! そんなのあったの?」
「おそらからふってきたんでしゅ」
翠さんと薙くんが顔を見合わせて、真っ赤になっている。
さっきまで涼しい顔をしていたのにな。
兄さんは……どこだ?
あぁ……またあんな端っこで一人働いて。
ああいう所が小賢しいと、幼い頃は勝手に勘違いしてしまったのだ。
だが、それは違う。
あれは兄さんの性分なのだ。
優しくて、自分より誰かの幸せを優先してしまう人だから。
兄さん、こっちに来いよ。
そう口に出す前に、宗吾さんが近寄って兄さんに何か話し掛け、背中を押して芽生くんの隣に着席させてくれた。
その光景に、心から安堵し嬉しくもなった。
宗吾さんはそのまま皆に飲み物を補充したり、ピザのお代わりを配っている。
フットワークが軽く、よく気が付く人だ。
宗吾さんがいいな。
兄さんを任せられるのは、宗吾さんだ。
あらためて……ふとしたシーンで、強く思うこと。
****
「ごちそうさま~!」
「あれ? 瑞樹、丈さんと洋さんは?」
「あれ? そういえばいなかったですね。僕たちお腹ペコペコで気付きませんでしたね。悪いことをしました」
瑞樹は恐縮していたが、俺はニヤリと笑ってしまった。
「そうでもないかもよ? きっとお腹いっぱいの顔で戻ってくるさ」
「?」
案の定、キャンプサイドから丈さんと洋さんがゆっくりと歩いて戻ってきた。
「おーい! ピザ冷めちゃったぞ」
「あぁ……そうか、すみません。散歩をしていました」
余裕の笑みの丈さんと、少し目元を染めている洋さん。
抜け駆けはよくないぞと突っ込みたくなったが、やめておいた。
今は、サマーキャンプ中だ。各々が思いのままに楽しく過ごせれば、それでいい。
「宗吾さん、デザートはかき氷ですって」
「へぇ、気が利くな」
「まるで屋台のようです。流さんって、すごいですね」
お目々キラキラのいっくんと芽生。
「じゃあ俺はちょっとテントを見回ってくるよ」
「はい、あの……僕も付いていきましょうか」
「ん?」
「僕も宗吾さんの手伝いをしたいなって」
「瑞樹ぃ~ うれしいよ」
本当に俺の瑞樹は可愛い!
こういう所が最高に可愛い!
二人でグランピングエリアに到着すると、ふと違和感を抱いた。
「なんだかこのテントの模様は……こんなのあったか。アー‼」
テントのてっぺんに見事な縫い目が出来ていた。
「ま、まさか……」
「宗吾さん、そんなに興奮して、一体どうしたんですか」
「ブラックキングが現れたのでは!」
「ハァ???」
瑞樹が間抜けな声を出したが、俺は興奮していた。子供の頃の愛読書『ブラック・キング』は天才医師。彼は神の手で何でも縫合したのだ。まさにこのテントも彼の手にかかったものでは!
これは男の浪漫だ。大人の浪漫だ!
「この縫い目を見て見ろ!」
「ここですか……ずいぶん緻密に縫われていますね」
「これは、まさに神の手だ!」
「くすっ、宗吾さん、それって漫画の『ブラック・キング』のことですか。僕だって知ってますよ。広樹兄さんの愛読書で床屋に行くと読まされましたので」
瑞樹が甘く微笑むと、花の香りが強くなる。
「まさにそれだ! いやぁ~ 驚いたな。組み立てている時は気付かなかった。俺さ、すごいファンなんだ。だから俺たちのテントはここにしような。広さはどうだ?」
グイと瑞樹の腕を引っ張って中に入った。
「あ……」
「寝心地も確認しようぜ」
「……ちょっと……んっ、待ってください」
どさくさに紛れて瑞樹を仰向けに押し倒し、キスを仕掛けた。
「大人のデザートはこっちな!」
「ん……っ」
「ママぁ~、 いっくんね、パパ……すきなの!」
「あらあら、またもや熱烈な告白ね」
「えへへ、パパ、しゅーぱーまんなんだよ。いっくん、ねんねしているあいだに、つくってくれたの」
「え? いっくん途中でまた寝ちゃったの?」
オレは菫さんといっくんの会話を、気恥ずかしい思いで聞いていた。
ずっと建築現場と庭師という男所帯で仕事をしてきたから、こんなに、のどかで甘い時間にまだ不慣れだ。でも、オレ……本当はこういう世界が大好きだったんだ。
男っぽい顔つきで、性格も強めで……
いつの間にか踏み入れてはいけない聖域のように感じていた。
勝手に疎外感を受けて兄さんを虐めたり……派手に遊んで母さんや兄さんに心配をかけて馬鹿だったな。
自分で自分の首を絞めていた。
好きならば、自分から足を踏み入れれば良かったのに。
「潤くん、いっくん、大変だったでしょう」
「振り返ったら、突然芝生で寝ていて驚いたよ」
「子供ってね、突然電池が切れちゃうのよね。いっくん、芝生は特に弱いの」
「分かる気がする。でも眠くなっていたのすぐに気付けなかったな」
「大丈夫よ。一緒に見ていこう。私も毎日驚くことばかりよ。この先は潤くんのお陰で、いっくんの世界も大きく広がっていきそう。そこは……きっと私だけでは見せてあげられなかった世界なんだわ」
菫さんの言葉って大好きだ。
菫さんは、兄さんと似ている部分がある。お互いに大切な人を失った経験があるからなのか、一言一言が清らかだ。
「オレ……菫さんと結婚して良かった」
「潤くん……う、嬉しいけど……みんな見てるわ」
今度は菫さんが真っ赤になっている。
「ほぅほぅ、潤くんのところは熱々の新婚さんなんだな。これは負けていられない!」
流さんの鼻息が荒くなると、傍にいた翠さんが静かに制す。
「流……場所をわきまえて」
「へーい」
「潤くんと菫さん、おめでとーございます!」
「へ?」
脳天気な声は、小坊主の小森くん。あんこをほっぺにつけて、俺たちに差し出したのは小豆の山。
「このあんこでウェディングケーキつくりましょうか、それとも枕にしますか」
「……」
真の甘党とはこのことを言うのか……
「こもりん、いやいや普通のデザートの方が絶対いいって」
「そうですか」
「そうだよ」
「はい! じゃあ菅野くんの言うとおりにしますね」
ふぅ……素直なのが取り柄のようだ。
「潤、ピザが冷めちゃうぞ。さぁ乾杯だ!」
結局宗吾さんが、最後は仕切ってまとめてくれる。
焼き立てピザに缶ビールで乾杯。
ビールの泡が弾けると、夏も弾けた。
「おいちいー!」
「いっくんのピザとボクのピザ、こうかんしよう」
「いいでしゅよー いっくんのぴしゃはね、おほしさまとおつきさまのかけらがはいっているんでしゅよ」
「すごいね! そんなのあったの?」
「おそらからふってきたんでしゅ」
翠さんと薙くんが顔を見合わせて、真っ赤になっている。
さっきまで涼しい顔をしていたのにな。
兄さんは……どこだ?
あぁ……またあんな端っこで一人働いて。
ああいう所が小賢しいと、幼い頃は勝手に勘違いしてしまったのだ。
だが、それは違う。
あれは兄さんの性分なのだ。
優しくて、自分より誰かの幸せを優先してしまう人だから。
兄さん、こっちに来いよ。
そう口に出す前に、宗吾さんが近寄って兄さんに何か話し掛け、背中を押して芽生くんの隣に着席させてくれた。
その光景に、心から安堵し嬉しくもなった。
宗吾さんはそのまま皆に飲み物を補充したり、ピザのお代わりを配っている。
フットワークが軽く、よく気が付く人だ。
宗吾さんがいいな。
兄さんを任せられるのは、宗吾さんだ。
あらためて……ふとしたシーンで、強く思うこと。
****
「ごちそうさま~!」
「あれ? 瑞樹、丈さんと洋さんは?」
「あれ? そういえばいなかったですね。僕たちお腹ペコペコで気付きませんでしたね。悪いことをしました」
瑞樹は恐縮していたが、俺はニヤリと笑ってしまった。
「そうでもないかもよ? きっとお腹いっぱいの顔で戻ってくるさ」
「?」
案の定、キャンプサイドから丈さんと洋さんがゆっくりと歩いて戻ってきた。
「おーい! ピザ冷めちゃったぞ」
「あぁ……そうか、すみません。散歩をしていました」
余裕の笑みの丈さんと、少し目元を染めている洋さん。
抜け駆けはよくないぞと突っ込みたくなったが、やめておいた。
今は、サマーキャンプ中だ。各々が思いのままに楽しく過ごせれば、それでいい。
「宗吾さん、デザートはかき氷ですって」
「へぇ、気が利くな」
「まるで屋台のようです。流さんって、すごいですね」
お目々キラキラのいっくんと芽生。
「じゃあ俺はちょっとテントを見回ってくるよ」
「はい、あの……僕も付いていきましょうか」
「ん?」
「僕も宗吾さんの手伝いをしたいなって」
「瑞樹ぃ~ うれしいよ」
本当に俺の瑞樹は可愛い!
こういう所が最高に可愛い!
二人でグランピングエリアに到着すると、ふと違和感を抱いた。
「なんだかこのテントの模様は……こんなのあったか。アー‼」
テントのてっぺんに見事な縫い目が出来ていた。
「ま、まさか……」
「宗吾さん、そんなに興奮して、一体どうしたんですか」
「ブラックキングが現れたのでは!」
「ハァ???」
瑞樹が間抜けな声を出したが、俺は興奮していた。子供の頃の愛読書『ブラック・キング』は天才医師。彼は神の手で何でも縫合したのだ。まさにこのテントも彼の手にかかったものでは!
これは男の浪漫だ。大人の浪漫だ!
「この縫い目を見て見ろ!」
「ここですか……ずいぶん緻密に縫われていますね」
「これは、まさに神の手だ!」
「くすっ、宗吾さん、それって漫画の『ブラック・キング』のことですか。僕だって知ってますよ。広樹兄さんの愛読書で床屋に行くと読まされましたので」
瑞樹が甘く微笑むと、花の香りが強くなる。
「まさにそれだ! いやぁ~ 驚いたな。組み立てている時は気付かなかった。俺さ、すごいファンなんだ。だから俺たちのテントはここにしような。広さはどうだ?」
グイと瑞樹の腕を引っ張って中に入った。
「あ……」
「寝心地も確認しようぜ」
「……ちょっと……んっ、待ってください」
どさくさに紛れて瑞樹を仰向けに押し倒し、キスを仕掛けた。
「大人のデザートはこっちな!」
「ん……っ」
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