黒の陰陽師

文月くー

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第二章 戦争

第五十一話 小手調べ

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戦場は、圧倒的な静寂が広がっていた。
なぜなら、一人の陰陽師によって敵が全滅したのだから。
そして、陰陽師達は口々に呟く。

これが〝殲天翼〟なのか、と。

もちろん、十二天翼の間でも話されていた。

「いやー、アレは殺りすぎだよなー。」(一佳)

「殺りすぎってもんじゃないでしょ」(深雪)

「べ、別にカッコよかったから良いんじゃない………」ゴニョゴニョ

「いつぅ見てもぉ凄いのぉですよぉ」(紗綾)

「仲間には当てないところが凄いね」(舞)

「流石!俺の相棒だせ!」(圭也)

「…カッコいい…」(瑠奈)

「全く、燐は無茶しますねー。」(迅)

「…燐。うち、そろそろ気付いて欲しいんやけど…!」(佑莉)

「…私も教えてほしいなぁ…。」(聖)

「「「「「それはダメ!」」」」 」(未来、紗綾、舞、瑠奈、佑莉)

「ま、まぁ!落ち着こうぜ!?…ハァ。早く燐よ、気付いてくれ…!じゃないと胃痛が収まらん…。」(雷斗)

そんなことなど我知らず、燐は下へと降りていくのだった。



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その頃、あわいでは、十禍将達は、ピリピリしていた。

「月詠よ。」

玉座に座っている怨怪達の主は、どぶとい声をあげた。

「はい、主よ。」

「よいのか?下位怨怪は皆殺しのようだが。」

「はい。問題ありませんよ。あやつらは、言わば偵察部隊のようなものですから。」

すると、怨怪達の主は、軽く笑う。

「ならば問題はない。」

そう。
今攻めてきたのは雑兵の一角に過ぎないのだ。
ましてや、主力部隊など含まれている筈もない。
つまり、今のは小手調べといったところなのだ。
だがしかし、月詠は、思った以上に堕天将の殲滅力が高い事が分かった。
それさえも、数で押してしまえば関係なく、月詠は次の段階へと移行させる。

「次の段階に進みましょう…!」ニヤリ




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~~~あとがき~~~


ど~も~!
文月くーでーす!
今回も読んでいただき!
ありがとうございます!
で、ですよ!
普通に前回投稿したんですけど、忘れてました!
前回で祝!五十話でした!

やったー!

と、まぁ、こんな感じなんですけど、肝心の番外編が思い浮かばないんですよぉ~…!

ヤバイ!結構ヤバイ!

みたいな感じで、結構真面目に焦ってるんですけど、まじで、何か、意見がほしいです!
ぜひぜひ、意見をくれたらなと!思います!

もちろん、感想のところにこの感想は公表しないでって書いていただければ、公表はしないので!
どうぞ!気軽に送ってください!

と言うことで!

せーの!


「「「「「また見てね!」」」」」







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