ついに魔王を倒した最強の勇者!と同時に無職になって次は転職先で無双!!

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第14話「甘さ」

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メガロ「お前らと一緒に働きたくなんてねぇよ。」
辛辣な一言。

勇者「頼むよぉ!行くあてがないんだって!」
リュカオン「俺ら何でもするから!ほら…魔法だって出るし…!あ、今MP切れてるんだった…」

メガロ「お前らのそういう甘さが今回クビになった原因なんじゃねぇか?」

2人に稲妻の様な衝撃が走る。
勇者「そうか…!」
リュカオン「甘さ…!なるほど…!」
2人は閃いた。
今までの苦悩が嘘のように…。
メガロ「ま、まあ頑張れよ。じゃあ俺行くわ。」

勇者「ありがとう!」
リュカオン「またな!メガロ!」

メガロ(ふっ…それでいいんだよ。やっと前のお前らに戻ったじゃねぇか。)

メガロは去っていった。

そして勇者とリュカオンは次の仕事に向けて張り切っていた。
勇者「よし! 今俺たちに出来ることを考えよう。」
リュカオン「そうだな!いきなり面接に行ったところで同じことの繰り返しだ!」


考えること2時間。ようやくまとまった2人。
勇者「完成だ!」
リュカオン「これなら合格間違いなしだぜ!」
2人は履歴書を完成させた。

翌日…

勇者「しまった…」
リュカオン「やっちまったな…」
2人は履歴書を送ったものの連絡手段が無いため合否どころか面接すら受けれなかった。
勇者「クヨクヨしてる場合じゃねぇ!行くぞ!」
リュカオン「そうだな!どうせなら直接店に行ってやるか!」

2人は歩き出した。
長い時間をかけ、たどり着いた店。
それは…

勇者「失礼します!面接の件で参りました!」

「どうもわざわざすみません。連絡しようにも手段が無かったみたいで…って」

勇者「あ…」
リュカオン「あ…」
メガロ「あ…」

そう、履歴書を送った先はメガロの営む洋菓子屋だったのだ…。
メガロ「不合格…お帰りください。」
勇者「ちょ、ちょっと待ってよ…!」
メガロ「不合格です…。」
リュカオン「まだ何もしてないだろ?」
 
衝撃の事実。
メガロ「お前ら…履歴書に嘘書いたろ。」
2人「嘘なんか書いてないって…」
メガロ「とぼけるな。まずなんだこの名前と写真は…!」
2人「それは…」

2人の名前はユシャンとリオンになっていた。
そして、加工されつくし、原型を留めていないほど美化された写真。
メガロ「こんな写真でお前らみたいなやつが来たらおかしいと思うだろ。全然違うじゃねぇか。」

勇者「そ、それでも他の所はそんな盛ったりしてないよ!」
メガロ「そんなって何だよ…そもそも盛るなんて…!!」

驚愕のメガロ。
履歴書の真実とは。

続く
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