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第7話「カタツムリ」
しおりを挟むスローライフを誰よりも楽しむために今日も生きとし生ける物のスローライフを見つける。
サキ「あ!カタツムリや!おっそいのぉ!スローライフ…ではない!あかん!!」
サキはカタツムリを握った拳で潰した。
サキ「こんなんじゃ…!あかん…!あかんねん…!ゆっくり歩くのはスローライフちゃうねん…!」
サキ「こんなチンタラ歩くなら死んでもうた方がましや!!」
朝の街、一人叫び歩く姿は鬼…
サキ「ごめんなぁ…」
サキは潰れたカタツムリを手にすると、口に運び殻ごと咀嚼し、腹の底へと流れ込んで行った。
サキ「美味しくない!!」
サキ「毎回思うけど一口食べてもたら腹がめっちゃ減るんよなぁ…!なんか美味い食べ物でも無いかなぁ…!」
食を求め、さまよい歩くとそこには女の姿があった。
リン「あ!サキ!どこ行ってたん!?」
サキ「おぉ~!久しぶりやんけ!ちょっといろいろあったんや~!」
数日ぶりの再会した2人だったが。
サキ「最近どない?」
リン「3人で仲良くやっとんで!」
サキ「ほんまか!そらよかったのぉ!3人…えっとレイとユウタとあと誰やっけ…」
リン「うちやんか!何言うてるねん!」
サキは真顔になりこう言った。
サキ「誰やお前…。」
リン「いや、リンやんか!ずっと3人で一緒やったやん!」
サキ「誰やねんお前!!!」
リン「え、どないしたん。怖っ。」
サキ「あああああ~!!!誰やねん、誰やねんお前えっっ!!」
サキはリンの首を強く絞めだした。
爪を立てるように首を絞める。
リン「ぐ、ぐるしぃ…」
サキ「うるさぁぁい!!!」
サキはリンの唇を噛みちぎる。
サキ「わぁ綺麗なお花や…!チュウリップさんみたい!!」
血にまみれた口元を舐め回すサキ。
サキ「おいちぃ!!おいちぃ!!!!」
リン「あ…あ…!」
上手く話せないリン。目には涙。心に恐怖。
サキ「ふぉおおおおお!!!!」
叫びながら噛みちぎった唇の傷跡に爪を食い込ませる。
激痛走るリン。
リン「…!!!」
サキ「あ、」
真顔になるサキ。
サキ「あ!その顔…リンちゃんやんかぁああ!!!懐かしいなあああ!!元気しとったかあ!!!??」
血と涙で覆われる顔にリンの原型は無い。
しかし、サキはリンだと認識できる何かがあった。
サキ「この唇の形はリンちゃんや!!」
噛みちぎった唇をガムのように食べるサキ。
もちゃもちゃ
サキ「おいいいちいいいいいい!!!!!」
お腹の中でカタツムリと唇がごっつんこ。
えすかるご。
続く
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