1 / 4
1話
高校生!?
しおりを挟む
春のことだった、36歳この年にもなってまともに働けずバイトをしている毎日、なんで、こんな人生になっちゃったかなーなと1日に5回は思う。そう、現在進行形で。そんな時ふと道路を見たそこには、車が来てるのが分からないのか?それともバカなのか、犬が道路に侵入し始めた。車はスピードを落とさない。
俺は必死に車に向かって手を振った。
「おーい!!犬が犬が!!止まって!!スピード落として!!」
なんで、スピードを落とさないんだ?たかが犬だからか?人間だったらどうする?慌ててブレーキでも踏むんじゃないのか? くそ、助けるか!
「この、バカ犬がぁぁ!!」
その言葉と同時に俺は飛び出し、犬を押し飛ばした、そして、その数秒後に
ピィーッ!!!ドッガーーン
「ん?ここは?どこだ...?」
目が覚めると、体がフワフワしていてなんかよく、分からない場所にいた。
「やっと、起きたか」
「へ?誰?こわ」
しかし、声が聞こえる所には誰もいない。
「お前にはまだ死ぬ権利がない」
意味不明だ。
「死ぬ権利がないってどうゆうこと?俺死にたくて死んだんじゃないんだけど」
「知っているだから、死ぬ権利を与える条件を出してやる。お前は高校生3年間なにもやって来なかった、だから、3年間をもう1度やり卒業したら死ぬ権利をあげてそれと生き返らせてやる」
信じられない話だった。いきなり、意味わからない場所にいて、意味わからない話を聞かされて、頭がおかしくなったんだろう。俺はこんなことを言っていた。
「分かった。俺はやり直す!そして、生き返る!」
「いい返事だ!さぁ、行け!」
ジリジリジリジリジリ
目覚ましで俺は目覚めた。
「あれ?生きてるじゃん俺...夢だったのかな」
いつもの、足取りで洗面所へ向かう。
ピンポーン
「ん?誰だ?こんな、朝からまだ、7時だぞ」
ピンポーンピンポーン
「ハーイちゃっと待ってください!!」
ドアを開けたらそこには、高校生くらいの学生がいた。その、学生はにっこり笑い「おはよう!蒼くん!」
なんだ、こいつ?学生が36才に向かって馴れ馴れしいな。まるで、同じ年齢みたいな感じで話しかけてきやがって...あれ?同じ年齢...?「もしかして!」俺はふと、あの夢みたいなのを思い出し洗面所にもう1度向かった。そして、自分の顔を見る。
「へ?ははぁ、若い...顔変わってる...ってだぁぁぁぁ!!!あれ、本当だったのかぁぁぁ!!!!」
「どうしたの?蒼くん」
学生が俺の家に入ってきていた。
「ちょ、お前何勝手に入ってるんだよ!」
女の人しか家に入れたことねぇーのに!
「ほら、早く制服着て!行くよ!」
なんで、制服があったのかは分からない。多分夢の時のやつが用意しておいたんだろう。まぁ、今はそんなことはどうでもいい。なぜなら、学校に来てしまっているから!!
「ねぇ、なんで、蒼くんは入学式来なかったの?」
うっ...こいつ、聞いてくるところキツイな。
「ちょっとね、ところで、なんで俺の名前知ってるの?」
すると、学生は下駄箱の前で立ち止まり謝るように言った。
「ごめん、自己紹介してなかったね。僕は坂ゆうま。ゆうまって呼んで、僕は蒼くんの前の席なんだー」
坂ゆうま せめてこの人だけとは仲良くするか。
「じゃあ、ゆうくんで」
止まっていた足を動かしながら言った。
俺の机は前から4番目だった。まぁ、悪くないな。
隣の席には、美少女がいた。なんとも、座りずらい...
「おはよう!あなたが、蒼くん?私は空乃かおり!隣の席だしよろしくね」
戸惑うのも仕方がない。美少女...いや、まず女の人と話したのが久しぶりだからな。
「あ、うん、よろしく、かおりさん」
すごい、コミュ障みたいに話してしまった。
「あれ?蒼くん顔赤いよ」
「は?なわけねぇーだろ!バカ!」
うぜぇーまじ、こうゆうのうぜぇー
「やべ、先生来た、早く座ろう!」
ゆうくんの言った通り先生が教室に入ってくる。
「お前らちゃんと勉強やってるか?明日テストだからな!以上!」
担任の話ってこんなに短かったけな?俺の時は長すぎて鼻ホジってた覚えしか...
「ねぇ、今日帰り勉強会しようよ!」
いきなり、ゆうくんが提案してきた。
「いや、おれ...は」
「私行く!」かおりさんが勉強会に行くと言い出した!
「俺も、行くよ!!」
つい、行くと言ってしまった。
まぁ、こんな感じで3年間過ぎてしまえば俺は最高だ。けど、こいつらとはいつか、別れなければ行けない日が来るんだよな。あいつらは、進学、就職、俺は多分元の年齢に戻る。
ということは、3年後の4月が過ぎたらもう、2度と...会えないということになる。こいつらとのタイムリミットはあと3年
俺は必死に車に向かって手を振った。
「おーい!!犬が犬が!!止まって!!スピード落として!!」
なんで、スピードを落とさないんだ?たかが犬だからか?人間だったらどうする?慌ててブレーキでも踏むんじゃないのか? くそ、助けるか!
「この、バカ犬がぁぁ!!」
その言葉と同時に俺は飛び出し、犬を押し飛ばした、そして、その数秒後に
ピィーッ!!!ドッガーーン
「ん?ここは?どこだ...?」
目が覚めると、体がフワフワしていてなんかよく、分からない場所にいた。
「やっと、起きたか」
「へ?誰?こわ」
しかし、声が聞こえる所には誰もいない。
「お前にはまだ死ぬ権利がない」
意味不明だ。
「死ぬ権利がないってどうゆうこと?俺死にたくて死んだんじゃないんだけど」
「知っているだから、死ぬ権利を与える条件を出してやる。お前は高校生3年間なにもやって来なかった、だから、3年間をもう1度やり卒業したら死ぬ権利をあげてそれと生き返らせてやる」
信じられない話だった。いきなり、意味わからない場所にいて、意味わからない話を聞かされて、頭がおかしくなったんだろう。俺はこんなことを言っていた。
「分かった。俺はやり直す!そして、生き返る!」
「いい返事だ!さぁ、行け!」
ジリジリジリジリジリ
目覚ましで俺は目覚めた。
「あれ?生きてるじゃん俺...夢だったのかな」
いつもの、足取りで洗面所へ向かう。
ピンポーン
「ん?誰だ?こんな、朝からまだ、7時だぞ」
ピンポーンピンポーン
「ハーイちゃっと待ってください!!」
ドアを開けたらそこには、高校生くらいの学生がいた。その、学生はにっこり笑い「おはよう!蒼くん!」
なんだ、こいつ?学生が36才に向かって馴れ馴れしいな。まるで、同じ年齢みたいな感じで話しかけてきやがって...あれ?同じ年齢...?「もしかして!」俺はふと、あの夢みたいなのを思い出し洗面所にもう1度向かった。そして、自分の顔を見る。
「へ?ははぁ、若い...顔変わってる...ってだぁぁぁぁ!!!あれ、本当だったのかぁぁぁ!!!!」
「どうしたの?蒼くん」
学生が俺の家に入ってきていた。
「ちょ、お前何勝手に入ってるんだよ!」
女の人しか家に入れたことねぇーのに!
「ほら、早く制服着て!行くよ!」
なんで、制服があったのかは分からない。多分夢の時のやつが用意しておいたんだろう。まぁ、今はそんなことはどうでもいい。なぜなら、学校に来てしまっているから!!
「ねぇ、なんで、蒼くんは入学式来なかったの?」
うっ...こいつ、聞いてくるところキツイな。
「ちょっとね、ところで、なんで俺の名前知ってるの?」
すると、学生は下駄箱の前で立ち止まり謝るように言った。
「ごめん、自己紹介してなかったね。僕は坂ゆうま。ゆうまって呼んで、僕は蒼くんの前の席なんだー」
坂ゆうま せめてこの人だけとは仲良くするか。
「じゃあ、ゆうくんで」
止まっていた足を動かしながら言った。
俺の机は前から4番目だった。まぁ、悪くないな。
隣の席には、美少女がいた。なんとも、座りずらい...
「おはよう!あなたが、蒼くん?私は空乃かおり!隣の席だしよろしくね」
戸惑うのも仕方がない。美少女...いや、まず女の人と話したのが久しぶりだからな。
「あ、うん、よろしく、かおりさん」
すごい、コミュ障みたいに話してしまった。
「あれ?蒼くん顔赤いよ」
「は?なわけねぇーだろ!バカ!」
うぜぇーまじ、こうゆうのうぜぇー
「やべ、先生来た、早く座ろう!」
ゆうくんの言った通り先生が教室に入ってくる。
「お前らちゃんと勉強やってるか?明日テストだからな!以上!」
担任の話ってこんなに短かったけな?俺の時は長すぎて鼻ホジってた覚えしか...
「ねぇ、今日帰り勉強会しようよ!」
いきなり、ゆうくんが提案してきた。
「いや、おれ...は」
「私行く!」かおりさんが勉強会に行くと言い出した!
「俺も、行くよ!!」
つい、行くと言ってしまった。
まぁ、こんな感じで3年間過ぎてしまえば俺は最高だ。けど、こいつらとはいつか、別れなければ行けない日が来るんだよな。あいつらは、進学、就職、俺は多分元の年齢に戻る。
ということは、3年後の4月が過ぎたらもう、2度と...会えないということになる。こいつらとのタイムリミットはあと3年
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる