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タワマン
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高層マンション、タワマン。
昔々、その存在をまだ知らなかった二十代になりたての頃。
先輩のお家に招待されて、近所のミニお饅頭の詰め合わせを手に、ウッヒョヒョ~イと遊びに行った時のこと。
部屋の中から窓をやたら覗かされる。
「 高いと眺めが最高でしょ~!
ここから見える景色がお気に入りなんだ~♬ 」
高所恐怖症にとっては地獄でしかない景色。
つい最近見た地球滅亡の映画のシーンが頭を過り、非常口を今直ぐ探しに行きたい。
ーーとは勿論言えず、いいですねー!と返事を返す。
それから話は先輩の旦那さんの話へ。
何故か会ったこともない男性の知識がやたらと増えていく。
せめて旦那さんを絡めたBLの話にしてくれれば・・っ!!
ーーーとはやはり言えず、いいですねー!と無難な返事を返す。
昔々、その存在をまだ知らなかった二十代になりたての頃。
先輩のお家に招待されて、近所のミニお饅頭の詰め合わせを手に、ウッヒョヒョ~イと遊びに行った時のこと。
部屋の中から窓をやたら覗かされる。
「 高いと眺めが最高でしょ~!
ここから見える景色がお気に入りなんだ~♬ 」
高所恐怖症にとっては地獄でしかない景色。
つい最近見た地球滅亡の映画のシーンが頭を過り、非常口を今直ぐ探しに行きたい。
ーーとは勿論言えず、いいですねー!と返事を返す。
それから話は先輩の旦那さんの話へ。
何故か会ったこともない男性の知識がやたらと増えていく。
せめて旦那さんを絡めたBLの話にしてくれれば・・っ!!
ーーーとはやはり言えず、いいですねー!と無難な返事を返す。
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