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第六章(ライトノア学院試験編、ソフィアとアゼリア、レイドとメル、リリアとサイモンとの出会い)
(ソフィア)305 そして生きていく
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(ソフィア)
更に恐ろしい事に、その強さは剣だけではなかった。
魔力操作術では精密魔道具の花爆弾を一瞬で、そして虹色という存在しない筈の色を作り出し、その魔力で出来た花を魔術ごと結晶化まで……。
夢でももっと現実味があるのではないか?
そう思うような出来事が次々と目の前で起こり、またしても言葉を失う。
特に『魔術ごと結晶化』は、時を止めるのと同義で、世の概念そのものを否定するような事であると殆どの者たちは気づき顔色を失くした。
そんな事が出来る『人』など存在するはずない、いるとしたら……?
ゴクリと喉をならし必死にその考えを否定しながら、次に迎えたのは魔法術の試験だ。
嫌な予感に襲われながらも、流石にこれ以上驚く事はないだろうと思っていたのだが────……レオン様の前に突如黒い『道』が出来た事で、その期待は見事に裏切られる。
黒く焼け焦げ、焦土と化した道は、まさにこの世の地獄へ向かう入り口か……。
火の粉が雨のように降り注ぐ中、その入り口の前で平然と立つレオン様の姿は────まるでこの世を滅びへと導く神様の様に見えた。
「────っ~っ……!」
その時の事を思い出してとうとう震えが隠せなくなると、アゼリアが安心させる様にそっと私の手を握ってくれた。
「あれがエドワード様の陣営に渡ってしまえば世界は終わるでしょう。
学院長のフラン様はアーサー派の重鎮でおられる方のため、問題はないでしょうが……学院には数多くのエドワード派の貴族の子供達がいます。決して油断はできません。」
「……分かってるわ。エドワード派閥の家の子供達に対し、決して気を緩めてはなりません。
恐らく此度のことは問題ないでしょうが、どこでその存在を嗅ぎつけられるか分かりませんから。引き続き注意が必要でしょう。」
こんな夢物語よりもありえない話、恐らくそれを目撃した貴族の子供達がご両親に告げたところで、逆に叱咤されるのがオチだろう。
『そんなバカみたいな夢みたいな話などあるわけないだろう!』と。
エドワードお兄様の忠実な騎士であるジュワンも奴隷に負け、更にはそれを合格に導いてしまったなどプライドが高い彼の口からは決して告げられることはできないはず。
おおかたフラン学院長達による新たな策略だとでも言って、エドワードお兄様達の目はアーサー派閥への動きに向くはずだ。
こちらとして、それは願ってもない事。
せいぜい何も出ない場所を叩いて踊ってもらおう。
そこまで考えて、ふぅ……と息を吐き出し落ち着きを取り戻すと、私は笑顔を貼り付けて笑う。
「今最も注意が必要なのは大司教のご令嬢<ジェニファー>様ね。
今回の試験での事は、あの負けず嫌いな性格を考えれば口外しないでしょうが、次もそうとは限りません。
やはり、私達は不用意な接触を防ぐため、レオン様を近くで見張る必要があるでしょう。」
イシュル教会大司教<グレスター>と、そのご令嬢の<ジェニファー>は、共に富に酷く執着している者達で、ありとあらゆる贅沢な品を片っ端から集めてはその自尊心を満たしている、所謂『金の亡者』である。
その事は特に<ジェニファー>を着飾るあの綺羅びやかなドレスや装飾品を見れば一目瞭然。
そして執拗に聖女の名を欲する事から、自分が一番でなければ気がすまぬ過激な性格をしている事も分かる。
別に個人的な性格など問題ではないが、彼らの問題点は、その一番になった先の未来が見えていない事だ。
聖女の重さも、この国の未来の姿も、自分達が一番になった先に広がる絶望の世界も……。
戦争になろうが、どんなに多くの犠牲者がでようが、自分の地位と欲しいものが手に入る環境さえあれば何一つ気にならない。
そういった考えを持つ者たちにとってエドワード派閥は、とても居心地の良い場所であるため、簡単にはその場所を手放そうとしないだろう。
そんな派閥と最近距離が近いグレスターにとってレオン様の事は、願ってもない存在になるはずだが、一番でないと気がすまないジェニファーが実力で奴隷に負けたなどと素直にいうはずがない。
恐らくは奴隷の主人であるリーフ様の戯れである……と、その様に伝えるはずだ。
そしてそんなジェニファーの言葉に対し、主人に忠実な専属聖兵士である<クラーク>は、それに従いあえて何も言わずに口を閉ざすだろう。
私は重ねられたアゼリアの手をギュッと握り、今後の事を考える。
私に出来ることは、これから起こるであろう数々の出来事をアーサーお兄様がご帰還するまで隠し通す事。
そのためには、その鍵となるレオン様を見張るため、まずはリーフ様に近づく。
『これからの学院生活、俺、すっごく楽しみにしているんだ。レオン共々うるさいと思うけどよろしく。あ、あとあげ玉とモルトとニールもうるさいと思う。絶対。』
不意に頭を過ったのは、先ほどのリーフ様が言っていた言葉だ。
リーフ様は、私に何も求めてはこなかった。
なんだか不思議な距離感……。
近い様で遠いというか……こちらを見ることなく、でもずっと背中をくっつけてくれている感じ?と言えば近いかもしれない。
見張られるような視線も、何かを期待するような目も、気遣う様な視線も投げかけてこないのに、背中越しで伝わる暖かな体温は1人ではないという安心感を私の心に与えてくれる。
なんだかそれが、とても居心地がいい。
しかし────……。
直ぐに私は私のやるべきこと、そして自分の肩にのしかかっている沢山のものを思い出し、軽く頭を振ってその気持ちを頭から追い出した。
私はなにがあっても何を犠牲にしても生きなければならない。
私にはこの国の未来と沢山の人の命が乗っている。
だからリーフ様に近づくのはレオン様を見張るため。
その言葉通りに楽しみだと思っては駄目 。
そんないつも自分に言い聞かせる言葉を再度何度も心の中で呟いた後、窓の外に視線を移す。
馬車から見える澄み切った空を見上げながら、私は口を開きかけ……直ぐにしっかりと閉じると、外に出ていこうとした言葉をしっかりと噛み砕いてから飲み込んだ。
更に恐ろしい事に、その強さは剣だけではなかった。
魔力操作術では精密魔道具の花爆弾を一瞬で、そして虹色という存在しない筈の色を作り出し、その魔力で出来た花を魔術ごと結晶化まで……。
夢でももっと現実味があるのではないか?
そう思うような出来事が次々と目の前で起こり、またしても言葉を失う。
特に『魔術ごと結晶化』は、時を止めるのと同義で、世の概念そのものを否定するような事であると殆どの者たちは気づき顔色を失くした。
そんな事が出来る『人』など存在するはずない、いるとしたら……?
ゴクリと喉をならし必死にその考えを否定しながら、次に迎えたのは魔法術の試験だ。
嫌な予感に襲われながらも、流石にこれ以上驚く事はないだろうと思っていたのだが────……レオン様の前に突如黒い『道』が出来た事で、その期待は見事に裏切られる。
黒く焼け焦げ、焦土と化した道は、まさにこの世の地獄へ向かう入り口か……。
火の粉が雨のように降り注ぐ中、その入り口の前で平然と立つレオン様の姿は────まるでこの世を滅びへと導く神様の様に見えた。
「────っ~っ……!」
その時の事を思い出してとうとう震えが隠せなくなると、アゼリアが安心させる様にそっと私の手を握ってくれた。
「あれがエドワード様の陣営に渡ってしまえば世界は終わるでしょう。
学院長のフラン様はアーサー派の重鎮でおられる方のため、問題はないでしょうが……学院には数多くのエドワード派の貴族の子供達がいます。決して油断はできません。」
「……分かってるわ。エドワード派閥の家の子供達に対し、決して気を緩めてはなりません。
恐らく此度のことは問題ないでしょうが、どこでその存在を嗅ぎつけられるか分かりませんから。引き続き注意が必要でしょう。」
こんな夢物語よりもありえない話、恐らくそれを目撃した貴族の子供達がご両親に告げたところで、逆に叱咤されるのがオチだろう。
『そんなバカみたいな夢みたいな話などあるわけないだろう!』と。
エドワードお兄様の忠実な騎士であるジュワンも奴隷に負け、更にはそれを合格に導いてしまったなどプライドが高い彼の口からは決して告げられることはできないはず。
おおかたフラン学院長達による新たな策略だとでも言って、エドワードお兄様達の目はアーサー派閥への動きに向くはずだ。
こちらとして、それは願ってもない事。
せいぜい何も出ない場所を叩いて踊ってもらおう。
そこまで考えて、ふぅ……と息を吐き出し落ち着きを取り戻すと、私は笑顔を貼り付けて笑う。
「今最も注意が必要なのは大司教のご令嬢<ジェニファー>様ね。
今回の試験での事は、あの負けず嫌いな性格を考えれば口外しないでしょうが、次もそうとは限りません。
やはり、私達は不用意な接触を防ぐため、レオン様を近くで見張る必要があるでしょう。」
イシュル教会大司教<グレスター>と、そのご令嬢の<ジェニファー>は、共に富に酷く執着している者達で、ありとあらゆる贅沢な品を片っ端から集めてはその自尊心を満たしている、所謂『金の亡者』である。
その事は特に<ジェニファー>を着飾るあの綺羅びやかなドレスや装飾品を見れば一目瞭然。
そして執拗に聖女の名を欲する事から、自分が一番でなければ気がすまぬ過激な性格をしている事も分かる。
別に個人的な性格など問題ではないが、彼らの問題点は、その一番になった先の未来が見えていない事だ。
聖女の重さも、この国の未来の姿も、自分達が一番になった先に広がる絶望の世界も……。
戦争になろうが、どんなに多くの犠牲者がでようが、自分の地位と欲しいものが手に入る環境さえあれば何一つ気にならない。
そういった考えを持つ者たちにとってエドワード派閥は、とても居心地の良い場所であるため、簡単にはその場所を手放そうとしないだろう。
そんな派閥と最近距離が近いグレスターにとってレオン様の事は、願ってもない存在になるはずだが、一番でないと気がすまないジェニファーが実力で奴隷に負けたなどと素直にいうはずがない。
恐らくは奴隷の主人であるリーフ様の戯れである……と、その様に伝えるはずだ。
そしてそんなジェニファーの言葉に対し、主人に忠実な専属聖兵士である<クラーク>は、それに従いあえて何も言わずに口を閉ざすだろう。
私は重ねられたアゼリアの手をギュッと握り、今後の事を考える。
私に出来ることは、これから起こるであろう数々の出来事をアーサーお兄様がご帰還するまで隠し通す事。
そのためには、その鍵となるレオン様を見張るため、まずはリーフ様に近づく。
『これからの学院生活、俺、すっごく楽しみにしているんだ。レオン共々うるさいと思うけどよろしく。あ、あとあげ玉とモルトとニールもうるさいと思う。絶対。』
不意に頭を過ったのは、先ほどのリーフ様が言っていた言葉だ。
リーフ様は、私に何も求めてはこなかった。
なんだか不思議な距離感……。
近い様で遠いというか……こちらを見ることなく、でもずっと背中をくっつけてくれている感じ?と言えば近いかもしれない。
見張られるような視線も、何かを期待するような目も、気遣う様な視線も投げかけてこないのに、背中越しで伝わる暖かな体温は1人ではないという安心感を私の心に与えてくれる。
なんだかそれが、とても居心地がいい。
しかし────……。
直ぐに私は私のやるべきこと、そして自分の肩にのしかかっている沢山のものを思い出し、軽く頭を振ってその気持ちを頭から追い出した。
私はなにがあっても何を犠牲にしても生きなければならない。
私にはこの国の未来と沢山の人の命が乗っている。
だからリーフ様に近づくのはレオン様を見張るため。
その言葉通りに楽しみだと思っては駄目 。
そんないつも自分に言い聞かせる言葉を再度何度も心の中で呟いた後、窓の外に視線を移す。
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