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第七章(試験後、レオンと娼館、アントンと呪いについて、リーフ暗殺計画)
312 若いね〜!このこの!
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(リーフ)
そして続けて『そういえば……?』 と、俺はレオンの今日一日の言動を思い出す。
やたら下ネタを連発していたレオン、ムチムチおっぱい大好きレオン……そんなちょっとむっつり要素が垣間見えてきたレオンは、恐らく性的興味に目覚めたとみた!
チラッとレオンの様子をもう一度伺えば、鬼気迫るオーラを垂れ流していたので、俺はニッコと笑う。
「う~ん、そうだねぇ、主におっぱいとかお尻とか……?
とりあえず好きなところを好きなだけ触っていいみたいだよ。」
俺、前世童貞、エッチなお店も勿論行ったことな~い。
童貞にとって現実のエロスは、ファンタジー、ファンタジー。
そんな自論を心の中で語りながら、多分知りたいであろう部分だけ簡潔に述べておいた。
とりあえず同じ童貞仲間のレオンには希望溢れる話だけ聞かせておけば問題ないはずだ。
「そ……そうなのですか……。」
そこでレオンは、ボボボンッ!!!と顔を真っ赤にして俺から慌てて目を逸らしたので、不謹慎にも吹き出しそうになるのを必死に堪える。
妄想してる妄想してる~♫エッチなことかんがえちゃってる~!
普段優秀でしっかりしているレオンだが、ちゃんとこういうことは歳相応でホッと安心した。
このまま成長すれば、レオンも友達とワイワイお話するようになるのかな?エッチなやつ!
男ばかりのクリスマスパーティー。
そこで率先して下ネタを連発し、最後は皆でおっぱいを求めて肉まんを買いに行った思い出を振り返り、ピクピクと口元を痙攣させる。
そんなどうしようもない思い出に浸っていると、突然レオンが、はっ!!と正気に戻り、怖いくらい真剣な顔で、俺の両腕を掴んできた。
「……それを複特定多数の人間にさせると……そういうおつもりなんですね?」
俺の二の腕が、ギシギシッと鈍い音を立てて締め付けられる……。
ちょっと……いや、かなり痛いぞ~??
そう思いながら恐る恐る返事を返した。
「あ、うん。そうじゃないかな?多分色々な人を相手にすると思うよ。」
俺がそう答えた瞬間────凄まじい殺気がレオンから放たれる。
「────っ!??」
それを正面からまともに受けた俺の体からはブワッと汗が一斉に飛び出し、体は一瞬で硬直!足はガクガクと震え出した。
き、気を抜けば気絶する!
焦りながら必死に踏ん張ったのだが……努力の甲斐も虚しく、踏ん張りきれずにカクンと足から崩れ落ちてしまう。
あ、転ぶ~!
地面に叩きつけられる衝撃を覚悟したが、レオンの手の力により俺の体は足はついているも実質宙ぶらりん状態に……。
これ幸いとばかりにレオンの手に全体重を掛けていると、レオンは依然怖い顔のまま、俺から視線を逸らさずそのまま話し始めた。
「駄目です。それは、絶対に。何故そんな事をする必要があるのですか?
その体を沢山の者に触らせるなど……そんな事をしようとする奴は全員消します。」
おおお???!何?何??なんかめちゃくちゃ怒ってない?
多分『沢山の人に触らせる』ってところがレオンのセクハラセンサーにがっつり引っかかった様だ。
1人の女性だけを真摯に愛すべし。
その愛する女性に違う男が触るなど言語道断、全員消してやりたいほど我慢できない。
そういう事か……。
分かる分かる~、俺もそっち派だから!
怒り狂うレオンを見上げながら、ニッコリ笑った。
でもこればっかりは人それぞれの性の価値観があるから断言はできない。
『寝取られじゃなきゃ勃たないんだ……。』とか言ってた友達もいたし……。
そんな悠長に考えているとレオンの機嫌はさらに極寒地獄へ。
腕を強く握られすぎて足がつま先しかつかなくなってしまった。
「どうしてですか……?俺はそれも我慢しなければ一緒にはいられないのですか?
そんな……そんな事を許す世界なんて……いっそ……。」
泣き出す一歩手前のようなレオンに一気に血の気が下がり、軽く考えていた事に酷い罪悪感を感じた。
そうか……もう世の綺麗も汚いもすべて見てきた俺とは違い、レオンにとっては全てが初めて見る世界だ。
きっと色々な諸事情的なものを全て理解しよう!は、ちょっと最初から難しすぎるか……。
気遣いが足りなさすぎた事を反省しながら、おずおずとレオンの顔を見上げる。
黒白はっきりしない事を、まだ価値観こんにゃくの子供に説明するのは難しい。
視点によって見方が変わるモノに対して、一面だけで説明してしまうと、へんてこな偏見を持ってしまう恐れがあるし……。
何より自分なりの考えを導き出すきっかけも奪ってしまうし……。
レオンの突き刺す様な視線を受け止めながら、う~んう~んと死ぬほど悩んだ。
結局はそういうものだという事実だけ説明して、時と共にゆっ~くり柔軟に自分なりの答えを出していくしかないんじゃないかな~?
特にレオンの様にグレー的な考え方が苦手な子は、本当に気をつけないと心を歪めてしまう原因になるかもしれないし。
下手したら娼館へ爆弾のように突っ込んで行く可能性もあるぞ。物理的に。
そんな妄想が頭を過ぎると、ゾゾ~と背筋が凍る。
どう説明したら双方にとってへんてこな偏見や誤解を抱かず場が収まる……?
鳥あたまフル稼働で考えて考えて突然────ピンッ!!と良いことを思いた。
そして続けて『そういえば……?』 と、俺はレオンの今日一日の言動を思い出す。
やたら下ネタを連発していたレオン、ムチムチおっぱい大好きレオン……そんなちょっとむっつり要素が垣間見えてきたレオンは、恐らく性的興味に目覚めたとみた!
チラッとレオンの様子をもう一度伺えば、鬼気迫るオーラを垂れ流していたので、俺はニッコと笑う。
「う~ん、そうだねぇ、主におっぱいとかお尻とか……?
とりあえず好きなところを好きなだけ触っていいみたいだよ。」
俺、前世童貞、エッチなお店も勿論行ったことな~い。
童貞にとって現実のエロスは、ファンタジー、ファンタジー。
そんな自論を心の中で語りながら、多分知りたいであろう部分だけ簡潔に述べておいた。
とりあえず同じ童貞仲間のレオンには希望溢れる話だけ聞かせておけば問題ないはずだ。
「そ……そうなのですか……。」
そこでレオンは、ボボボンッ!!!と顔を真っ赤にして俺から慌てて目を逸らしたので、不謹慎にも吹き出しそうになるのを必死に堪える。
妄想してる妄想してる~♫エッチなことかんがえちゃってる~!
普段優秀でしっかりしているレオンだが、ちゃんとこういうことは歳相応でホッと安心した。
このまま成長すれば、レオンも友達とワイワイお話するようになるのかな?エッチなやつ!
男ばかりのクリスマスパーティー。
そこで率先して下ネタを連発し、最後は皆でおっぱいを求めて肉まんを買いに行った思い出を振り返り、ピクピクと口元を痙攣させる。
そんなどうしようもない思い出に浸っていると、突然レオンが、はっ!!と正気に戻り、怖いくらい真剣な顔で、俺の両腕を掴んできた。
「……それを複特定多数の人間にさせると……そういうおつもりなんですね?」
俺の二の腕が、ギシギシッと鈍い音を立てて締め付けられる……。
ちょっと……いや、かなり痛いぞ~??
そう思いながら恐る恐る返事を返した。
「あ、うん。そうじゃないかな?多分色々な人を相手にすると思うよ。」
俺がそう答えた瞬間────凄まじい殺気がレオンから放たれる。
「────っ!??」
それを正面からまともに受けた俺の体からはブワッと汗が一斉に飛び出し、体は一瞬で硬直!足はガクガクと震え出した。
き、気を抜けば気絶する!
焦りながら必死に踏ん張ったのだが……努力の甲斐も虚しく、踏ん張りきれずにカクンと足から崩れ落ちてしまう。
あ、転ぶ~!
地面に叩きつけられる衝撃を覚悟したが、レオンの手の力により俺の体は足はついているも実質宙ぶらりん状態に……。
これ幸いとばかりにレオンの手に全体重を掛けていると、レオンは依然怖い顔のまま、俺から視線を逸らさずそのまま話し始めた。
「駄目です。それは、絶対に。何故そんな事をする必要があるのですか?
その体を沢山の者に触らせるなど……そんな事をしようとする奴は全員消します。」
おおお???!何?何??なんかめちゃくちゃ怒ってない?
多分『沢山の人に触らせる』ってところがレオンのセクハラセンサーにがっつり引っかかった様だ。
1人の女性だけを真摯に愛すべし。
その愛する女性に違う男が触るなど言語道断、全員消してやりたいほど我慢できない。
そういう事か……。
分かる分かる~、俺もそっち派だから!
怒り狂うレオンを見上げながら、ニッコリ笑った。
でもこればっかりは人それぞれの性の価値観があるから断言はできない。
『寝取られじゃなきゃ勃たないんだ……。』とか言ってた友達もいたし……。
そんな悠長に考えているとレオンの機嫌はさらに極寒地獄へ。
腕を強く握られすぎて足がつま先しかつかなくなってしまった。
「どうしてですか……?俺はそれも我慢しなければ一緒にはいられないのですか?
そんな……そんな事を許す世界なんて……いっそ……。」
泣き出す一歩手前のようなレオンに一気に血の気が下がり、軽く考えていた事に酷い罪悪感を感じた。
そうか……もう世の綺麗も汚いもすべて見てきた俺とは違い、レオンにとっては全てが初めて見る世界だ。
きっと色々な諸事情的なものを全て理解しよう!は、ちょっと最初から難しすぎるか……。
気遣いが足りなさすぎた事を反省しながら、おずおずとレオンの顔を見上げる。
黒白はっきりしない事を、まだ価値観こんにゃくの子供に説明するのは難しい。
視点によって見方が変わるモノに対して、一面だけで説明してしまうと、へんてこな偏見を持ってしまう恐れがあるし……。
何より自分なりの考えを導き出すきっかけも奪ってしまうし……。
レオンの突き刺す様な視線を受け止めながら、う~んう~んと死ぬほど悩んだ。
結局はそういうものだという事実だけ説明して、時と共にゆっ~くり柔軟に自分なりの答えを出していくしかないんじゃないかな~?
特にレオンの様にグレー的な考え方が苦手な子は、本当に気をつけないと心を歪めてしまう原因になるかもしれないし。
下手したら娼館へ爆弾のように突っ込んで行く可能性もあるぞ。物理的に。
そんな妄想が頭を過ぎると、ゾゾ~と背筋が凍る。
どう説明したら双方にとってへんてこな偏見や誤解を抱かず場が収まる……?
鳥あたまフル稼働で考えて考えて突然────ピンッ!!と良いことを思いた。
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