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第七章(試験後、レオンと娼館、アントンと呪いについて、リーフ暗殺計画)
(ドノバン)334 第二騎士団副団長
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(ドノバン)
「警戒伝煙……?いったい何が起きた?」
一気に緊張が走り立ち上る黄色い煙を見つめていると、今度は四方八方に伝電鳥達が飛んで行っては情報を街中へと伝達していく。
《西門、Cランク~Dランクモンスター多数!
東門、Cランクモンスター多数にBランク数十体!
北門、Aランクモンスター<クレイド・ワイバーン>多数!!
まもなく王都へ到着!
Aランク以上の冒険者、傭兵、および騎士団は北門に大至急招集!!
Bランク以下の冒険者と傭兵はパーティーを組み、西と東に分散!!
繰り返す────……。》
伝電鳥達が告げる内容が全区域に伝達されていくのを見て、汗が一筋、つっ……と顎の方へと流れ落ちた。
<グレイド・ワイバーン>
体長5m~のワイバーン型Aランクモンスター。
性格は獰猛で非常に好戦的なため人の姿を見かければ直ぐに攻撃し、一頭でも小さな村や街なら一瞬で全滅するほど。
大きな翼で空を自在に飛び回り空から物理、魔法攻撃を同時に仕掛けてくる。
パワー・スピード・体力値、全てずば抜けており、更には高い物理耐性と魔法耐性を持っているため生半可な攻撃では傷一つつけられない。
それに加えて、知能も非常に高く集団で襲ってくる場合はチームワークを組んでくるので危険度は大きく跳ね上がる。
国指定災害級モンスターの1つ。
Aランクモンスター<グレイド・ワイバーン>はずる賢く、空から攻撃をしてくる厄介な敵で、更には硬い爪を使っての弾丸の様なスピードの攻撃に物理、魔法耐性もあって攻撃が通りにくい。
それが多数となればSランク任務より上!
俺は自身の愛剣である大剣を直ぐに背負い、急いで北門の方へと飛んだ。
そして避難する人々達をよそに北門へとたどり着くと、既にAランク以上の冒険者や傭兵達は完全に準備が整った状態で待機していて、その最前線には王国の第二騎士団の先鋭大部隊が既に配置されているのが視界に入る。
俺は直ぐにその先頭へと降り立つと、北の空の方を睨みつける様に見上げている1人の青年に声を掛けた。
「ユーリス副団長、状況はどうだ?」
空に溶け込んでしまいそうなスカイブルー色の髪、前髪が長めの丸みがあるマッシュツーブロックヘアー。
爽やかさ100%!と女性に太鼓判を押されるような王子様フェイスに高身長……とイシュル神の加護でも受けた?と聞きたくなるような20代半ば程の青年は────……。
第二騎士団 副団長<ユーリス>
こいつとは騎士団を引退した後も、何かと任務で一緒になることが多い。
「あまり良くないですね。40頭……いや50頭はいるかな?
全く、アーサー様とアルベルト団長がいない時に次から次へと……ホント嫌になりますよ。」
ユーリスが、はぁ~……とため息をつきながらそう言うと、俺は予想よりも遥かに多いその数にゲッ!と目を見開いた。
「50頭!?おいおい、嘘だろう……一族総出でお出かけかよ?
しかし概ねジョバンヌが言ってた通りか……第一騎士団はどうした?」
「えっ?それ聞いちゃいます?いつも通り、王族貴族様の警護を~とか言って安全な王宮の奥に引っ込んでますよ、あのゴミ共は。
まぁ、現場にいても威張りながら、的外れな指示をだすだけですのでいないほうが全然良いんですけどね。」
────はっ!と馬鹿にするように鼻で笑ったユーリスに、分かります分かります~と言わんばかりに頷く、騎士団員達と他の戦闘員たち。
俺もそれに、分かる分かる~という気持ちを込めて乾いた笑いを漏らした後、真っ直ぐ先の空に見え始めた大量の巨大ワイバーン共の群れに視線を向けた。
「……いよいよお出ましか。小うるせぇ奴らがいねぇって事は、この場の最高責任者はユーリス副団長ってこった。じゃあ、イカした指示を頼みますわ。」
「俺、このままじゃ過労死コースですよ……全く……。」
ユーリスは目元を手で覆い、もう一度、はぁ~……と息を吐きながら愚痴を溢した後、一瞬で表情を引き締め全戦闘員に向かって叫んだ。
「────総員に告ぐ!<仮想幻石>レベル10の装着を許可、全前衛盾班は前へ出て空からの攻撃に備えよ!
後衛班はこれよりバフのスキル発動開始、魔法班はそのまま待機、前衛攻撃班は俺と共に第一陣を切る!
いいか?絶対に王都へ入れさせるなよ!
全員俺に続けぇぇぇぇ────────!!!」
「「「おおおおお────────!!!!!」」」
ユーリスの焚きつけるような言葉に、その場の全員が雄叫びに近い声を上げ一斉に武器を構え、ユーリスも、背中に背負っている特殊な折りたたみ型の長剣を一瞬で組み立てる。
「それでは、お先に……。」
そう言ってニヤッと笑うと攻撃範囲内に入った一匹に向かって真っ先に走り出す。
そして空中に小さな魔法陣の足場を多数出現させ、それを使いあっという間にその一頭の目の前に飛び出すと────ユーリスは目の前のヤツが攻撃をしてくる前にスキルを発動し、一瞬でその体をバラバラに切り裂いた。
<審裁官の資質>(ユニーク固有スキル)
< 断罪の剣 >
自身の持つ全ステータスを攻撃力に変換し放つ強力な一撃必殺の攻撃スキル。
ただしステータスが一定値以下では発動しないため注意が必要。
(発現条件)
一定以上のステータス値を持つこと
一定回数以上の戦闘経験がある事、かつそれに勝利すること
一定以上の冷静、集中、悪に対する嫌悪感、正義感を持ち、更に精神汚染度が一定以下である事
ユーリスの資質は、【審裁官】という戦闘系上級資質。
流石と言わざるを得ない強力な一撃で、グレイド・ワイバーンはバラバラになって地上へと落ちていった。
それに歓声を上げながら他の団員や戦闘員達もユーリスに続き次々とグレイド・ワイバーンの群れに飛び込んでいったが、やはり相手はAランク……。
知能が高い彼らはユーリスの攻撃に、一瞬で相手が強敵である事を悟り陣形を大きく変えて対応してくる上、生半可な攻撃では全くダメージを与えられない。
そうしてやがて奴らは一度大きく上昇し、地上に向かってまるで隕石のような火の玉を一斉に吐き出してきた。
「ドノバンさん!」
「へいへ~い!分かっておりま~す。」
ユーリスの指示に従い、俺は大剣を空に向けスキルを発動した。
<魔法剣士の資質>(ユニーク固有スキル)
< 爆炎の絶壁 >
自身の攻撃力、火属性魔力値を全て防御力に加えた火属性のシールドを作り出す防御系スキル。
火属性以外の属性値が低い程強度は増し、攻撃力、魔力値が高い程その範囲を広くすることが出来る
(発現条件)
一定以上の攻撃力、火属性魔力値を持つ事
一定回数以上火属性攻撃による攻撃を相手に使い倒す事
俺のスキルにより北門を覆い尽くす炎のシールドが出現し、グレイド・ワイバーンが吐き出した火の玉は全てそれに溶け込むようにかき消された。
それにまたも歓声が上がり、一気にグレイド・ワイバーン達に向かって各々攻撃を繰り出してはどんどん押し戻していくのを見て、いい流れだと満足気に頷く。
第二騎士団の実力は折り紙付き。
しかもその連携に至っては国一番とまで言われている。
更にはそもそもの志から実力を重んじる彼らは、ほぼ平民で形成されている冒険者や傭兵との軋轢もほぼないため、こうして戦いの場に集まれば、特に問題なくお互い連携を駆使して共闘することもできるというわけだ。
これほど心強い仲間たちはいねぇよな~。
ニヤッと笑いながら俺も俺も~!と喜んで戦闘に参加しようとしたその時────俺の肩に一匹の伝電鳥が止まった。
「警戒伝煙……?いったい何が起きた?」
一気に緊張が走り立ち上る黄色い煙を見つめていると、今度は四方八方に伝電鳥達が飛んで行っては情報を街中へと伝達していく。
《西門、Cランク~Dランクモンスター多数!
東門、Cランクモンスター多数にBランク数十体!
北門、Aランクモンスター<クレイド・ワイバーン>多数!!
まもなく王都へ到着!
Aランク以上の冒険者、傭兵、および騎士団は北門に大至急招集!!
Bランク以下の冒険者と傭兵はパーティーを組み、西と東に分散!!
繰り返す────……。》
伝電鳥達が告げる内容が全区域に伝達されていくのを見て、汗が一筋、つっ……と顎の方へと流れ落ちた。
<グレイド・ワイバーン>
体長5m~のワイバーン型Aランクモンスター。
性格は獰猛で非常に好戦的なため人の姿を見かければ直ぐに攻撃し、一頭でも小さな村や街なら一瞬で全滅するほど。
大きな翼で空を自在に飛び回り空から物理、魔法攻撃を同時に仕掛けてくる。
パワー・スピード・体力値、全てずば抜けており、更には高い物理耐性と魔法耐性を持っているため生半可な攻撃では傷一つつけられない。
それに加えて、知能も非常に高く集団で襲ってくる場合はチームワークを組んでくるので危険度は大きく跳ね上がる。
国指定災害級モンスターの1つ。
Aランクモンスター<グレイド・ワイバーン>はずる賢く、空から攻撃をしてくる厄介な敵で、更には硬い爪を使っての弾丸の様なスピードの攻撃に物理、魔法耐性もあって攻撃が通りにくい。
それが多数となればSランク任務より上!
俺は自身の愛剣である大剣を直ぐに背負い、急いで北門の方へと飛んだ。
そして避難する人々達をよそに北門へとたどり着くと、既にAランク以上の冒険者や傭兵達は完全に準備が整った状態で待機していて、その最前線には王国の第二騎士団の先鋭大部隊が既に配置されているのが視界に入る。
俺は直ぐにその先頭へと降り立つと、北の空の方を睨みつける様に見上げている1人の青年に声を掛けた。
「ユーリス副団長、状況はどうだ?」
空に溶け込んでしまいそうなスカイブルー色の髪、前髪が長めの丸みがあるマッシュツーブロックヘアー。
爽やかさ100%!と女性に太鼓判を押されるような王子様フェイスに高身長……とイシュル神の加護でも受けた?と聞きたくなるような20代半ば程の青年は────……。
第二騎士団 副団長<ユーリス>
こいつとは騎士団を引退した後も、何かと任務で一緒になることが多い。
「あまり良くないですね。40頭……いや50頭はいるかな?
全く、アーサー様とアルベルト団長がいない時に次から次へと……ホント嫌になりますよ。」
ユーリスが、はぁ~……とため息をつきながらそう言うと、俺は予想よりも遥かに多いその数にゲッ!と目を見開いた。
「50頭!?おいおい、嘘だろう……一族総出でお出かけかよ?
しかし概ねジョバンヌが言ってた通りか……第一騎士団はどうした?」
「えっ?それ聞いちゃいます?いつも通り、王族貴族様の警護を~とか言って安全な王宮の奥に引っ込んでますよ、あのゴミ共は。
まぁ、現場にいても威張りながら、的外れな指示をだすだけですのでいないほうが全然良いんですけどね。」
────はっ!と馬鹿にするように鼻で笑ったユーリスに、分かります分かります~と言わんばかりに頷く、騎士団員達と他の戦闘員たち。
俺もそれに、分かる分かる~という気持ちを込めて乾いた笑いを漏らした後、真っ直ぐ先の空に見え始めた大量の巨大ワイバーン共の群れに視線を向けた。
「……いよいよお出ましか。小うるせぇ奴らがいねぇって事は、この場の最高責任者はユーリス副団長ってこった。じゃあ、イカした指示を頼みますわ。」
「俺、このままじゃ過労死コースですよ……全く……。」
ユーリスは目元を手で覆い、もう一度、はぁ~……と息を吐きながら愚痴を溢した後、一瞬で表情を引き締め全戦闘員に向かって叫んだ。
「────総員に告ぐ!<仮想幻石>レベル10の装着を許可、全前衛盾班は前へ出て空からの攻撃に備えよ!
後衛班はこれよりバフのスキル発動開始、魔法班はそのまま待機、前衛攻撃班は俺と共に第一陣を切る!
いいか?絶対に王都へ入れさせるなよ!
全員俺に続けぇぇぇぇ────────!!!」
「「「おおおおお────────!!!!!」」」
ユーリスの焚きつけるような言葉に、その場の全員が雄叫びに近い声を上げ一斉に武器を構え、ユーリスも、背中に背負っている特殊な折りたたみ型の長剣を一瞬で組み立てる。
「それでは、お先に……。」
そう言ってニヤッと笑うと攻撃範囲内に入った一匹に向かって真っ先に走り出す。
そして空中に小さな魔法陣の足場を多数出現させ、それを使いあっという間にその一頭の目の前に飛び出すと────ユーリスは目の前のヤツが攻撃をしてくる前にスキルを発動し、一瞬でその体をバラバラに切り裂いた。
<審裁官の資質>(ユニーク固有スキル)
< 断罪の剣 >
自身の持つ全ステータスを攻撃力に変換し放つ強力な一撃必殺の攻撃スキル。
ただしステータスが一定値以下では発動しないため注意が必要。
(発現条件)
一定以上のステータス値を持つこと
一定回数以上の戦闘経験がある事、かつそれに勝利すること
一定以上の冷静、集中、悪に対する嫌悪感、正義感を持ち、更に精神汚染度が一定以下である事
ユーリスの資質は、【審裁官】という戦闘系上級資質。
流石と言わざるを得ない強力な一撃で、グレイド・ワイバーンはバラバラになって地上へと落ちていった。
それに歓声を上げながら他の団員や戦闘員達もユーリスに続き次々とグレイド・ワイバーンの群れに飛び込んでいったが、やはり相手はAランク……。
知能が高い彼らはユーリスの攻撃に、一瞬で相手が強敵である事を悟り陣形を大きく変えて対応してくる上、生半可な攻撃では全くダメージを与えられない。
そうしてやがて奴らは一度大きく上昇し、地上に向かってまるで隕石のような火の玉を一斉に吐き出してきた。
「ドノバンさん!」
「へいへ~い!分かっておりま~す。」
ユーリスの指示に従い、俺は大剣を空に向けスキルを発動した。
<魔法剣士の資質>(ユニーク固有スキル)
< 爆炎の絶壁 >
自身の攻撃力、火属性魔力値を全て防御力に加えた火属性のシールドを作り出す防御系スキル。
火属性以外の属性値が低い程強度は増し、攻撃力、魔力値が高い程その範囲を広くすることが出来る
(発現条件)
一定以上の攻撃力、火属性魔力値を持つ事
一定回数以上火属性攻撃による攻撃を相手に使い倒す事
俺のスキルにより北門を覆い尽くす炎のシールドが出現し、グレイド・ワイバーンが吐き出した火の玉は全てそれに溶け込むようにかき消された。
それにまたも歓声が上がり、一気にグレイド・ワイバーン達に向かって各々攻撃を繰り出してはどんどん押し戻していくのを見て、いい流れだと満足気に頷く。
第二騎士団の実力は折り紙付き。
しかもその連携に至っては国一番とまで言われている。
更にはそもそもの志から実力を重んじる彼らは、ほぼ平民で形成されている冒険者や傭兵との軋轢もほぼないため、こうして戦いの場に集まれば、特に問題なくお互い連携を駆使して共闘することもできるというわけだ。
これほど心強い仲間たちはいねぇよな~。
ニヤッと笑いながら俺も俺も~!と喜んで戦闘に参加しようとしたその時────俺の肩に一匹の伝電鳥が止まった。
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