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第十三章
495 運が良い者達の結末
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( レオン )
「 あいつら本当にナックルクラスに戻れるとか思ってんのかね~?
絶対無理なのに。
あんな失敗した役立たずをナックルの旦那が置いておくわけねぇじゃん。
ほ~んと馬鹿な奴らだよな。 」
「 まぁまぁ、そう言うなって。
とりあえずあのクソガキを血祭りに上げたあとは、ヤベェ事全部擦りつけて、逝ってもらうんだから役立たずではないだろうよ。
そしたら手柄は全部俺達のもの♡
元々あの3人は遊びが下手過ぎるからってそのうち切り捨て予定だったし、ちょうど良かったよな。 」
「 これでナックルの旦那が目覚めた時、多少は機嫌が良くなるだろうよ。
……でもさぁ~、ぶっちゃけナックルの旦那って面倒だよな~性格が女々しいっつーか?
アクセサリージャラジャラ付けててくそダセェし。
ま、強いし、うまい汁吸わしてくれるから従うけどよ。 」
「 おまっww聞こえないからってぶっちゃけ過ぎだろうww
……まぁ?それはクラス全員が思ってる事だろうし?俺もそう思うわ~。
でも結局一番幸せになれる方法は、ああいう強い人の下で上手く生きていく事なんだよなぁ。
そうすりゃ~誰かが犠牲になっているのを見ているだけで利益が入ってくるし、ヤバければ上に罪を擦り付けてトンズラすりゃ~いいだけだもんな。
────あれ?俺達ってめちゃくちゃ幸せな人生歩んじゃってない? 」
さも今気づいちゃいました!といったパフォーマンスで驚く姿を見せる男に、残りの3人の男達はゲラゲラと笑い出した。
そのとても ” 幸せそうな姿 ” が僅かに開けた扉の隙間から見え、「 幸せはそれぞれ……。 」と呟きながら扉を大きく開き切る。
すると、その音が聞こえたらしく、4人の男たちはピタリと笑うのを止めた。
「 お~……今回は随分早かったな~。 」
そしてこちらに背を向けたまま、四人の男達は平然とした様子で声を掛けてきたので────俺は手に持っていた ” モノ ” をポーンッとそちらに放り投げる。
────…………ガンっ!!!
するとそれは大きく弧を描きながら、4人の男が座るソファーの前のテーブルに落下後バウンドし、そのままゴロゴロと部屋の端まで転がっていった。
「 ────っ!!なっ!! 」
「 ────っ!!!?? 」
それを目にした男達は、全員驚いた様子でこちらを振り返り、直ぐに立ち上がって武器を構える。
そして驚愕の表情を浮かべたまま俺と転がっていった ” モノ ” を交互に見てから、ギロリと睨みつけてきた。
「 ……お前、一体何をした……?
なんであいつの方に拷問した跡がある?
────まさか、商人系の資質じゃなくて拷問士に近い資質持ちだったのか? 」
「 …………。 」
自分の資質が何かは知らないので答えようがない。
そのため俺はそれを無言で返すと、警戒した様子で一人が何らかのスキルを発動し、体の大きさを倍加させる。
そしてそれが合図であったかのように残りの3人も次々と強化系のスキルを発動し、男たちは余裕を取り戻した。
「 ────はっ!!何の資質だろうと戦闘資質持ちの俺達4人相手は無理だろうよ。
” 数 ” つーのは、戦いの基本だぜぇ?
単純に数が多いほうが勝つ、そんなの誰だって分かる事だ。
こんな舐めた真似したらどうなるか、どんな馬鹿でも分かるだろう? 」
「 ははっ!バ~~~カ!! 」
数の優位。
それを味方につけている男たちは、余裕の笑みを浮かべながら、前衛らしき男2人が剣で、そして後衛らしき男2人が後ろで何かの魔法を打とうと構えた瞬間────……。
その場に立っているのは俺だけになった。
別に特別な事はしていない。
ただゆっくりと歩いて、ゆっくりと触れただけ。
それだけで男たちの全身の骨は砕けて地面に倒れてしまったのだ。
致命傷をおった男達は、恐らく何が起きたのかは分かっておらず、しかし自身の命がこのままだと消えるということは理解したようで、顔色はザッ!と一瞬で白く変化する。
「 あ……あ……。 」
上手く動かせぬ口で何かを言おうとしているが、残念ながら何を言っているのかわからないし、例え聞こえたとしても興味がない。
多分このまま放っておいても死ぬだろうが、今日の俺はとても機嫌がいい。
だから不安と恐怖で一杯になっている男達に慈悲を与えようと考えた。
こいつらは本当に運がいい。
いつもリーフ様が口ずさむ沢山の鼻歌達。
それを真似して歌いながら、こちらを凝視している床に転がった者達を見下ろしパチンッと指を鳴らす。
すると、部屋の中にシュッ~……と黒い霧が充満していき、それが地面に転がるモノ達と奥の部屋の天井から吊り下がっているモノ達に降り掛かったのを見届けると、俺は非常に耳障りな歌声が響く中、その建物から去って行った。
< 英雄の資質 > ( ???スキル )
< 歌う絶声( ??? ) >
世の怨念を呪い属性の力に変換し、相手に最上の呪いをかける特殊EX攻撃スキル。
あらゆる回避、防御は不可能、世界一の苦痛を伴い、その対象が奪った命が多いほどその痛みは強くなる。
黒い槍の形をしていて直接突き刺す追尾型など自由自在の形にできる。
かつその怨念の声がフィールド内全てに聞こえ続け体内を直接破壊していく遅行型の呪い。
ただし精神汚染度が一定以下の者には効果がない。
「 あいつら本当にナックルクラスに戻れるとか思ってんのかね~?
絶対無理なのに。
あんな失敗した役立たずをナックルの旦那が置いておくわけねぇじゃん。
ほ~んと馬鹿な奴らだよな。 」
「 まぁまぁ、そう言うなって。
とりあえずあのクソガキを血祭りに上げたあとは、ヤベェ事全部擦りつけて、逝ってもらうんだから役立たずではないだろうよ。
そしたら手柄は全部俺達のもの♡
元々あの3人は遊びが下手過ぎるからってそのうち切り捨て予定だったし、ちょうど良かったよな。 」
「 これでナックルの旦那が目覚めた時、多少は機嫌が良くなるだろうよ。
……でもさぁ~、ぶっちゃけナックルの旦那って面倒だよな~性格が女々しいっつーか?
アクセサリージャラジャラ付けててくそダセェし。
ま、強いし、うまい汁吸わしてくれるから従うけどよ。 」
「 おまっww聞こえないからってぶっちゃけ過ぎだろうww
……まぁ?それはクラス全員が思ってる事だろうし?俺もそう思うわ~。
でも結局一番幸せになれる方法は、ああいう強い人の下で上手く生きていく事なんだよなぁ。
そうすりゃ~誰かが犠牲になっているのを見ているだけで利益が入ってくるし、ヤバければ上に罪を擦り付けてトンズラすりゃ~いいだけだもんな。
────あれ?俺達ってめちゃくちゃ幸せな人生歩んじゃってない? 」
さも今気づいちゃいました!といったパフォーマンスで驚く姿を見せる男に、残りの3人の男達はゲラゲラと笑い出した。
そのとても ” 幸せそうな姿 ” が僅かに開けた扉の隙間から見え、「 幸せはそれぞれ……。 」と呟きながら扉を大きく開き切る。
すると、その音が聞こえたらしく、4人の男たちはピタリと笑うのを止めた。
「 お~……今回は随分早かったな~。 」
そしてこちらに背を向けたまま、四人の男達は平然とした様子で声を掛けてきたので────俺は手に持っていた ” モノ ” をポーンッとそちらに放り投げる。
────…………ガンっ!!!
するとそれは大きく弧を描きながら、4人の男が座るソファーの前のテーブルに落下後バウンドし、そのままゴロゴロと部屋の端まで転がっていった。
「 ────っ!!なっ!! 」
「 ────っ!!!?? 」
それを目にした男達は、全員驚いた様子でこちらを振り返り、直ぐに立ち上がって武器を構える。
そして驚愕の表情を浮かべたまま俺と転がっていった ” モノ ” を交互に見てから、ギロリと睨みつけてきた。
「 ……お前、一体何をした……?
なんであいつの方に拷問した跡がある?
────まさか、商人系の資質じゃなくて拷問士に近い資質持ちだったのか? 」
「 …………。 」
自分の資質が何かは知らないので答えようがない。
そのため俺はそれを無言で返すと、警戒した様子で一人が何らかのスキルを発動し、体の大きさを倍加させる。
そしてそれが合図であったかのように残りの3人も次々と強化系のスキルを発動し、男たちは余裕を取り戻した。
「 ────はっ!!何の資質だろうと戦闘資質持ちの俺達4人相手は無理だろうよ。
” 数 ” つーのは、戦いの基本だぜぇ?
単純に数が多いほうが勝つ、そんなの誰だって分かる事だ。
こんな舐めた真似したらどうなるか、どんな馬鹿でも分かるだろう? 」
「 ははっ!バ~~~カ!! 」
数の優位。
それを味方につけている男たちは、余裕の笑みを浮かべながら、前衛らしき男2人が剣で、そして後衛らしき男2人が後ろで何かの魔法を打とうと構えた瞬間────……。
その場に立っているのは俺だけになった。
別に特別な事はしていない。
ただゆっくりと歩いて、ゆっくりと触れただけ。
それだけで男たちの全身の骨は砕けて地面に倒れてしまったのだ。
致命傷をおった男達は、恐らく何が起きたのかは分かっておらず、しかし自身の命がこのままだと消えるということは理解したようで、顔色はザッ!と一瞬で白く変化する。
「 あ……あ……。 」
上手く動かせぬ口で何かを言おうとしているが、残念ながら何を言っているのかわからないし、例え聞こえたとしても興味がない。
多分このまま放っておいても死ぬだろうが、今日の俺はとても機嫌がいい。
だから不安と恐怖で一杯になっている男達に慈悲を与えようと考えた。
こいつらは本当に運がいい。
いつもリーフ様が口ずさむ沢山の鼻歌達。
それを真似して歌いながら、こちらを凝視している床に転がった者達を見下ろしパチンッと指を鳴らす。
すると、部屋の中にシュッ~……と黒い霧が充満していき、それが地面に転がるモノ達と奥の部屋の天井から吊り下がっているモノ達に降り掛かったのを見届けると、俺は非常に耳障りな歌声が響く中、その建物から去って行った。
< 英雄の資質 > ( ???スキル )
< 歌う絶声( ??? ) >
世の怨念を呪い属性の力に変換し、相手に最上の呪いをかける特殊EX攻撃スキル。
あらゆる回避、防御は不可能、世界一の苦痛を伴い、その対象が奪った命が多いほどその痛みは強くなる。
黒い槍の形をしていて直接突き刺す追尾型など自由自在の形にできる。
かつその怨念の声がフィールド内全てに聞こえ続け体内を直接破壊していく遅行型の呪い。
ただし精神汚染度が一定以下の者には効果がない。
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