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第十三章
501 希望というものについて
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( リーフ )
「 男ってのは頑固者が多いねぇ。
じゃあ、こうしたらどうだい?
リーフが持ってきてくれる肉をマルクのところにも分け、それを使ったパンを貰う。
それならリーフもいいんじゃないのかい?
そもそも、こ~んな高級肉、毎日使い切れないしちょうど良いさね。
マルクもそれでいいんじゃないかい? 」
そんな事で良いのかな……?
手元にあるリボンでグルグル巻きにしたお肉を見下ろし悩んでしまうが、マルクさんは「 そんな!逆に申し訳が…… 」とまた押し問答になりそうな気配を察知したので、直ぐにマリンさんにOK!と両手を大きく丸にして、了承した事を伝える。
そして、手元のお肉をマリンさんに渡そうとしたら────すかさずレオンに取り上げられ、ポイッと渡されてしまった。
「 …………。 」
悲しい気持ちを表に出さない様、キュッ!と顔を窄めて我慢した。
その後マルクさんからパンを受け取ったので、ペコリと頭を下げる。
「 ありがとうございます。
じゃあ、マルクさんこれからよろしくお願いします。 」
「 はい。じゃあ、めちゃくちゃ美味しいパン、期待していて下さいね! 」
マルクさんは、ニッコリ笑いながら握った拳を見せてきた。
それを見ながらマリンさんは、直ぐに昨日渡したお肉と今日の分のお肉を切り分けマルクさんに渡す。
するとマルクさんは俺にもう一度頭を下げて、そのまま帰って行った。
「 マルクさんのパンいい匂いだね。
凄く美味しそう! 」
「 マルクのパン屋は、グリモアで一番の有名店さ。
安価で美味しいパンは、最高なんだ。
ちなみにウチの定食についてるパンは全部マルクの所のだよ。 」
「 へぇ!それは凄いや。 」
マルクさんのパン屋についての話をしながら椅子に……いや、レオンの上にいつも通りに座ると、奥のキッチンにいたらしいルルちゃんが直ぐに朝ごはんを持ってきてくれる。
今日の朝ごはんはまず朝に合わせたあっさりメニュー!
モンスター肉しゃぶと小盛りサラダにバター芋の盛り合わせ、柔らか白パン。
そしてサイドにはあっさり柚子胡椒風味のモンスター肉ワンタンスープが置かれた。
これがまた絶品!!
うま~とそのご馳走に舌鼓を打ちながら、後ろのレオンにもポイポイ食べさせていると、前のカウンターのテーブルに頬杖をついているマリンさんがボソッと呟く。
「 ありがとう。 」
「 ? 」
こんな美味しい料理を食べさせてもらっている俺の方が、" ありがとう " なのに何の事だろう??
キョトンとする俺を見て、マリンさんは嬉しそうに微笑んだ。
「 あんた、あのゲイルの野郎をぶっ飛ばしてくれたんだって?
Cクラスの冒険者を倒せるやつなんかそうはいないよ。
────あいつのせいで【 商業区域 】の飲食店は大打撃を受けていてね。
無銭飲食で根こそぎ料理を食い尽くすは、肉の販売も妨害されるはで散々さ。
それが急に昨日鳴りを潜めたからどうしたのかと思っていれば、子供にぶっ飛ばされたっていうじゃないか!
これじゃ~あいつ、恥ずかしくて当分堂々と歩けないだろうね。
久しぶりにスカッ!としたよ、本当にありがとう。 」
こんな魅力的な女性に、御礼を言われて嬉しくない男はいない!
「 任せて下さい! 」
勿論俺も例に漏れず嬉しいので、そう言って胸を叩くと、マリンさんはまた嬉しそうに笑みを溢した。
「 じゃ~街の< 救世主 >様に、これからも私は美味しいご飯を作って食べて貰わなきゃね! 」
「 救世主?? 」
マリンさんが聞き慣れない言葉を言ったのでキョトンとすると、マリンさんはキラっ!と目を輝かせる。
「 リーフは< 救世主様 >ってやつさ、私にとってはね。
命も助けて貰っちまったし。 」
「 いやいや、大げさだよ。
モンスターを倒したのと、へんなスキンヘッドもどき殴っただけだよ。 」
本当に大したことはしていないため、謙遜ではなくそう告げると、マリンさんは顎に手を当ててニヤッと笑う。
「 あたしはね< 救世主様 >ってもんは、人の【 希望 】ってやつなんだと思うんだよ。
絶望に沈んでどうしようもない時、そこを例え小さな光りでも照らしてくれた存在を、人は【 希望 】と言うだろう?
大きい小さいじゃないんだ。
どっちかっていうとタイミングの問題なんじゃないかと私は思うね。
まぁリーフがやったことは十分過ぎるくらい大したことある事だと思うけど……。
どっちにしろあんたは本当に信じられないくらいグッドタイミングで皆の心を照らしちまったのさ。
きっと皆これからその光に向かって走り出すよ。
────な~んて、そんな事を言うとプレッシャーに……。 」
少し心配そうにチラッと俺を見るマリンさんだったが、お祭り大好き、楽しい事だ~い好き!の俺からすればなにそれ楽しそう!程度のもの。
多分誰かが走っているのを見たら " 俺も~! " と一緒に走り出すタイプだよ、俺は。
キラキラ、ワクワク!
それが現れた目で見返せば、マリンさんはフッと息を吐き「 いらぬ心配か。 」と言って、デザートのリンゴの摩り下ろしシャーベットを出して置いてくれた。
そんな幸せ~な時間を満喫している間、ルルちゃんは外でゴロンしているあげ玉に豆の詰め合わせをあげてくれていて、その後はドアの隙間からひたすら俺達を見てくる。
────バチっ!
目があったので「 ルルちゃんおはよ~。豆ありがとう。 」と軽く声を掛けたが────なんとルルちゃんは、ピャッ!!と驚き、ドアに引っ込んでしまった。
怖がらせてしまったか……。
そんな心配をしたが、またチラッ!と顔を覗かせてくる。
「 おはようございま~す!!
いえいえ~お構いなく、是非!そのまま食事を続けて下さい!! 」
そんな消極的な行動に見合わぬ、強い意志を感じる大声で返事を返してくれた。
恥ずかしがり屋?のルルちゃんと距離が近づく日はくるのだろうか……。
そんな心配をしながら食事を続け、完食した後は、マリンさんとルルちゃんに御礼を告げて店を出る。
そして本日最終日となるオリエンテーションにワクワク胸を踊らせながら、レオンとあげ玉と共に家に帰った。
「 男ってのは頑固者が多いねぇ。
じゃあ、こうしたらどうだい?
リーフが持ってきてくれる肉をマルクのところにも分け、それを使ったパンを貰う。
それならリーフもいいんじゃないのかい?
そもそも、こ~んな高級肉、毎日使い切れないしちょうど良いさね。
マルクもそれでいいんじゃないかい? 」
そんな事で良いのかな……?
手元にあるリボンでグルグル巻きにしたお肉を見下ろし悩んでしまうが、マルクさんは「 そんな!逆に申し訳が…… 」とまた押し問答になりそうな気配を察知したので、直ぐにマリンさんにOK!と両手を大きく丸にして、了承した事を伝える。
そして、手元のお肉をマリンさんに渡そうとしたら────すかさずレオンに取り上げられ、ポイッと渡されてしまった。
「 …………。 」
悲しい気持ちを表に出さない様、キュッ!と顔を窄めて我慢した。
その後マルクさんからパンを受け取ったので、ペコリと頭を下げる。
「 ありがとうございます。
じゃあ、マルクさんこれからよろしくお願いします。 」
「 はい。じゃあ、めちゃくちゃ美味しいパン、期待していて下さいね! 」
マルクさんは、ニッコリ笑いながら握った拳を見せてきた。
それを見ながらマリンさんは、直ぐに昨日渡したお肉と今日の分のお肉を切り分けマルクさんに渡す。
するとマルクさんは俺にもう一度頭を下げて、そのまま帰って行った。
「 マルクさんのパンいい匂いだね。
凄く美味しそう! 」
「 マルクのパン屋は、グリモアで一番の有名店さ。
安価で美味しいパンは、最高なんだ。
ちなみにウチの定食についてるパンは全部マルクの所のだよ。 」
「 へぇ!それは凄いや。 」
マルクさんのパン屋についての話をしながら椅子に……いや、レオンの上にいつも通りに座ると、奥のキッチンにいたらしいルルちゃんが直ぐに朝ごはんを持ってきてくれる。
今日の朝ごはんはまず朝に合わせたあっさりメニュー!
モンスター肉しゃぶと小盛りサラダにバター芋の盛り合わせ、柔らか白パン。
そしてサイドにはあっさり柚子胡椒風味のモンスター肉ワンタンスープが置かれた。
これがまた絶品!!
うま~とそのご馳走に舌鼓を打ちながら、後ろのレオンにもポイポイ食べさせていると、前のカウンターのテーブルに頬杖をついているマリンさんがボソッと呟く。
「 ありがとう。 」
「 ? 」
こんな美味しい料理を食べさせてもらっている俺の方が、" ありがとう " なのに何の事だろう??
キョトンとする俺を見て、マリンさんは嬉しそうに微笑んだ。
「 あんた、あのゲイルの野郎をぶっ飛ばしてくれたんだって?
Cクラスの冒険者を倒せるやつなんかそうはいないよ。
────あいつのせいで【 商業区域 】の飲食店は大打撃を受けていてね。
無銭飲食で根こそぎ料理を食い尽くすは、肉の販売も妨害されるはで散々さ。
それが急に昨日鳴りを潜めたからどうしたのかと思っていれば、子供にぶっ飛ばされたっていうじゃないか!
これじゃ~あいつ、恥ずかしくて当分堂々と歩けないだろうね。
久しぶりにスカッ!としたよ、本当にありがとう。 」
こんな魅力的な女性に、御礼を言われて嬉しくない男はいない!
「 任せて下さい! 」
勿論俺も例に漏れず嬉しいので、そう言って胸を叩くと、マリンさんはまた嬉しそうに笑みを溢した。
「 じゃ~街の< 救世主 >様に、これからも私は美味しいご飯を作って食べて貰わなきゃね! 」
「 救世主?? 」
マリンさんが聞き慣れない言葉を言ったのでキョトンとすると、マリンさんはキラっ!と目を輝かせる。
「 リーフは< 救世主様 >ってやつさ、私にとってはね。
命も助けて貰っちまったし。 」
「 いやいや、大げさだよ。
モンスターを倒したのと、へんなスキンヘッドもどき殴っただけだよ。 」
本当に大したことはしていないため、謙遜ではなくそう告げると、マリンさんは顎に手を当ててニヤッと笑う。
「 あたしはね< 救世主様 >ってもんは、人の【 希望 】ってやつなんだと思うんだよ。
絶望に沈んでどうしようもない時、そこを例え小さな光りでも照らしてくれた存在を、人は【 希望 】と言うだろう?
大きい小さいじゃないんだ。
どっちかっていうとタイミングの問題なんじゃないかと私は思うね。
まぁリーフがやったことは十分過ぎるくらい大したことある事だと思うけど……。
どっちにしろあんたは本当に信じられないくらいグッドタイミングで皆の心を照らしちまったのさ。
きっと皆これからその光に向かって走り出すよ。
────な~んて、そんな事を言うとプレッシャーに……。 」
少し心配そうにチラッと俺を見るマリンさんだったが、お祭り大好き、楽しい事だ~い好き!の俺からすればなにそれ楽しそう!程度のもの。
多分誰かが走っているのを見たら " 俺も~! " と一緒に走り出すタイプだよ、俺は。
キラキラ、ワクワク!
それが現れた目で見返せば、マリンさんはフッと息を吐き「 いらぬ心配か。 」と言って、デザートのリンゴの摩り下ろしシャーベットを出して置いてくれた。
そんな幸せ~な時間を満喫している間、ルルちゃんは外でゴロンしているあげ玉に豆の詰め合わせをあげてくれていて、その後はドアの隙間からひたすら俺達を見てくる。
────バチっ!
目があったので「 ルルちゃんおはよ~。豆ありがとう。 」と軽く声を掛けたが────なんとルルちゃんは、ピャッ!!と驚き、ドアに引っ込んでしまった。
怖がらせてしまったか……。
そんな心配をしたが、またチラッ!と顔を覗かせてくる。
「 おはようございま~す!!
いえいえ~お構いなく、是非!そのまま食事を続けて下さい!! 」
そんな消極的な行動に見合わぬ、強い意志を感じる大声で返事を返してくれた。
恥ずかしがり屋?のルルちゃんと距離が近づく日はくるのだろうか……。
そんな心配をしながら食事を続け、完食した後は、マリンさんとルルちゃんに御礼を告げて店を出る。
そして本日最終日となるオリエンテーションにワクワク胸を踊らせながら、レオンとあげ玉と共に家に帰った。
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