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第三十八章
1237 助っ人登場!
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( ベリー )
それを知ったのは、ムキムキボディーのいかにも悪そうな獣人のお客さんが来た時。
そのまま周りに暴力まで振るってきたそいつを、タルト先輩はあっという間に殴って気絶した後、奥の部屋へとその巨体を引きずっていった。
そして中からはギシギシと一定のリズムを刻むソファーの軋む音が聞こえ始める。
「 ああん!♡だっ、ダメェぇ~♡♡いれないで~♡♡ 」
「 うるせぇガバガバじゃねぇか。気持ちいいんだろうが。このクソ◯ッチがぁぁぁぁ! 」
……という、とんでもない言葉が聞こえて1時間後。
非常にスッキリした顔のタルト先輩が部屋から出てきて、中からは獣人さんの野太い男泣きの声が……。
後にガーナ先輩から聞いた話いわく、タルト先輩は強気なムキムキ男性を屈服させて食うのが好きで、そのためだけに傭兵になったのだそうだ。
世界って広いと改めて思い知らされた瞬間であった。
「 異種姦も悪くねぇな~。
巨体だが、突っ込める穴があれば……イケる! 」
< クイーン。アント >の産卵管をジッ……と見つめるタルト先輩に、私とキュイちゃんは無言で首を振り、ガーナ先輩はタルト先輩の頭をパチッ!と叩く。
「 相変わらずのイカレポンチか。
Sランク相手に何考えてんだ、この野郎。 」
「 なぁなぁ、あいつすんげぇ~ポコポコ産みやがるけど、どんな男とやったんだろうな?
俺、どっちかっつーと、そっちの男の方を食いてぇんだけど。
まぁ、それはさておき、基本ソロの傭兵とは随分と相性が悪い相手だよな~。
……あれ?俺、今日命日なんじゃね?
クソメス虫のせいでお陀仏かよ。 」
あ~────……!と唸り声を上げたタルト先輩は、「 昨日もう一発いっときゃ~良かったな……。 」と更にブツブツと呟いた。
「 とりあえず誰だか分からないけど、この戦いが終わって好きなだけやりな。 」
ガーナ先輩はしっし!と猫の子を払う様に、手のひらをプラプラと動かす。
「 うん、揉む~。あと吸う~。 」
ニヤニヤと性的な笑いを浮かべたまま、タルト先輩はわらわらとまた増えてきたクレイジーアントの群れに飛び込んでいった。
その間も、” グチュ…… ” ” グチャグチャ…… ” という音を立ててクレイジーアント達は産まれ続け、ガーナ先輩はそれを見て大きなため息をつく。
「 生命誕生の大安売りだ。
こんな大ピンチ、小説の中なら爽やかでカッコいい王子様みたいなヤツが助けにきてくれるんだろうけど……現実ってヤツは無情だねぇ。
────あ、お姫様みたいな可愛い女の子じゃないからか? 」
ガーナ先輩は複雑な顔をして両手のタガーを持つ腕を見つめたので、それには私もキュイちゃんも激しく同意したので、大きく頷いた。
ガーナ先輩は非常に好戦的な性格をしているが、趣味は恋愛小説集め。
そんな恋愛小説の中では、ピンチを迎えたヒロインの元に必ずと言っていいほど、完全無欠な爽やか王子様が助けにくるはずだが……私達の様な強い傭兵の元にそんな王子様は絶対来ない。
多分王子様が助けにくる前に、相手はボコボコ……?
ピチピチのドレスに大剣を担いた私が悪いヤツを血祭りに上げている時、助けにきた王子様の顔は────。
それを妄想するとブッ!!と吹き出しそうになってしまったが、その間にもクレイジーアントが産まれ、更にそいつらはお互いの体をくっつけ合い、巨大な一匹になって襲ってきた。
新たな攻撃パターンか……!
すぐに強火力攻撃でふっとばそうとしたのだが……後方からお花のいい匂いが漂ってきたかと思えば、その巨大なクレイジーアントに水流の球が直撃!
大きく後ろに後ずさるそいつの元へ、大きな体の< ビーイーター・ケロック >が飛びかかり、長い舌をその身体に巻き付けパクリっ!とその巨体をたべてしまった。
< ビーイーター・ケロック >
体長5m程のカエル型Eランクモンスター
虫モンスターに対し有利属性を持ち、長い舌で繰り出される物理攻撃は強力で、獲物を丸呑みしてしまうが、虫しか食べないので、人に対する脅威度は低い
「 なんだぁ~?仲間割れかよ。 」
タルト先輩はシュタッ!とこちらへ着地し、うへぇ~……と顔を歪めたが、ガーナ先輩は冷静にその< ビーイーター・ケロック >を観察する。
「 ────いや、あれはモンスターじゃないね。
ゴーレムだ。 」
「「 えっ? 」」
そう言われて、私とキュイちゃんも< ビーイーター・ケロック >をジッと観察すると、確かにその身体は茶色く、人族特有の魔力気配を感じるため、ゴーレムで間違いなさそうだった。
しかし、一体誰の??
私達は後ろを一斉に振り返って目を見開いた。
そこには小さくて細い身体に、どこかで戦ってきたのかボロボロの衣服に傷と泥だらけになっている大事な友達……モルト君とニール君の姿があったからだ。
「 モ、モルト君……? 」
「 ニール君?? 」
目を白黒させながら、私とキュイちゃんがその名を口にすると、二人はこんな絶望的な状況にも関わらず片手を空に掲げ元気よく飛び上がる。
「 リーフ様の取り巻き一号!モルト!
これより西門の防衛に参加しま~す! 」
「 リーフ様の取り巻き一号!ニール!
これから西門を守る助太刀をするっすよ──!!全力でいくっす!! 」
それを知ったのは、ムキムキボディーのいかにも悪そうな獣人のお客さんが来た時。
そのまま周りに暴力まで振るってきたそいつを、タルト先輩はあっという間に殴って気絶した後、奥の部屋へとその巨体を引きずっていった。
そして中からはギシギシと一定のリズムを刻むソファーの軋む音が聞こえ始める。
「 ああん!♡だっ、ダメェぇ~♡♡いれないで~♡♡ 」
「 うるせぇガバガバじゃねぇか。気持ちいいんだろうが。このクソ◯ッチがぁぁぁぁ! 」
……という、とんでもない言葉が聞こえて1時間後。
非常にスッキリした顔のタルト先輩が部屋から出てきて、中からは獣人さんの野太い男泣きの声が……。
後にガーナ先輩から聞いた話いわく、タルト先輩は強気なムキムキ男性を屈服させて食うのが好きで、そのためだけに傭兵になったのだそうだ。
世界って広いと改めて思い知らされた瞬間であった。
「 異種姦も悪くねぇな~。
巨体だが、突っ込める穴があれば……イケる! 」
< クイーン。アント >の産卵管をジッ……と見つめるタルト先輩に、私とキュイちゃんは無言で首を振り、ガーナ先輩はタルト先輩の頭をパチッ!と叩く。
「 相変わらずのイカレポンチか。
Sランク相手に何考えてんだ、この野郎。 」
「 なぁなぁ、あいつすんげぇ~ポコポコ産みやがるけど、どんな男とやったんだろうな?
俺、どっちかっつーと、そっちの男の方を食いてぇんだけど。
まぁ、それはさておき、基本ソロの傭兵とは随分と相性が悪い相手だよな~。
……あれ?俺、今日命日なんじゃね?
クソメス虫のせいでお陀仏かよ。 」
あ~────……!と唸り声を上げたタルト先輩は、「 昨日もう一発いっときゃ~良かったな……。 」と更にブツブツと呟いた。
「 とりあえず誰だか分からないけど、この戦いが終わって好きなだけやりな。 」
ガーナ先輩はしっし!と猫の子を払う様に、手のひらをプラプラと動かす。
「 うん、揉む~。あと吸う~。 」
ニヤニヤと性的な笑いを浮かべたまま、タルト先輩はわらわらとまた増えてきたクレイジーアントの群れに飛び込んでいった。
その間も、” グチュ…… ” ” グチャグチャ…… ” という音を立ててクレイジーアント達は産まれ続け、ガーナ先輩はそれを見て大きなため息をつく。
「 生命誕生の大安売りだ。
こんな大ピンチ、小説の中なら爽やかでカッコいい王子様みたいなヤツが助けにきてくれるんだろうけど……現実ってヤツは無情だねぇ。
────あ、お姫様みたいな可愛い女の子じゃないからか? 」
ガーナ先輩は複雑な顔をして両手のタガーを持つ腕を見つめたので、それには私もキュイちゃんも激しく同意したので、大きく頷いた。
ガーナ先輩は非常に好戦的な性格をしているが、趣味は恋愛小説集め。
そんな恋愛小説の中では、ピンチを迎えたヒロインの元に必ずと言っていいほど、完全無欠な爽やか王子様が助けにくるはずだが……私達の様な強い傭兵の元にそんな王子様は絶対来ない。
多分王子様が助けにくる前に、相手はボコボコ……?
ピチピチのドレスに大剣を担いた私が悪いヤツを血祭りに上げている時、助けにきた王子様の顔は────。
それを妄想するとブッ!!と吹き出しそうになってしまったが、その間にもクレイジーアントが産まれ、更にそいつらはお互いの体をくっつけ合い、巨大な一匹になって襲ってきた。
新たな攻撃パターンか……!
すぐに強火力攻撃でふっとばそうとしたのだが……後方からお花のいい匂いが漂ってきたかと思えば、その巨大なクレイジーアントに水流の球が直撃!
大きく後ろに後ずさるそいつの元へ、大きな体の< ビーイーター・ケロック >が飛びかかり、長い舌をその身体に巻き付けパクリっ!とその巨体をたべてしまった。
< ビーイーター・ケロック >
体長5m程のカエル型Eランクモンスター
虫モンスターに対し有利属性を持ち、長い舌で繰り出される物理攻撃は強力で、獲物を丸呑みしてしまうが、虫しか食べないので、人に対する脅威度は低い
「 なんだぁ~?仲間割れかよ。 」
タルト先輩はシュタッ!とこちらへ着地し、うへぇ~……と顔を歪めたが、ガーナ先輩は冷静にその< ビーイーター・ケロック >を観察する。
「 ────いや、あれはモンスターじゃないね。
ゴーレムだ。 」
「「 えっ? 」」
そう言われて、私とキュイちゃんも< ビーイーター・ケロック >をジッと観察すると、確かにその身体は茶色く、人族特有の魔力気配を感じるため、ゴーレムで間違いなさそうだった。
しかし、一体誰の??
私達は後ろを一斉に振り返って目を見開いた。
そこには小さくて細い身体に、どこかで戦ってきたのかボロボロの衣服に傷と泥だらけになっている大事な友達……モルト君とニール君の姿があったからだ。
「 モ、モルト君……? 」
「 ニール君?? 」
目を白黒させながら、私とキュイちゃんがその名を口にすると、二人はこんな絶望的な状況にも関わらず片手を空に掲げ元気よく飛び上がる。
「 リーフ様の取り巻き一号!モルト!
これより西門の防衛に参加しま~す! 」
「 リーフ様の取り巻き一号!ニール!
これから西門を守る助太刀をするっすよ──!!全力でいくっす!! 」
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