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第三十九章
1268 赤文字の──
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( フラン )
「「「 いやっほぉぉぉぉぉぉ────────!!!! 」」」
歓喜の雄叫びが次々に上がり、前衛の生徒達が我先にと上半身の防具を脱いでいく。
男子生徒達はおろか、女子生徒達もさらし一枚姿になってしまい、その非常に気持ちのよい脱ぎっぷりに、私がポカーン……としていると、中衛班の生徒たちがボソボソと私に教えてくれた。
「 あいつらいつも直ぐ脱ぎたがるんですよ~。 」
「 そうそう!露出軍団なんです。 」
「 今はその大義名分を手に入れちゃったから……。 」
アチラこちらから上がる大きなため息を聞き、この戦いで生き残れたら、真っ先にクルトには始末書を書かせようと誓う。
自分の口からもため息が思わず漏れると、その瞬間< アイアン・ブロッキン >が半裸の前衛班目掛けて突進をしてきたが、盾を持った前衛達の合体スキルで見事に受け止めきった。
「 ────次っ!!前衛攻撃班んんんん────────っ!!!! 」
「「「「 おおおおおおお────────────っ!!!!! 」」」」
盾班のすぐ後方にいたクルトが叫ぶと、他の前衛攻撃班が一斉に叫ぶ。
「 燃やすは────!!! 」
「「「「 魂────っ!!!! 」」」」
「 全力全開っ!! 」
「「「「 ど根性ぉぉぉぉぉ────────っ!!! 」」」」
クルトと前衛攻撃班が分けのわからない掛け声を言い合ったかと思うと、巨大な魔力の塊が宙に出現して、鋭く尖った形になった。
そして、それはそのまま< アイアン・ブロッキン >達へとものすごい早さで突っ込んで行く。
( 合体スキル )
< レーヴェルの大砲王 >
剣、槍などの前衛近距離用武器を装備している者達20人以上がいる場合に発動できる、貫通、刺突属性の超火力型攻撃スキル
────────ドドドドドッ!!!!
それは轟音と共に< アイアン・ブロッキン >達を貫き、二体は周辺のモンスター達と共に飛散、消滅してしまった。
「「「「 よっしゃ────────────っ!!!! 」」」」
クルトと前衛班の全員が手を叩きあって喜んだが、まだ一体が、大ダメージを受けながらも、動き出し地面を思い切り叩く。
するとその衝撃波が前衛盾班に迫った────────が!
「 う、うわっ!!! 」
「 何だ?これ…… ” 防 ” の文字?? 」
盾班の前に ” 防 ” と書かれた文字が現れ、その衝撃波を防いだ。
ホッ……と胸を撫で下ろすクルトと前衛班は、いつの間にか前に立つセリナを見つけ、お礼を言おうとしたのだが……?
「 おいっ!!よそ見してんじゃねぇ──ぞっ!!こらぁぁぁぁぁっ!!!
クソガキ共がっ!気合をいれろぉぉぉぉ────っ!!! 」
セリナの口から飛び出た、普段聞いた事のない乱暴な物言いに、生徒たちは固まった。
しかしセリナは構うことなく、自身の上着をビリビリビリ────っ!!!と豪快に破くと、中から現れたのは、見事な胸とそれを包む面積の少ない赤いビキニだ。
「 セ……セリナ先生……? 」
「 ビッ、ビキニ???? 」
戸惑う声などなんのその。
セリナは堂々たる姿で、手に持つ魔導書に ” 槍 ” という文字を貼り付け槍を創り出すと、そのままもう一度攻撃しようとしてきた< アイアン・ブロッキン >に向かって飛びかかり、そのままその巨体を貫いた。
<言語調律師の資質> (ユニーク固有スキル)
< 文字の支配者 >
文字に秘められた力を引き出し、物質の構成を一時的に変化させる事ができる創造と幻影系の混合スキル
知識と今まで吸収した知識量が多いほど、文字の力を引き出す事ができ、自身の総合ステータス値が高い程同時に使える文字が増える
(発現条件)
一定以上のステータス値を持つ事、知識量を持つこと
一定以上の負の感情を持ちながらも、その状況の打破をする事
「「「「 ええええぇぇぇぇぇ────────っ!!!??? 」」」」
セリナのその強さと変わりように、生徒たちが悲鳴を上げたが、仲間の教員達は苦笑い。
クルトに至ってはにっこり笑顔で、目を合わせない様にしている。
本来はコッチがセリナの地である事を、クルトも教員達全員が知っているからだ。
ズシーン……!
大きな音を立てて崩れ落ちた< アイアン・ブロッキン >に、ペッ!と唾を吐きかけ、ガラが悪そうに歩いて戻って来るセリナにいつもの面影などない。
” 断罪の赤文字使い ”
これが元Sランクサポート傭兵セリナの二つ名だ。
借金のせいで、傭兵ギルドに買われサポート傭兵として働き出したセリナ。
サポート傭兵は仕事の際、監視用魔法陣がつけられ、傭兵たちに酷い扱いをされる事は禁止されてはいるものの多少の暴力や嫌がらせなどは暗黙の了解で良しとされていた。
奴隷である以上、傭兵達の鬱憤晴らしに使われる事は当たり前とされる環境で、セリナは開花した能力で、酷い傭兵達を血祭りに上げていったらしい。
傭兵ギルドでもまさかサポート傭兵が傭兵に暴力を振るうとは思っておらず、明確な規則がないことを逆手にとったセリナのお陰で、随分とサポート傭兵への偏見や差別がなくなったと聞く。
そんな過激な性格のセリナだったが、教師になるなら生徒たちのお手本にならねばと、自分の姿を偽る事にしたそうだ。
そして今に至る。
「「「 いやっほぉぉぉぉぉぉ────────!!!! 」」」
歓喜の雄叫びが次々に上がり、前衛の生徒達が我先にと上半身の防具を脱いでいく。
男子生徒達はおろか、女子生徒達もさらし一枚姿になってしまい、その非常に気持ちのよい脱ぎっぷりに、私がポカーン……としていると、中衛班の生徒たちがボソボソと私に教えてくれた。
「 あいつらいつも直ぐ脱ぎたがるんですよ~。 」
「 そうそう!露出軍団なんです。 」
「 今はその大義名分を手に入れちゃったから……。 」
アチラこちらから上がる大きなため息を聞き、この戦いで生き残れたら、真っ先にクルトには始末書を書かせようと誓う。
自分の口からもため息が思わず漏れると、その瞬間< アイアン・ブロッキン >が半裸の前衛班目掛けて突進をしてきたが、盾を持った前衛達の合体スキルで見事に受け止めきった。
「 ────次っ!!前衛攻撃班んんんん────────っ!!!! 」
「「「「 おおおおおおお────────────っ!!!!! 」」」」
盾班のすぐ後方にいたクルトが叫ぶと、他の前衛攻撃班が一斉に叫ぶ。
「 燃やすは────!!! 」
「「「「 魂────っ!!!! 」」」」
「 全力全開っ!! 」
「「「「 ど根性ぉぉぉぉぉ────────っ!!! 」」」」
クルトと前衛攻撃班が分けのわからない掛け声を言い合ったかと思うと、巨大な魔力の塊が宙に出現して、鋭く尖った形になった。
そして、それはそのまま< アイアン・ブロッキン >達へとものすごい早さで突っ込んで行く。
( 合体スキル )
< レーヴェルの大砲王 >
剣、槍などの前衛近距離用武器を装備している者達20人以上がいる場合に発動できる、貫通、刺突属性の超火力型攻撃スキル
────────ドドドドドッ!!!!
それは轟音と共に< アイアン・ブロッキン >達を貫き、二体は周辺のモンスター達と共に飛散、消滅してしまった。
「「「「 よっしゃ────────────っ!!!! 」」」」
クルトと前衛班の全員が手を叩きあって喜んだが、まだ一体が、大ダメージを受けながらも、動き出し地面を思い切り叩く。
するとその衝撃波が前衛盾班に迫った────────が!
「 う、うわっ!!! 」
「 何だ?これ…… ” 防 ” の文字?? 」
盾班の前に ” 防 ” と書かれた文字が現れ、その衝撃波を防いだ。
ホッ……と胸を撫で下ろすクルトと前衛班は、いつの間にか前に立つセリナを見つけ、お礼を言おうとしたのだが……?
「 おいっ!!よそ見してんじゃねぇ──ぞっ!!こらぁぁぁぁぁっ!!!
クソガキ共がっ!気合をいれろぉぉぉぉ────っ!!! 」
セリナの口から飛び出た、普段聞いた事のない乱暴な物言いに、生徒たちは固まった。
しかしセリナは構うことなく、自身の上着をビリビリビリ────っ!!!と豪快に破くと、中から現れたのは、見事な胸とそれを包む面積の少ない赤いビキニだ。
「 セ……セリナ先生……? 」
「 ビッ、ビキニ???? 」
戸惑う声などなんのその。
セリナは堂々たる姿で、手に持つ魔導書に ” 槍 ” という文字を貼り付け槍を創り出すと、そのままもう一度攻撃しようとしてきた< アイアン・ブロッキン >に向かって飛びかかり、そのままその巨体を貫いた。
<言語調律師の資質> (ユニーク固有スキル)
< 文字の支配者 >
文字に秘められた力を引き出し、物質の構成を一時的に変化させる事ができる創造と幻影系の混合スキル
知識と今まで吸収した知識量が多いほど、文字の力を引き出す事ができ、自身の総合ステータス値が高い程同時に使える文字が増える
(発現条件)
一定以上のステータス値を持つ事、知識量を持つこと
一定以上の負の感情を持ちながらも、その状況の打破をする事
「「「「 ええええぇぇぇぇぇ────────っ!!!??? 」」」」
セリナのその強さと変わりように、生徒たちが悲鳴を上げたが、仲間の教員達は苦笑い。
クルトに至ってはにっこり笑顔で、目を合わせない様にしている。
本来はコッチがセリナの地である事を、クルトも教員達全員が知っているからだ。
ズシーン……!
大きな音を立てて崩れ落ちた< アイアン・ブロッキン >に、ペッ!と唾を吐きかけ、ガラが悪そうに歩いて戻って来るセリナにいつもの面影などない。
” 断罪の赤文字使い ”
これが元Sランクサポート傭兵セリナの二つ名だ。
借金のせいで、傭兵ギルドに買われサポート傭兵として働き出したセリナ。
サポート傭兵は仕事の際、監視用魔法陣がつけられ、傭兵たちに酷い扱いをされる事は禁止されてはいるものの多少の暴力や嫌がらせなどは暗黙の了解で良しとされていた。
奴隷である以上、傭兵達の鬱憤晴らしに使われる事は当たり前とされる環境で、セリナは開花した能力で、酷い傭兵達を血祭りに上げていったらしい。
傭兵ギルドでもまさかサポート傭兵が傭兵に暴力を振るうとは思っておらず、明確な規則がないことを逆手にとったセリナのお陰で、随分とサポート傭兵への偏見や差別がなくなったと聞く。
そんな過激な性格のセリナだったが、教師になるなら生徒たちのお手本にならねばと、自分の姿を偽る事にしたそうだ。
そして今に至る。
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