1,410 / 1,649
第四十四章
1394 続々登場!
しおりを挟む
( マービン )
( 合体スキル )
< ネコの毛糸 >
ネコ飛竜とそのパートナーが20人以上で発動可能な合体スキル
魔力でできた糸を敵に絡めてそのスピードと命中率を大幅にダウンさせる
本体に絡みついた細い糸は、そのままギシギシと体を締め付け、その動きを遅くする。
《 あ”ががががあ”あ”あ”あ”────!!!!! 》
本体は動きにくくなった身体にイライラしたのか、またしても赤い霧をブワッ!!と吐き出したが、前に飛び出したのは、ヴィーだ。
《 僕に任せて! 》
ヴィーは巨大魔法陣を自分の前に出現させるのと同時に、大きく息を吸い込み……赤い霧に向かって巨大な風の塊を吐き出した。
( 先天スキル )
< 暴風の吐息 >
” パートナー ” を得た瞬間に使用可能になる先天攻撃系スキル
巨大な風魔力の塊を創り出し、敵を消し飛ばす広範囲対応型の攻撃スキル
吹き飛ばし効果あり
パートナーとの信頼度によって、その威力が格段にUPする
巨大な風の塊は、赤い霧を吹き飛ばし本体へと叩き返す。
それを見て周りはワッ!と騒ぎ立てた。
「 いいぞ~!白いの! 」
「 やるじゃねぇ~!白いヤツ! 」
《 ……白いヤツって……。
マービン、後で僕の名前を皆に教えておいてよね。 》
プリプリ怒っているヴィーに「 分かった。 」と返事を返した後、赤い霧によって新たな犠牲者が出なかった事にホッ……と胸をなでおろす。
そして、まだ飛竜に乗って飛ぼうとしている瀕死の隊員達を見下ろし、それを止めようと声を上げようとしたのだが……それより前に、その隊員達は突然地面から飛び出した鎖の様なモノで羽交い締めにされ、行動を止められた。
「 落ち着いて下さい、飛竜隊の皆さん。
命を掛けての特攻は、あの動物達に任せておきましょう。 」
特攻しようとしている隊員達を物理的に止めたのは、白い聖衣を着たエルフ族の集団だ。
彼らは隊員達が施した【 自爆陣 】を解除し、直ぐに毒物の特定を始めた。
それを確認し、グッ!と拳を握った俺に向かい、父が戸惑いながら話しかけてくる。
「 あのエルフ族の集団は……。
それに……【 ネコ飛竜隊 】……。
マービン、一体どんなスキルを……? 」
突然やってきた援軍に驚いた父や他の飛竜隊員達は、一斉に俺を見たので、フンッ!と大きく胸を張り、その質問に堂々と答えた。
「 俺のスキル< 王座への道しるべ >で、今、この場に必要な戦力を召喚した。
空には空の戦闘に特化した【 ネコ飛竜隊 】。
そして今瀕死の隊員達の元に着たのはエルフ族の、毒解析やデバフ特化部隊【 薬膳士団 】
それに────……。 」
俺はチラッと地上の方へ視線を向ける。
空に援軍が大量に出現したのを見て、本体はターゲットを地上へと移した様で、蜘蛛型人間達が一斉にスワンの結界を壊そうと、行動を活発化。
更に、地中に潜っていた大量の子蜘蛛まで一斉に姿を現し結界に群がる。
「 ────まずいな。あれでは結界が持たん。 」
「 第三飛竜隊、行きますか? 」
父が舌打ちするとサンサが直ぐに動こうとしたのだが、俺はそれを止めた。
訝しげな様子で俺を見る父達に向かい不敵に笑うと、突然地上に空いている魔道路からドドンッ!!と姿を現したのは、沢山の武装したドワーフ族と巨大な魔道具兵器達だ。
「 耐久型防衛戦なら、俺達の得意分野だ!
【 ガンドレイド防衛騎士団 】来たぜ!
ここは俺達に任せろ! 」
【 ガンドレイド防衛騎士団 】は、魔酸領域との境界線を守る耐久戦に優れた部隊。
そんなドワーフ族の戦闘員達は、直ぐにスワン達を囲む様に配置を完了して、蜘蛛型人間や外に出ている子蜘蛛達を蹴散らす。
更に巨大な筒が装備された沢山の魔道具兵器を起動させた。
「 < 鈴波 >打て────!!! 」
そしてリーダーらしき者の合図と共に、筒からは一斉に巨大な槍の様なモノが発射され、スワンの出した柱と同様、地面に突き刺さっていく。
そしてそれが結界を丸で囲う様に設置されると……その周辺の子蜘蛛達がまるで黒い水が吹き出す様に地面から飛び出した。
「 一斉攻撃開始!! 」
そしてその隙を逃さず、ガンドレイド防衛騎士団の者たちが飛び出た子蜘蛛達に攻撃をして数をごっそり減らすと、飛竜隊からは拍手喝采が起き、本体鳥型人間からは怒りのオーラが漂うう。
「 < 鈴波 >は地中の敵を地上に追い出す波紋性の魔力攻撃をする魔道具兵器なんだ。
地上は必ず押さえてやるから、空は頼んだぞ! 」
地上から大声でわーわーと叫ぶドワーフ騎士団に、飛竜隊も同じく「 分かった!! 」「 地上は頼む! 」と力強い返事を返した。
「 まさかこんな強力な援軍を呼び寄せてしまうとは……。
恐ろしい能力ですね。 」
サンサが周囲を見回しながら、そう言ってきたので、俺は気分よく顎を上げた。
「 まぁ、俺は最強の統率系資質様だからな!
────……と、言いたい所だが……彼らは既に準備を終えていたから間に合ったのだ。
元々こちらの国に援軍に来る予定だと言っていたぞ。
だから俺のした事は、 ” 道 ” を創っただけだ。
大した事はしてない。 」
( 合体スキル )
< ネコの毛糸 >
ネコ飛竜とそのパートナーが20人以上で発動可能な合体スキル
魔力でできた糸を敵に絡めてそのスピードと命中率を大幅にダウンさせる
本体に絡みついた細い糸は、そのままギシギシと体を締め付け、その動きを遅くする。
《 あ”ががががあ”あ”あ”あ”────!!!!! 》
本体は動きにくくなった身体にイライラしたのか、またしても赤い霧をブワッ!!と吐き出したが、前に飛び出したのは、ヴィーだ。
《 僕に任せて! 》
ヴィーは巨大魔法陣を自分の前に出現させるのと同時に、大きく息を吸い込み……赤い霧に向かって巨大な風の塊を吐き出した。
( 先天スキル )
< 暴風の吐息 >
” パートナー ” を得た瞬間に使用可能になる先天攻撃系スキル
巨大な風魔力の塊を創り出し、敵を消し飛ばす広範囲対応型の攻撃スキル
吹き飛ばし効果あり
パートナーとの信頼度によって、その威力が格段にUPする
巨大な風の塊は、赤い霧を吹き飛ばし本体へと叩き返す。
それを見て周りはワッ!と騒ぎ立てた。
「 いいぞ~!白いの! 」
「 やるじゃねぇ~!白いヤツ! 」
《 ……白いヤツって……。
マービン、後で僕の名前を皆に教えておいてよね。 》
プリプリ怒っているヴィーに「 分かった。 」と返事を返した後、赤い霧によって新たな犠牲者が出なかった事にホッ……と胸をなでおろす。
そして、まだ飛竜に乗って飛ぼうとしている瀕死の隊員達を見下ろし、それを止めようと声を上げようとしたのだが……それより前に、その隊員達は突然地面から飛び出した鎖の様なモノで羽交い締めにされ、行動を止められた。
「 落ち着いて下さい、飛竜隊の皆さん。
命を掛けての特攻は、あの動物達に任せておきましょう。 」
特攻しようとしている隊員達を物理的に止めたのは、白い聖衣を着たエルフ族の集団だ。
彼らは隊員達が施した【 自爆陣 】を解除し、直ぐに毒物の特定を始めた。
それを確認し、グッ!と拳を握った俺に向かい、父が戸惑いながら話しかけてくる。
「 あのエルフ族の集団は……。
それに……【 ネコ飛竜隊 】……。
マービン、一体どんなスキルを……? 」
突然やってきた援軍に驚いた父や他の飛竜隊員達は、一斉に俺を見たので、フンッ!と大きく胸を張り、その質問に堂々と答えた。
「 俺のスキル< 王座への道しるべ >で、今、この場に必要な戦力を召喚した。
空には空の戦闘に特化した【 ネコ飛竜隊 】。
そして今瀕死の隊員達の元に着たのはエルフ族の、毒解析やデバフ特化部隊【 薬膳士団 】
それに────……。 」
俺はチラッと地上の方へ視線を向ける。
空に援軍が大量に出現したのを見て、本体はターゲットを地上へと移した様で、蜘蛛型人間達が一斉にスワンの結界を壊そうと、行動を活発化。
更に、地中に潜っていた大量の子蜘蛛まで一斉に姿を現し結界に群がる。
「 ────まずいな。あれでは結界が持たん。 」
「 第三飛竜隊、行きますか? 」
父が舌打ちするとサンサが直ぐに動こうとしたのだが、俺はそれを止めた。
訝しげな様子で俺を見る父達に向かい不敵に笑うと、突然地上に空いている魔道路からドドンッ!!と姿を現したのは、沢山の武装したドワーフ族と巨大な魔道具兵器達だ。
「 耐久型防衛戦なら、俺達の得意分野だ!
【 ガンドレイド防衛騎士団 】来たぜ!
ここは俺達に任せろ! 」
【 ガンドレイド防衛騎士団 】は、魔酸領域との境界線を守る耐久戦に優れた部隊。
そんなドワーフ族の戦闘員達は、直ぐにスワン達を囲む様に配置を完了して、蜘蛛型人間や外に出ている子蜘蛛達を蹴散らす。
更に巨大な筒が装備された沢山の魔道具兵器を起動させた。
「 < 鈴波 >打て────!!! 」
そしてリーダーらしき者の合図と共に、筒からは一斉に巨大な槍の様なモノが発射され、スワンの出した柱と同様、地面に突き刺さっていく。
そしてそれが結界を丸で囲う様に設置されると……その周辺の子蜘蛛達がまるで黒い水が吹き出す様に地面から飛び出した。
「 一斉攻撃開始!! 」
そしてその隙を逃さず、ガンドレイド防衛騎士団の者たちが飛び出た子蜘蛛達に攻撃をして数をごっそり減らすと、飛竜隊からは拍手喝采が起き、本体鳥型人間からは怒りのオーラが漂うう。
「 < 鈴波 >は地中の敵を地上に追い出す波紋性の魔力攻撃をする魔道具兵器なんだ。
地上は必ず押さえてやるから、空は頼んだぞ! 」
地上から大声でわーわーと叫ぶドワーフ騎士団に、飛竜隊も同じく「 分かった!! 」「 地上は頼む! 」と力強い返事を返した。
「 まさかこんな強力な援軍を呼び寄せてしまうとは……。
恐ろしい能力ですね。 」
サンサが周囲を見回しながら、そう言ってきたので、俺は気分よく顎を上げた。
「 まぁ、俺は最強の統率系資質様だからな!
────……と、言いたい所だが……彼らは既に準備を終えていたから間に合ったのだ。
元々こちらの国に援軍に来る予定だと言っていたぞ。
だから俺のした事は、 ” 道 ” を創っただけだ。
大した事はしてない。 」
137
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令嬢モノのバカ王子に転生してしまったんだが、なぜかヒーローがイチャラブを求めてくる
路地裏乃猫
BL
ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって破滅が確定した〝バカ王子〟にだと?説明しよう。ここで言うバカ王子とは、いわゆる悪役令嬢モノで冒頭から理不尽な婚約破棄を主人公に告げ、最後はざまぁ要素によって何やかんやと破滅させられる例のアンポンタンのことであり――とにかく、俺はこの異世界でそのバカ王子として生き延びにゃならんのだ。つーわけで、脱☆バカ王子!を目指し、真っ当な王子としての道を歩き始めた俺だが、そんな俺になぜか、この世界ではヒロインとイチャコラをキメるはずのヒーローがぐいぐい迫ってくる!一方、俺の命を狙う謎の暗殺集団!果たして俺は、この破滅ルート満載の世界で生き延びることができるのか?
いや、その前に……何だって悪役令嬢モノの世界でバカ王子の俺がヒーローに惚れられてんだ?
2025年10月に全面改稿を行ないました。
2025年10月28日・BLランキング35位ありがとうございます。
2025年10月29日・BLランキング27位ありがとうございます。
2025年10月30日・BLランキング15位ありがとうございます。
2025年11月1日 ・BLランキング13位ありがとうございます。
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまいネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙にはAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
校正も自力です(笑)
妖精です、囲われてます
うあゆ
BL
僕は妖精
森で気ままに暮らしていました。
ふと気づいたら人間に囲まれてました。
でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。
__________
妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精
なんやかんやお互い幸せに暮らします。
神のミスで転生したけど、幼女化しちゃった! 神具【調薬釜】で、異世界ライフを楽しもう!
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
旧題:神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!
2026/3/9に発売です!書籍は2026/3/11に発売(予約受付中)です!イラストは、にとろん様です。よろしくお願い致します!
ファンタジー小説大賞に投票して頂いた皆様には、大変感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる