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第四十八章
1476 フォクス登場
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( フラン )
這い出てきた手が仲間たちの足を掴んでは引きずり込もうとしてくるため、直ぐに全員が一斉にその手を攻撃するが、とにかく次から次へとこれもキリがない!
「 ……クっ!! 」
範囲攻撃で吹き飛ばしてやると、突然その手達はヒュルル……!と地面のヒビ割れした中へ引っ込みホッとしたのだが……突然レナが「 あっ……! 」と声を上げた。
「 な……なんですか……?アレ……。 」
レナは震える声で空を指差す。
その指を視線で追っていくと、遠い空からまるで黒い空が晴れていくかの様に、白く塗りつぶされていった。
「 黒い空が晴れて……? 」
「 まさか呪いの化け物が倒されたのか……? 」
口々にそう言う仲間たちは、その後 ” ワッ! ” と歓声を上げるもの達もいたが……それは白い空にナイト・カゲロウの巨大な顔が現れるまでであった。
「 ────ひっ!!! 」
「 うわぁぁぁぁぁぁ────っ!!! 」
悲鳴を上げる私達を見下ろし、白い空そのものになってしまったナイト・カゲロウはニィィィ~……!と大きく歪んだ笑みを浮かべ────。
《 ギャ~っハッハッ~~っ!!!!ギャハッ!!
ギャハッ!!
ギャハハハはハハハはは~~っ!!!! 》
……耳を塞ぎたくなるくらいの大音量で笑った。
その声は、我々の心にダイレクトに恐怖の感情を与えてくる。
「 ……っ!!
せっかくルーンとセリナが幻影を破ってくれたというのに……最後はアイツ本人の幻影が立ちふさがるか! 」
私は試しに白い空に向かって創り出した大砲を撃ってみたが……やはり全ての攻撃は無駄の様で、白い空に吸い込まれていった。
「 クソっ!! 」
ルーンが悔しげに悪態をつくと、そのまま空に向かって魔法弾を撃ったが、同じく攻撃は吸い込まれていき、更に────……。
「 ……っ!!まずいわ! 」
「 まさか……! 」
リリア殿とレナがハッ!とした様子で叫ぶと、解析班から声が上がる。
「 先程と同じ攻撃が返ってきます!! 」
その瞬間、私とルーンの攻撃と全く同じ攻撃が空から放たれ、直ぐに盾班がそれを防ぐが、絶望に近い気持ちが皆からは漂ってきた。
「 幻影によって攻撃が全て跳ね返ってくるというわけか……。
あれをどうにか解かねば、我々に勝機はない。
一体どうすれば……。 」
悔しさに唇を噛み締め、必死に知恵を絞る。
あの強力な幻影を打ち破る。
そんな事が可能な人物、ここには────……っ!
「 へぇ~。これは凄い幻影空間だな。
でも……俺達には効かないよ。
だって幻影は俺の得意分野だから。 」
突然男性の声と共に魔道路が開く気配がして、慌てて後ろを振り向く。
するとそこには沢山魔道路の入口と、その数だけエルフ族の戦闘員達が一斉に入ってきた光景があった。
「 ────なっ……!? 」
なぜエルフ族の戦闘員が?
まずはそれに驚かされ、しかしもっと驚いたのは……一番に入ってきたエルフ族の戦闘員がサイモン殿と瓜二つの容姿をしていたからだ。
「 えっ!!サイモン……?! 」
「 双子……?? 」
レイド殿はサイモン殿とそっくりな人物を見比べ動揺し、後衛ではメル殿から非常に混乱した感情が伝わってきた。
勿論他の仲間たちからも同じ気持ちが伝わってきたが、リリア殿の「 お母さん……。 」という言葉に反応し、やっと似ている理由を知る。
リリア殿とサイモン殿の母君か……。
しかし……彼らは一体??
ポカーンとしている私達に向かい、そのサイモン殿にそっくりな母君は、ニッコリ笑った後空を睨みつけた。
「 レイティア王国、対幻影特殊部隊【 フォクス 】
これよりSランク< ナイト・カゲロウ >の討伐に協力する。
俺はこの部隊の隊長< アレン >
ウチの子供達を誘惑すんじゃねぇ、化け物め。 」
アレン殿は、他の団員達に目配せすると、空に向かってパチンッと指を弾く。
< 妖狐人の資質 >( ユニーク固有スキル )
< 狐の通り道 >
幻影魔法、およびスキルを解除する解除系幻影魔法スキル
幻影魔法の適正値が高い程その威力はUPし、また幻影魔法に対する耐久性が高い程その威力はUPする
また精神汚染度が低い程スキルの精度は高い
( 発現条件 )
一定以上の魔力、魔力操作、幻影魔法の適正値、幻影魔法に対する耐久性を持ち、かつ一定以下の精神汚染度である事
人間の2面性を見て、更にそれに対し惑わされない事
< 妖狐人の資質 >(先天スキル)
< 妖狐の特異質 >
幻影魔法の適正値と耐性値のステータスが高く、精神汚染度が低い程、そのステータスはUPする
( 合体スキル )
< まほろばの案内人 >
幻影魔法適正を持つ者達50人以上が集まる事で発動する強化スキル
幻影魔法の威力を極UPし、相手の耐性値を大幅に下げる事ができる
合計幻影魔法適正値と耐性値により、その効果が決まる
這い出てきた手が仲間たちの足を掴んでは引きずり込もうとしてくるため、直ぐに全員が一斉にその手を攻撃するが、とにかく次から次へとこれもキリがない!
「 ……クっ!! 」
範囲攻撃で吹き飛ばしてやると、突然その手達はヒュルル……!と地面のヒビ割れした中へ引っ込みホッとしたのだが……突然レナが「 あっ……! 」と声を上げた。
「 な……なんですか……?アレ……。 」
レナは震える声で空を指差す。
その指を視線で追っていくと、遠い空からまるで黒い空が晴れていくかの様に、白く塗りつぶされていった。
「 黒い空が晴れて……? 」
「 まさか呪いの化け物が倒されたのか……? 」
口々にそう言う仲間たちは、その後 ” ワッ! ” と歓声を上げるもの達もいたが……それは白い空にナイト・カゲロウの巨大な顔が現れるまでであった。
「 ────ひっ!!! 」
「 うわぁぁぁぁぁぁ────っ!!! 」
悲鳴を上げる私達を見下ろし、白い空そのものになってしまったナイト・カゲロウはニィィィ~……!と大きく歪んだ笑みを浮かべ────。
《 ギャ~っハッハッ~~っ!!!!ギャハッ!!
ギャハッ!!
ギャハハハはハハハはは~~っ!!!! 》
……耳を塞ぎたくなるくらいの大音量で笑った。
その声は、我々の心にダイレクトに恐怖の感情を与えてくる。
「 ……っ!!
せっかくルーンとセリナが幻影を破ってくれたというのに……最後はアイツ本人の幻影が立ちふさがるか! 」
私は試しに白い空に向かって創り出した大砲を撃ってみたが……やはり全ての攻撃は無駄の様で、白い空に吸い込まれていった。
「 クソっ!! 」
ルーンが悔しげに悪態をつくと、そのまま空に向かって魔法弾を撃ったが、同じく攻撃は吸い込まれていき、更に────……。
「 ……っ!!まずいわ! 」
「 まさか……! 」
リリア殿とレナがハッ!とした様子で叫ぶと、解析班から声が上がる。
「 先程と同じ攻撃が返ってきます!! 」
その瞬間、私とルーンの攻撃と全く同じ攻撃が空から放たれ、直ぐに盾班がそれを防ぐが、絶望に近い気持ちが皆からは漂ってきた。
「 幻影によって攻撃が全て跳ね返ってくるというわけか……。
あれをどうにか解かねば、我々に勝機はない。
一体どうすれば……。 」
悔しさに唇を噛み締め、必死に知恵を絞る。
あの強力な幻影を打ち破る。
そんな事が可能な人物、ここには────……っ!
「 へぇ~。これは凄い幻影空間だな。
でも……俺達には効かないよ。
だって幻影は俺の得意分野だから。 」
突然男性の声と共に魔道路が開く気配がして、慌てて後ろを振り向く。
するとそこには沢山魔道路の入口と、その数だけエルフ族の戦闘員達が一斉に入ってきた光景があった。
「 ────なっ……!? 」
なぜエルフ族の戦闘員が?
まずはそれに驚かされ、しかしもっと驚いたのは……一番に入ってきたエルフ族の戦闘員がサイモン殿と瓜二つの容姿をしていたからだ。
「 えっ!!サイモン……?! 」
「 双子……?? 」
レイド殿はサイモン殿とそっくりな人物を見比べ動揺し、後衛ではメル殿から非常に混乱した感情が伝わってきた。
勿論他の仲間たちからも同じ気持ちが伝わってきたが、リリア殿の「 お母さん……。 」という言葉に反応し、やっと似ている理由を知る。
リリア殿とサイモン殿の母君か……。
しかし……彼らは一体??
ポカーンとしている私達に向かい、そのサイモン殿にそっくりな母君は、ニッコリ笑った後空を睨みつけた。
「 レイティア王国、対幻影特殊部隊【 フォクス 】
これよりSランク< ナイト・カゲロウ >の討伐に協力する。
俺はこの部隊の隊長< アレン >
ウチの子供達を誘惑すんじゃねぇ、化け物め。 」
アレン殿は、他の団員達に目配せすると、空に向かってパチンッと指を弾く。
< 妖狐人の資質 >( ユニーク固有スキル )
< 狐の通り道 >
幻影魔法、およびスキルを解除する解除系幻影魔法スキル
幻影魔法の適正値が高い程その威力はUPし、また幻影魔法に対する耐久性が高い程その威力はUPする
また精神汚染度が低い程スキルの精度は高い
( 発現条件 )
一定以上の魔力、魔力操作、幻影魔法の適正値、幻影魔法に対する耐久性を持ち、かつ一定以下の精神汚染度である事
人間の2面性を見て、更にそれに対し惑わされない事
< 妖狐人の資質 >(先天スキル)
< 妖狐の特異質 >
幻影魔法の適正値と耐性値のステータスが高く、精神汚染度が低い程、そのステータスはUPする
( 合体スキル )
< まほろばの案内人 >
幻影魔法適正を持つ者達50人以上が集まる事で発動する強化スキル
幻影魔法の威力を極UPし、相手の耐性値を大幅に下げる事ができる
合計幻影魔法適正値と耐性値により、その効果が決まる
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