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第四十九章
1480 最悪の状況
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( ドノバン )
目の前にはチェリルのスキル< 服従の檻 >を打ち破ったロイヤル・ドラゴンが、七色の美しい翼を広げて宙に浮いている。
俺やユーリス、チェリルや騎士団、魔法騎士団は全員無事。
しかし────……俺達の前に立つケンの皮膚には、鎖の様な黒い文字がビッシリ浮き出ていた。
「 ……ぐ……っ……。 」
ギシギシとケンの体を締め付けていく、鎖状の黒い文字達。
それが動く度に、ケンは顔を大きく歪め、痛みに呻く。
「 ロイヤル・ドラゴンの特殊能力……【 天の涙雨 】
これを喰らえば命は……。 」
ユーリスがケンの症状を見て、瞬時にその正体を見破った。
それを聞き、俺は未だドラゴンの頭上に展開している巨大な魔法陣を睨みつける。
現在俺達は、魔法騎士団副団長のキナの創り出した砂の大地のフィールドに立っているのだが────ここに飛ぶ直前、奴は巨大な魔法陣を外の世界と中の世界の2つに出現させ、黒い雨を降らせた。
「 全員下がれぇぇぇ────!!! 」
その瞬間、ケンは大声で叫びながら我先に前へ飛び出し盾を構える。
そして自己犠牲スキル< 犠牲者の盾 >を発動し、全ての呪いをその身に受けてくれたのだ。
「 ば……ばっかやろうが……っ! 」
大量の汗を掻き、更に血を吐き出すケンを見て顔を大きく歪ませる。
「 ケン……っ!! 」
同じくマルクも顔を歪ませケンの状態を見て叫んだが、当の本人はそんな状態でも盾を構え直してニヤッと笑った。
「 おいおい、大げさに止めてくれよ……な……。
守備隊の本領はここから……だぜ?
わけの分からねぇ攻撃は……全部……受け止めて……やんよ……。
攻撃は……頼む……。 」
ケンは片手を持ち上げ、グッと拳を握る。
<防衛者の資質>(シークレット先天スキル)
< 終焉へのカウントダウン >
スキル< 犠牲者の盾 >を発動した際、100%致命傷となる攻撃を受けた時に特殊発動する身体強化スキル
今までの味方への攻撃を肩代わりしてきた経験値、盾での戦闘経験値、不屈、根性、仲間への愛情、絆値の分だけ、自身の体力値を極UPしスキル< 犠牲者の盾 >の持続時間を伸ばす
たった一人で全ての攻撃を受け止めたケンは、そのままスキルを維持し、これから自分が死ぬまで全ての攻撃を受け止めるつもりだ。
「 ────っ……任せろ! 」
その心を受け取り大剣を構えて飛び出せば、ユーリスとマルクもそれに続いて飛び出してきた。
「 相手にとって不足なし。
第二騎士団があの初のドラゴン討伐、達成してみせましょう! 」
「 守備隊が守るだけに特化してると思うなよ。 」
そうして三人でドラゴンに向かってまっすぐ進んでいると、チェリルがニヤァ~と笑いながらドラゴンの股間部を睨みつける。
「 奥に隠してやがるのか、パイパン野郎が。
中のモン引きずりだしてやる。 」
チェリルはダッ!と走りだし、同じくドラゴンの前に飛び出した。
<魔元大師の資質>(特殊先天スキル)
< 戦心の魔法使い >
ある一定以上の好戦、暴力性、戦闘経験値、暴力による感情ゲージ値を持つ時に特殊発動する身体強化系スキル
自身の魔力、魔力操作が高い程、身体ステータスも同様のレベルにUPさせる事ができる
ドラゴンは自分に向かい飛びかかってきた俺達を見下ろし、フンッと面倒くさそうに息を吐き出すと、両方の翼をバタつかせ竜巻の様な風を発生させた。
それにいち早く反応したのはマルクだ。
「 邪魔させるかっ! 」
大きく大鎌を振って、同じく巨大な竜巻を発生させて、その攻撃を分散する。
< 特攻士の資質 > ( ユニーク固有スキル )
< 螺旋のサイクロン >
武器指定:大鎌
風属性魔法を使い、複雑な方向に流れる風を集めたサイクロンを創り出す事ができる超広範囲型の攻撃スキル
いくつもの方向性を持っているため、火力が高い風魔法系攻撃に対してその威力を分散させて消滅させる事ができる
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、攻撃力、風属性魔力、攻撃性、柔軟性、多様性を持つこと
一定回数以上、大鎌での戦闘経験値、風魔法攻撃での戦闘経験値、勝利体験を持つ事
しかし、流石はドラゴンの攻撃……それだけでは完全にかき消す事ができず向かってくるため、今度は俺が後ろに引いた大剣を大きく振り回した。
<魔法剣士の資質>(シークレットスキル)
< 炎獄のトルネード・スピア( 改 ) >
火属性極の魔力を纏わせた剣に更に風属性魔力を混ぜ、炎を高速回転し放つ超火力型攻撃。
単体攻撃、範囲攻撃両方に対応しており、その威力はまるで炎獄にいる様だと言われる程。
スキル< 豪炎の剣匠人 >により更に炎の威力は上がり、全てを焼き尽くす地獄の炎となる
(発現条件)
スキル< 炎獄のトルネード・スピア >を持ち、更にスキル< 豪炎の剣匠人 >を発動している事
それぞれのスキルを一定回数以上発動し、戦闘勝利回数を持つこと
炎の風はドラゴンの風を完全にかき消しバチバチと火の粉が舞う中、左右から飛び出したのはユーリスとチェリルだ。
目の前にはチェリルのスキル< 服従の檻 >を打ち破ったロイヤル・ドラゴンが、七色の美しい翼を広げて宙に浮いている。
俺やユーリス、チェリルや騎士団、魔法騎士団は全員無事。
しかし────……俺達の前に立つケンの皮膚には、鎖の様な黒い文字がビッシリ浮き出ていた。
「 ……ぐ……っ……。 」
ギシギシとケンの体を締め付けていく、鎖状の黒い文字達。
それが動く度に、ケンは顔を大きく歪め、痛みに呻く。
「 ロイヤル・ドラゴンの特殊能力……【 天の涙雨 】
これを喰らえば命は……。 」
ユーリスがケンの症状を見て、瞬時にその正体を見破った。
それを聞き、俺は未だドラゴンの頭上に展開している巨大な魔法陣を睨みつける。
現在俺達は、魔法騎士団副団長のキナの創り出した砂の大地のフィールドに立っているのだが────ここに飛ぶ直前、奴は巨大な魔法陣を外の世界と中の世界の2つに出現させ、黒い雨を降らせた。
「 全員下がれぇぇぇ────!!! 」
その瞬間、ケンは大声で叫びながら我先に前へ飛び出し盾を構える。
そして自己犠牲スキル< 犠牲者の盾 >を発動し、全ての呪いをその身に受けてくれたのだ。
「 ば……ばっかやろうが……っ! 」
大量の汗を掻き、更に血を吐き出すケンを見て顔を大きく歪ませる。
「 ケン……っ!! 」
同じくマルクも顔を歪ませケンの状態を見て叫んだが、当の本人はそんな状態でも盾を構え直してニヤッと笑った。
「 おいおい、大げさに止めてくれよ……な……。
守備隊の本領はここから……だぜ?
わけの分からねぇ攻撃は……全部……受け止めて……やんよ……。
攻撃は……頼む……。 」
ケンは片手を持ち上げ、グッと拳を握る。
<防衛者の資質>(シークレット先天スキル)
< 終焉へのカウントダウン >
スキル< 犠牲者の盾 >を発動した際、100%致命傷となる攻撃を受けた時に特殊発動する身体強化スキル
今までの味方への攻撃を肩代わりしてきた経験値、盾での戦闘経験値、不屈、根性、仲間への愛情、絆値の分だけ、自身の体力値を極UPしスキル< 犠牲者の盾 >の持続時間を伸ばす
たった一人で全ての攻撃を受け止めたケンは、そのままスキルを維持し、これから自分が死ぬまで全ての攻撃を受け止めるつもりだ。
「 ────っ……任せろ! 」
その心を受け取り大剣を構えて飛び出せば、ユーリスとマルクもそれに続いて飛び出してきた。
「 相手にとって不足なし。
第二騎士団があの初のドラゴン討伐、達成してみせましょう! 」
「 守備隊が守るだけに特化してると思うなよ。 」
そうして三人でドラゴンに向かってまっすぐ進んでいると、チェリルがニヤァ~と笑いながらドラゴンの股間部を睨みつける。
「 奥に隠してやがるのか、パイパン野郎が。
中のモン引きずりだしてやる。 」
チェリルはダッ!と走りだし、同じくドラゴンの前に飛び出した。
<魔元大師の資質>(特殊先天スキル)
< 戦心の魔法使い >
ある一定以上の好戦、暴力性、戦闘経験値、暴力による感情ゲージ値を持つ時に特殊発動する身体強化系スキル
自身の魔力、魔力操作が高い程、身体ステータスも同様のレベルにUPさせる事ができる
ドラゴンは自分に向かい飛びかかってきた俺達を見下ろし、フンッと面倒くさそうに息を吐き出すと、両方の翼をバタつかせ竜巻の様な風を発生させた。
それにいち早く反応したのはマルクだ。
「 邪魔させるかっ! 」
大きく大鎌を振って、同じく巨大な竜巻を発生させて、その攻撃を分散する。
< 特攻士の資質 > ( ユニーク固有スキル )
< 螺旋のサイクロン >
武器指定:大鎌
風属性魔法を使い、複雑な方向に流れる風を集めたサイクロンを創り出す事ができる超広範囲型の攻撃スキル
いくつもの方向性を持っているため、火力が高い風魔法系攻撃に対してその威力を分散させて消滅させる事ができる
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、攻撃力、風属性魔力、攻撃性、柔軟性、多様性を持つこと
一定回数以上、大鎌での戦闘経験値、風魔法攻撃での戦闘経験値、勝利体験を持つ事
しかし、流石はドラゴンの攻撃……それだけでは完全にかき消す事ができず向かってくるため、今度は俺が後ろに引いた大剣を大きく振り回した。
<魔法剣士の資質>(シークレットスキル)
< 炎獄のトルネード・スピア( 改 ) >
火属性極の魔力を纏わせた剣に更に風属性魔力を混ぜ、炎を高速回転し放つ超火力型攻撃。
単体攻撃、範囲攻撃両方に対応しており、その威力はまるで炎獄にいる様だと言われる程。
スキル< 豪炎の剣匠人 >により更に炎の威力は上がり、全てを焼き尽くす地獄の炎となる
(発現条件)
スキル< 炎獄のトルネード・スピア >を持ち、更にスキル< 豪炎の剣匠人 >を発動している事
それぞれのスキルを一定回数以上発動し、戦闘勝利回数を持つこと
炎の風はドラゴンの風を完全にかき消しバチバチと火の粉が舞う中、左右から飛び出したのはユーリスとチェリルだ。
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