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第五十章
1500 何度も何度も……
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( リーフ )
「 ……っ!!ぐっ!! 」
リーフは直ぐに体勢を整え、そのまま後ろにいる俺に手のひらを向けると、また魔法弾をドンドンッ!!と連続して打ってくる。
しかし、それも難なく避ける俺を見て、リーフは顔をグシャリと歪めた。
「 ~~っ!!小賢しい虫ケラめっ!!! 」
リーフはイライラしながら魔法の同時発動を駆使して俺を追いかけるが……あと少しという所で回避されどんどんと不機嫌になっていく。
俺はそれを見て、ゆっくりと足を止めた。
「 ────っ?!ククッ!体力が尽きたのだろう!
馬鹿めっ!!俺の攻撃を避け続けるなど、不可能だとやっと気付いたか! 」
「 もうやめようか。 」
俺が静かに告げると────リーフはプッ!と吹き出した後、ゲラゲラと笑いだす。
「 命乞いとはっ!なんと情けない!!
プライドもないのだな、醜き者は!
今更俺との実力差を理解しても遅いぞ、愚か者め。 」
笑いながら指を差してくるリーフに対し、俺は首を横に振った。
「 違うよ。勝負にならないからだ。
だって君、凄く弱いからさ。 」
「 ────…………はっ? 」
俺の言った事が理解出来なかったのか、リーフはポカンと口を開けたまま固まってしまったので、俺は困って頭を掻く。
「 あのね、君が強いのは、誰かを犠牲にするからなんだよ。
だからこうして一対一の勝負になれば話にならない。
殻を失くした卵と同じだよ、グニョグニョの。
これじゃあ弱いもの虐めになっちゃうからさ、もう大人しくお帰りよ。
そうしたらぶっ飛ばすのは止めてあげるから。 」
「 ふ……ふ……ふ…………。 」
ピクピク……。
ギシギシ……。
リーフは下を向いて、不穏な音を顔中から立てると……突然豆腐パンがグチャグチャに潰れた様な、怒りMAXの形相で俺を睨み付けた。
「 ふ、ふ、ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ────────っ!!!!
このっ……偽物風情がぁぁぁぁぁぁっ!!!! 」
大激怒!
大噴火!!!
その激情そのままに、リーフは雷の魔法陣3つを出現させ、それをグッ!と混ぜ合わせ、超広範囲の雷属性攻撃を撃ってくる。
< 魔術騎士の資質 >( 先天スキル )
< 魔術融合 >
自身の魔術を融合させその威力を高める事ができる魔術の強化系スキル
知力、魔力操作が一定以上で発動可能になる
それを宙に出現させたスキル< 風の通り道 >を使いながらトンットンッと避けると、リーフが「 逃げるなぁぁぁぁぁっ!! 」と大声で怒鳴った。
そして俺の頭上に魔法陣を出現させると、進行を塞ぐ様に左右にも魔法陣を出し、俺を囲い込む。
「 お前が消えて俺が ” リーフ ” になるのが ” 正しい ” !!
それこそ、神がお決めになった真実なのに、なぜ逆らう!! 」
「 違うだろう?
君は自分の叶えたい欲望に都合がいいから、神様を引き合いに出しているだけだ。
自分に都合が良いものだけを真実にする君の言葉に ” 正しさ ” なんて一つもないよ。 」
そう言い放つと、突然リーフという魂の記憶が俺の頭の中に入ってきた。
今までしてきた事やその考え、その全てに────────…… ” 真実 ” なんて一つもない。
「 ふぅ……。 」
思わずため息が漏れてしまったその瞬間、周りを囲む魔法陣から火炎放射器で打った様な火が勢いよく飛び出してきた。
それを拳で薙ぎ払うと、その魔法陣全てをぶん殴って壊す。
すると、リーフは怒り狂ったまま両手を地面についてスキルを発動した。
< 魔術騎士の資質 >( ノーマルスキル )
< 大地の氷山 >
氷属性魔力を凝縮した氷柱を地面から一斉に飛び出させる広範囲攻撃スキル
魔力、魔力操作が高い程、その威力と数は増える
(発現条件)
一定以上魔力、魔力操作、氷属性魔力を持つこと
一定以上氷属性魔法を使う事
地面からニョキッ!と生えてきた氷の柱は、そのまま宙に飛ぶことで全て回避したが、それを見たリーフは気に入らず、ブチブチ~ッ!!と顔中の血管を蠢かせ怒鳴り散らす。
「 ────っ!!くそっ!
くそっ!くそっ!くそっ!くそっ!くそ野郎ぉぉっ!!!
なぜ……なぜ思い通りに動かないんだよっ!!!何もかもっ!!
” 正しく ” ないっ!!
こんな間違った世界なんて、全部全部消えてしまえぇぇぇぇっ!! 」
「 …………。 」
癇癪を起こす子どもの様なリーフに、悲しいと思う心が湧き上がった。
リーフの世界は、今もこれからも誰とも永遠に交わらない。
自分に都合のいい事を正しいとし、そうでないなら間違ったモノとして壊す。
そしてそのために沢山の世界を壊して、人を壊して、全てのモノを傷つけ奪い続けるのだ。
繰り返される生と死の輪廻の中で、何度も何度も。
ただ何もない広いだけの空間に自分の欲しいモノ全てを積み上げても、ただのゴミなのに……。
山積みにされた財産や沢山の犠牲にされた人たちの上に立ち、幸せそうに笑うリーフが思い浮かび、俺は首を横に振った。
「 跡形もなく消え去れっ!大罪人っ!! 」
突然リーフが両手を合わせ、その手をソッと離すと────その間に空いた空間に小さな光の玉が現れる。
そしてそれを俺に向かって投げつけると、その玉はギュンッ!ギュンッ!と凄まじい勢いで回転し、そのまま光の刃を周囲にむかって飛ばしながら爆発した。
「 ……っ!!ぐっ!! 」
リーフは直ぐに体勢を整え、そのまま後ろにいる俺に手のひらを向けると、また魔法弾をドンドンッ!!と連続して打ってくる。
しかし、それも難なく避ける俺を見て、リーフは顔をグシャリと歪めた。
「 ~~っ!!小賢しい虫ケラめっ!!! 」
リーフはイライラしながら魔法の同時発動を駆使して俺を追いかけるが……あと少しという所で回避されどんどんと不機嫌になっていく。
俺はそれを見て、ゆっくりと足を止めた。
「 ────っ?!ククッ!体力が尽きたのだろう!
馬鹿めっ!!俺の攻撃を避け続けるなど、不可能だとやっと気付いたか! 」
「 もうやめようか。 」
俺が静かに告げると────リーフはプッ!と吹き出した後、ゲラゲラと笑いだす。
「 命乞いとはっ!なんと情けない!!
プライドもないのだな、醜き者は!
今更俺との実力差を理解しても遅いぞ、愚か者め。 」
笑いながら指を差してくるリーフに対し、俺は首を横に振った。
「 違うよ。勝負にならないからだ。
だって君、凄く弱いからさ。 」
「 ────…………はっ? 」
俺の言った事が理解出来なかったのか、リーフはポカンと口を開けたまま固まってしまったので、俺は困って頭を掻く。
「 あのね、君が強いのは、誰かを犠牲にするからなんだよ。
だからこうして一対一の勝負になれば話にならない。
殻を失くした卵と同じだよ、グニョグニョの。
これじゃあ弱いもの虐めになっちゃうからさ、もう大人しくお帰りよ。
そうしたらぶっ飛ばすのは止めてあげるから。 」
「 ふ……ふ……ふ…………。 」
ピクピク……。
ギシギシ……。
リーフは下を向いて、不穏な音を顔中から立てると……突然豆腐パンがグチャグチャに潰れた様な、怒りMAXの形相で俺を睨み付けた。
「 ふ、ふ、ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ────────っ!!!!
このっ……偽物風情がぁぁぁぁぁぁっ!!!! 」
大激怒!
大噴火!!!
その激情そのままに、リーフは雷の魔法陣3つを出現させ、それをグッ!と混ぜ合わせ、超広範囲の雷属性攻撃を撃ってくる。
< 魔術騎士の資質 >( 先天スキル )
< 魔術融合 >
自身の魔術を融合させその威力を高める事ができる魔術の強化系スキル
知力、魔力操作が一定以上で発動可能になる
それを宙に出現させたスキル< 風の通り道 >を使いながらトンットンッと避けると、リーフが「 逃げるなぁぁぁぁぁっ!! 」と大声で怒鳴った。
そして俺の頭上に魔法陣を出現させると、進行を塞ぐ様に左右にも魔法陣を出し、俺を囲い込む。
「 お前が消えて俺が ” リーフ ” になるのが ” 正しい ” !!
それこそ、神がお決めになった真実なのに、なぜ逆らう!! 」
「 違うだろう?
君は自分の叶えたい欲望に都合がいいから、神様を引き合いに出しているだけだ。
自分に都合が良いものだけを真実にする君の言葉に ” 正しさ ” なんて一つもないよ。 」
そう言い放つと、突然リーフという魂の記憶が俺の頭の中に入ってきた。
今までしてきた事やその考え、その全てに────────…… ” 真実 ” なんて一つもない。
「 ふぅ……。 」
思わずため息が漏れてしまったその瞬間、周りを囲む魔法陣から火炎放射器で打った様な火が勢いよく飛び出してきた。
それを拳で薙ぎ払うと、その魔法陣全てをぶん殴って壊す。
すると、リーフは怒り狂ったまま両手を地面についてスキルを発動した。
< 魔術騎士の資質 >( ノーマルスキル )
< 大地の氷山 >
氷属性魔力を凝縮した氷柱を地面から一斉に飛び出させる広範囲攻撃スキル
魔力、魔力操作が高い程、その威力と数は増える
(発現条件)
一定以上魔力、魔力操作、氷属性魔力を持つこと
一定以上氷属性魔法を使う事
地面からニョキッ!と生えてきた氷の柱は、そのまま宙に飛ぶことで全て回避したが、それを見たリーフは気に入らず、ブチブチ~ッ!!と顔中の血管を蠢かせ怒鳴り散らす。
「 ────っ!!くそっ!
くそっ!くそっ!くそっ!くそっ!くそ野郎ぉぉっ!!!
なぜ……なぜ思い通りに動かないんだよっ!!!何もかもっ!!
” 正しく ” ないっ!!
こんな間違った世界なんて、全部全部消えてしまえぇぇぇぇっ!! 」
「 …………。 」
癇癪を起こす子どもの様なリーフに、悲しいと思う心が湧き上がった。
リーフの世界は、今もこれからも誰とも永遠に交わらない。
自分に都合のいい事を正しいとし、そうでないなら間違ったモノとして壊す。
そしてそのために沢山の世界を壊して、人を壊して、全てのモノを傷つけ奪い続けるのだ。
繰り返される生と死の輪廻の中で、何度も何度も。
ただ何もない広いだけの空間に自分の欲しいモノ全てを積み上げても、ただのゴミなのに……。
山積みにされた財産や沢山の犠牲にされた人たちの上に立ち、幸せそうに笑うリーフが思い浮かび、俺は首を横に振った。
「 跡形もなく消え去れっ!大罪人っ!! 」
突然リーフが両手を合わせ、その手をソッと離すと────その間に空いた空間に小さな光の玉が現れる。
そしてそれを俺に向かって投げつけると、その玉はギュンッ!ギュンッ!と凄まじい勢いで回転し、そのまま光の刃を周囲にむかって飛ばしながら爆発した。
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