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第五十章
1507 結局はそれか……
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( ユーリス )
【 正門 】
「 おい見ろよ!
救世主様のお帰りだぜ~! 」
ドノバンさんが、ウッシシ~!と変な笑い方をしながら、空を指差す。
その先には白いポッポ鳥?に乗ったリーフ様の姿があり、それに気づいた者達は全員ワッ!と歓声をあげた。
「 お~い!!救世主様~!! 」
「 本当にありがとうございま~す! 」
口々に喜びの声をあげ、リーフ様を迎え入れようとしたのだが────……?
────ビュビュンッ!!!
リーフ様は、凄まじいスピードで正門を通り過ぎ、街の中へ。
その時に一瞬見えたリーフ様の顔は、非常に切羽詰まった険しい顔をしていて、とても戦いに勝った者とは思えないモノであった。
「 ……リーフ君、どうしたんだろう? 」
同じくその事に気付いたマルクさんが、前から迫るモンスターを吹き飛ばしながら心配を口にしたが……それにプッ!と笑ったのはケンさんだ。
「 多分あれは────便所だな。
しかも、かなり我慢していたと見た! 」
大盾で敵の進行を食い止めながらケンさんは、呑気にプカぁ~とタバコを吸う。
すると、表情を失くす俺の近くでドノバンさんが、あ~……と、悟る様な顔で頷いた。
「 戦闘中は便所に戻るのも命がけだもんな……。 」
「 ??そこら辺に、沢山良さげな茂みがあるじゃねぇか。 」
ドノバンさんの話を聞いたヴェルディは、そこら辺にわんさかある木々や茂みを指差す。
それに顔を大きく歪め、蔑む様に睨むのはステファンとエルフ族の騎士団員達だ。
すると、本気でわけが分からず首を傾げるヴェルディと獣人族の騎士団達に、ピノが汗を掻きながら説明した。
「 人族は、できるだけ個室で用を足すんだ。
ましてやマーキング的にそこら辺で用を足さないぞ。 」
それを聞いた獣人族は全員が ” おおお~! ” と歓声を上げる。
「 なんと奥ゆかしい!人族はいじらしくて可愛いな! 」
「 まさか全員か……? 」
「 おしっこ飛ばしをしないのか!? 」
わいのわいのとどうでも良いことで騒ぐ獣人達を見て、ケンさんがフッ……と鼻で笑った。
「 バカ野郎。男は皆外でする!
木がある所は、全部便所だな。便所。
まっ、女はしねぇから、それが男に生まれて一番良かった事で間違いねぇ! 」
「 男に生まれて良かった事の一番がそれ……? 」
マルクさんが本気で引いているというのに、空気が読めないドノバンさんまでちゃっかりその輪に入り「 だよな~! 」などと肯定するから、俺もドン引きだ。
結局最後は、チェリルのもぎ取る動きを見て黙っていたが、一体何を言っているんだか……。
呆れながらため息をついた、その時────突然空から突っ切ってきた巨大飛行物体が、次々と飛行モンスター達を落としていった。
あっ!!と叫ぶ間もない俊敏な動きと攻撃力に目を見開くと……なんとその正体は【 飛竜隊 】!!
まさか戦いに参加していたとは知らずに、正門で戦う戦闘員達は驚いた様子で空を見上げる。
すると、その先頭で戦っている飛竜隊の隊長ダリオスさんが、ドノバンさんと他のシニア組の第二騎士団団員達に向かって大声で叫んだ。
「 今まですま────んっ!!!俺は間違えてしまったぁぁぁぁ!!!
だが、もう大丈夫だ!!これから頑張る!!
だから許してくれぇぇぇぇ!!! 」
かなりの大音量に、耳はキーンとなってしまい、全員が耳を押さえたが……ドノバンさんとシニア組はニヤニヤと嬉しそうに笑っている。
「 このバッカ野郎が~!! 」
「 今度酒奢れぇぇぇ~!!
バカ元副団長ぉぉぉぉ────!! 」
「 飲み放題でたのみま~す!! 」
口々にワーワー叫んでは、こっそり泣いている団員達に呆れてしまったが、色々あった事は知っていたので、とりあえず見てみぬフリをしてやる事にした。
────が……そこで終わればよかったものの、ダリオスさんは、おじさんに相応しい空気の読めなさを発揮し、更に続けて怒鳴る。
「 それと、ドノバンの言う通りだったぁぁぁぁ!!!
俺は、女性と遊んでなかったから失敗したらしい!!
お前の言う通り、沢山の女性と遊ぶべきであった!!
これが終わったら色々教えてくれぇぇぇぇ────!! 」
カッ!!と凄まじい気迫で何を言うかと思えば、なんて下らない!
頭が痛くなって、ゲラゲラ笑っている下品代表のドノバンさんを睨むと、今度は街の中から正門の外へバッ!!と飛び出してくる巨大なスターホース達を見て、目が点になってしまった。
そのスターホースの上には御者達が乗っていて、そのまま襲い来るモンスター達を蹴っては飛ばし、蹴っては飛ばしで、凄い活躍をし始める。
な、なんでスターホースが戦いに……???
固まる俺達戦闘員の前で、暴れるスターホースにしがみついている御者達がビエェェェ~ン!!と泣きながら叫んだ。
「 うわぁぁぁぁ~ん!!俺達だってやってやるぅぅぅぅ~!!!
御者舐めんなこらぁぁぁぁ~!! 」
「 こんなアホな仕事させやがってぇぇぇぇ~!!
打倒!エドワード派閥ぅぅぅ~!! 」
” わあぁぁぁぁ────!!! ” と雄叫びをあげながら戦うスターホース達は、プロの戦闘員顔負けの戦いをしながら、乗っている御者達はひたすらワンワンと泣く。
下品な発言を叫んでは笑うオジさん達と、泣きながら戦う理由のわからない非戦闘員を見て……俺はまたしても尻拭いしなければならない状況に追い込まれてしまった。
【 正門 】
「 おい見ろよ!
救世主様のお帰りだぜ~! 」
ドノバンさんが、ウッシシ~!と変な笑い方をしながら、空を指差す。
その先には白いポッポ鳥?に乗ったリーフ様の姿があり、それに気づいた者達は全員ワッ!と歓声をあげた。
「 お~い!!救世主様~!! 」
「 本当にありがとうございま~す! 」
口々に喜びの声をあげ、リーフ様を迎え入れようとしたのだが────……?
────ビュビュンッ!!!
リーフ様は、凄まじいスピードで正門を通り過ぎ、街の中へ。
その時に一瞬見えたリーフ様の顔は、非常に切羽詰まった険しい顔をしていて、とても戦いに勝った者とは思えないモノであった。
「 ……リーフ君、どうしたんだろう? 」
同じくその事に気付いたマルクさんが、前から迫るモンスターを吹き飛ばしながら心配を口にしたが……それにプッ!と笑ったのはケンさんだ。
「 多分あれは────便所だな。
しかも、かなり我慢していたと見た! 」
大盾で敵の進行を食い止めながらケンさんは、呑気にプカぁ~とタバコを吸う。
すると、表情を失くす俺の近くでドノバンさんが、あ~……と、悟る様な顔で頷いた。
「 戦闘中は便所に戻るのも命がけだもんな……。 」
「 ??そこら辺に、沢山良さげな茂みがあるじゃねぇか。 」
ドノバンさんの話を聞いたヴェルディは、そこら辺にわんさかある木々や茂みを指差す。
それに顔を大きく歪め、蔑む様に睨むのはステファンとエルフ族の騎士団員達だ。
すると、本気でわけが分からず首を傾げるヴェルディと獣人族の騎士団達に、ピノが汗を掻きながら説明した。
「 人族は、できるだけ個室で用を足すんだ。
ましてやマーキング的にそこら辺で用を足さないぞ。 」
それを聞いた獣人族は全員が ” おおお~! ” と歓声を上げる。
「 なんと奥ゆかしい!人族はいじらしくて可愛いな! 」
「 まさか全員か……? 」
「 おしっこ飛ばしをしないのか!? 」
わいのわいのとどうでも良いことで騒ぐ獣人達を見て、ケンさんがフッ……と鼻で笑った。
「 バカ野郎。男は皆外でする!
木がある所は、全部便所だな。便所。
まっ、女はしねぇから、それが男に生まれて一番良かった事で間違いねぇ! 」
「 男に生まれて良かった事の一番がそれ……? 」
マルクさんが本気で引いているというのに、空気が読めないドノバンさんまでちゃっかりその輪に入り「 だよな~! 」などと肯定するから、俺もドン引きだ。
結局最後は、チェリルのもぎ取る動きを見て黙っていたが、一体何を言っているんだか……。
呆れながらため息をついた、その時────突然空から突っ切ってきた巨大飛行物体が、次々と飛行モンスター達を落としていった。
あっ!!と叫ぶ間もない俊敏な動きと攻撃力に目を見開くと……なんとその正体は【 飛竜隊 】!!
まさか戦いに参加していたとは知らずに、正門で戦う戦闘員達は驚いた様子で空を見上げる。
すると、その先頭で戦っている飛竜隊の隊長ダリオスさんが、ドノバンさんと他のシニア組の第二騎士団団員達に向かって大声で叫んだ。
「 今まですま────んっ!!!俺は間違えてしまったぁぁぁぁ!!!
だが、もう大丈夫だ!!これから頑張る!!
だから許してくれぇぇぇぇ!!! 」
かなりの大音量に、耳はキーンとなってしまい、全員が耳を押さえたが……ドノバンさんとシニア組はニヤニヤと嬉しそうに笑っている。
「 このバッカ野郎が~!! 」
「 今度酒奢れぇぇぇ~!!
バカ元副団長ぉぉぉぉ────!! 」
「 飲み放題でたのみま~す!! 」
口々にワーワー叫んでは、こっそり泣いている団員達に呆れてしまったが、色々あった事は知っていたので、とりあえず見てみぬフリをしてやる事にした。
────が……そこで終わればよかったものの、ダリオスさんは、おじさんに相応しい空気の読めなさを発揮し、更に続けて怒鳴る。
「 それと、ドノバンの言う通りだったぁぁぁぁ!!!
俺は、女性と遊んでなかったから失敗したらしい!!
お前の言う通り、沢山の女性と遊ぶべきであった!!
これが終わったら色々教えてくれぇぇぇぇ────!! 」
カッ!!と凄まじい気迫で何を言うかと思えば、なんて下らない!
頭が痛くなって、ゲラゲラ笑っている下品代表のドノバンさんを睨むと、今度は街の中から正門の外へバッ!!と飛び出してくる巨大なスターホース達を見て、目が点になってしまった。
そのスターホースの上には御者達が乗っていて、そのまま襲い来るモンスター達を蹴っては飛ばし、蹴っては飛ばしで、凄い活躍をし始める。
な、なんでスターホースが戦いに……???
固まる俺達戦闘員の前で、暴れるスターホースにしがみついている御者達がビエェェェ~ン!!と泣きながら叫んだ。
「 うわぁぁぁぁ~ん!!俺達だってやってやるぅぅぅぅ~!!!
御者舐めんなこらぁぁぁぁ~!! 」
「 こんなアホな仕事させやがってぇぇぇぇ~!!
打倒!エドワード派閥ぅぅぅ~!! 」
” わあぁぁぁぁ────!!! ” と雄叫びをあげながら戦うスターホース達は、プロの戦闘員顔負けの戦いをしながら、乗っている御者達はひたすらワンワンと泣く。
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定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
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