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第五十章
1508 そんな事させるか!
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( リーフ )
あげ玉が飛んでいる間にも、嫌な予感をヒシヒシと感じていて、頭は割れるように痛みだす。
その痛みに耐えきれず頭を押さえると、再び沢山の未来達が構築されては、俺の頭の中へと流れ込んできた。
パッ!と最初に見えてきたのは、巨大な教会の前。
そこにソフィアちゃんが横たわっている立派な棺が置かれていて、沢山の人達が泣き崩れている。
「 私の……私のせいだ……。
カトリーナに続き……私がこんな子供の命を……私が……っ! 」
泣き崩れるジェニファーちゃんの横に立っている知らないオジさんが、ボソッと呟き、ふらふらとどこかへ歩いていった。
絶望の目をしたまま歩いていくその先には、何故か断首台が置いてあり、そこへ一歩……また一歩と進んでいき、そして………。
────ザシュッ!!!!
視界は真っ赤に染まり、また景色を変えると……こんどは聖兵士達が武器を持ち、お互いを相手に戦い続けている。
反教会派はなくなったのに、どうして聖兵士達が戦っているんだ……!!?
次々と命を落としていく戦場では、沢山の怒鳴り声が聞こえた。
「 ソフィア様を殺したグレスター派閥に天罰をっ!! 」
「 教会は聖女を永遠の象徴として統一化するべきだ!! 」
「 異分子を全員抹殺せよ!! 」
” わぁぁぁぁ────!! ”
激しい戦いの末、どんどんと戦火は全国へ。
また元通りの未来の姿へ形が変わっていく。
「 だめだ……だめだ! 」
首をブンブンと横に振ると、今度はまたどこか知らない街が見えて、そこでは沢山の人達が強制的に第一騎士団らしき者達に連れてかれようとしていた。
「 パパ!!行かないで────!! 」
「 やめて……止めてよ!!その人を連れてかないで!! 」
第一騎士団が連れてこうとしているのは、戦えそうな男性国民達。
そして、泣き叫ぶ女性や子供達はその家族だろう。
全員必死に手を伸ばすが……それを見た騎士団員の男が鼻で笑う。
「 役に立たない平民の使い道は、コレくらいだろうが。
あ~今回もろくな資質持ちの奴がいないから、全員< 自爆組み >な~。
な~に、難しい事はないぞ?
ただ自爆陣を刻んで、敵に向かって走るだけでいい。 」
「「「 ────っ!!!?? 」」」
周りにいた街の人達は、ヒュッ!と一瞬息を止めると、そのままみるみるうちに憎しみと恨みで心を黒くしていった。
「 ふざけるなぁぁぁ!!お前ら、もう我慢できねぇ!! 」
「 人の命をなんだと思ってんだ!!このクソ貴族共!! 」
「 アーサー派閥バンザイ!! 」
アーサー!アーサー!というコールが大きく広がっていくのが頭に来たのか……なんと第一騎士団の団員達がなんの武器も持ってない国民達へ魔法攻撃を打つ。
ドっ!ドっ!ドっ……!!
笑いながら魔法を打ち込む団員達の顔は愉快に大きく歪んでいて……国民達は殆どが殺されてしまった。
しかし……血だらけで倒れている一人の女性が、瀕死の状態にも関わらず、フルフルと震える手で騎士団を差し────……。
「 ────呪われろ。 」
そう呟いた瞬間、その街は呪いによって覆い尽くされ……第一騎士団員達は、全員苦しみ藻掻いた後、ドロドロに溶けて大地に消えていった。
「 くそっ!!平民の一人が呪いを発動しただとっ!! 」
「 平民のくせにぃぃぃ!!
そんなゴミに私の可愛い息子が呪い殺された!!
復讐してやるからなぁぁ!! 」
呪いによって死んでしまった第一騎士団団員達の家族達は、全員が結託し無差別に平民たちの虐殺を始める。
すると、その話はもちろん王へと伝えられ、直ぐに止めるよう第二騎士団を向かわせようとしたのだが……王座の前に並んだのは、エドワードとそれを支持する貴族達だ。
エドワードは、睨み付けてくるニコラ王に向かいニヤニヤと嫌な笑みを浮かべた。
「 救世主の登場で一時はどうなるかと思いましたが……たかがそんなゴミ一匹程度で国がどうにかなるわけないのですよ。
しかし、私は今の世界にガッカリしました。
だから、もうこの世界は諦め、一度全てを壊します。
そして新たな理想の世界の王に、この私がなりますので。 」
「 エドワード……貴様っ……。 」
エドワードが片手を挙げると、部屋の中に沢山の武装した騎士たちが入ってきて武器を向ける。
ニコラ王はそれでもエドワードを睨みつけたが、エドワードの横に並んだのはメルンブルク家のリーフのお父さんとお母さんだった。
「 こんな争いだらけの世界になったのは、ニコラ王のせいです。
貴方は王にふさわしくない。
残念です……兄上様? 」
「 そのせいでソフィア様は……。
全て貴方の間違った選択のせいです。
ソフィア様が亡くなったのも、そして……世界がこんな酷い世界になったのも。 」
シクシクと泣きながら顔を覆う二人。
しかし……その隙間からは大きく歪んだ口が見えていた。
────パチ……。
…………パチパチ…………。
パチパチパチ~ッ!!!!
ハッ!とすると、突然そこら中から拍手する音が響き、世界がジワジワと ” 黒 ” に侵食されていく。
「 な……なんで……? 」
黒く染まっていく景色の中、上を見上げれば…………そこには宙に空いた穴からこちらを覗く巨大な目が俺を睨み付けていた。
「 …………っ!!? 」
言葉を失い絶句する俺を見て、その ” 目 ” は、大きく弧を描く。
そしてその直後、巨大な手が世界を覆い尽くし…………全てを真っ黒にしてしまった。
ぎゃっ~~~っハッハッハッ!!!
アハハハハハッ!!!!
ハハハハハ~~っ!!!
何千、何万もの重なり合った様な笑い声が、何も見えない空間の中で響き、俺の意識は現実の世界へ。
これが< 運命 >
決められたそれに向かわせるために働く ” 補正 ” の力か……!
「 くっそ────!!そんな事はさせるかぁぁ────!!! 」
大声で叫ぶとレオン達は驚いた様子だったが、俺は気にせずあげ玉に向かって叫ぶ。
「 あげ玉!もっと急いでおくれ! 」
「 クッペペッ!!( 任せろ! ) 」
あげ玉はキリッ!と表情を引き締めると、そのままスピードを更にあげ、教会へと飛んでいった。
あげ玉が飛んでいる間にも、嫌な予感をヒシヒシと感じていて、頭は割れるように痛みだす。
その痛みに耐えきれず頭を押さえると、再び沢山の未来達が構築されては、俺の頭の中へと流れ込んできた。
パッ!と最初に見えてきたのは、巨大な教会の前。
そこにソフィアちゃんが横たわっている立派な棺が置かれていて、沢山の人達が泣き崩れている。
「 私の……私のせいだ……。
カトリーナに続き……私がこんな子供の命を……私が……っ! 」
泣き崩れるジェニファーちゃんの横に立っている知らないオジさんが、ボソッと呟き、ふらふらとどこかへ歩いていった。
絶望の目をしたまま歩いていくその先には、何故か断首台が置いてあり、そこへ一歩……また一歩と進んでいき、そして………。
────ザシュッ!!!!
視界は真っ赤に染まり、また景色を変えると……こんどは聖兵士達が武器を持ち、お互いを相手に戦い続けている。
反教会派はなくなったのに、どうして聖兵士達が戦っているんだ……!!?
次々と命を落としていく戦場では、沢山の怒鳴り声が聞こえた。
「 ソフィア様を殺したグレスター派閥に天罰をっ!! 」
「 教会は聖女を永遠の象徴として統一化するべきだ!! 」
「 異分子を全員抹殺せよ!! 」
” わぁぁぁぁ────!! ”
激しい戦いの末、どんどんと戦火は全国へ。
また元通りの未来の姿へ形が変わっていく。
「 だめだ……だめだ! 」
首をブンブンと横に振ると、今度はまたどこか知らない街が見えて、そこでは沢山の人達が強制的に第一騎士団らしき者達に連れてかれようとしていた。
「 パパ!!行かないで────!! 」
「 やめて……止めてよ!!その人を連れてかないで!! 」
第一騎士団が連れてこうとしているのは、戦えそうな男性国民達。
そして、泣き叫ぶ女性や子供達はその家族だろう。
全員必死に手を伸ばすが……それを見た騎士団員の男が鼻で笑う。
「 役に立たない平民の使い道は、コレくらいだろうが。
あ~今回もろくな資質持ちの奴がいないから、全員< 自爆組み >な~。
な~に、難しい事はないぞ?
ただ自爆陣を刻んで、敵に向かって走るだけでいい。 」
「「「 ────っ!!!?? 」」」
周りにいた街の人達は、ヒュッ!と一瞬息を止めると、そのままみるみるうちに憎しみと恨みで心を黒くしていった。
「 ふざけるなぁぁぁ!!お前ら、もう我慢できねぇ!! 」
「 人の命をなんだと思ってんだ!!このクソ貴族共!! 」
「 アーサー派閥バンザイ!! 」
アーサー!アーサー!というコールが大きく広がっていくのが頭に来たのか……なんと第一騎士団の団員達がなんの武器も持ってない国民達へ魔法攻撃を打つ。
ドっ!ドっ!ドっ……!!
笑いながら魔法を打ち込む団員達の顔は愉快に大きく歪んでいて……国民達は殆どが殺されてしまった。
しかし……血だらけで倒れている一人の女性が、瀕死の状態にも関わらず、フルフルと震える手で騎士団を差し────……。
「 ────呪われろ。 」
そう呟いた瞬間、その街は呪いによって覆い尽くされ……第一騎士団員達は、全員苦しみ藻掻いた後、ドロドロに溶けて大地に消えていった。
「 くそっ!!平民の一人が呪いを発動しただとっ!! 」
「 平民のくせにぃぃぃ!!
そんなゴミに私の可愛い息子が呪い殺された!!
復讐してやるからなぁぁ!! 」
呪いによって死んでしまった第一騎士団団員達の家族達は、全員が結託し無差別に平民たちの虐殺を始める。
すると、その話はもちろん王へと伝えられ、直ぐに止めるよう第二騎士団を向かわせようとしたのだが……王座の前に並んだのは、エドワードとそれを支持する貴族達だ。
エドワードは、睨み付けてくるニコラ王に向かいニヤニヤと嫌な笑みを浮かべた。
「 救世主の登場で一時はどうなるかと思いましたが……たかがそんなゴミ一匹程度で国がどうにかなるわけないのですよ。
しかし、私は今の世界にガッカリしました。
だから、もうこの世界は諦め、一度全てを壊します。
そして新たな理想の世界の王に、この私がなりますので。 」
「 エドワード……貴様っ……。 」
エドワードが片手を挙げると、部屋の中に沢山の武装した騎士たちが入ってきて武器を向ける。
ニコラ王はそれでもエドワードを睨みつけたが、エドワードの横に並んだのはメルンブルク家のリーフのお父さんとお母さんだった。
「 こんな争いだらけの世界になったのは、ニコラ王のせいです。
貴方は王にふさわしくない。
残念です……兄上様? 」
「 そのせいでソフィア様は……。
全て貴方の間違った選択のせいです。
ソフィア様が亡くなったのも、そして……世界がこんな酷い世界になったのも。 」
シクシクと泣きながら顔を覆う二人。
しかし……その隙間からは大きく歪んだ口が見えていた。
────パチ……。
…………パチパチ…………。
パチパチパチ~ッ!!!!
ハッ!とすると、突然そこら中から拍手する音が響き、世界がジワジワと ” 黒 ” に侵食されていく。
「 な……なんで……? 」
黒く染まっていく景色の中、上を見上げれば…………そこには宙に空いた穴からこちらを覗く巨大な目が俺を睨み付けていた。
「 …………っ!!? 」
言葉を失い絶句する俺を見て、その ” 目 ” は、大きく弧を描く。
そしてその直後、巨大な手が世界を覆い尽くし…………全てを真っ黒にしてしまった。
ぎゃっ~~~っハッハッハッ!!!
アハハハハハッ!!!!
ハハハハハ~~っ!!!
何千、何万もの重なり合った様な笑い声が、何も見えない空間の中で響き、俺の意識は現実の世界へ。
これが< 運命 >
決められたそれに向かわせるために働く ” 補正 ” の力か……!
「 くっそ────!!そんな事はさせるかぁぁ────!!! 」
大声で叫ぶとレオン達は驚いた様子だったが、俺は気にせずあげ玉に向かって叫ぶ。
「 あげ玉!もっと急いでおくれ! 」
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