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第五十章
1513 大激怒!
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( リーフ )
「 くっそぉぉぉ!! 」
俺は今にも崩れ落ちそうな足を懸命に動かし、ひたすら逃げ続けるが……それを嘲笑う華のように、変態オジさんは腹を抱えて狂った様に笑い続けていた。
「 ひゃっ~はっはっはっ!!
あっはっ!!アハハハ~!!消えろ消えろ消えろ~~♬ヒヒヒヒ~!!
全部全部消えちまえぇぇ~♬ 」
「 何か手は……何か……! 」
変態オジさんを睨みつけながら、必死に突破口を考えていたが────とうとう、スキル< 風の通り道 >で出していた魔法陣の足場がフッ……と消える。
「 ────っ!! 」
魔力切れ。
そのせいで、俺は重力に逆らう事なく床に落下していった。
「 リ、リーフ様!! 」
「 ────っ!くっ!! 」
俺はとっさにソフィアちゃんをギュッ!と抱きしめ、自分の背中から落下し、そのままゴロゴロと転がって衝撃をなんとか逃す。
動きが止まると、ソフィアちゃんは慌てて身を起こし「 リーフ様、大丈夫ですか!! 」と言った。
「 大丈夫! 」
直ぐに答えて、身を起こすと、ニヤ~!と笑いながらこちらを見ている変態オジさんを睨む。
このままでは俺もソフィアちゃんも殺される!
そうしたら────……。
脳裏に浮かんだのは、先程見た未来の姿。
ソフィアちゃんが死んでしまえば、また元通りの未来になってしまう……!
そうしたら……レオンハルトの未来も────!!
「 …………あれ?? 」
そこまで考えて、俺はハタッ!とある事を思いだした。
────レオンはどこに???
うちの子レオンも一緒にここに来たはずなのに、先程から姿が見えない。
もしかして、また怖い怖い病が発症しちゃった??
怖い顔で睨み付けてくる変態オジさんに注意をしながら、キョロキョロと周囲を見回したが、どこにもいない。
とりあえずあげ玉と黒みつは、灰色のお手々と戦っているが……。
「 ???? 」
俺が首を傾げていると、変態オジさんはウキウキで話し始めた。
「 初めましてぇ~!選ばれし救世主様ぁ~!
私の名前はルノマンド!
まさかあのクソ化け物を倒してしまうなんて、本当に驚きましたよ~。
カール様の言う通り、貴方様は邪神の使い様か何かなんですかぁ?
そのせいでぇぇ~ぜ~んぶっ!!!────パァ!!
……ふざけやがってよぉ。 」
ギリギリと唇を噛み締め睨んでくる顔は、崩れた豆腐パンの様。
えっ?邪神の使いって何??
キョトンとしてしまった俺に変わり、ソフィアちゃんが変態オジさんを睨みながらフッと不敵に笑う。
「 エドワードお兄様は、失敗した者に容赦はしませんからね。
これだけ大きな計画が失敗ともあれば……貴方は一生追いかけられるでしょう。 」
「 そのと~おり!!
あのお方はとてもとても怖いお方だ。
しかし、見返りが大きいのも事実……だから手を組んっつーのによぉ~?
このままじゃ~俺は一生追いかけられて、いつかは……。 」
変態オジさんは自分の首を掻き切るジェスチャーをしたが、その顔はニヤニヤといやらしい感じに歪んでいる。
そして半開きになっている唇を自分の舌でベロ~ッと舐めた。
「 だが、消したくて消したくて堪らなかった王女様とぉ~救世主様の首を持ってけば、今まで通りの生活が帰って来る!
ハハハ~っ!!なんてついているんだ!私はぁぁ~♬
私の人生はハッピー♬やったぁぁぁ~!! 」
まるで子供の様に喜ぶ変態オジさんは、俺とソフィアちゃんにトドメを刺そうと宙に浮かんでいる巨大な灰色の手を俺達の方へ向け────……たと思ったら、突然目の前が真っ暗になってそれが見えなくなった。
あ、あれ???
驚き、顔を引いてみると……そこには黒マント姿のレオンが目の前に立っていて、ソフィアちゃんと共に突然の出現にビクッ!と体を震わせる。
「 レ、レオン……?
今まで一体どこに……じゃなくて、ちょっと今、とっても危ないからどいて!
あのオジさんが変なの打ってくるから! 」
レオンは非常~に不機嫌全開で、ムスッ!!としながら、俺とソフィアちゃんを睨んでくるが……今は本当にそれどころじゃない!
ただその怒り具合が凄くて、変態オジさんがなにやら自分の今までの人生について語っている様だが、全然意識に入ってこなくて困った。
「 レ、レオン……後でお話聞くからちょっとどいて? 」
「 …………。 」
優しく語りかけても、レオンは、俺、ソフィアちゃん、そしてソフィアちゃんを抱えている腕を順番に見つめては、そりゃ~もう!
ジロジロジロジロ~ッ!!!────と、睨む睨む!
「 ……浮気…………。 」
「 婚約破棄……。 」
「 ……の危機……。 」
「 こんな世界滅ぶべき……。 」
更にブツブツととんでもないことを呟くレオンに、俺もソフィアちゃんも真っ青になってしまった。
「 くっそぉぉぉ!! 」
俺は今にも崩れ落ちそうな足を懸命に動かし、ひたすら逃げ続けるが……それを嘲笑う華のように、変態オジさんは腹を抱えて狂った様に笑い続けていた。
「 ひゃっ~はっはっはっ!!
あっはっ!!アハハハ~!!消えろ消えろ消えろ~~♬ヒヒヒヒ~!!
全部全部消えちまえぇぇ~♬ 」
「 何か手は……何か……! 」
変態オジさんを睨みつけながら、必死に突破口を考えていたが────とうとう、スキル< 風の通り道 >で出していた魔法陣の足場がフッ……と消える。
「 ────っ!! 」
魔力切れ。
そのせいで、俺は重力に逆らう事なく床に落下していった。
「 リ、リーフ様!! 」
「 ────っ!くっ!! 」
俺はとっさにソフィアちゃんをギュッ!と抱きしめ、自分の背中から落下し、そのままゴロゴロと転がって衝撃をなんとか逃す。
動きが止まると、ソフィアちゃんは慌てて身を起こし「 リーフ様、大丈夫ですか!! 」と言った。
「 大丈夫! 」
直ぐに答えて、身を起こすと、ニヤ~!と笑いながらこちらを見ている変態オジさんを睨む。
このままでは俺もソフィアちゃんも殺される!
そうしたら────……。
脳裏に浮かんだのは、先程見た未来の姿。
ソフィアちゃんが死んでしまえば、また元通りの未来になってしまう……!
そうしたら……レオンハルトの未来も────!!
「 …………あれ?? 」
そこまで考えて、俺はハタッ!とある事を思いだした。
────レオンはどこに???
うちの子レオンも一緒にここに来たはずなのに、先程から姿が見えない。
もしかして、また怖い怖い病が発症しちゃった??
怖い顔で睨み付けてくる変態オジさんに注意をしながら、キョロキョロと周囲を見回したが、どこにもいない。
とりあえずあげ玉と黒みつは、灰色のお手々と戦っているが……。
「 ???? 」
俺が首を傾げていると、変態オジさんはウキウキで話し始めた。
「 初めましてぇ~!選ばれし救世主様ぁ~!
私の名前はルノマンド!
まさかあのクソ化け物を倒してしまうなんて、本当に驚きましたよ~。
カール様の言う通り、貴方様は邪神の使い様か何かなんですかぁ?
そのせいでぇぇ~ぜ~んぶっ!!!────パァ!!
……ふざけやがってよぉ。 」
ギリギリと唇を噛み締め睨んでくる顔は、崩れた豆腐パンの様。
えっ?邪神の使いって何??
キョトンとしてしまった俺に変わり、ソフィアちゃんが変態オジさんを睨みながらフッと不敵に笑う。
「 エドワードお兄様は、失敗した者に容赦はしませんからね。
これだけ大きな計画が失敗ともあれば……貴方は一生追いかけられるでしょう。 」
「 そのと~おり!!
あのお方はとてもとても怖いお方だ。
しかし、見返りが大きいのも事実……だから手を組んっつーのによぉ~?
このままじゃ~俺は一生追いかけられて、いつかは……。 」
変態オジさんは自分の首を掻き切るジェスチャーをしたが、その顔はニヤニヤといやらしい感じに歪んでいる。
そして半開きになっている唇を自分の舌でベロ~ッと舐めた。
「 だが、消したくて消したくて堪らなかった王女様とぉ~救世主様の首を持ってけば、今まで通りの生活が帰って来る!
ハハハ~っ!!なんてついているんだ!私はぁぁ~♬
私の人生はハッピー♬やったぁぁぁ~!! 」
まるで子供の様に喜ぶ変態オジさんは、俺とソフィアちゃんにトドメを刺そうと宙に浮かんでいる巨大な灰色の手を俺達の方へ向け────……たと思ったら、突然目の前が真っ暗になってそれが見えなくなった。
あ、あれ???
驚き、顔を引いてみると……そこには黒マント姿のレオンが目の前に立っていて、ソフィアちゃんと共に突然の出現にビクッ!と体を震わせる。
「 レ、レオン……?
今まで一体どこに……じゃなくて、ちょっと今、とっても危ないからどいて!
あのオジさんが変なの打ってくるから! 」
レオンは非常~に不機嫌全開で、ムスッ!!としながら、俺とソフィアちゃんを睨んでくるが……今は本当にそれどころじゃない!
ただその怒り具合が凄くて、変態オジさんがなにやら自分の今までの人生について語っている様だが、全然意識に入ってこなくて困った。
「 レ、レオン……後でお話聞くからちょっとどいて? 」
「 …………。 」
優しく語りかけても、レオンは、俺、ソフィアちゃん、そしてソフィアちゃんを抱えている腕を順番に見つめては、そりゃ~もう!
ジロジロジロジロ~ッ!!!────と、睨む睨む!
「 ……浮気…………。 」
「 婚約破棄……。 」
「 ……の危機……。 」
「 こんな世界滅ぶべき……。 」
更にブツブツととんでもないことを呟くレオンに、俺もソフィアちゃんも真っ青になってしまった。
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