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第五十章
1519 ジョブチェンジ
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( リーフ )
「 リ、リーフ様……っ?? 」
「 レオン、レオン、レオン、レオン……! 」
必死に体の状態を確認する俺に、レオンは戸惑いながらも真っ赤になっていった。
そんな事を気にする余裕なくレオンの体を確認し、どこも腐ってない事を確認できた瞬間、安堵からボロボロと涙が出て溢れる。
「 よ、よ、よ…よ”がっだぁ”ぁ”ぁ”~!!
よ”がっだよ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”!!レオンが無事でよがっだぁぁぁぁ~……っ!! 」
ワンワン泣きわめく俺を見て、レオンは真っ赤な顔で頷き、おずおずと俺の体を抱きしめた。
「 俺はずっとここにいます……。
大丈夫です……。 」
嬉しそうにそう言うレオンだったが、呪いに感染したら、もう二度と会えない。
そのため俺は軽く考えているレオンに頭に来て、大激怒して怒鳴り散らす。
「 レオンっ!!!だから黒いのに触ったら呪いが伝染るから駄目だって言ったじゃないか!!
今回はきっと運良く死ななかっただけだ!!
なんでそんな危ない事をするんだい!! 」
「 う、伝染る……???
いや、俺にあんなモノは……。 」
「 言い訳しない!!
笑いながら死んじゃう所だったんだよ!!
────全く~…………あれ?でも、なんで消えちゃったんだろう?? 」
安心すると、今度は新たな疑問が浮かび上がり、俺は首を大きく傾げた。
もしかして不完全だったとか……。
それとも偽物だった……?
「 …………。 」
俺が無言で変態オジさんの方を見ると、目と口は全開に開かれ、” 信じられない! ” を全身で表現している。
偽物だったら、あんな反応するだろうか?
ソフィアちゃんと顔を見合わせ、不思議がっていると、レオンはあっさりと質問に答えた。
「 汚かったので洗浄魔法を使って消しました。
良かったです。
リーフ様が刺される前に始末できて……。 」
「 せ、洗浄魔法……??! 」
レオンが大好き、洗浄魔法。
それはちょっとして汚れを取るのに大変便利な魔法なのだが……それで呪いって消えるの??
「 呪災の卵が日常の汚れと一緒……。
それが本当なら……俺の苦労は一体……。 」
ガガーン!とショックを受けて黙る俺を、レオンは麦袋スタイルでヒョイッと抱っこした。
「 楽しめましたか?
では、そろそろ帰りますか? 」
「 あ、うんうん。終わった終わった。
あ、でも家に帰る前に、ソフィアちゃんの怪我を診てもらおうね。 」
なんだか分からないけど、ま、いっか!
いつものポジティブさんを発動し、俺はまた晴れ上がった空を、自分が割ったステンドグラスから見上げて喜ぶ。
しかし、それとは逆に、直ぐに家に帰れないと知ったレオンはムスッ!と不機嫌を全開にしてきたので……俺はその頭をクリクリと撫でた。
「 じゃあレオン。悪いけどソフィアちゃんも抱っこしてくれるかい?
酷い怪我だから、そのまま治療院に向かおう! 」
「 …………。 」
「 …………っ!! 」
機嫌が急降下し無言を貫く物語の主人公のレオンと、首がもげる勢いで横に振るヒロインのソフィアちゃんを見て、俺はヤレヤレ……とため息をつく。
「 全く~……今は恥ずかしがっている場合じゃないだろう?
これだから思春期の坊やとお嬢ちゃんは……。
分かった分かった。
じゃあ、ソフィアちゃんは俺が抱っこしてあげよう!
さぁ、おいで! 」
両手を広げてクイクイと動かすと、ソフィアちゃんは真っ赤な顔をしながら近づいてきたが、突然ピタリと止まった。
そして、何故か這って逃げようとしている変態オジさんの方へ視線を向ける。
「 ??どうしたの?ソフィアちゃん。 」
「 ……クールタイムが終わりました。
リーフ様、少々お待ちを……。 」
ソフィアちゃんはキラッ!と目を輝かせると、拳を握りしめて変態オジさんに向かって走り出した。
その足取りはヨロヨロしているが、それでもまっすぐに。
「 う、うわぁぁぁぁぁ────!!! 」
変態オジさんは全力ダッシュしてくるソフィアちゃんに気づき悲鳴をあげたが……ソフィアちゃんは気にせず変態おじさんの真ん前まで来ると────……。
────バキィィィィィィッ!!!!
大きく後ろに引いた拳で、情け容赦なく変態オジさんの顔を殴りつけた。
俺のスキル< 獣王のげんこつ >で。
「 ────っ~~…………っ────っ!!!?? 」
変態オジさんは、悲鳴もあげられないままなすすべもなく吹っ飛び、天井に突き刺さる。
その姿は、プランとぶら下がるブドウの様だ……。
お、俺のスキル……???
色々と衝撃的過ぎてポカーン……としていると、ソフィアちゃんは非常にスッキリした顔で、フゥ~……と大きなため息をついた。
「 あ~!スッキリしました! 」
倍返し以上の復讐を遂げたソフィアちゃんは、満足そうに微笑む。
なんと、ソフィアちゃんは清純派ヒロインから戦うヒロインにジョブチェンジした様だ。
「 リ、リーフ様……っ?? 」
「 レオン、レオン、レオン、レオン……! 」
必死に体の状態を確認する俺に、レオンは戸惑いながらも真っ赤になっていった。
そんな事を気にする余裕なくレオンの体を確認し、どこも腐ってない事を確認できた瞬間、安堵からボロボロと涙が出て溢れる。
「 よ、よ、よ…よ”がっだぁ”ぁ”ぁ”~!!
よ”がっだよ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”!!レオンが無事でよがっだぁぁぁぁ~……っ!! 」
ワンワン泣きわめく俺を見て、レオンは真っ赤な顔で頷き、おずおずと俺の体を抱きしめた。
「 俺はずっとここにいます……。
大丈夫です……。 」
嬉しそうにそう言うレオンだったが、呪いに感染したら、もう二度と会えない。
そのため俺は軽く考えているレオンに頭に来て、大激怒して怒鳴り散らす。
「 レオンっ!!!だから黒いのに触ったら呪いが伝染るから駄目だって言ったじゃないか!!
今回はきっと運良く死ななかっただけだ!!
なんでそんな危ない事をするんだい!! 」
「 う、伝染る……???
いや、俺にあんなモノは……。 」
「 言い訳しない!!
笑いながら死んじゃう所だったんだよ!!
────全く~…………あれ?でも、なんで消えちゃったんだろう?? 」
安心すると、今度は新たな疑問が浮かび上がり、俺は首を大きく傾げた。
もしかして不完全だったとか……。
それとも偽物だった……?
「 …………。 」
俺が無言で変態オジさんの方を見ると、目と口は全開に開かれ、” 信じられない! ” を全身で表現している。
偽物だったら、あんな反応するだろうか?
ソフィアちゃんと顔を見合わせ、不思議がっていると、レオンはあっさりと質問に答えた。
「 汚かったので洗浄魔法を使って消しました。
良かったです。
リーフ様が刺される前に始末できて……。 」
「 せ、洗浄魔法……??! 」
レオンが大好き、洗浄魔法。
それはちょっとして汚れを取るのに大変便利な魔法なのだが……それで呪いって消えるの??
「 呪災の卵が日常の汚れと一緒……。
それが本当なら……俺の苦労は一体……。 」
ガガーン!とショックを受けて黙る俺を、レオンは麦袋スタイルでヒョイッと抱っこした。
「 楽しめましたか?
では、そろそろ帰りますか? 」
「 あ、うんうん。終わった終わった。
あ、でも家に帰る前に、ソフィアちゃんの怪我を診てもらおうね。 」
なんだか分からないけど、ま、いっか!
いつものポジティブさんを発動し、俺はまた晴れ上がった空を、自分が割ったステンドグラスから見上げて喜ぶ。
しかし、それとは逆に、直ぐに家に帰れないと知ったレオンはムスッ!と不機嫌を全開にしてきたので……俺はその頭をクリクリと撫でた。
「 じゃあレオン。悪いけどソフィアちゃんも抱っこしてくれるかい?
酷い怪我だから、そのまま治療院に向かおう! 」
「 …………。 」
「 …………っ!! 」
機嫌が急降下し無言を貫く物語の主人公のレオンと、首がもげる勢いで横に振るヒロインのソフィアちゃんを見て、俺はヤレヤレ……とため息をつく。
「 全く~……今は恥ずかしがっている場合じゃないだろう?
これだから思春期の坊やとお嬢ちゃんは……。
分かった分かった。
じゃあ、ソフィアちゃんは俺が抱っこしてあげよう!
さぁ、おいで! 」
両手を広げてクイクイと動かすと、ソフィアちゃんは真っ赤な顔をしながら近づいてきたが、突然ピタリと止まった。
そして、何故か這って逃げようとしている変態オジさんの方へ視線を向ける。
「 ??どうしたの?ソフィアちゃん。 」
「 ……クールタイムが終わりました。
リーフ様、少々お待ちを……。 」
ソフィアちゃんはキラッ!と目を輝かせると、拳を握りしめて変態オジさんに向かって走り出した。
その足取りはヨロヨロしているが、それでもまっすぐに。
「 う、うわぁぁぁぁぁ────!!! 」
変態オジさんは全力ダッシュしてくるソフィアちゃんに気づき悲鳴をあげたが……ソフィアちゃんは気にせず変態おじさんの真ん前まで来ると────……。
────バキィィィィィィッ!!!!
大きく後ろに引いた拳で、情け容赦なく変態オジさんの顔を殴りつけた。
俺のスキル< 獣王のげんこつ >で。
「 ────っ~~…………っ────っ!!!?? 」
変態オジさんは、悲鳴もあげられないままなすすべもなく吹っ飛び、天井に突き刺さる。
その姿は、プランとぶら下がるブドウの様だ……。
お、俺のスキル……???
色々と衝撃的過ぎてポカーン……としていると、ソフィアちゃんは非常にスッキリした顔で、フゥ~……と大きなため息をついた。
「 あ~!スッキリしました! 」
倍返し以上の復讐を遂げたソフィアちゃんは、満足そうに微笑む。
なんと、ソフィアちゃんは清純派ヒロインから戦うヒロインにジョブチェンジした様だ。
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