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第五十一章
1551 三カ国の王様
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( リーフ )
「 ま、まさか……他国の王様達だ! 」
絶対にお目にかかれないと思っていた他国の王様達!
感動しすぎて息が止まるぞ!
激しく鳴りだす心臓をギュ~!と押さえつけながら、その三人の映っているスクリーンを見つめた。
まずは一番筋肉質で、ザ・キング的な男性は、獣人の国ジェンス王国の王様< ライアン >だ。
ライアンは、国の掲げる ” 強さ ” に非常に忠実な価値観を持った王様で、強敵として旅をするレオンハルト一行の前に立ちふさがる。
” お前みたいなチンチクリンが、世界の命運を決める英雄様だなんて認めらんねぇな~?
まずは俺を倒してからにしろ。 ”
そんなセリフと共にレオンハルトに挑み……まぁ、アッサリ負けてしまった。
すると、 ” 強さ ” に重きを置いたライアンは、コロッ!とレオンハルトを英雄と認め、お勤めが終わったらジェンス王国の王様になれ!と迫ったが、レオンハルトにこれまたアッサリ断られる。
俺の中では、とてもサッパリとした分かりやすい王様!というのがライアンの印象だ。
ただ、意外だったのがライアンの持つハーレムの人たちだ。
男女合わせて結構な数いるハーレム軍団は、敗北してもライアンの側から離れようとしなかった。
敗者に価値なし!な価値観を持っているはずのジェンス王国にて、これはとても珍しい事。
少しの疑問は残ったものの、仲間であるフローズやゴーンの強い要望もあり、レオンハルト一行は足早にジェンス王国を後にしている。
俺はニヤつきながらニコラ王を見ているライアンから視線を移し、今度はガンドレイド王国のレギンを見つめた。
ガンドレイド王国は ” 古きを大事に ” ……が基本で、先祖代々受け継いできた技術がとても大事な実力主義国。
いわゆるザ・職人気質を持った国なのだが、古きに敬意を示してくれるアーサーが皆大好きであったため、事前にアーサーから連絡を受けていたらしいレギンは、レオンハルトを英雄であると認めていた。
だから特にトラブルなく、最高のおもてなしをしてもらうのだが……他種族を嫌うフローズとゴーンが、それはもう!やらかすやらかす……!
暴言に次ぐ暴言!
とにかく口を開けば差別的な発言のオンパレードで、全てのドワーフ族へとそれが飛散していく。
そして、ご厚意に対してもお礼どころか、文句と暴言を返すぶっ飛び対応ときたもんだ。
だから、空気を読みまくりなジェノスさんと、国を代表とする王女様であるソフィアちゃんによって、早々にその国も後にする事になった。
……いやいや、誰のための旅~?
レオンハルトが世界の命運を決める旅にも関わらず、どうしようもない悪タレ坊主とお嬢ちゃんに、頭の中で正義のゲンコツを食らわしておく。
そして────……。
チラッと視線を移した先、そこに映っている人物こそが、ゼロの歴史を唯一知っていると言われている不老不死の女王……コレットだ。
” 英雄レオンハルト様、あなたがどの様な選択を選ぼうとも、我々はあなたとともに……。 ”
レオンハルトがコレット女王と出会った時に口にした言葉だが、これは恐らく英雄のお勤めとやらが、どんなものなのかを知っていたと思われる。
ゼロの歴史に一体何が起きたんだろう?
深まる謎に頭を悩ましていると、コレット女王に対し強い違和感を感じた。
” コレットは、心が凍りついた女王様。
凍てついた眼差しは全ての者から言葉を奪う ”
物語の中ではそう表現されていたコレット女王。
勿論レオンハルト達一行がやってきた時も、感情一つ感じられない態度を崩すことはなかったという。
しかし────……。
キラキラ……。
────キラキラキラキラ~!!!
今は輝くお星さまの様に光る熱い目で俺を見ている!
い、凍てついた眼差し……???
そんなモノは微塵も感じない熱視線を受け、大量のハテナマークが頭上に浮かんだ。
そんなどう見ても一致しない人物像に首を大きく傾げていると、ニコラ王がパンッ!と両手を叩いて、注目を集める。
「 それでは、それぞれの代表に、望むモノを答えてもらおうか。
まずは、最も戦闘が激しかった正門にて、いち早く駆けつけてくれた第二騎士団副団長ユーリス!並びに戦闘に尽力した第二魔法騎士団団長チェリル! 」
「「 ────はっ! 」」
ユーリスさんともう一人、ナイスバディーなお嬢さんが前に出て跪くと、そのまままずはユーリスさんが願いを言った。
「 我が第二騎士団は、如何なる権力に対しても行使できる『 不可侵権 』を望みます! 」
「 魔法第二騎士団も同じくでございま~す。 」
「 ────っ!!!! 」
ニヤッと笑いながらユーリスさんとチェリル?さんが宣言すると、エドワード坊やの顔は怒りに大きく歪む。
「 ま、まさか……他国の王様達だ! 」
絶対にお目にかかれないと思っていた他国の王様達!
感動しすぎて息が止まるぞ!
激しく鳴りだす心臓をギュ~!と押さえつけながら、その三人の映っているスクリーンを見つめた。
まずは一番筋肉質で、ザ・キング的な男性は、獣人の国ジェンス王国の王様< ライアン >だ。
ライアンは、国の掲げる ” 強さ ” に非常に忠実な価値観を持った王様で、強敵として旅をするレオンハルト一行の前に立ちふさがる。
” お前みたいなチンチクリンが、世界の命運を決める英雄様だなんて認めらんねぇな~?
まずは俺を倒してからにしろ。 ”
そんなセリフと共にレオンハルトに挑み……まぁ、アッサリ負けてしまった。
すると、 ” 強さ ” に重きを置いたライアンは、コロッ!とレオンハルトを英雄と認め、お勤めが終わったらジェンス王国の王様になれ!と迫ったが、レオンハルトにこれまたアッサリ断られる。
俺の中では、とてもサッパリとした分かりやすい王様!というのがライアンの印象だ。
ただ、意外だったのがライアンの持つハーレムの人たちだ。
男女合わせて結構な数いるハーレム軍団は、敗北してもライアンの側から離れようとしなかった。
敗者に価値なし!な価値観を持っているはずのジェンス王国にて、これはとても珍しい事。
少しの疑問は残ったものの、仲間であるフローズやゴーンの強い要望もあり、レオンハルト一行は足早にジェンス王国を後にしている。
俺はニヤつきながらニコラ王を見ているライアンから視線を移し、今度はガンドレイド王国のレギンを見つめた。
ガンドレイド王国は ” 古きを大事に ” ……が基本で、先祖代々受け継いできた技術がとても大事な実力主義国。
いわゆるザ・職人気質を持った国なのだが、古きに敬意を示してくれるアーサーが皆大好きであったため、事前にアーサーから連絡を受けていたらしいレギンは、レオンハルトを英雄であると認めていた。
だから特にトラブルなく、最高のおもてなしをしてもらうのだが……他種族を嫌うフローズとゴーンが、それはもう!やらかすやらかす……!
暴言に次ぐ暴言!
とにかく口を開けば差別的な発言のオンパレードで、全てのドワーフ族へとそれが飛散していく。
そして、ご厚意に対してもお礼どころか、文句と暴言を返すぶっ飛び対応ときたもんだ。
だから、空気を読みまくりなジェノスさんと、国を代表とする王女様であるソフィアちゃんによって、早々にその国も後にする事になった。
……いやいや、誰のための旅~?
レオンハルトが世界の命運を決める旅にも関わらず、どうしようもない悪タレ坊主とお嬢ちゃんに、頭の中で正義のゲンコツを食らわしておく。
そして────……。
チラッと視線を移した先、そこに映っている人物こそが、ゼロの歴史を唯一知っていると言われている不老不死の女王……コレットだ。
” 英雄レオンハルト様、あなたがどの様な選択を選ぼうとも、我々はあなたとともに……。 ”
レオンハルトがコレット女王と出会った時に口にした言葉だが、これは恐らく英雄のお勤めとやらが、どんなものなのかを知っていたと思われる。
ゼロの歴史に一体何が起きたんだろう?
深まる謎に頭を悩ましていると、コレット女王に対し強い違和感を感じた。
” コレットは、心が凍りついた女王様。
凍てついた眼差しは全ての者から言葉を奪う ”
物語の中ではそう表現されていたコレット女王。
勿論レオンハルト達一行がやってきた時も、感情一つ感じられない態度を崩すことはなかったという。
しかし────……。
キラキラ……。
────キラキラキラキラ~!!!
今は輝くお星さまの様に光る熱い目で俺を見ている!
い、凍てついた眼差し……???
そんなモノは微塵も感じない熱視線を受け、大量のハテナマークが頭上に浮かんだ。
そんなどう見ても一致しない人物像に首を大きく傾げていると、ニコラ王がパンッ!と両手を叩いて、注目を集める。
「 それでは、それぞれの代表に、望むモノを答えてもらおうか。
まずは、最も戦闘が激しかった正門にて、いち早く駆けつけてくれた第二騎士団副団長ユーリス!並びに戦闘に尽力した第二魔法騎士団団長チェリル! 」
「「 ────はっ! 」」
ユーリスさんともう一人、ナイスバディーなお嬢さんが前に出て跪くと、そのまままずはユーリスさんが願いを言った。
「 我が第二騎士団は、如何なる権力に対しても行使できる『 不可侵権 』を望みます! 」
「 魔法第二騎士団も同じくでございま~す。 」
「 ────っ!!!! 」
ニヤッと笑いながらユーリスさんとチェリル?さんが宣言すると、エドワード坊やの顔は怒りに大きく歪む。
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