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「それなら、お望み通り抱いてやるよ」
そう言って彼は、まっすぐに寝台へと向かう。乱暴に下ろされたと思ったら、すぐさまザフィルが覆いかぶさってきて、深く唇を重ねられる。
「ん……ぅ、ふぁ」
「口を閉じるな。ほら、舌を出せ」
口内の奥深くまで入ってきた舌から逃げるように唇を閉じようとしたら、低い声で命じられる。おずおずと口を開けるとザフィルが舌を絡め、強く吸い上げた。
彼の舌は熱くて、触れるだけでファテナの身体を溶かしてしまいそうだ。それが何だか怖くて逃げたいのに、どこまでも追いかけてくるから逃げられない。
「キスだけでそんな蕩けた顔するんだな、あんたは」
確認するようにファテナの顔をのぞき込んだザフィルは、唇の端で笑うと再び口づけを再開する。歯列を舐められ、上顎をなぞられると、ぞくりとしたものが背中を這い上がっていく。それが快感であることは、前に抱かれた時に嫌と言うほど教えられた。
「や……ぁう、んんっ」
「声を我慢するな。ちゃんと聞かせろよ」
そう言って、ザフィルは胸のふくらみへと手を伸ばす。すでに硬くなっていた胸の先を手のひらでこねるようにされると、その刺激で勝手に声が漏れてしまう。
「あぁ、っん」
「まだ何もしてないのに、こんなにも硬くなってる。あんたも快楽が忘れられなかったんだな」
「ちが……っ、そんなこと……ふぁっ」
「何もかも分からなくなるくらい、快楽に溺れさせてやるよ」
低い声でつぶやいて、ザフィルは枕元に手を伸ばした。そこにあったのは、あの時と同じ小さなガラス瓶。外した蓋を荒っぽく床に投げ捨てると、彼はファテナの身体の上に向けて小瓶を傾けた。
とろりとした液体が肌に触れた瞬間、その場所がカッと熱くなる。両方の胸にまぶすように塗り込められたあと、秘部にも垂らされる。じんじんと疼くような熱さが全身に広がっていき、逃げられないと分かっていてもファテナは思わず身体をくねらせた。
「あ、ぁっ……身体、熱い……っ」
「香油のせいにして、もっと乱れればいい」
痛いほどに硬く尖った胸の先に息を吹きかけながら、ザフィルはファテナの両脚を大きく割り開いた。まだぴたりと閉じたままの花弁の内側に指を入れて、垂れてきた香油をなじませていく。すでに身体の内側からは蜜が少しずつ湧き出ていたが、香油がもたらす熱に浮かされたファテナは、それに気づかず荒い吐息を繰り返していた。
「あんたは本当に敏感だな。どこに触れても反応してくれるから、触りがいがある」
「うぁ……んんっ、身体、へんなの……、熱くてむずむずする」
「香油のせいで、快感が増幅されてるからな。余計なことは考えず、ただ気持ちよくなってろ」
秘部からあふれて敷布の上に垂れそうになっていた香油とも蜜ともつかないものを掬いあげて、ザフィルは中に押し戻すようにした。敏感になった花芽が手のひらに擦れて、ファテナの腰が跳ねる。
「やあぁっ……そこ、だめぇ……っ」
「だめだと言われると、そこを責めたくなるもんだ。ほら、逃げるなって」
腰を抱え込むようにしながら、ザフィルは指先で花芽を押し潰すように刺激する。逃がすことのできない快楽が、びりびりと痺れるようなうねりとなってお腹の奥底に溜まっていき、今にもあふれそうだ。
小刻みに震え始めたファテナの身体をなだめるように撫でながらも、ザフィルの指は容赦なく花芽を扱く。
「――っ、あぁぁぁっ」
限界を迎えて一瞬硬直した身体は、暴れるような勢いで激しくがくがくと揺れ、同時に唇からは高い声があがる。
「イったか。だけど、もっとだ。休む暇なんてないぞ」
「や、あぁっ……、待っ、今は……っあぁん」
ファテナの制止を無視して、ザフィルはひくひくと震える蜜壺の中へと指を挿し入れた。熱く蕩けたそこは、ザフィルの指を歓迎するように吸いついて、更に奥へと誘おうとする。
「たまらないな。もっとぐちゃぐちゃにしてやりたくなる」
「ひぅ、そこだめ、へんなの……っ」
「あぁ、ここが好きか。すごい締まるな」
「だめ、お願……止まっ……ふぁぁっ」
まるで蜜を掻き出すかのようにぐりぐりと擦り上げながら指を出し入れされ、その動きに合わせてぷしゅっと飛沫がほとばしった。
「潮まで吹くなんて、可愛すぎるだろ」
「やぁぁっ、も、むり……っ」
頭の中が真っ白になるほどの快楽に、もはや自分がどんな状況なのかも分からない。逃げようと身体をよじっても、ザフィルの指はどこまでも追いかけてきてはファテナの身体に快楽を植えつけていく。
何度迎えたかも分からない絶頂に身体を震わせながら、ファテナはひたすらに喘ぎ続けた。
そう言って彼は、まっすぐに寝台へと向かう。乱暴に下ろされたと思ったら、すぐさまザフィルが覆いかぶさってきて、深く唇を重ねられる。
「ん……ぅ、ふぁ」
「口を閉じるな。ほら、舌を出せ」
口内の奥深くまで入ってきた舌から逃げるように唇を閉じようとしたら、低い声で命じられる。おずおずと口を開けるとザフィルが舌を絡め、強く吸い上げた。
彼の舌は熱くて、触れるだけでファテナの身体を溶かしてしまいそうだ。それが何だか怖くて逃げたいのに、どこまでも追いかけてくるから逃げられない。
「キスだけでそんな蕩けた顔するんだな、あんたは」
確認するようにファテナの顔をのぞき込んだザフィルは、唇の端で笑うと再び口づけを再開する。歯列を舐められ、上顎をなぞられると、ぞくりとしたものが背中を這い上がっていく。それが快感であることは、前に抱かれた時に嫌と言うほど教えられた。
「や……ぁう、んんっ」
「声を我慢するな。ちゃんと聞かせろよ」
そう言って、ザフィルは胸のふくらみへと手を伸ばす。すでに硬くなっていた胸の先を手のひらでこねるようにされると、その刺激で勝手に声が漏れてしまう。
「あぁ、っん」
「まだ何もしてないのに、こんなにも硬くなってる。あんたも快楽が忘れられなかったんだな」
「ちが……っ、そんなこと……ふぁっ」
「何もかも分からなくなるくらい、快楽に溺れさせてやるよ」
低い声でつぶやいて、ザフィルは枕元に手を伸ばした。そこにあったのは、あの時と同じ小さなガラス瓶。外した蓋を荒っぽく床に投げ捨てると、彼はファテナの身体の上に向けて小瓶を傾けた。
とろりとした液体が肌に触れた瞬間、その場所がカッと熱くなる。両方の胸にまぶすように塗り込められたあと、秘部にも垂らされる。じんじんと疼くような熱さが全身に広がっていき、逃げられないと分かっていてもファテナは思わず身体をくねらせた。
「あ、ぁっ……身体、熱い……っ」
「香油のせいにして、もっと乱れればいい」
痛いほどに硬く尖った胸の先に息を吹きかけながら、ザフィルはファテナの両脚を大きく割り開いた。まだぴたりと閉じたままの花弁の内側に指を入れて、垂れてきた香油をなじませていく。すでに身体の内側からは蜜が少しずつ湧き出ていたが、香油がもたらす熱に浮かされたファテナは、それに気づかず荒い吐息を繰り返していた。
「あんたは本当に敏感だな。どこに触れても反応してくれるから、触りがいがある」
「うぁ……んんっ、身体、へんなの……、熱くてむずむずする」
「香油のせいで、快感が増幅されてるからな。余計なことは考えず、ただ気持ちよくなってろ」
秘部からあふれて敷布の上に垂れそうになっていた香油とも蜜ともつかないものを掬いあげて、ザフィルは中に押し戻すようにした。敏感になった花芽が手のひらに擦れて、ファテナの腰が跳ねる。
「やあぁっ……そこ、だめぇ……っ」
「だめだと言われると、そこを責めたくなるもんだ。ほら、逃げるなって」
腰を抱え込むようにしながら、ザフィルは指先で花芽を押し潰すように刺激する。逃がすことのできない快楽が、びりびりと痺れるようなうねりとなってお腹の奥底に溜まっていき、今にもあふれそうだ。
小刻みに震え始めたファテナの身体をなだめるように撫でながらも、ザフィルの指は容赦なく花芽を扱く。
「――っ、あぁぁぁっ」
限界を迎えて一瞬硬直した身体は、暴れるような勢いで激しくがくがくと揺れ、同時に唇からは高い声があがる。
「イったか。だけど、もっとだ。休む暇なんてないぞ」
「や、あぁっ……、待っ、今は……っあぁん」
ファテナの制止を無視して、ザフィルはひくひくと震える蜜壺の中へと指を挿し入れた。熱く蕩けたそこは、ザフィルの指を歓迎するように吸いついて、更に奥へと誘おうとする。
「たまらないな。もっとぐちゃぐちゃにしてやりたくなる」
「ひぅ、そこだめ、へんなの……っ」
「あぁ、ここが好きか。すごい締まるな」
「だめ、お願……止まっ……ふぁぁっ」
まるで蜜を掻き出すかのようにぐりぐりと擦り上げながら指を出し入れされ、その動きに合わせてぷしゅっと飛沫がほとばしった。
「潮まで吹くなんて、可愛すぎるだろ」
「やぁぁっ、も、むり……っ」
頭の中が真っ白になるほどの快楽に、もはや自分がどんな状況なのかも分からない。逃げようと身体をよじっても、ザフィルの指はどこまでも追いかけてきてはファテナの身体に快楽を植えつけていく。
何度迎えたかも分からない絶頂に身体を震わせながら、ファテナはひたすらに喘ぎ続けた。
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