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本編
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「なるほど。マクレガー侯爵令嬢にも事情を伺っても?」
マーズ内務長官が陛下を振り返ると、了承が得られた。
「マクレガー侯爵令嬢、今のリブレ子爵令嬢のお話に反論はありますか?」
「いいえ、ユーファミア様のお言葉に相違ございません。かねてより自立を望んでおられたユーファミア様のご希望を叶えるため、わたくしがお手伝いさせていただきました。ですが、まさかカーティス殿下や両陛下もご存知なかっただなんて。知ってから大変驚きましたわ。ユーファミア様のためと思いお手伝いしたことがこんなに騒ぎになるだなんて、思ってもいなかったのです。今回のことはユーファミア様のご希望のみに目を向けて、その他のことに考えを巡らせることができなかった私の浅慮さが招いたことでもあります。だからこそカーティス殿下も……私のことを見損なわれてしまったのでしょう」
手を固く閉じながらふと瞳をゆらすメラニア様。国の重鎮を前に涙することは矜持高き令嬢として恥ずべきことだが、その一歩手前で留める仕草は、凛とした美しさを際立たせていた。
「わたくしがもっと広い目を持ってユーファミア様のことを支えて差し上げるべきでした。ですが……ユーファミア様はわたくしにとってかけがえのない友人でした。ですからわたくしはつい、ユーファミア様に肩入れしすぎてしまったのです。ユーファミア様が望まれる自由の先に、とても大切なものがあるのだと、わかっておりましたので」
「大切なもの? それはいったい……」
「あの、ユーファミア様は、カイエン様とお約束をなさっておられたと」
「カイエン? カイエン・バルト伯爵令息のことですか?」
「違う! カイエンは関係ない!」
「カーティス殿下! お鎮まりください!」
殿下とマクレガー宰相の声が重なる。カイエン様の名前が出てきたことに私は一瞬怯んだ。カイエン様には王宮を辞したあの見送りの瞬間以降、お目にかかっていない。バルト家の屋敷に蟄居を命じられていると聞いていた。
「どういうことですか? リブレ子爵令嬢はバルト家のカイエン殿とご関係が?」
「そんなわけないだろう!」
またしても叫ぶカーティス殿下に対し、マクレガー宰相は呆れたように呟いた。
「殿下、いったいいかがなされたか。あなたは冷静で物事の道理がおわかりになる方であったはず。少なくとも発言が許されぬ場で声をあげるような真似はなさらなかったはずだ」
「ユーファミアがあらぬ疑いをかけられているというのに、黙ってなどいられるか。マクレガー侯爵令嬢が垂れ流す嘘をこれ以上聞いてなどいられぬ」
「我が娘を嘘つき呼ばわりされるとは……」
「お父様、もうよいのです」
怒りに言葉を失いかけた宰相に、メラニア様が声をかけた。
「私がユーファミア様をお助けしようと、余計な気を回したのがいけなかったのです。それが殿下のご意向にそぐわないことだと気づけなかったことは大罪でありましょう。でもわたくしは……ユーファミア様のこともカイエン様のことも応援したかったのです。だからこそお2人が学院内で2人きりで過ごされる時間を捻出できるよう、気を配っておりました。試験勉強を口実に空き教室で2人になりたいとユーファミア様がおっしゃったときなども、殿下のご体調になるべく影響が出ない形で、ユーファミア様のご希望が叶うよう協力したり……」
「だからそんな事実はない! すべてマクレガー侯爵令嬢の作り事だ!」
「殿下……わたくしが至らなかった点は認めますが、作り事とはあんまりですわ。空き教室の利用については申請も出されていたはずです。きっと院長先生もご存知のはずです」
震えながら訴えるメラニア様に、バレンシア院長は白い髭をさすりつつ答えた。
「確かに、カイエン・バルト伯爵令息とユーファミア・リブレ子爵令嬢から、放課後の教室の使用許可申請が出ておりましたな」
「なんと! では2人は恋仲だったということか!?」
驚きの声をあげたのはドリス軍務総長。「違う!」と叫ぶカーティス殿下に対し、さらに畳みかけた。
「そもそも学院では殿下とマクレガー侯爵令嬢の仲睦まじい光景が常のことだったと聞いているのだが、そもそもなぜ殿下は心変わりをなさったのか」
「だからそれがそもそも間違いだ! 私はマクレガー侯爵令嬢のことなど、一度も好ましいと思ったことはない。12歳でユーファミアに出会ってから彼女一筋だというのに」
「そのお相手はそもそもカイエン殿と恋仲だったという話ですがね」
「だからそれは嘘だと……!」
会議の場は、殿下と軍務総長との水掛け論の様相を呈してきた。主導権を完全に奪われてしまった形のマーズ内務長官が、再び手を挙げ注目を集めた。
「皆様お静かに。それではリブレ子爵令嬢に聞いてみましょう。あなたはバルト伯爵令息と恋仲だったのかな?」
「い、いいえ。そんなことはありません」
「では、カーティス殿下と思いをつないでいたと?」
「……いいえ、そういうわけではありませんが」
カイエン様と恋仲だったことはない。殿下のことはずっと思っていたが、思いあっていたわけではなかった。こういうふうに問いかけられたら、否と答えざるを得ない。
「ふむ。意見の食い違いがあるようですな。いかがするべきか……」
「どうせならカイエン・バルト殿にも意見を聞けばよいのではないか?」
提案したのはドリス軍務総長だった。だがそこに意見したのはメラニア様だった。
「差し出がましいことを申し上げますが、カイエン様はカーティス殿下の腹心でいらっしゃいます。もしかするとご自身の本当の気持ちを、打ち明けることはできないかもしれません」
「確かに、一理ありますね」
頷くマーズ内務長官に「あるわけないだろう!」と今にも飛びかからん勢いの殿下からは、いつもの冷静で理知的な空気が完全に消えていた。そんな殿下と私とを交互に苦々しく見つめながら、マクレガー宰相が口を開いた。
「まったく、これが王太子妃選定会議とは。殿下は冷静さを掻いて一方の令嬢をさかんに貶め、もう一方の令嬢はいささか奔放な噂が絶えず。我々とて鬼ではない。殿下のご意向に沿いたい気持ちはあるが……これで決定をと言われても、票を投じる気にはなりませんな」
「お父様。すべては殿下の思い通りに運ばれるべきですわ。……たとえ真の思いがどこにあろうとも」
真の思い、という最後の言葉がゆっくりと紡がれる。あたかも、私とカイエン様の間にあったことが事実と匂わせんばかりの言い様だった。
「皆様、娘はこう申しておりますが、皇太子妃の資質とはどういうものであるか。ゆくゆくはこの国の王妃となり、民を導く存在となりうる方です。それには誰もが尊敬できることはもちろん、国王を支え、時に国王を諫めることができるというのも必須の条件でありましょう。またいっときの迷いや浅慮な考えで行動を起こしたりしないことや、安易に逃げ出したりしない強さも必要です。もし他国との戦となった場合、民を捨てて逃げ出すような者など論外ですからな。それに……すべての民にとって理想の夫婦像であることも重要でしょう。罷り間違っても他の男と噂になるような女性を、いったい誰が尊敬しようというのか。すでに票の投じる先を決められた皆様にも申し上げたい。投票は3日後。それまでに今一度、どちらが王太子妃に相応しい女性か、熟考すべきです」
「あいわかった。これで王太子妃選定会議の初日を終了しよう。宰相の申したとおり、3日後の同時間、投票とする」
国王陛下の閉幕の合図で、怒涛の会議が終わった。
マーズ内務長官が陛下を振り返ると、了承が得られた。
「マクレガー侯爵令嬢、今のリブレ子爵令嬢のお話に反論はありますか?」
「いいえ、ユーファミア様のお言葉に相違ございません。かねてより自立を望んでおられたユーファミア様のご希望を叶えるため、わたくしがお手伝いさせていただきました。ですが、まさかカーティス殿下や両陛下もご存知なかっただなんて。知ってから大変驚きましたわ。ユーファミア様のためと思いお手伝いしたことがこんなに騒ぎになるだなんて、思ってもいなかったのです。今回のことはユーファミア様のご希望のみに目を向けて、その他のことに考えを巡らせることができなかった私の浅慮さが招いたことでもあります。だからこそカーティス殿下も……私のことを見損なわれてしまったのでしょう」
手を固く閉じながらふと瞳をゆらすメラニア様。国の重鎮を前に涙することは矜持高き令嬢として恥ずべきことだが、その一歩手前で留める仕草は、凛とした美しさを際立たせていた。
「わたくしがもっと広い目を持ってユーファミア様のことを支えて差し上げるべきでした。ですが……ユーファミア様はわたくしにとってかけがえのない友人でした。ですからわたくしはつい、ユーファミア様に肩入れしすぎてしまったのです。ユーファミア様が望まれる自由の先に、とても大切なものがあるのだと、わかっておりましたので」
「大切なもの? それはいったい……」
「あの、ユーファミア様は、カイエン様とお約束をなさっておられたと」
「カイエン? カイエン・バルト伯爵令息のことですか?」
「違う! カイエンは関係ない!」
「カーティス殿下! お鎮まりください!」
殿下とマクレガー宰相の声が重なる。カイエン様の名前が出てきたことに私は一瞬怯んだ。カイエン様には王宮を辞したあの見送りの瞬間以降、お目にかかっていない。バルト家の屋敷に蟄居を命じられていると聞いていた。
「どういうことですか? リブレ子爵令嬢はバルト家のカイエン殿とご関係が?」
「そんなわけないだろう!」
またしても叫ぶカーティス殿下に対し、マクレガー宰相は呆れたように呟いた。
「殿下、いったいいかがなされたか。あなたは冷静で物事の道理がおわかりになる方であったはず。少なくとも発言が許されぬ場で声をあげるような真似はなさらなかったはずだ」
「ユーファミアがあらぬ疑いをかけられているというのに、黙ってなどいられるか。マクレガー侯爵令嬢が垂れ流す嘘をこれ以上聞いてなどいられぬ」
「我が娘を嘘つき呼ばわりされるとは……」
「お父様、もうよいのです」
怒りに言葉を失いかけた宰相に、メラニア様が声をかけた。
「私がユーファミア様をお助けしようと、余計な気を回したのがいけなかったのです。それが殿下のご意向にそぐわないことだと気づけなかったことは大罪でありましょう。でもわたくしは……ユーファミア様のこともカイエン様のことも応援したかったのです。だからこそお2人が学院内で2人きりで過ごされる時間を捻出できるよう、気を配っておりました。試験勉強を口実に空き教室で2人になりたいとユーファミア様がおっしゃったときなども、殿下のご体調になるべく影響が出ない形で、ユーファミア様のご希望が叶うよう協力したり……」
「だからそんな事実はない! すべてマクレガー侯爵令嬢の作り事だ!」
「殿下……わたくしが至らなかった点は認めますが、作り事とはあんまりですわ。空き教室の利用については申請も出されていたはずです。きっと院長先生もご存知のはずです」
震えながら訴えるメラニア様に、バレンシア院長は白い髭をさすりつつ答えた。
「確かに、カイエン・バルト伯爵令息とユーファミア・リブレ子爵令嬢から、放課後の教室の使用許可申請が出ておりましたな」
「なんと! では2人は恋仲だったということか!?」
驚きの声をあげたのはドリス軍務総長。「違う!」と叫ぶカーティス殿下に対し、さらに畳みかけた。
「そもそも学院では殿下とマクレガー侯爵令嬢の仲睦まじい光景が常のことだったと聞いているのだが、そもそもなぜ殿下は心変わりをなさったのか」
「だからそれがそもそも間違いだ! 私はマクレガー侯爵令嬢のことなど、一度も好ましいと思ったことはない。12歳でユーファミアに出会ってから彼女一筋だというのに」
「そのお相手はそもそもカイエン殿と恋仲だったという話ですがね」
「だからそれは嘘だと……!」
会議の場は、殿下と軍務総長との水掛け論の様相を呈してきた。主導権を完全に奪われてしまった形のマーズ内務長官が、再び手を挙げ注目を集めた。
「皆様お静かに。それではリブレ子爵令嬢に聞いてみましょう。あなたはバルト伯爵令息と恋仲だったのかな?」
「い、いいえ。そんなことはありません」
「では、カーティス殿下と思いをつないでいたと?」
「……いいえ、そういうわけではありませんが」
カイエン様と恋仲だったことはない。殿下のことはずっと思っていたが、思いあっていたわけではなかった。こういうふうに問いかけられたら、否と答えざるを得ない。
「ふむ。意見の食い違いがあるようですな。いかがするべきか……」
「どうせならカイエン・バルト殿にも意見を聞けばよいのではないか?」
提案したのはドリス軍務総長だった。だがそこに意見したのはメラニア様だった。
「差し出がましいことを申し上げますが、カイエン様はカーティス殿下の腹心でいらっしゃいます。もしかするとご自身の本当の気持ちを、打ち明けることはできないかもしれません」
「確かに、一理ありますね」
頷くマーズ内務長官に「あるわけないだろう!」と今にも飛びかからん勢いの殿下からは、いつもの冷静で理知的な空気が完全に消えていた。そんな殿下と私とを交互に苦々しく見つめながら、マクレガー宰相が口を開いた。
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「お父様。すべては殿下の思い通りに運ばれるべきですわ。……たとえ真の思いがどこにあろうとも」
真の思い、という最後の言葉がゆっくりと紡がれる。あたかも、私とカイエン様の間にあったことが事実と匂わせんばかりの言い様だった。
「皆様、娘はこう申しておりますが、皇太子妃の資質とはどういうものであるか。ゆくゆくはこの国の王妃となり、民を導く存在となりうる方です。それには誰もが尊敬できることはもちろん、国王を支え、時に国王を諫めることができるというのも必須の条件でありましょう。またいっときの迷いや浅慮な考えで行動を起こしたりしないことや、安易に逃げ出したりしない強さも必要です。もし他国との戦となった場合、民を捨てて逃げ出すような者など論外ですからな。それに……すべての民にとって理想の夫婦像であることも重要でしょう。罷り間違っても他の男と噂になるような女性を、いったい誰が尊敬しようというのか。すでに票の投じる先を決められた皆様にも申し上げたい。投票は3日後。それまでに今一度、どちらが王太子妃に相応しい女性か、熟考すべきです」
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