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第七章: ロスト・イン・ライトニング
第三話
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「近付いたら殺すって、相当殺気立ってんだな」
「だから前も言っただろう。手が付けられない者もいると」
「でも、これでサウス軍も迂闊に近付けないね」
「そうですね。私たちも近付けませんが‥‥‥」
「そんなことよりもご飯ー」
「ぼ、僕もご飯食べたいな‥‥‥」
おいおい、最後の二人は能天気すぎるだろ。ヴァンに至っては、姉ちゃんの言ったことに乗っかってるだけじゃねえか。
それはさておき、キルティの雷によって俺たちは足止めを食らっていた。今日の所はここで休憩して、キルティに近付けるように計画を立てるしかないな。
「そうだね。ご飯にしようね、二人とも」
たまにアーロンが聖母に見えるんだが、俺だけか?任務中に、それも死と隣り合わせの場面で、ご飯が食べたいと言うアナとヴァンに怒りもせず、ご飯を作ろうとするとか。聖母か神、いや仏か?まあ、俺も任務中に私事でゴタゴタしてたし、文句は言えないか。
前回とは違い、今回はシンプルにテントを二つ作り、今日の寝床とした。それと今は火を焚いていた。
テントの割り当ては、俺、ノア、アーロン。そしてもう一つのにカンナ、アナ、ヴァン。もう死んでるんだが、正直言って、カンナと一緒に寝れるヴァンが死ぬほど羨ましい。
「今日のご飯はなーにー?」
晩飯を作っていたアーロンに向けて、アナが言った。丸で腹を空かせた子と、それを相手する母親みたいだ。
「アナちゃんたちにはお子様ランチを作ったよ。他の皆んなにはオムライスを作りましたー」
アーロンの作ったお子様ランチは、アナとヴァンだけでなく、ノアの前にも置かれた。
「私はもうお子様ではないのだが‥‥‥」
文句を言いつつも、美味そうに食べるノアが微笑ましかった。アナは『すごーい』と声を上げながら喜び、ヴァンも無言ながらも笑顔だった。
確かに、このお子様ランチのクオリティは凄かった。皿はお子様ランチでよく見る三つの仕切りのあるヤツで、ケチャップライスはドーム型になっていて、その上には『アーロン特製お子様ランチ』、とポップ調のフォントで書かれた旗が刺さっていた。
そして皿の左上にはケチャップ付きのハンバーグが乗っていて、その横にはデザートのプリンがあった。しかも、そのプリンは車のデザインの容器の上に乗っていた。
俺たち用に作ってくれたオムライスも、ケチャップがかかっているのではなく、アーロン特製デミグラスソースがかかっていて、これが超絶美味かった。
これ、母さんが作った料理というか、もはやシェフレベルじゃねえか。ってかどんだけスペック高いんだよ、アーロン!
「いつも悪いな、アーロン。今度は俺たちで作るよ」
「いやいや、好きでやってるんだし、気にしないでいいよ」
アーロンの料理が美味すぎて、全員が無言で頬張っていた。すると、お子様ランチを眺めていたとき、ある考えが俺の頭をふと過ぎった。これなら行けるんじゃないか?これなら、キルティの雷を掻い潜れるんじゃないか、と。
でも、「これ」を作れる奴が、果たしてこの中に居るだろうか。俺は無理だし、アナたちも無理だろう。じゃあ、頼みはアーロンとカンナか。
「皆んな、ちょっと聞いてくれるか」
全員がご飯を食べ終わった所で、話しを切り出した。
「何だ、畏まって」
「どうしたの、ハジメ?具合でも悪いの?」
「具合が悪いなら、僕が診てあげるよ」
「ハジメがマジメ?」
「ハジメさん‥‥‥っぽくない‥‥‥」
お前ら、そんなに俺が真面目な話しをするのが不思議か。おっ?やんのか、おっ?
「キルティの雷を回避する方法が分かったんだ」
それぞれの顔に驚きが見えたが、ノアも驚くとはな。お子様ランチに夢中で、俺の声を聞いてなかったんだな、きっと。
皆んなが聞く中、俺はその方法を明かした。
「車を作るんだ」
お子様ランチのプリンが乗っていた、車の容器を見て浮かんだ案だった。だが、車だったら雷に当たっても流すことが出来るはずだ。それも、乗ってる人には害はない。
「ただ、問題が一つあるんだ。それは、俺たちで作るれるのかってことだ」
そうだ。車なんて物は、イメージで外面だけは作れても、内部は専門知識の無い俺たちには作れっこない。しかし、他の方法が浮かばない限り、車を作るしかない。いったい、どうすればいいんだ。
「それなら僕が作れるよ」
声がした方向を見ると、アーロンが手を挙げながら、ニコニコしていた。何でも出来んのかよ、お前は‥‥‥
晩飯の後片付けも終わり、皆んなは各々のテントに入った。アーロンはさっそく車を作る準備をするみたいだ。テーブルの上には図面や部品が散りばめられていた。
「何か手伝えることあるか?」
「うーん、内部の作り方を知ってるのは、僕だけみたいだから。でも、ありがとうね。明日までには作っとくから、皆んなは休んどいて」
「何から何まで任せっきりで悪いな」
「こう見えても、このチームのリーダーだからね。任せてよ」
アーロンのお言葉に甘えて、テントに入ろうとしたら、カンナがテントから出て来た。
「アーロンさん、大丈夫そうだった?」
「ああ、多分な。任せとけってよ」
「そっか。それなら良いんだけどね。私たちも頑張らないと」
「そうだな。じゃあ、今日はゆっくり休めよ。明日は忙しくなるぞ」
「う、うん。あの、ハジメ!ちょっと歩かない?」
何だ、散歩のお誘いか。行くに決まってるじゃねえか!
少し歩き、近くにあった木の側で止まった。さすがは沼地。ロマンチックのかけらも無い。
「ごめんね」
「何謝ってんだ?」
「だって、付き合ってるのに、私素っ気なくて。だから謝ってるの!それに、付き合い始めての初デートが沼地で散歩だし‥‥‥」
「何だ、そんなこと気にしてたのか。しょうもないな」
「人が悩んでるのに、しょうもないって何よ!」
「すまん。でもよ、時間はたんまりあるんだし、急ぐ必要はないんじゃないか?何せ、俺たちもう死んでるんだしよ」
「うわあ、不謹慎。でも、そうね。ありがとう、ハジメ。話したらスッキリしたわ。私も頑張るから!じゃあ、おやすみね」
そう言いながら、カンナは自分のテントまで戻って行ったが、数秒後に戻って来た。
まだ木の下に立っていた俺に近付き、『頑張るって言ったもんね。おやすみなさい、ハジメ』と言い、頰にキスをして来た。そして、カンナは早歩きで去って行った。
言うまでもないが、俺はその夜、一睡も出来なかった。
「だから前も言っただろう。手が付けられない者もいると」
「でも、これでサウス軍も迂闊に近付けないね」
「そうですね。私たちも近付けませんが‥‥‥」
「そんなことよりもご飯ー」
「ぼ、僕もご飯食べたいな‥‥‥」
おいおい、最後の二人は能天気すぎるだろ。ヴァンに至っては、姉ちゃんの言ったことに乗っかってるだけじゃねえか。
それはさておき、キルティの雷によって俺たちは足止めを食らっていた。今日の所はここで休憩して、キルティに近付けるように計画を立てるしかないな。
「そうだね。ご飯にしようね、二人とも」
たまにアーロンが聖母に見えるんだが、俺だけか?任務中に、それも死と隣り合わせの場面で、ご飯が食べたいと言うアナとヴァンに怒りもせず、ご飯を作ろうとするとか。聖母か神、いや仏か?まあ、俺も任務中に私事でゴタゴタしてたし、文句は言えないか。
前回とは違い、今回はシンプルにテントを二つ作り、今日の寝床とした。それと今は火を焚いていた。
テントの割り当ては、俺、ノア、アーロン。そしてもう一つのにカンナ、アナ、ヴァン。もう死んでるんだが、正直言って、カンナと一緒に寝れるヴァンが死ぬほど羨ましい。
「今日のご飯はなーにー?」
晩飯を作っていたアーロンに向けて、アナが言った。丸で腹を空かせた子と、それを相手する母親みたいだ。
「アナちゃんたちにはお子様ランチを作ったよ。他の皆んなにはオムライスを作りましたー」
アーロンの作ったお子様ランチは、アナとヴァンだけでなく、ノアの前にも置かれた。
「私はもうお子様ではないのだが‥‥‥」
文句を言いつつも、美味そうに食べるノアが微笑ましかった。アナは『すごーい』と声を上げながら喜び、ヴァンも無言ながらも笑顔だった。
確かに、このお子様ランチのクオリティは凄かった。皿はお子様ランチでよく見る三つの仕切りのあるヤツで、ケチャップライスはドーム型になっていて、その上には『アーロン特製お子様ランチ』、とポップ調のフォントで書かれた旗が刺さっていた。
そして皿の左上にはケチャップ付きのハンバーグが乗っていて、その横にはデザートのプリンがあった。しかも、そのプリンは車のデザインの容器の上に乗っていた。
俺たち用に作ってくれたオムライスも、ケチャップがかかっているのではなく、アーロン特製デミグラスソースがかかっていて、これが超絶美味かった。
これ、母さんが作った料理というか、もはやシェフレベルじゃねえか。ってかどんだけスペック高いんだよ、アーロン!
「いつも悪いな、アーロン。今度は俺たちで作るよ」
「いやいや、好きでやってるんだし、気にしないでいいよ」
アーロンの料理が美味すぎて、全員が無言で頬張っていた。すると、お子様ランチを眺めていたとき、ある考えが俺の頭をふと過ぎった。これなら行けるんじゃないか?これなら、キルティの雷を掻い潜れるんじゃないか、と。
でも、「これ」を作れる奴が、果たしてこの中に居るだろうか。俺は無理だし、アナたちも無理だろう。じゃあ、頼みはアーロンとカンナか。
「皆んな、ちょっと聞いてくれるか」
全員がご飯を食べ終わった所で、話しを切り出した。
「何だ、畏まって」
「どうしたの、ハジメ?具合でも悪いの?」
「具合が悪いなら、僕が診てあげるよ」
「ハジメがマジメ?」
「ハジメさん‥‥‥っぽくない‥‥‥」
お前ら、そんなに俺が真面目な話しをするのが不思議か。おっ?やんのか、おっ?
「キルティの雷を回避する方法が分かったんだ」
それぞれの顔に驚きが見えたが、ノアも驚くとはな。お子様ランチに夢中で、俺の声を聞いてなかったんだな、きっと。
皆んなが聞く中、俺はその方法を明かした。
「車を作るんだ」
お子様ランチのプリンが乗っていた、車の容器を見て浮かんだ案だった。だが、車だったら雷に当たっても流すことが出来るはずだ。それも、乗ってる人には害はない。
「ただ、問題が一つあるんだ。それは、俺たちで作るれるのかってことだ」
そうだ。車なんて物は、イメージで外面だけは作れても、内部は専門知識の無い俺たちには作れっこない。しかし、他の方法が浮かばない限り、車を作るしかない。いったい、どうすればいいんだ。
「それなら僕が作れるよ」
声がした方向を見ると、アーロンが手を挙げながら、ニコニコしていた。何でも出来んのかよ、お前は‥‥‥
晩飯の後片付けも終わり、皆んなは各々のテントに入った。アーロンはさっそく車を作る準備をするみたいだ。テーブルの上には図面や部品が散りばめられていた。
「何か手伝えることあるか?」
「うーん、内部の作り方を知ってるのは、僕だけみたいだから。でも、ありがとうね。明日までには作っとくから、皆んなは休んどいて」
「何から何まで任せっきりで悪いな」
「こう見えても、このチームのリーダーだからね。任せてよ」
アーロンのお言葉に甘えて、テントに入ろうとしたら、カンナがテントから出て来た。
「アーロンさん、大丈夫そうだった?」
「ああ、多分な。任せとけってよ」
「そっか。それなら良いんだけどね。私たちも頑張らないと」
「そうだな。じゃあ、今日はゆっくり休めよ。明日は忙しくなるぞ」
「う、うん。あの、ハジメ!ちょっと歩かない?」
何だ、散歩のお誘いか。行くに決まってるじゃねえか!
少し歩き、近くにあった木の側で止まった。さすがは沼地。ロマンチックのかけらも無い。
「ごめんね」
「何謝ってんだ?」
「だって、付き合ってるのに、私素っ気なくて。だから謝ってるの!それに、付き合い始めての初デートが沼地で散歩だし‥‥‥」
「何だ、そんなこと気にしてたのか。しょうもないな」
「人が悩んでるのに、しょうもないって何よ!」
「すまん。でもよ、時間はたんまりあるんだし、急ぐ必要はないんじゃないか?何せ、俺たちもう死んでるんだしよ」
「うわあ、不謹慎。でも、そうね。ありがとう、ハジメ。話したらスッキリしたわ。私も頑張るから!じゃあ、おやすみね」
そう言いながら、カンナは自分のテントまで戻って行ったが、数秒後に戻って来た。
まだ木の下に立っていた俺に近付き、『頑張るって言ったもんね。おやすみなさい、ハジメ』と言い、頰にキスをして来た。そして、カンナは早歩きで去って行った。
言うまでもないが、俺はその夜、一睡も出来なかった。
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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