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序章 時の大図書館の異変
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スタッフルームから館長室に入ると、休憩中に遊びに来ていたスタッフ達が笑顔で出迎えてくれる。
彼らは全て下界で忘れられり問題があった神で、私が直々にスカウトして回っているから増える一方だけど、何万人いても足りないからまだまだスカウトしないといけない。
ちなみにスタッフの大きさは、私の親指サイズで統一。
嵩張らなくていいしね。
「また異変があったわ」
回収した本とゲームを机に置いて溜息をつきながら椅子に座ると、スタッフゑがすかさずお茶を置いてくれた。
忘れられた神はその名も失くすから、自分で新しくつけるように言ってあるのだけど、年々増えるネタな名前に異変とは別に頭を抱える日々である。
年々と言っても、ここでは時が止まってるんだけど。
「それも地球産ですね」
「そうなの、地球人が想像力に溢れすぎてるせいかしら・・・。ねぇ、スタッフオモロはどう思う? 」
スタッフオモロは元ユーモアの神だけど、寒いギャグ専門だったのだろうと私は確信している。
「そーぅでーすねー。ちきーゅぅは神もぉかしなのがぉぉーぃので、ゎかりまへんがなっとぉ」
「マイナス100点、なんなのそれ」
「こないだ新規で来はった神さんのマネやねんけどおもろないか?」
「おもろないな」
「アリアはん、分かるようになってきはったな!」
聞いた相手が悪かったとまともそうなのを探すけど、( ˙-˙ )とかキ〇タ〇とか2.7次元とか、妙な名前の図書館代表達が揃っていたから諦めた。
そういえば、2.7次元って何?って聞いた時に、物語を演劇用にしたものと言っていたけど、そういうものも図書館に入って来るなら違うわね。
その時、チラッと目の前が赤く光り私は音を立てて立ち上がった。
「スタッフの数が1人減ったわ、すぐに調べてちょうだい」
「ちょっと待つゑ・・・地球エリアのJ‐GGB7ブロックのスタッフがいませんゑ。この時間はゑーと、スタッフサラミが担当ですゑ」
「ありがとう、ちょっと行って来るわ」
転移して該当ブロックを慎重に見て回ると、確かにJ‐GGB7の担当がいない。
誰に聞いてもスタッフサラミは見つからず、7に戻って詳しく調べていると1本のソフトが微妙にズレている事に気付き、何となく手に取ってパッケージに目を通して・・・言葉を失った。
「Jブロックは全て封鎖!繰り返す、Jブロックは全て封鎖!お客様の誘導が終わり次第、Jブロックのスタッフは館長室へ集合!」
地球担当スタッフだけに聞こえる放送を使って指示を出し、私自身もお客様に不具合の説明と誘導をしながら館長室へと戻った。
「Jはおかしすぎるわぁぁぁぁぁ!」
人がいない場所まで叫ぶのを我慢した私を誰か褒めて!
J・・・日本の乙女ゲームでの異変は何度も確認されているけど、今回のように大問題になる程ではなかった。
でも・・・でも・・・、やっぱりJはおかしすぎるわぁぁぁぁぁ!
大事な事だから2回言ってみた。
彼らは全て下界で忘れられり問題があった神で、私が直々にスカウトして回っているから増える一方だけど、何万人いても足りないからまだまだスカウトしないといけない。
ちなみにスタッフの大きさは、私の親指サイズで統一。
嵩張らなくていいしね。
「また異変があったわ」
回収した本とゲームを机に置いて溜息をつきながら椅子に座ると、スタッフゑがすかさずお茶を置いてくれた。
忘れられた神はその名も失くすから、自分で新しくつけるように言ってあるのだけど、年々増えるネタな名前に異変とは別に頭を抱える日々である。
年々と言っても、ここでは時が止まってるんだけど。
「それも地球産ですね」
「そうなの、地球人が想像力に溢れすぎてるせいかしら・・・。ねぇ、スタッフオモロはどう思う? 」
スタッフオモロは元ユーモアの神だけど、寒いギャグ専門だったのだろうと私は確信している。
「そーぅでーすねー。ちきーゅぅは神もぉかしなのがぉぉーぃので、ゎかりまへんがなっとぉ」
「マイナス100点、なんなのそれ」
「こないだ新規で来はった神さんのマネやねんけどおもろないか?」
「おもろないな」
「アリアはん、分かるようになってきはったな!」
聞いた相手が悪かったとまともそうなのを探すけど、( ˙-˙ )とかキ〇タ〇とか2.7次元とか、妙な名前の図書館代表達が揃っていたから諦めた。
そういえば、2.7次元って何?って聞いた時に、物語を演劇用にしたものと言っていたけど、そういうものも図書館に入って来るなら違うわね。
その時、チラッと目の前が赤く光り私は音を立てて立ち上がった。
「スタッフの数が1人減ったわ、すぐに調べてちょうだい」
「ちょっと待つゑ・・・地球エリアのJ‐GGB7ブロックのスタッフがいませんゑ。この時間はゑーと、スタッフサラミが担当ですゑ」
「ありがとう、ちょっと行って来るわ」
転移して該当ブロックを慎重に見て回ると、確かにJ‐GGB7の担当がいない。
誰に聞いてもスタッフサラミは見つからず、7に戻って詳しく調べていると1本のソフトが微妙にズレている事に気付き、何となく手に取ってパッケージに目を通して・・・言葉を失った。
「Jブロックは全て封鎖!繰り返す、Jブロックは全て封鎖!お客様の誘導が終わり次第、Jブロックのスタッフは館長室へ集合!」
地球担当スタッフだけに聞こえる放送を使って指示を出し、私自身もお客様に不具合の説明と誘導をしながら館長室へと戻った。
「Jはおかしすぎるわぁぁぁぁぁ!」
人がいない場所まで叫ぶのを我慢した私を誰か褒めて!
J・・・日本の乙女ゲームでの異変は何度も確認されているけど、今回のように大問題になる程ではなかった。
でも・・・でも・・・、やっぱりJはおかしすぎるわぁぁぁぁぁ!
大事な事だから2回言ってみた。
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