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不都合
二人 ☆ ※
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目が覚めて、最初に見える景色に最愛がいる。もうずっと見慣れた寝顔。
少しの罪悪感と共に私が望んだ唯一。
目を開く瞬間の私を認めて微笑む顔が全身で私を見つめる表情が好きだ。
「おはよう。」
まだ少年らしさの残るあどけなさを武器に私を全力で、堕とそうと企んでいる。あざとさも含めて大好きだ。
白い首筋に残る内出血の跡が、痛々しい。けれど白い部分を減らしたくてまた吸い付いてしまう。
「ンンッ、待って…」
切ない顔ですぐに煽るのは弟の悪い癖だ。そんな顔をするのは逆効果で我慢ができなくなると知っているのだ。
「待たない。」
いつも通り、理性をすぐに失って、彼の肌の白い部分をなくすつもりで吸い付くと、体を捩って逃げようとする。
「こら、逃げるなよ。」簡単に捕まる。魔力を使えばすぐに逃げられるのに。本気で嫌ではないのがよくわかる。
私は自分より小さな弟を力づくで押さえつけ、彼の味を確かめる。いつのまにか、弟の足が私の腰に絡みついていて、おねだりをしていた。
「ルイ。可愛いな。」
ルイのお尻に指を入れる。ルイはビクッと体を跳ねさせたけれど、叫ぶのを健気にも我慢した。
「ルイ、気持ちいいか。」
はあはあと息を荒げるが、声には出さずに耐えている。ルイが可愛くて仕方ない。
「ルイ?」
「兄さん、キス……キスしたい。」
指で中を解しながら、ルイに深く口付ける。
ルイの可愛い顔が、より蕩けてグズグスになる。可愛い。
キスすると、ルイの中が締まった気がする。感じてくれているなら嬉しい。
「やだ、助けて。」
私の体にしがみついて感じているのを逃そうとする。そうやって可愛い弟のしぐさを見せられる度に、私が少しの罪悪感と、愛情を垂れ流しにしていることを知った上で、彼は可愛い弟であり続ける。
血の繋がりがなくても、彼は私の大切な弟で愛する宝物で、いなくなると非常に困る人。
私は彼に会うまでは一人で生きていけた。今はもう、難しい。
ルイが私の指で善がっているのを見るのは楽しい。私はずっと自分が良い人だと自覚していた。今は自信がない。
ルイは私がどんな人間でも、私だと言ってくれる。弟の尻に指を入れて、解して虐めて自分のものにして、泣いても離さない、そんな私でも、愛してると。
彼は愛情を感じる前に、家族から離れてくらしていたから、どこかアンバランスなのだろう。
わかってはいるけれど、正してやれないのは私が彼に甘えているからだ。
弟を傷つければ傷つけるほど、愛情という名目で、可愛がれば可愛がるほど、二人の世界が歪んでいるように思えてくる。
「兄さん、もっと…」
朝から元気だな。ルイを頭から食べてしまいそうなぐらい、お腹が空いている。
まずはルイの空腹から満たすべきだよな。
ルイの後肛に、自分のを近づける。ルイの中はすっかり自分の形になってしまった。
キュウキュウと切なく鳴いている接続部分を揺らすとルイが小さく喘いだ。
ルイの唇を味わいながら、突くと、ルイの顔が切なく歪む。可愛い。可愛くて何度も突くと怒られる。怒った顔も可愛い。
朝は元気だけど、長くは持たない。気持ち良すぎるからだ。
どくどくとルイの中に精を吐き出すと、小さな体に自分の分身が入り込んだ気がして幸せな気持ちになる。
ルイの空腹が満たされたら自分の番だ。ルイのを口に含むと口全体でシゴく。ルイはいつもあっという間に射精するから、何度も出なくなるまで執拗に咥えてやる。
毎日ではないけれど、頻繁にルイは使い物にならなくなる。
それが、死ぬほど嬉しい。
少しの罪悪感と共に私が望んだ唯一。
目を開く瞬間の私を認めて微笑む顔が全身で私を見つめる表情が好きだ。
「おはよう。」
まだ少年らしさの残るあどけなさを武器に私を全力で、堕とそうと企んでいる。あざとさも含めて大好きだ。
白い首筋に残る内出血の跡が、痛々しい。けれど白い部分を減らしたくてまた吸い付いてしまう。
「ンンッ、待って…」
切ない顔ですぐに煽るのは弟の悪い癖だ。そんな顔をするのは逆効果で我慢ができなくなると知っているのだ。
「待たない。」
いつも通り、理性をすぐに失って、彼の肌の白い部分をなくすつもりで吸い付くと、体を捩って逃げようとする。
「こら、逃げるなよ。」簡単に捕まる。魔力を使えばすぐに逃げられるのに。本気で嫌ではないのがよくわかる。
私は自分より小さな弟を力づくで押さえつけ、彼の味を確かめる。いつのまにか、弟の足が私の腰に絡みついていて、おねだりをしていた。
「ルイ。可愛いな。」
ルイのお尻に指を入れる。ルイはビクッと体を跳ねさせたけれど、叫ぶのを健気にも我慢した。
「ルイ、気持ちいいか。」
はあはあと息を荒げるが、声には出さずに耐えている。ルイが可愛くて仕方ない。
「ルイ?」
「兄さん、キス……キスしたい。」
指で中を解しながら、ルイに深く口付ける。
ルイの可愛い顔が、より蕩けてグズグスになる。可愛い。
キスすると、ルイの中が締まった気がする。感じてくれているなら嬉しい。
「やだ、助けて。」
私の体にしがみついて感じているのを逃そうとする。そうやって可愛い弟のしぐさを見せられる度に、私が少しの罪悪感と、愛情を垂れ流しにしていることを知った上で、彼は可愛い弟であり続ける。
血の繋がりがなくても、彼は私の大切な弟で愛する宝物で、いなくなると非常に困る人。
私は彼に会うまでは一人で生きていけた。今はもう、難しい。
ルイが私の指で善がっているのを見るのは楽しい。私はずっと自分が良い人だと自覚していた。今は自信がない。
ルイは私がどんな人間でも、私だと言ってくれる。弟の尻に指を入れて、解して虐めて自分のものにして、泣いても離さない、そんな私でも、愛してると。
彼は愛情を感じる前に、家族から離れてくらしていたから、どこかアンバランスなのだろう。
わかってはいるけれど、正してやれないのは私が彼に甘えているからだ。
弟を傷つければ傷つけるほど、愛情という名目で、可愛がれば可愛がるほど、二人の世界が歪んでいるように思えてくる。
「兄さん、もっと…」
朝から元気だな。ルイを頭から食べてしまいそうなぐらい、お腹が空いている。
まずはルイの空腹から満たすべきだよな。
ルイの後肛に、自分のを近づける。ルイの中はすっかり自分の形になってしまった。
キュウキュウと切なく鳴いている接続部分を揺らすとルイが小さく喘いだ。
ルイの唇を味わいながら、突くと、ルイの顔が切なく歪む。可愛い。可愛くて何度も突くと怒られる。怒った顔も可愛い。
朝は元気だけど、長くは持たない。気持ち良すぎるからだ。
どくどくとルイの中に精を吐き出すと、小さな体に自分の分身が入り込んだ気がして幸せな気持ちになる。
ルイの空腹が満たされたら自分の番だ。ルイのを口に含むと口全体でシゴく。ルイはいつもあっという間に射精するから、何度も出なくなるまで執拗に咥えてやる。
毎日ではないけれど、頻繁にルイは使い物にならなくなる。
それが、死ぬほど嬉しい。
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