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ボランティア・トラブル
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「――発光現象ね~」
「私が夜中起きたときカーテンを覗くと、所々で地面から光が出てたんです早梨先輩」
今日はお母さんも元気を取り戻したのでボランティアに参加しました。そこでなんと、早梨先輩と不二先輩も参加していたのです。
「ここにボランティアで来たけど、人もたくさん来るしその光る現象も強くなってるみたいだし……ほんと、どうなっちゃうのかな」
「……きっと大丈夫、って思いたいです」
「そうね……弱音はいてもしょうがないか」
そのとき休憩時間が終わって交代することになりお話はストップ。列に並ぶ患者さんに声掛けしている羽嵐先生の元まで走りました。
「羽嵐先生、交代です」
「後光さんありがと、悪いけどこの先くる患者さん達にこれ以上は無理と伝え続けてくれる」
「え……そうですね」
可哀想とは思いますが、千人は来ているこの超人気店で見るような行列はもう緑先生では今日一日のカウセリングは無理だと思うほどなので、仕方なく来てくれた患者さん達を断ることにしました。
「えっ、ダメですか?」
「すいません、いま、ここの患者さんも千人規模でとてもお越しいただいた方を診る余裕もなくて、ごめんなさい」
私はそう言ってたくさんの来てもらった患者さんに悪いとは思いつつも断りを入れました。
「ふぅ、断るのも辛いですね……」
ため息をつきながらこちらに向かってくる人を見ていましたが、明らかに人の流れが止まったようなと思っていました。すると、その原因が何なのか大きな車のエンジン音で分かりました。その中から目つきの悪い人やサングラスをしたいかつい人達がこちらに歩いてきました。
「あーあーっ、楽しいぜっ!!」「おっ、学校だな、人が並んでらあ」「行こうぜ」
「なんだ? 姉ちゃんようっ」
「いま、この学校では精神の病の方達が来ていますので、失礼ですがお帰りください」
「いいだろうがよっ、どうせ地球がもうすぐ無くなるんだからなあ」
どうしてこういう人達はすぐ『地球が亡くなるから何してもいい』と思うのでしょうか。私には分かりません。
「どけよ」
「いま中で多くの患者さんがカウセリングを受けています、なので退けません」
「どけってっ、言ってんだよっ!!」
威嚇のように大きな声を出したことによって周りの患者さんも気がついてしまいました。パニックです。
「みなさん落ち着いてっ!」
「落ち着いてください!」
羽嵐先生と早梨先輩が声をかけながら指示していると不二先輩が気がついてくれました。
「後光ちゃん……なんだお前ら」
「あん? この女がどかねえからよ」
「ここは、お前らが暴れる場所じゃない、帰れ」
「てめぇ、んだとコラッ!」「ぶっ殺すぞっ!」
「うわっ、あぶねーっ!」
「不二先輩!」
一人の男が不二先輩を蹴り飛ばそうとしてきました。それが引き金になり5人の男達が不二先輩に殴りかかりました。それをやり返す不二先輩でも相手は5人なので右腕左腕を掴んで抵抗出来ないところを腹部を殴ったりと追い込まれていきます。
「ちょっ、ちょっとやめてください!」
恐くて近寄れない私でした。そこに外の異常な状況に心配した早梨先輩が現れました。
「ちょっとっ、春樹っ!?」
「早梨先輩、危ないです!」
でも彼氏の不二先輩が心配で飛び出す早梨先輩は止まりません。
「ちょっとっ、やめてよっ!」
「よせっ、夏美っ!」
「痛えな、この女っ!!」
掴み掛かった早梨先輩を男達は殴りかかろうとしました。
「えいっ!」
「いでっ!」
近づけないならと私が投げた石が相手のサングラスに命中しました。そのことで今度は私がターゲットに。
「さっきから邪魔しやがって、この女っ!」
「逃げてっ、後光っ!」
「ここは学校じゃあねえのか……」
私は相手の男に掴まれると思い恐くて目をつぶってしまいました。でも『いででっ』という声が相手から聞こえて目を開きました。
「なっ、なんだてめぇ、グエッ」
赤いワインレッドのスーツの方は男の腕を絡めて掴んでいました。
「春樹っ!」
「いてててっ、あいつらボコスカ殴りやがって」
「無理しないでよ」
「無理って……わるかったよ」
「もう」
「あのスーツの人は?」
「あたしも、知らない」
さっそうと現れてはあっという間4人が倒れて、最後の一人になりました。
「なっ、なんなんだよてめぇはっ」
「患者だ、クソガキ」
「てっ、てめぇは関係ねえだろ」
「あーん、いちいちうるせえな、めんどくせえ、かかってこいよ」
「うわぁっ!」
「形だけ立派になって粋がってんじゃねえよ、暴れたきゃジャングルにでも暮らすんだな」
5人は車に乗って逃げていきました。腰が抜けた私に手を差し伸べてくれた赤いワインレッドのスーツと黒い帽子にサングラスのおじさん……。
「ありがとうございました……あっ、あなたは!」
「ん? 嬢ちゃん!」
「私が夜中起きたときカーテンを覗くと、所々で地面から光が出てたんです早梨先輩」
今日はお母さんも元気を取り戻したのでボランティアに参加しました。そこでなんと、早梨先輩と不二先輩も参加していたのです。
「ここにボランティアで来たけど、人もたくさん来るしその光る現象も強くなってるみたいだし……ほんと、どうなっちゃうのかな」
「……きっと大丈夫、って思いたいです」
「そうね……弱音はいてもしょうがないか」
そのとき休憩時間が終わって交代することになりお話はストップ。列に並ぶ患者さんに声掛けしている羽嵐先生の元まで走りました。
「羽嵐先生、交代です」
「後光さんありがと、悪いけどこの先くる患者さん達にこれ以上は無理と伝え続けてくれる」
「え……そうですね」
可哀想とは思いますが、千人は来ているこの超人気店で見るような行列はもう緑先生では今日一日のカウセリングは無理だと思うほどなので、仕方なく来てくれた患者さん達を断ることにしました。
「えっ、ダメですか?」
「すいません、いま、ここの患者さんも千人規模でとてもお越しいただいた方を診る余裕もなくて、ごめんなさい」
私はそう言ってたくさんの来てもらった患者さんに悪いとは思いつつも断りを入れました。
「ふぅ、断るのも辛いですね……」
ため息をつきながらこちらに向かってくる人を見ていましたが、明らかに人の流れが止まったようなと思っていました。すると、その原因が何なのか大きな車のエンジン音で分かりました。その中から目つきの悪い人やサングラスをしたいかつい人達がこちらに歩いてきました。
「あーあーっ、楽しいぜっ!!」「おっ、学校だな、人が並んでらあ」「行こうぜ」
「なんだ? 姉ちゃんようっ」
「いま、この学校では精神の病の方達が来ていますので、失礼ですがお帰りください」
「いいだろうがよっ、どうせ地球がもうすぐ無くなるんだからなあ」
どうしてこういう人達はすぐ『地球が亡くなるから何してもいい』と思うのでしょうか。私には分かりません。
「どけよ」
「いま中で多くの患者さんがカウセリングを受けています、なので退けません」
「どけってっ、言ってんだよっ!!」
威嚇のように大きな声を出したことによって周りの患者さんも気がついてしまいました。パニックです。
「みなさん落ち着いてっ!」
「落ち着いてください!」
羽嵐先生と早梨先輩が声をかけながら指示していると不二先輩が気がついてくれました。
「後光ちゃん……なんだお前ら」
「あん? この女がどかねえからよ」
「ここは、お前らが暴れる場所じゃない、帰れ」
「てめぇ、んだとコラッ!」「ぶっ殺すぞっ!」
「うわっ、あぶねーっ!」
「不二先輩!」
一人の男が不二先輩を蹴り飛ばそうとしてきました。それが引き金になり5人の男達が不二先輩に殴りかかりました。それをやり返す不二先輩でも相手は5人なので右腕左腕を掴んで抵抗出来ないところを腹部を殴ったりと追い込まれていきます。
「ちょっ、ちょっとやめてください!」
恐くて近寄れない私でした。そこに外の異常な状況に心配した早梨先輩が現れました。
「ちょっとっ、春樹っ!?」
「早梨先輩、危ないです!」
でも彼氏の不二先輩が心配で飛び出す早梨先輩は止まりません。
「ちょっとっ、やめてよっ!」
「よせっ、夏美っ!」
「痛えな、この女っ!!」
掴み掛かった早梨先輩を男達は殴りかかろうとしました。
「えいっ!」
「いでっ!」
近づけないならと私が投げた石が相手のサングラスに命中しました。そのことで今度は私がターゲットに。
「さっきから邪魔しやがって、この女っ!」
「逃げてっ、後光っ!」
「ここは学校じゃあねえのか……」
私は相手の男に掴まれると思い恐くて目をつぶってしまいました。でも『いででっ』という声が相手から聞こえて目を開きました。
「なっ、なんだてめぇ、グエッ」
赤いワインレッドのスーツの方は男の腕を絡めて掴んでいました。
「春樹っ!」
「いてててっ、あいつらボコスカ殴りやがって」
「無理しないでよ」
「無理って……わるかったよ」
「もう」
「あのスーツの人は?」
「あたしも、知らない」
さっそうと現れてはあっという間4人が倒れて、最後の一人になりました。
「なっ、なんなんだよてめぇはっ」
「患者だ、クソガキ」
「てっ、てめぇは関係ねえだろ」
「あーん、いちいちうるせえな、めんどくせえ、かかってこいよ」
「うわぁっ!」
「形だけ立派になって粋がってんじゃねえよ、暴れたきゃジャングルにでも暮らすんだな」
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「ん? 嬢ちゃん!」
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