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地球最後の失恋!?
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緊急速報、緊急速報。全国民のスマートフォンの緊急通報が鳴った。すると、政府の会見が突如として行われたのだった。
『ただ今より、総理の緊急会見を行います』
「急なご案内で誠に恐縮であります。この度、私達の母星である地球ですが、先月の国際会議による話の結果……誕生して約46億年と言われた地球、その寿命が今から20年後に尽きることが、判明いたしました」
この発表に、電車内の人々は皆顔をちらほら、まるで自分のスマホがおかしいのかと確認するが皆が同じ会見を見て聴いていた。変ではないと気がついた途端に日本中の国民が驚いた瞬間だった。
この後、総理からはそんな人達を救うための政策を発表、しかしそれは毎年に宇宙船で100人の避難。日本の人口は約一億二千万人もいるのに、その中で助かるのはたった100人、これには当然日本国民は激怒するも、肝心の会見を開いた総理及び党員は当たり前の様に月や火星に移り住んでいて聞こえない。
こんなとき人は早いものでこの会見後、さまざまなところで宇宙船が飛んでいく。プライベート宇宙船を持つ超富裕層や富裕層は月や火星にある自宅や別荘に向かい地球を出ていった……。
――20年後、そんな地球の最後にとある高校生二人のカップルが一緒に最後の下校をして彼女の家の玄関に着いた時だった。
「秋夜……」
「んっ、なんだよ腹でも減ったのか?」
「別れよう」
「はぁっ!? なんだよ急にっ」
「ごめん、あたしもう秋夜の彼女じゃ居られないからっ」
「千暖……っておいっ!」
突然と彼女に振られた秋夜。
「なんでだよ……」
どうして突然に振られたのか、やはり中学2年から付き合って自分とのストレスが日々溜まっていたのだろうか。だが考えてももう遅い、秋夜の人生で初めての失恋である。
「……ちぇっ」
地球が無くなるまで明日から残り25日。それによって学校は残りの日数をせめて大切な人や家族と過ごしてくださいと終学となった。それなのにいきなり彼女に振られるとはついてない1日である。
「ちくしょう……こうなったやヤケ食いだ」
秋夜は自宅に帰って爆食いすることを誓った。
「千暖~、秋夜くん帰っちゃったよ、良かったのこれで?」
「……もう、いいの」
母にそう言って千暖は自分の部屋で一人、体育座りで蹲っていた……。
『ただ今より、総理の緊急会見を行います』
「急なご案内で誠に恐縮であります。この度、私達の母星である地球ですが、先月の国際会議による話の結果……誕生して約46億年と言われた地球、その寿命が今から20年後に尽きることが、判明いたしました」
この発表に、電車内の人々は皆顔をちらほら、まるで自分のスマホがおかしいのかと確認するが皆が同じ会見を見て聴いていた。変ではないと気がついた途端に日本中の国民が驚いた瞬間だった。
この後、総理からはそんな人達を救うための政策を発表、しかしそれは毎年に宇宙船で100人の避難。日本の人口は約一億二千万人もいるのに、その中で助かるのはたった100人、これには当然日本国民は激怒するも、肝心の会見を開いた総理及び党員は当たり前の様に月や火星に移り住んでいて聞こえない。
こんなとき人は早いものでこの会見後、さまざまなところで宇宙船が飛んでいく。プライベート宇宙船を持つ超富裕層や富裕層は月や火星にある自宅や別荘に向かい地球を出ていった……。
――20年後、そんな地球の最後にとある高校生二人のカップルが一緒に最後の下校をして彼女の家の玄関に着いた時だった。
「秋夜……」
「んっ、なんだよ腹でも減ったのか?」
「別れよう」
「はぁっ!? なんだよ急にっ」
「ごめん、あたしもう秋夜の彼女じゃ居られないからっ」
「千暖……っておいっ!」
突然と彼女に振られた秋夜。
「なんでだよ……」
どうして突然に振られたのか、やはり中学2年から付き合って自分とのストレスが日々溜まっていたのだろうか。だが考えてももう遅い、秋夜の人生で初めての失恋である。
「……ちぇっ」
地球が無くなるまで明日から残り25日。それによって学校は残りの日数をせめて大切な人や家族と過ごしてくださいと終学となった。それなのにいきなり彼女に振られるとはついてない1日である。
「ちくしょう……こうなったやヤケ食いだ」
秋夜は自宅に帰って爆食いすることを誓った。
「千暖~、秋夜くん帰っちゃったよ、良かったのこれで?」
「……もう、いいの」
母にそう言って千暖は自分の部屋で一人、体育座りで蹲っていた……。
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