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第二章 サザンソルト国
第十四話 サユミとタルーシャ お別れの前に
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サユミとタルーシャは、城下の見下ろせる先程の場所に来ていた。
水路に映る町の灯りがユラユラとしている。
「お爺様ったら、酷すぎる。私も一緒に行きたかったのに」
「うん、でも、王女である以上やるべきことがあらからね。仕方ないのかな」
「ああ、もう!」
「私だって、タルと一緒に行きたかったよ」
タルーシャは、現実を受け入れるしかなかった。
「また、会えるよね?」
「もちろん、今度はゆっくり街を案内してね」
「任せて、最上級のお持て成しするからね」
「楽しみ、それまでは、お別れだね」
手を差し出すサユミ。
サユミの手を取るタルーシャ。
「寂しいけど、ここで待ってる」
「うん」
お互い歩み寄って、ハグをする。
水路に映る町の灯りがユラユラとしている。
「お爺様ったら、酷すぎる。私も一緒に行きたかったのに」
「うん、でも、王女である以上やるべきことがあらからね。仕方ないのかな」
「ああ、もう!」
「私だって、タルと一緒に行きたかったよ」
タルーシャは、現実を受け入れるしかなかった。
「また、会えるよね?」
「もちろん、今度はゆっくり街を案内してね」
「任せて、最上級のお持て成しするからね」
「楽しみ、それまでは、お別れだね」
手を差し出すサユミ。
サユミの手を取るタルーシャ。
「寂しいけど、ここで待ってる」
「うん」
お互い歩み寄って、ハグをする。
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