なぜ妻は夫が自宅でゴロゴロすると不機嫌になるのか

茶香炉、という選択。

香水やアロマオイル等々日常的に香りを楽しむものは多いですね。私は強い香りは苦手なようで、憧れた時期もあったのですが、香水は少しつけても自分が臭いに酔うので断念、同じ理由でシャンプーや整髪剤、部屋の芳香剤、服の柔軟剤に至るまで香りの強いものはだめです。シャレオツな雰囲気のするアロマオイルやお香も部屋で焚いてみましたがきつすぎました。
それでブチブチ「香りは香りでも、紅茶の香りだったら大丈夫じゃないかなあ」と文句を言っていたら、なんと、茶香炉なるものがあると人から教えてもらったのです。

茶香炉とは、ずばりアロマオイルの代わりにお茶の葉を炉の皿に置いて、火または電熱であたため、お茶の香りを楽しむというもの。穏やかに香り、自分のようにきつい香り全般が苦手な人には好評のようです。
これは試さずにはいられません。早速詳しいやり方を、ざっとネットで調べてみました。
・お茶の葉は茶香炉専用もあるが、飲用でもＯＫ
・緑茶、ほうじ茶がポピュラーだが紅茶も良い。コーヒーで楽しむ人もいる
・炉は専用の茶香炉という物があり、キャンドルの火であたためる物(以下、キャンドルタイプと呼ぶ）と電熱の物とがある

※ここから注意※
・茶香炉は高いこともあり、アロマオイル用（キャンドルタイプ）のアロマポッドを使用している人が多いらしい
・ただアロマポッド（キャンドルタイプ）は燃えた、ボヤなどの報告があるので取り扱いには注意が必要（アロマオイル使用時もそうかもしれないが、詳しくないので割愛）
・キャンドルタイプの場合、皿にしいた茶葉がこげないよう、時々スプーンなどでかきまぜないといけないらしい

と言う訳で、キャンドルタイプは火災に注意と言う事がわかりました。これは、専用の茶香炉を使えば火災リスクが軽減されるのか、たまたま電熱ではないくキャンドルタイプを使ったのがまずかったのか、それともキャンドルタイプを使えば茶葉だろうとアロマオイルだろうと使い方に注意しないと火災の恐れはあるのかは、情報が少なく分かりませんでした。茶香炉が注目され始めたのが最近のようなので、まだあまり知られてないのかもしれません。

ですが、どうしても茶香炉を試してみたくなったので、やってみました。
一時、アロマオイルに凝っていた時に、キャンドルタイプは火災の恐れがあると聞いて電熱式のアロマポッドを購入していたのです。今は全く使っておらず、もったいない事もあったので、電熱式アロマポッドを引っ張り出し、茶葉はスプーン一杯を皿にのせ、スイッチオン。後で電熱式は茶葉はこげないようだと分かるのですが、最初は分からず３０分ごとに葉をスプーンでひっくり返しながら約4時間焚いてみました。

結論から言うと、アロマオイルに比べると本当に穏やかな香りです。キャンドルタイプのアロマポットで試した人達のクチコミからみると、ただでさえ茶葉は香りが穏やかなのに、電熱式だともっと弱い香りのようなんですね。
確かに、もう少し強く香ってほしい所です。ほのか、どころかささやかです。部屋に入ると、ほのかに香りが漂っているんですが、そのまま部屋に留まるとわからなくなるレベル。今回緑茶に桜の香りづけがされているものを使ったんですが、ポットに近づくと本当にえも言われぬ良い香りがするんですけどねえ。
しかし私はチキンな性格のため、電熱式で茶葉をもっと香りの強いものにするなど様子をみてみようと思います。

ただ、強い香りが苦手な方やお茶の香りが大好きな方には本当に良さそうです。男性も使いやすいようで、実際に記事であげている人も何人か見かけましたし、緑茶は消臭効果もあるそうです。虫よけに緑茶を焚いて効果があったと言うコメントも見かけました。

使い方を事前に調べる、使用中キャンドルタイプは特に気をつける（電熱式も100％安全ではないので必ず取扱説明書を熟読のこと）必要がありますが、それらに気をつければかなり楽しめるのではないでしょうか。