なぜ妻は夫が自宅でゴロゴロすると不機嫌になるのか

浅野新

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きみは現状の「献血」がどれほどすごいのかを知っているか。

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知人が10年以上ぶりくらいに献血に行ったらすごい事になっていたのでお話しようと思う。

ちなみに知人は献血ルームではなく、スーパーなどの商業施設にやって来た献血カーで行った。理由は以前は常用している薬があったが現在はなくなり体調も安定しているからだという事だ。あっぱれ我が知人。



話を元に戻すがなんか最近の献血は色々すごかった。
まず、粗品がすごい。


献血カーに行くまでにPRの為のティッシュ配りがわんさといた為そこでポケットティッシュをもらう。
問診表を書くとペットボトルのドリンクをくれる。3種類くらいから選べ、冬の時期と言う事もあるがホットドリンクも用意されている。
問診後、献血を待つまでの間にカイロももらう。
無事献血が終わると再びドリンクをもう1本選べ、さらに卵1パックとチョコレートとティッシュボックスまでもらっていた。

もちろん、これがスタンダードだとは思わない。商業施設で行っている事もあり多くの一般客を呼び込みたかったから、その地域は献血が少なく必死、3月の時期だから予算が余って粗品も豪華になったのか?などなど理由はあるだろう。しかし筆者が10年ほど前に駅前の献血カーで何度か献血した時は良くてジュースパック2つくらいだった為、『粗品が昔より豪華になっている』かもしれない。

次に、献血の基準がずいぶんとゆるくなった。

そもそも筆者が何年も献血していないのは数種類の薬を服用していると言う事がある。過去の記事を読んでいる人はお分かりかと思うが生理不順で低用量ピルを飲んでいるし花粉シーズンに入った為、抗アレルギー薬も飲んでいる。たまに生理痛による頭痛で痛み止めのロキソニンと胃薬も飲んでいる。便秘がちで時々便秘解消薬マグミットも服用している、と日々まあまあ薬漬けである。昔は確か「薬を服用している」と言うと「だめですねー」で終わりだったかと思う。

ところが、だ。知人が「低用量ピルなら大丈夫ってHPにあるよ」等と言うではないか。
さっそく調べてみた。ちなみに下記は
日本赤十字社の「よくあるご質問」から抜粋した。

Q:服薬していると献血はできないのでしょうか。
A:以下のお薬については、献血当日に服用されている場合でも、原則として献血にご協力いただけます。ただし、献血にご協力いただけるか否かの判断は、お薬の種類だけでなく、ご本人の体調、服薬目的、症状などを考慮して、検診医が最終的な判断を行いますので、ご理解ください。

①健康増進のためのサプリメント(ビタミン剤、ミネラル剤など)
※貧血治療中を除きます。

②胃腸薬
※感染性下痢症状がある場合を除きます。

③降圧薬
※血圧がほぼ正常域にコントロールされている場合。

④漢方薬
※肝疾患、感冒、ぜんそくなどのために服用されている場合を除きます。

⑤高脂血症治療薬
※一部の治療薬を除きます。

⑥アレルギー治療薬
※一部の治療薬を除きます。ぜんそくのために服用されている場合は症状により判断させていただきます。

⑦少量の女性ホルモン・避妊薬(ピル)
※更年期障害や月経困難症などの補充療法に服用されている場合は献血いただけますが、緊急ピルの場合は除きます。

⑧局所投与の薬物(点鼻薬、点眼薬、塗り薬、貼り薬)
※広範囲に使用されたり、感染症による場合を除きます。

⑨抗潰瘍薬
※潰瘍予防薬として服用された場合。

⑩緩下剤


なんとまあ。これによると恐らく筆者はクリアするではないか。


他、以前と変わった事は、
血液の比重を調べる方法は、腕から血液を注射器で採取する方法ではなく、指に特殊な機械を付けて血液を採る方法となり非常に簡単でほぼ痛くなく、楽になった事だ。



献血している最中は以前のようにただ寝ている事はなくなり、説明書を渡され、それに従って足をゆっくり動かすらしい。血液循環を良くするためだろうか。

また、献血を終えた後に血圧を測るように変わったらしい。知人の記憶では、以前は献血前に血圧を測り低血圧だったので断られた事もあったらしいが現在は前にせず、後に測る。
おそらく献血後の体調変化がないか見るのだと思うが、献血者にとっては安心につながると思う。


他には、献血後は用紙を3枚渡され、
1枚は献血全般に関する説明書、
1枚は献血の同意説明書、
最後の1枚はHIV検査目的で献血した人に「当日中にここに電話すればいいから!」と要は自首してね、というお願いの紙だった。その紙には血液の専用番号が書かれているから電話しても自分の氏名などを名乗る必要はないらしい。

と言うわけで、現在の献血はより献血者の健康と安全に気を使っていると感じた。また、粗品のサービスも昔より豪華になり大変うれしい!(地域差はあると思うので決して鵜呑みにはしないで下さい。筆者も知人の例はひじょーに恵まれたケースだと思っている)

献血が可能な健康状態で興味を持っている方、ボランティアを何かしてみたい方、自分にできる事で「良い事」をしてみたいと思っている方、ぜひ献血に挑戦してみてください!
筆者も久々にやってみようと思っています。
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