メルカリの歩き方。

メルカリで避けるべき配送方法『普通郵便』

今回は、メルカリで「これは避ける事必須」の支払い方法と配送方法をお伝えします。
一般ユーザー同士の相談＆解決場所、いわばyahoo知恵袋「メルカリボックス」には日々様々なトラブル報告がされていますが、とあるメルカリの支払い方法と配送方法は非常にトラブルが多く、毎週のようにユーザーから苦情や悲鳴が寄せられています。

まず、配送方法ですが一番トラブル報告が多いのが『普通郵便』。

具体的なトラブルとしては、
①郵便事故（確かに発送したのに配送途中で紛失され、購入相手に商品が届かない）
②出品者が送料を間違い、切手不足で購入者宛に届いて購入者が不足分を支払うはめになる
③万一取引でトラブルが起きた際に、普通郵便は相手に自分の住所氏名が知られているので恐怖に感じる相談者が多数

特に、①は現在の新型ウィルスが流行りだしてから非常にトラブルが増えました。
出勤する郵便局員の数が制限され人手不足なのか、郵便物の数が増えさばききれないのか分かりませんが、郵送途中の郵便事故は非常によく聞きます。
また、配達日数も現在は新型以前と違い非常に時間がかかっており、普通では届く予定なのにまだ届かない、と言う苦情も聞きます。

普通郵便は安い分、郵送途中で紛失があっても保証はありません。
また、宅配便のように追跡番号もついていない為、郵便局に問い合わせて『ない』と言われればそれまでです。現在どこにあるのかの推測もままなりません。

配送方法が普通郵便だと購入金額がぱっと見には安い為魅力的に思えますが、安いものは安いなりにリスクがあると言う事を心に留めておくべきです。

②もこれまたよく聞くトラブルです。
送料不足は一旦受け取り主が不足分を払う事になっていますので払わないといけません。その後、出品者とメルカリ運営にその旨連絡すればメルカリが出品者の売り上げ金額から購入者へ不足分の金額を移行されるそうですが、できればそんな面倒な事態は避けたいでしょう。

配送方法が最初からゆうゆうメルカリ便であれば、送料不足があった場合、一旦出品者に荷物が戻るようになっています。
らくらくメルカリ便ならばヤマト運輸が自動でサイズアップして購入者に届けてくれるそうです（その分の送料は購入者負担にはなりません）。
つまり普通郵便にするメリットはありません。

③円満に取引が終了すれば何の問題もないのですが、ひとたび取引でトラブルが起きた場合、自分の住所氏名を相手に知られている（自分も相手の住所氏名が分かっているのだが）事は悪用されないか不安に感じるものです。実際に悪質な相手の場合、『お前の家に行く』等と、脅迫まがいの事まで言われたりするそうです。

メルカリは相手の顔が見えないフリーマーケットです。いくら送料が安く済むとは言え、自分の個人情報を全く知らない相手に知らせる事はあまりにも無防備です。
物によっては普通郵便より送料が割高にはなりますが、メルカリが独自に設定している『匿名配送』の「ゆうゆうメルカリ便（郵便局）」か「らくらくメルカリ便（ヤマト運輸）」を選択すれば、出品者側と購入者側、両者ともお互いの住所氏名が公表されない匿名配送でやり取りする事ができます。

ちなみにゆうゆうとらくらくは追跡番号がつきますので品物が現在どこにあるのか追跡できますし、補償もあるので万一配達中に商品が傷つく事があれば一部補填してもらえる（詳細は分かりませんが、商品全額補償ではなく一部代金補填のようですが）サービスもあります。少々送料が高くなっても万一のトラブルを考えれば、匿名配送にした方が結果的に得なのです。

あなたが購入者側の場合、商品の配送方法が※『匿名配送：ゆうゆうメルカリ便またはらくらくメルカリ便』を選ぶといいでしょう。
※ここで一つ注意点ですが、購入の時点で『配送の方法：未定』の商品を選んでしまうと、購入後に出品者が匿名配送にしてくれても、あなたの住所氏名は相手に開示されるようになっています。なぜかは分かりません。メルカリ側のシステムが早く改善される事を願うばかりですが、現在はそういう仕様ですので、購入時は必ず商品画面をしっかり見て『配送の方法：匿名配送　ゆうゆうメルカリ便（又はらくらくメルカリ便）』を選んでください。

話が長くなってしまいましたので、次回に『避けるべき支払い方法』をお伝えします。

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