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メルカリで避けるべき支払い方法『着払い』
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支払い方法のトラブルは「メルカリボックス」を閲覧していると、圧倒的に『着払い』によるものが多いです。メルカリボックスを常に見ていると、平均して週に1度は着払いによるトラブル報告がされているように感じます。これほど多いのに何故いまだに着払いを選択する人が多いのか理解に苦しむのですが、出品者、購入者とも着払いのシステムを理解していないという事とと、送料が意外と高い事に気づいていない人が多すぎるのではないでしょうか。
まず、着払いは「代引き(代金引換の略称)」とは違います。
代金引換は、購入時に購入した商品の金額、代引き手数料、かかる場合は送料、の総額を宅配に来られた宅配業者の方にその場で現金で支払う事です。一方、着払いとは、送料を宅配業者の方に現金で支払う事です。
次に、着払いの送料ですが、郵便局を例えに出してみます。もちろん宅配業者によって金額は変わりますので、ここに記載した金額が絶対ではありません。ご注意ください。
例えば郵便局がやっている『ゆうパック』の場合、
一番小さい60サイズ(縦・横・高さの合計が60センチ以下)で出品者が東京、購入者が神奈川県に住んでいるとしましょう。
東京→神奈川県で着払い料金は870円です。
東京から大阪に送るとしましょうか。970円です。
北海道に送るとしましょう。1300円です。
想像以上に高いと思われましたか?そうです、着払いって高いんです。
メルカリでの商品の最低出品価格は300円ですが、商品が300円で安く買えた♪なんて思っていても、支払い方法が着払いなら送料の方が商品代金を軽く上回ってしまうのです。
着払いは、ぱっと見は販売価格が大変安い事が多く、魅力的に感じます。しかしそれはマジックなのです。送料を購入者側で負担するのですから、販売価格はその商品代金しかかかりません。安くて当たり前なのです。
ちなみに具体的なトラブル内容としては、
①購入者側:着払いと知らず購入してしまった。キャンセルしたいのだが。
②購入者側:(着払いで購入したが)送料が高すぎる。本当に合っているのか!?
③出品者側:着払い商品を購入してもらったが、(購入者が着払いを分かっていなかったようで)購入者が商品を受け取り拒否をし、自分のところに戻ってきてしまった。
以上が大変多いです。
まず①ですが、メルカリはフリーマーケットです。出品者もずぶの素人です。よって、支払い方法を間違えたからと言って、アマゾンのような一般の通販のように簡単にキャンセルはできないと考えてください。
メルカリでは購入者側の操作間違い、支払い方法間違い等々「購入者都合」での購入キャンセルは原則禁止されています。よしんばキャンセルできたとしても、ペナルティがつき、度重なるとメルカリが利用できないなんて事もあるそうです。購入は慎重にしないといけません。
また、購入時には購入画面を今一度確認しましょう。
特にチェックする項目は、購入金額は言わずもがなですが、
・『配送料の負担』が『送料込み(出品者負担)』となっているのか『着払い』となっているのか。『着払い』になっていたら送料は購入者の負担であり、商品到着時に購入者が現金支払いする、という事です。また、着払いの場合、発送元の地域にも気を付けましょう。出品者の住所があなたの住所からかなり遠方の場合、着払い料金は跳ね上がります。※
※メルカリボックスの報告でいくつか悪質なケースが上がっています。
出品者によっては、最初は『配送料の負担』を『送料込み(出品者負担)』にしているにも関わらず、購入者が購入する直前に『配送料の負担』を『着払い』にする、というものです。購入前に購入画面の写真を撮っておく、購入時画面をしっかり確認する、それでも着払いに変更されていた場合はメルカリ運営に連絡して助けてもらった方がいいでしょう。
②の場合は、着払いと分かっていて購入したのですから、残念ですが購入者側の勉強不足と言うしかありません。着払い料金はメルカリ画面上で表示されませんし、親切な出品者の場合は出品者側で着払い料金を調べて連絡してくれる場合もありますが、されない場合もありえます。自ら出品者に連絡を取り、どこの宅配業者を使うのか、どの場所から送るのか聞いて、自分でその宅配業者のHPを調べ着払い料金をチェックする他ありません。
③出品者側の責務として、着払いの商品はきちんと商品説明欄にも着払いである事を明記する事、購入されたら着払いで本当に良いのかの確認、また発送後は着払い料金を購入者に伝える義務があります。それらを怠ると、③のように着払いをよく分からずに購入した購入者が商品の受け取りを拒否するリスクがあるのです。ちなみに受け取り拒否された場合、商品は出品者に戻ってきますが、送料は出品者が支払う事になります。つまり、購入者の住所までの送料+送り返された出品者までの送料、このダブルがかかってくるので大変高額になります。
説明の手間、万一の受け取り拒否のリスクを考えると、出品者にとっても着払いは何のメリットもありません。止めた方が賢明です。
と言うわけで、着払いは出品者にとっても購入者にとってもハイリスクでしかありません。筆者は着払い商品を購入した事はありませんが、メルカリボックスのトラブルのあまりの多さに、今後も購入するつもりはありません。誰にとってもお勧めできない支払い方法ではないでしょうか。
ちなみに購入側として、着払いを避けるリスクとして、そもそも着払いの商品を購入しない選択肢が一番(同じ商品を元払い(出品者負担)の送料込みで販売されている出品者から買うのが安心です)なのですが、欲しい商品が着払い指定しているものしかない、という事もあるでしょう。その場合、購入前にコメント欄で出品者に元払いの送料込みに変更してくれないか聞いてみましょう。出品者によっては送料込みの価格に変更してくれます。その場合、配送料の負担は「送料込み(出品者負担)」、配送の方法は「匿名配送:ゆうゆうメルカリ便(又はらくらくメルカリ便)」にしてもらえればリスクはかなり抑えられるのではないかと思います。逆に言えば、それを提案して拒否してくる出品者の場合、送料計算の手間など非常に面倒くさがりな性質である事が考えられるので、万一トラブルが起こった場合、真摯に対応してもらえない可能性大です。避けた方がいいでしょう。
ここまでお読み頂いてメルカリを利用してみようかな、と思う方、会員登録の時に下記の招待コードを入力いただければメルカリで使えるポイントが、500円分もらえます!※メルカリのアプリから登録した方に限ります(メルカリのwebサイトからの登録は対象外なので気を付けて下さい)。
※筆者にもあなたにもお互いの個人情報は分かりませんのでご安心を。
招待コード:SPPDDC
まず、着払いは「代引き(代金引換の略称)」とは違います。
代金引換は、購入時に購入した商品の金額、代引き手数料、かかる場合は送料、の総額を宅配に来られた宅配業者の方にその場で現金で支払う事です。一方、着払いとは、送料を宅配業者の方に現金で支払う事です。
次に、着払いの送料ですが、郵便局を例えに出してみます。もちろん宅配業者によって金額は変わりますので、ここに記載した金額が絶対ではありません。ご注意ください。
例えば郵便局がやっている『ゆうパック』の場合、
一番小さい60サイズ(縦・横・高さの合計が60センチ以下)で出品者が東京、購入者が神奈川県に住んでいるとしましょう。
東京→神奈川県で着払い料金は870円です。
東京から大阪に送るとしましょうか。970円です。
北海道に送るとしましょう。1300円です。
想像以上に高いと思われましたか?そうです、着払いって高いんです。
メルカリでの商品の最低出品価格は300円ですが、商品が300円で安く買えた♪なんて思っていても、支払い方法が着払いなら送料の方が商品代金を軽く上回ってしまうのです。
着払いは、ぱっと見は販売価格が大変安い事が多く、魅力的に感じます。しかしそれはマジックなのです。送料を購入者側で負担するのですから、販売価格はその商品代金しかかかりません。安くて当たり前なのです。
ちなみに具体的なトラブル内容としては、
①購入者側:着払いと知らず購入してしまった。キャンセルしたいのだが。
②購入者側:(着払いで購入したが)送料が高すぎる。本当に合っているのか!?
③出品者側:着払い商品を購入してもらったが、(購入者が着払いを分かっていなかったようで)購入者が商品を受け取り拒否をし、自分のところに戻ってきてしまった。
以上が大変多いです。
まず①ですが、メルカリはフリーマーケットです。出品者もずぶの素人です。よって、支払い方法を間違えたからと言って、アマゾンのような一般の通販のように簡単にキャンセルはできないと考えてください。
メルカリでは購入者側の操作間違い、支払い方法間違い等々「購入者都合」での購入キャンセルは原則禁止されています。よしんばキャンセルできたとしても、ペナルティがつき、度重なるとメルカリが利用できないなんて事もあるそうです。購入は慎重にしないといけません。
また、購入時には購入画面を今一度確認しましょう。
特にチェックする項目は、購入金額は言わずもがなですが、
・『配送料の負担』が『送料込み(出品者負担)』となっているのか『着払い』となっているのか。『着払い』になっていたら送料は購入者の負担であり、商品到着時に購入者が現金支払いする、という事です。また、着払いの場合、発送元の地域にも気を付けましょう。出品者の住所があなたの住所からかなり遠方の場合、着払い料金は跳ね上がります。※
※メルカリボックスの報告でいくつか悪質なケースが上がっています。
出品者によっては、最初は『配送料の負担』を『送料込み(出品者負担)』にしているにも関わらず、購入者が購入する直前に『配送料の負担』を『着払い』にする、というものです。購入前に購入画面の写真を撮っておく、購入時画面をしっかり確認する、それでも着払いに変更されていた場合はメルカリ運営に連絡して助けてもらった方がいいでしょう。
②の場合は、着払いと分かっていて購入したのですから、残念ですが購入者側の勉強不足と言うしかありません。着払い料金はメルカリ画面上で表示されませんし、親切な出品者の場合は出品者側で着払い料金を調べて連絡してくれる場合もありますが、されない場合もありえます。自ら出品者に連絡を取り、どこの宅配業者を使うのか、どの場所から送るのか聞いて、自分でその宅配業者のHPを調べ着払い料金をチェックする他ありません。
③出品者側の責務として、着払いの商品はきちんと商品説明欄にも着払いである事を明記する事、購入されたら着払いで本当に良いのかの確認、また発送後は着払い料金を購入者に伝える義務があります。それらを怠ると、③のように着払いをよく分からずに購入した購入者が商品の受け取りを拒否するリスクがあるのです。ちなみに受け取り拒否された場合、商品は出品者に戻ってきますが、送料は出品者が支払う事になります。つまり、購入者の住所までの送料+送り返された出品者までの送料、このダブルがかかってくるので大変高額になります。
説明の手間、万一の受け取り拒否のリスクを考えると、出品者にとっても着払いは何のメリットもありません。止めた方が賢明です。
と言うわけで、着払いは出品者にとっても購入者にとってもハイリスクでしかありません。筆者は着払い商品を購入した事はありませんが、メルカリボックスのトラブルのあまりの多さに、今後も購入するつもりはありません。誰にとってもお勧めできない支払い方法ではないでしょうか。
ちなみに購入側として、着払いを避けるリスクとして、そもそも着払いの商品を購入しない選択肢が一番(同じ商品を元払い(出品者負担)の送料込みで販売されている出品者から買うのが安心です)なのですが、欲しい商品が着払い指定しているものしかない、という事もあるでしょう。その場合、購入前にコメント欄で出品者に元払いの送料込みに変更してくれないか聞いてみましょう。出品者によっては送料込みの価格に変更してくれます。その場合、配送料の負担は「送料込み(出品者負担)」、配送の方法は「匿名配送:ゆうゆうメルカリ便(又はらくらくメルカリ便)」にしてもらえればリスクはかなり抑えられるのではないかと思います。逆に言えば、それを提案して拒否してくる出品者の場合、送料計算の手間など非常に面倒くさがりな性質である事が考えられるので、万一トラブルが起こった場合、真摯に対応してもらえない可能性大です。避けた方がいいでしょう。
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