朝起きたら、ギルドが崩壊してたんですけど?――捨てられギルドの再建物語

六倍酢

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第七章

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 アドラーは、名付け子でもあるブランカの弱点を知っていて、伝えたこともあった。

 小さな体に無限のパワーと将来性を秘める幼生は、力を発揮するのに時間がかかる。

 ため、と言ってもよい。
 せーのと勢いを付けないと大きな力が出せない。

 そこが完成された体に経験を詰め込んだアドラーやダルタスとは違う。

「それに……ギヨームと言ったか、この貴族の公子もそれなりの物だ」

 推測するに、熟練の冒険者であるミュスレアやギムレットと同格程度の実力はある。
 大きな体に太い腕を持ち、自らの力を数倍に引き上げる強化魔法も使っていた。

 このクラスの魔法は世間一般には滅多になく、王族や有力貴族の血脈に伝わる能力。
 今のブランカでは、簡単に引き剥がすとはいかない。

 ならば、アドラーが取るべき道は一つ。

「お、お願いします! 二人を放してください、何でも答えますし、何ならわたしが身代わりに!」

 ブランカの怒りが頂点を超えていると、保護者には分かる。

 あとほんの数千年もすれば、並ぶものなき存在に成長する祖竜もまだ幼い。
 今はまだ、人の持つ金属の武器で傷ついてしまう。

 大声で情けない声を出し、愛想笑いを浮かべ腰を折るアドラーに、ギヨームも周りの騎乗した者も警戒を解きかけた。
 だが魔術師が警告する。

「いけません、シャルクシアン様。あやつ、只者ではありません。決して近づけぬように」

「ちっ」と、アドラーは顔と音に出さずに舌打ちする。
 魔法使いというのは、常に慎重で疑り深い。

 敵に一人居るだけでも厄介な魔術師が、五人も従っていた。
 貴族の御曹司のお守りには充分な人数である。

「そんなに危険な男には見えぬがなあ」

 馬に乗った貴族の子弟が、アドラーとミュスレアを見ながら言った。
 どちらかと言えば、ミュスレアの方に興味がある目つきをしていた。

 ”太陽を掴む鷲”の団員の誰もが確信している、何とかして近づくことさえ出来れば、ギヨームがどれほどの使い手で魔術師が五人いようとも、うちの団長が必ず勝つと。
 ただ一人、怒りに我を忘れそうなブランカを除いて。

「ブランカ!」
 ミュスレアが鋭く、そして優しく末の妹に呼びかけた。

 血まみれで倒れたボスと、殴られたキャルルを交互に見ていたブランカは、火を吹くような目つきでミュスレアを睨んでからようやく落ち着いた。

 何時もの通り、みんなの長女がにっこり笑いかけていた。

「ふうー。お前ら覚えとけ、これ以上傷つけたら国ごと焼き尽くしてやる」
 ブランカは虚勢ではない脅し文句を言って大人しくなった。

 余計な一言を付け加えた竜の子にアドラーは肝を冷やしたが、少し時間を稼ぐ気になった。
 何故なら、周りの魔力の流れが変わり始めていたから……。


「あのーもうご存知かと思いますので言いますが、第三軍団と第四軍団を壊滅させたのは私です」

「な、なんだと!?」
 ギヨームを始め、二十人の敵が全て驚く。

「あれ? お気付きでない? ならもう一つ、将軍のドラクロワとやらを殺したのも俺だ」

 敵の目が全てアドラーに注ぐ。
 この連中は、大軍ひしめき弾丸飛び交う戦場では期待されて居ないが、身分と立場は高い。

 サイアミーズ軍の兵士は知らぬ、二個軍団の壊滅と遺跡の喪失、そしてドラクロワ上将の戦死まで知っていた。

「俺を連れて戻れば、さぞかし喜ぶだろうなあ。ところで、お前らの総司令官は誰だ? 平民出身の優秀な軍人なんだろ?」

 アドラーは、意味なく自らの戦果を誇ったわけではない。

 目の前の愚連隊が望むのは、自由でも戦いでもなく名誉で――誰もが流石は貴い家に生まれた方々だと――褒めてくれる戦果だと見抜いていた。
 でなければ、わざわざ追って来たりしない。

 こんなチープな手で「お前ちょっとこっちに来て捕まれ」と言ってくれれば儲けもの。
 挑発に乗ってこなくとも、アドラーは仲間達を信頼していた。


 ダルタスは、敵の魔弾杖からマレフィカとリューリアと黒猫を守っていた。

 一度は強引に殴りこもうと思ったが、やめた。
 後ろに隠れてマレフィカが魔法を使い始めたから。

 今は両手で斧の重みとバランスを確かめながら、何発と撃ち込まれようが立ち続け盾となることが役目だと認識していた。

 そして最初に魔法を使ったのは、リューリア。
 弾丸に倒れた三頭のユニコーンを救おうとすぐに動いた。

「お願い、女神パナシアさま……」
 しかし幾ら祈っても、遠すぎて治癒魔法は届かないし、この場で歌うわけにもいかない。

 だが自分の役割を果たそうと祈る次女の姿は、紅瞳黒髪を持つ血統の魔女を混乱から呼び戻した。

 マレフィカは基本的に補助役で戦いは好きではない。
 攻撃されるなどほとんど初めてで、自動展開する物理防壁と、ダルタスが拾ってくれれば命も危なかった。

 大きく一息ついたマレフィカは頭を整理して、駆け出しのヒーラーにはっきりと指示を出す。

「リューリア、歌いなさい。私がユニコーンまで届けてあげる。ギリギリまで波長を落とし、人の耳には聞こえず敏感な馬には聞こえるようにね」

「けど、マレフィカには……!」

 他にすべきことがあると、リューリアは言おうとしたが、魔女は何時ものちょっと引きつった笑顔を見せる。

「私を誰だと思ってるの? あんたの手伝いをしながらだって余裕だよー。それに魔法で隠れた奴らの接近に気付かなかったのは、私のミスだ」

 マレフィカは、同時に七つの魔法陣を自分の周りに生み出した。

「えっ、嘘でしょ。そんなこと出来るの?」
「私には出来るんだなー。さあ、自分のやることに集中しな」

 アドラーは、二つの強化魔法を使いながら、隠蔽魔法か単純な攻撃魔法が使える。
 これでも破格の並列展開能力であるが、血統の魔女が本気を出せばそんなものではない……!
 ただし滅多に本気は出さないが。


 サイアミーズ国の貴族の子弟は沸き立った。
「お、大物だ!」
「こいつの首を持ち帰れば……!」
「誰もが我等を見直すこと必定!」

 だがまだ、ギヨームだけが歓喜に混ざらなかった。

「……貴様にそれほどの力があるのか?」
 捕らえたブランカの動きにも用心しながら問いかける。

「もちろんだ。俺はこの大陸の生まれでね、色々と詳しいし友人もいる。そして今は、ライデンの名門冒険者ギルド”太陽を掴む鷲”の団長だ」

「ライデンだと!」
 幾人かが叫ぶ。

 ミケドニア帝国北部の中心都市、商業と冒険者で栄える帝国自由都市ライデンの名は、貴族教育を受けた者なら知っている。

 魔術師がギヨームに囁いて補強した。
「シャルクシアン様、太陽を掴む鷲という名のギルドはございます。それも最近は、情報機関に名前があがってくるギルドです」

「ふふん、俺たちも有名になったものだな」
 ちょっとだけアドラーは喜んだ。

 時間稼ぎとはいえ、ここまで教えたアドラーは、もう目の前の連中を無事に返すつもりはない。
 背中に従えたミュスレアと少しずつ距離を詰め、あと五歩で捕まった二人に絶対防壁ファランクスが届く距離に来ていた。

「おっと、近づくな」
 ギヨームが首を締め付けたブランカを引きずって一歩下がる。

「おいおい、そんなに警戒するなよ。こんな好機、滅多にないぞ?」

 アドラーが腰の剣を引き抜いて投げ捨て、二歩近づく。
 ギヨーム以外の貴族の子弟は、今にも飛びかかる勢い。

「もう一つ教えてやろう。北の空を見ろ、あの黒いのは雲ではない。大量の魔物がこっちへ向かってきている」

 さらに敵は動揺する。
 魔法で遠方を確かめた魔術師が、乾いた声を出した。

「す、凄い数の何かが……蠢いています!」

 ギヨームが魔術師に指示を出す、本陣に伝えよと。
 天敵ナフーヌの群れは、もう見えるところまで来ていた。

 ざわつく連中を尻目に、アドラーは仲間の動きを把握していた。

 直ぐ後ろにはミュスレアが続き、ダルタスは離れた場所から斧を投げるタイミングを測り、マレフィカが魔法戦を制しつつあると。

 一人の魔術師が、手元の水晶を見て叫ぶ。
「なんだっ!? 連絡球が繋がらない!」

 本陣と通信しようとして失敗していた。

「何時の間に!? シャルクシアン様、こやつら!!」

 他の魔術師も慌てだし、大きな隙が生まれた。
 彼らは、アドラー達が魔法を使わぬように監視しているつもりだった。

 ヒト族の力には限界があるが、魔法で限界を超える。
 神と魔物が住む世界で、そうやって生き延びてきた。

 だが監視の目は、マレフィカがとっくに排除していた。
 しかも連絡球を不通にして、五人の魔術師の魔法発動も妨害にかかる。

 このタイミングで、アドラーは自分が盾になり、ミュスレアと共に一挙に距離を詰めるつもり。
 もちろん既に最大の強化をまとっていた――が。

「ボス! やめろ!!」と、ブランカが叫ぶ。

 アドラーよりも先に一頭だけ動く。
 ユニコーンのボスが、リューリアの治癒を受けて目を覚ましていた。

 賢く気高く女好きなユニコーンは、巨大な体をふるってまずキャルルを捕らえていた者を角で貫いた。

「撃てっ!」と命令がかかり、魔弾杖から弾が飛ぶがボスは避けることなく受けとめる。

 そして自由になったキャルルは、ボスの陰にかくれながら、団で唯一自分より年下の元へと走る。

「ブランカを放せ!」
 バスティに貰った加速魔法と、アドラーと同系統の自己強化を使っての体当たり。

 半歩揺らいだギヨームが、腕の中の少女を諦めて、突進してきた少年に狙いを定める。

 キャルルは、初めて時が遅れる感覚を味わった。

 剣を振り下ろそうとする男は、己よりもずっと格上。
 自分の力では受け止めるなど不可能で、左右のどちらに逃げても刃圏からは出られない。
 そしてこの距離で外してくれる相手ではないと悟る。

 だが少年は、身動き取れずとも目はつぶらなかった。

「兄ちゃん!」と、声には出ないが心で叫ぶ。

 何時も見ている頼りになる背中が、キャルルの前にあった。

「キャル、よく頑張ったな」
 アドラー両腕を交差させて、落ちてくる剣を受け止めた。
 九倍に強化された防御力でも、刃が腕に食い込んで血が吹き出した。

「くそっ! 踏み潰せ!」
 致命傷に至らずと理解したギヨームが、騎兵に指示を出す。

 鉄のスパイクを履き、1トンを超える体重を乗せた馬の前足がアドラーとキャルルに襲いかかる。

 アドラーはくるっと一回転すると、キャルルを胸元に庇って丸くなった。
 馬の前足が、何度もアドラーの背中と頭を叩く。

 どの一撃も即死する威力があり、ギヨームも一瞬だけ勝利を確信した――が。

 ――アドラーの頭に最初の蹄が落ちた直後、魔法由来でない光が地上に生まれていた。
 光はすぐに実体に変わり、ギヨームと付き添う魔術師を弾き飛ばした。

 アドラーを踏みつけていた馬の乗り手が、白く長い尻尾に襲われて数百メートル先まで飛んで落ちた。

「がおー!」とは違う、偉大な咆哮が鳴り響く。

 その声は容赦がなく、貴族連中どころか太陽と鷲の面々までも動きを止める中で、白く美しく巨大な竜が、心配そうにアドラーとキャルルに顔を寄せていた。
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