やさぐれモードの私はもふもふ旦那様を溺愛中

ろいず

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2章

秋の夜更けに ※R18

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 秋が少し深まり始めた夜遅く、ベッドで一人で寝ていた私の上に何かの気配があり、目を覚ますとイクシオンが目を銀色に光らせていた。
イクシオンの目が銀色に光っている時は、感情が大きく動いた時で、この銀色に光る目というのは王の証拠らしい。以前、お祖父ちゃんがイクシオンを『次男ではなく、王か』と判断できたのも、目が光ったからだった。
王族でも、王にしか現れないもので、他の国の王も同じように目に王の印を宿しているんだとか何とか。

 __しかし、今なぜ、目を光らせているのか?
なにか、感情が揺さぶられる様な事でもあったのだろうか?

「イクス、どうし……んっ!」

 荒々しい貪るような口づけに、小さく歯が当たってカチッと音がした。
押し込まれた舌に口の中を舐められて、フルッと震えると、唾液の絡む音がちゅくとして恥ずかしさに身をよじれば、より深く舌が口腔を貪っていく。

「ん……っ、イ、クス、んっはぁ、んっ」

 唇を重ねられながら、寝着に着ていたガウンの紐が解かれて、その下に着ていたシルクのキャミソールとホットパンツを、上から手で弄られていく。
 今日は帰ってこないと思ってたから、ブラはしてなかったのがあだとなったのか、キャミソール越しでも胸の蕾が起ち上がった事がわかる様に、キャミソールの布地が小さく持ちあがる。

 キャミソールの上から胸の蕾を指で弄られて、「んぅっ」とくぐもった声を出せば、コロコロと指で反応を促す様に蕾を転がされて、恥ずかしさに頬は熱を帯びていくし、口の中も熱い。

「んぁ、はぁ、はぁ、ん……、はぁ」

 唇が離れて、呼吸を荒く繰り返しているとキャミソール越しに、イクシオンが乳首を口に含んできた。
ジワリとキャミソールが濡れて、生暖かい唾液と口の中、直接含まれていない分、布越しに感じるいつもと違った感覚に、首を振るとヂュッと強く吸われて、ビクッと身体が揺れる。

「イクス、どうしたの? 何か、あった?」
「今日は、少しだけ付き合ってくれ__戦闘で、興奮が収まらないんだ」

 そういえば、お仕事で出掛けて興奮が収まらない時は、いつもこんな感じだっけ?
まぁ、夜中にいきなりは初めてで驚いたけど……

「お仕事、お疲れさま。うん……、少しビックリしたけど、いいよ……きて」
「ありがとう、リト」

 軍人の奥さんの務めだしね。
それに、ここ数日は帰って来てなかったから、忙しいのだろうとは思っていたし、私だってイクシオンに会えなかったのは寂しかった。
 でも、お腹に当たる硬いのは、ちょっと臨戦態勢がヤバくないかな?

「あの、イクス……きゃあっ」

 ホットパンツとパンツが一緒に引き下ろされて、声を上げれば、足を持ち上げられてホットパンツとパンツは床に落とされた。
イクシオンの薄紫色の瞳が銀色に光ったままで、このままでは突っ込まれる!? と、少しばかり焦って、ベッドにずり上がろうとして、足を引っ張られて戻された。

 カチャカチャと、ベルトを外す音がしてやけに耳にしっかりと聞こえてしまう。
ううっ、エッチは結構してるはずなのに、何度体を重ねても胸がドキドキして恥ずかしさとかは全然薄れてくれない。

「リト……、おいで」
「……はい」

 私のチキン~ッ!! ここは大人の魅力の技の一つでも出して、前戯はちゃんとしてもらうべきだと思うのに、自分から前戯のおねだりなんて出来ない……
それに、ズボンの中からコンニチハしているイクシオンの息子さんが完全にやる気だから、多分、私に拒否権は無さそう。
 なるべく痛くない様に自分の足をM字に大きく開くと、イクシオンの指がぬぷっと侵入してきた。

「あっんっ!」
「既に、ぬるぬるだな。キスだけで気持ち良かった? それとも胸かな?」
「わか、ないょ……恥ずかしい、から、ひゃんっ!」

 首を振って言葉責めを否定すれば、指が増やされて左右に開いては、穴の中をゆっくり掻き混ぜる様に水音を立てて動かしていく。
前戯は一応してくれる余裕がある事にホッとはしたけど、やっぱりこの大股開かされるのは恥ずかしい。

「リトのここがヒクついてる。オレに挿入れられるのを期待して、待ってる?」
「あぅ、わかんない、から、はぁ、んっ、そういう、恥ずかしい事、言っちゃだめ、あっ、んっ」
「下の口は指を咥えて、ヨダレを垂らしてるのに、上は正直じゃないな」

 三本目の指が入って、ギュウギュウいっぱいの密口が悲鳴を上げる。

「んっんーっ」
「今日はオレも余裕が無いから、リトにはイッてもらって、よく濡らしておいてもらおうか」
「やっんーっ、そこ、は、だめ……ひぅぅっ」

 イクシオンの指がクチュクチュとバラバラに動きながら、親指が花芯をぐるぐると指の腹で撫でまわす。
ピリピリとした快感が、花芯にだけ集まる様に、息が乱れて追いつめられていく。
親指と指三本に責められて、私は脳芯がスパークして目の前に花火が出てしまう様に、一気に昇りつめさせられて、嬌声を上げて果てさせられた。
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